
エアアジアを快適に利用するコツは2点。①携行荷物を極力減らす ②空港に遅刻しない。
エアアジアX国際線ネット予約を利用者目線でわかりやすく解説
 
     
          2019年9月6日(金)更新
          
          LCC(格安航空会社)利用に当たって、自分がLCCに向いているかどうかの事前判断基準は2点。航空会社の自己満足サービスはどうでもいいので、安く早く目的地に行きたいと考えているか。そしてもう1点はパソコンやスマホでインターネットの世界になじんでいるかどうか。
          
          この2点に「はい」と答える方なら、その方はたぶんLCCフライトに向いている。
          
          エアアジアの航空券は店頭での対面予約や電話受付はなく、ネットで自分で予約、搭乗券プリントまで自分でやる。エアアジアのホームページへ行って画面で案内されるとおりに進んでいけば希望のチケットは確保できる。なので「パソコンやスマホが苦手」「ネットショッピングをしたことがない」というような場合はLCCはむかない。
          
          普段ネットで買い物をカード払いでする方なら、エアアジアの予約はおそらく滞りなくすむ。言い換えるとインターネットにつながったパソコン(スマホ可)があって、決済可能なクレジットカード(デビットでも可)があればエアアジアの予約は誰にでも簡単にできる。実際の支払いはコンビニ払い等できるので、クレカなくても利用できないわけではないが、機内食や荷物の追加がカード払いしか受け付けていないなどのその後の若干の面倒あり。パソコン環境にプリンターはあった方がいいが、なくても予約自体はできる。その場合の搭乗券は当日空港のカウンターでもらえる。


エアアジアを利用するに当たって事前に知っておくべきこと2点。知れ渡っているので今さらという感じだが、念のため再確認をしておいた方が精神衛生上いい。
          
          1、座席指定、預け荷物や水、機内食、毛布が有料(別料金)
          2、乗り遅れたらチケット無効で買いなおし 
          
          

 
          国際線チェックインカウンターはフライト3時間前から1時間前まで開くのでその間に搭乗前チェックが必要。預ける荷物がある場合は特にこの時間厳守。カウンターがしまれば荷物を預けることはできなくなり搭乗できなくなる。今はエアアジアにも出発2時間前まで、2回まで予約変更可の割高チケット「プレミアムフレックス」があるが、基本プロモや通常席など安い航空券にその融通はない。遅刻で乗り遅れた場合、そのチケットは無効になり、次の便があってもその便に乗るにはチケット買いなおさなければならない。さらにフライト当日の直前確保なので席があっても買いなおしチケットは高くなる傾向あり。
          
          例えば激安プロモ確保してウキウキで空港に行っても、空港までの渋滞で遅刻しその便を逃すとその激安搭乗券はパア。どうしても目的地に行かねばならない場合、後続便確保は他社便と変わらない料金でのチケット買いなおしになる。この条件はネット予約の際の約款にも明記されているのでごねても情けは受けられず。回避方法はただ単に空港に遅刻しなければいいというだけなので利用者側にその事前の配慮が必要。
          
          以上のことからエアアジア利用時に推奨される点は2点。①携行荷物を極力減らす。②空港に遅刻しない。この2点をクリアできれば快適なエアアジア国際線利用が可能になる。

 
          エアアジアネット予約時には以下の情報を前もって準備する。
          
          ①クレジットカード番号と有効期限、CID番号
          ②クレジットカード、ネット支払い時のIDとパスワード
          
          2019年現在、エアアジア公式サイトではクレジットカード情報の登録機能があるのでそこに登録してある場合には①(CID以外)は不要。クレジットカード登録にはエアアジア会員登録(初回予約時に拒否しなければ自動的に作られる)が必要。
          
          予約ページでの進み方は以下の通り
          1.フライト検索 → 2.フライト選択 → 3.オプション→ 4.ゲスト情報→ 5.お支払
          
          この上の「4.ゲスト情報」までは支払い手続きの前段階なので何回繰り返そうと支払いは発生しない。しかし「5.お支払」で、カード決済完了すると後戻りリセットはできなくなる。クレカ情報入れて支払いクリックする時はその覚悟で。

