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ハワイATMと現金両替
ワイキキ クレジットカードキャッシング利用実録
現金両替と海外カードキャッシング比較 どちらが得か
ワイキキビーチ
◆2012年4月10日(火) ハワイATM 前へ 次へ |
先日のハワイ滞在で利用したATMキャッシングのクレジットカード会社からの請求が来た。
今回の7泊9日ハワイ滞在で、私は日本円の両替は一度もせず。前回の旅のあまり144$の米ドルとATMキャッシングで済ます。持って行った2万円は最後まで財布に眠ったままだった。米国なので現地のコンビニ「ABC」で缶コーラ買うにもクレジットカード払いができるので買い物はほとんどクレジットカードを使った。
とはいえ弁当屋やバス代、レンタルサーフボード代には現金が必要なのでそのための小額米ドルは必要だった。 |
2012年3月1日現金レート 今回私が利用したATM |
そのために必要な現地通貨はいつものように現地のATMを使ってクレジットカードキャッシングで調達した。上の写真のように同じ時期の現金両替レートもチェックしておいたので、今回、海外ATMキャッシングと現金両替はどちらが得なのか比較ができる。 |
ハワイでの両替とキャッシングの比較 2012年
ATM利用場所 |
引出額 |
請求額(金利含) |
内金利分 |
3/1 ワイキキ両替 現金 |
100US$ |
8,312円 |
0円 |
3/3 ワイキキATM キャッシング |
100US$ |
8,281円 |
136円 |
結局今回のハワイ滞在でATMから引き出した金額は帰国2日前の100$だけだった。
ワイキキビーチ500mほど沖で波が立つ。 |
そして「現金両替よりもATMキャッシングのほうが得」という結果になった。これはクレジットカード会社の金利やATM手数料込みで比較をした結果。
上の表のようにカード会社の金利込みでもクレジットカードキャッシングのほうが100$替えて31円得という結果になる。金利除いた換算レートは8,145円だった。閉め日から遠い3月3日にキャッシングをし、今回のカードは年金利18%なので日割り金利は取られているほうだ。
キャッシングの時に承諾画面がでてきた2.75$のATM手数料はひかれることなくカード会社の金利のみ加算。この手数料表示はATMや銀行によって変わる。場所によっては1.75$のところもあった。
ATM手数料は銀行系の国際キャッシュカードやデビットカードなど銀行側の事情で取られるカードもあるらしい。 |
上の結果でもATM手数料をとられるなら現金両替のほうが得になる。今回は私の場合ということでの報告。私のカードはプロパークレジットカードでマスター提携のもの。 |
いつもの15%金利のVISA提携カードが事情で使えなかったので今回は予備のほうを使った。ハワイのATM画面はインドやアフリカのATMと違って案内は日本語表示されていた。
またハワイのATMはインドやカンボジアであるようなカードを飲み込むタイプでなく、一瞬差し込んで抜き取るタイプなのでカードが出てこなくなる危惧もない。
アフリカで取られなかったATM手数料はハワイでも取られないというごく当たり前の結果になる。 |
ATMでキャッシングをしたほうが得になるなら現地で両替をする意味がない。多額の現金を持たずに旅ができるのもいらぬトラブルに巻き込まれる可能性を減らす。 |
ワイキキ
5年ほど前から私は海外渡航の際に多額の現金を持たなくなった。2ヶ月ほどの旅の場合、日本出国時に財布の中身は2万円。実際はその2万円の半分しか使わない。現地のATMは両替を不要にする。この現金を持たないスタイルで旅をして深刻なトラブルになったことも今のところはない。
帰国した後のその国の通貨はただの紙切れで使い道がない。再両替できる通貨は限られてもいる。私の行く国の通貨は日本で両替できない場合がほとんど。 |
次の訪問に備えて取っておくも出番がなく自宅で眠ったままの現地通貨は多い。中南米の通貨はもう何年も出番がないまま。お金なので捨てるわけにも行かないし。両替が少なくてすむことはそういう無駄も減らしてくれる。 |
旅行者側から見た場合、今後も海外ATM利用をするかどうかの判定の基準はきわめてシンプル。ATMのキャッシングが現金両替よりも得になるかどうか。それも見かけ上のレートでなく最終的なカード会社からの請求額と比較して。
その選択分岐の焦点となるのがやはり現地ATM手数料だった。今回私の利用で手数料上乗せ請求はなかったが、仮に2.75$の手数料上乗せがあったなら私は今後海外ATMは利用することはない。多少面倒でも現金両替を選択する。 |
クヒオ通りのお弁当屋さんのメニュー。2.9$からある。 |
利用されないカードは廃れる。大手の国際キャッシュカード撤退は故あってのことなのだろう。話は違うがアフリカからでもATM手数料は請求されないのに、都内目黒区の駅前の銀行ATMから電車で30分で行ける同じ銀行の支店に振り込むのに手数料420円が必要なことが私はとても不思議に思う。 |
ワイキキビーチ ロイヤルハワイアン前
Booking.com
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はみ出し情報 |
- ハワイ、ワイキキでのクレジットカードキャッシングによるATM利用はカード会社の金利含めても現金両替よりも得になるという結果に。
- アフリカやインドのATM情報というような誰も必要としていないネタよりはハワイATMのほうが旅行者のためになりそう。しかし現金両替との差額は100ドル替えて数十円なのでありがたみはいまいち。差額より現金を持たずにすむことのほうがメリット大きい。
- 今回もハワイATMででてきたATM手数料承諾画面。そこで「承諾する」を選択しているのに、実際の請求では無視されて加算はされていなかった。私の利用したATMでは2.75$の手数料となっていたのでこれが加算されるならATMより現金両替のほうが得になる。クレジットカードでなく、銀行系の国際キャッシュカード利用の場合は注意。
- 各国ホテルページのリンク切れを機会にページを作り直す。最近流行の方法で作るもソースでいじらないと画面が崩れるので作るのに時間がかかる。
- クレカと国際キャッシュカードのATM手数料についてのコラムはこちらへ。
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私が使ったATMは
この通りの右にある銀行
ハワイATMは日本語表示
このATMは2.25$手数料。1.75$や2.75$のATMもあった。ATM手数料は銀行系カードで加算されるようだ。 |
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