 
          
          エアアジアの予約画面には席を確保した状態での予約に制限時間がある。あまりゆっくり入力していると右のポップアップが出てセッションタイムアウト(時間切れ)を警告してくる。右の画面はあと31秒で時間切れの表示。
          
          
          この画面が出たら赤い「更新」を押せば元の入力途中画面に戻る。何もしないで時間切れになると下の画面が出て確保していた予約はキャンセルされる。タイムアウト後「やり直す」をクリックすると最初のフライト選択画面に戻るのでそこからやり直しになる。

タイムアウト時間は計ってないがたぶん10分くらい。切れる前に上の警告画面が出る。ただタイムアウト前で「更新」を押し続ける限りセッション切れにはならない。初めてで住所入力等に手間取ったり、約款や追加サービスの内容を細かく読み込んだり、機内食や座席指定に戸惑っているうちに時間食う。
          
          なので初回の場合、予約本番前に約款を読んでおくとか、会員登録して住所等入力しておくとか事前にしておいたほうがいい。また追加支払いできるクレカ払いの場合、予約本番時には余計な追加サービス求めないで、どんどん先に進んだ方が面倒が少ない。優先されるべきは機内食でなく席の確保。機内食など追加サービスは予約確定後に後からでもできる。
          
          セッション切れすると問答無用で確保していた席は手放さなければならない。激安プロモ席の場合、再度検索時にはなくなっている場合もあるので注意。

エアアジアの予約ページを開く
          
          トップページ左側の検索窓で出発地と行き先と希望の日にちを入れて検索をする。出発地の空白欄をクリックで日本の主要空港が候補の上位に現れるのでそこに該当空港があればそれを選択。福岡や外国の空港発の場合はスリーレターコードの最初の1~2文字を半角入力(大文字小文字どちらでも可)すると候補空港が上位表示される。例えば福岡の場合、スリーレターコードは「FUK」なので「fu」と入力すれば「福岡」が上位に現れる。


 
          





 
 
 
   
   
  

 
  
 

 
  
          次へ進むと支払いページ(画像右)になる。VISA、Master、JCBで支払いができる。指定の欄にクレジットカード番号、有効期限を入れる。CID
          Numberはカードの裏の署名欄に書いてある3~4桁の番号。通常16桁のカードナンバーの最後の4桁の後に続けて書いてある。
          
          ここから先はカード番号入力してクリックをすると支払いが生じるので、ここでの入力やクリックはお金を渡すことに等しい。
          
          いったん決済後、客都合のフライトキャンセル払い戻しはできない。これは乗り遅れるとその航空券代はパアになるということでもある。変更はプレミアムフレックス選択の場合は2回まで可。フライト変更はネット上で可。変更がウェブで自力解決しない場合はコールセンターへ電話か、メールフォームで問い合わせということになる。
          
          また台風欠航やエアアジア側の都合でなど、利用客の責任でないフライトキャンセルが起こった場合は、クレジットカード経由での払い戻しや無料で代替便への変更ができる。払い戻しの場合は払い戻しされるまで、若干時間がかかる。

 私が18年7月10日に確保したエアアジアホノルルプロモ。よく見ると運賃片道5000円となっている。ハワイに片道5,000円は強烈だ。いつも取られるクレカ手数料はなぜか今回0円だった。
私が18年7月10日に確保したエアアジアホノルルプロモ。よく見ると運賃片道5000円となっている。ハワイに片道5,000円は強烈だ。いつも取られるクレカ手数料はなぜか今回0円だった。 びー旅エアアジアネット予約解説の初回公開はまだ日本に就航する6年前の2006年12月16日。当時は本家サイトに日本語ページなく使い勝手も今よりずっと悪く、日本人で利用する旅行者も少なかった。その時私はエアアジアが日本にやってくるとは全く思っていなかった。
 びー旅エアアジアネット予約解説の初回公開はまだ日本に就航する6年前の2006年12月16日。当時は本家サイトに日本語ページなく使い勝手も今よりずっと悪く、日本人で利用する旅行者も少なかった。その時私はエアアジアが日本にやってくるとは全く思っていなかった。
         ミゼットにエアアジア広告
ミゼットにエアアジア広告 エアアジア福岡KL就航
エアアジア福岡KL就航
 klia2で
klia2で クアラルンプール
クアラルンプール 
        エアアジア機内には弁当持ち込み禁止、お菓子は持込可だが食べたらだめ。しかしアジア線では市内のコンビニで買ったポテチを持ち込んで食べていた。1時間ならともかく7時間フライトで持ち込んだ食いもん食えないのは非人道的。機内販売で買えばいいだけなんだけど。
 
        この激まずナシレマ900円は反則だ。アジア線では250円なのに… と書いていたら12年5月に500円に値下げした。2018年12月現在は事前予約で600円。
 
        エアアジア機内3席独占で寝転がる。専門用語でスーパーファーストクラスという。最近の成田ドンムアン線のような混雑路線ではまず遭遇しない。
 海外では店頭対面予約もできる
海外では店頭対面予約もできる 
        複数人数指定しての予約もできる。複数予約の場合、有料の座席指定しないと隣同士になるとは限らないので注意。
 
        スカイライナー 6時半~22時 20分毎 京成上野~空港第2 41分 2400円
        成田空港鉄道情報はこちらへ
 
        結構快適 平和交通バス1,000円 東京駅八重洲口~成田空港行き 所要55分 本数が少ないのが難 成田空港へ格安バスで行く方法
        
        京成東京シャトル乗車実録
 ヤンゴン チケット売り場
ヤンゴン チケット売り場 アジア線A320での機内販売
アジア線A320での機内販売 スカルノハッタ第3ターミナル
スカルノハッタ第3ターミナル クラビソンテウにエアアジア
クラビソンテウにエアアジア 
        リペ島のエアアジアのぼり。リペ島までは空港からのバス、ボート代込でエアアジアのサイトで予約できるアイランドトランスファーという仕組みがある。バンコク発など現地空港発のみで日本発はまだない。
 
        エアアジア成田バンコク線預け荷物料金。片道分なので往復の場合は倍になる。機内持込み7kg以内のみなら追加料金不要。
 
        空のペットボトルで空港セキュリティゲートスルーし、ターミナルの待合コンコースで給水すれば機内に水を持込める。
 バンコク・ヤンゴンフライトで
バンコク・ヤンゴンフライトで  機内販売の15000Rpの水は現地スーパーで2890Rpで安売り。15000Rpは116円なんだけど
機内販売の15000Rpの水は現地スーパーで2890Rpで安売り。15000Rpは116円なんだけど 
        バンコク便座席指定料金片道分
 ①クレカ、デビット
①クレカ、デビット ②コンビニ、その他
②コンビニ、その他 ③BigPay(エアアジアクレカ)
③BigPay(エアアジアクレカ) ④ユニオンペイ(銀聯)
④ユニオンペイ(銀聯) ホーチミン・ヤンゴン0Bプロモ
ホーチミン・ヤンゴン0Bプロモ トランソンテウにエアアジア
トランソンテウにエアアジア 
        クアラルンプール ちなみに私のLCC初体験はバージンブルー(現バージンオーストラリア)。なのでバージンブルーに対抗してカンタスの立ち上げたジェットスターは最初快く思っていなかった。
 エアアジア機内食
エアアジア機内食 激安なのに3席独占横になる
激安なのに3席独占横になる ドリンクにつく氷は無料
ドリンクにつく氷は無料 | KL | 5320.54 | 
| BKK | 4584.14 | 
| ハワイ | 6296.30 | 
| グアム | 2561.14 | 
| マニラ | 3030.90 | 
| ハノイ | 3680.14 | 
| サイゴン | 4348.37 | 
| KL-NDL | 3842.91 | 
| 単位km Google Map距離計測による | |

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