2015年11月7日(土) エアアジアには他社でいうマイレージサービスにあたるBIGという特典航空券の仕組みがある。厳密にはマイルでなく支払った金額に応じてたまるポイントで航空券と引き換えるポイント制になっている。 BIGポイントは支払いに応じてもらえ、2015年11月現在、通常フライトでの支払い2リンギ(約60円)で1ポイント獲得できる。機内食などの追加オーダーすると有利になっていた以前の仕組みはなくなり追加サービスを頼んでも同じく支払い2リンギ(約60円)で1ポイント。プロモフライトで激安購入してもBIGの登録、申込み(予約の時にチェックを入れるだけ)をしていればちゃんとポイントはもらえる。 |
ビジネス、プレミアムフライトでの高額支払いの場合は1リンギ(約30円)で1ポイントもらえる。ちなみに正確なレートは「1 MYR = 28.2331円
/ 1 円 = 0.03542 MYR 2015/11/07 6:59時点 」
通常フライト6,000円支払った場合に約100ポイントもらえるということだ。以前は日本円表示だったが為替調整面倒なのかリンギ換算に統一された。日本語の説明ページあるが、まだ英語ページも多い。英語ページで盛んに出てくる「redeem,
redemption 」は「償還」と訳されるが、「ポイントを無料航空券にかえること」を指す。本家BIGの日本語解説ページはこちら。
エアアジアのポイントと聞いてまず誰もが率直に思うことは「LCCのポイントなど貯める意味あるのか?」ということだ。 この回答は人による。少なくとも私には貯める意味はあった。なぜならすでにこれまでにBIGで無料航空券を6回確保して5回利用しているからだ。私の利用した限りではすべて何の問題もない快適フライトだった。私のポイントのもとになっているエアアジアフライトはバンコク往復燃油込2万円のようなプロモ激安席で、それで自然にたまったポイントを利用している。ただ一方、BIGを貯めても無料航空券を確保できない利用者もいることも確かだ。 |
BIGの通常の必要ポイントは基本的にそんなに低くない。そこを真面目に狙う限り無料航空券への道は遠い。ただプロモ航空券と同じで気まぐれに低ポイントフライトが出現する。また通常時期でもBIGでポイントが少なくても獲得できる無料航空券には2つの特徴がある。
①現地発着の近距離線
②閑散期の2~3カ月前確保
①現地発着の近距離線 →低ポイントフライトはマレーシアやタイの近距離フライトに多く出没する。日本発着などの長距離国際線フライトは何十万ポイントと必要でとても確保できるポイントではない。マレーシア国内線フライトの片道で狙うと低ポイントフライトは見つけやすい。ない時期にはないので時間をおいて定期的にチェックするこまめさは必要。
②閑散期の2~3カ月前確保 →当然だが盆暮れ正月の繁忙期に低ポイントフライトはない。繁忙期は日本の休みだけでなく春節や国慶節、ラマダン明け、ソンクラーンなどあってややこしい。2~3カ月前の閑散期に低ポイントフライトは出やすく、4カ月以上先だと逆に高くなる傾向あり。
区間(すべて片道) | 利用ポイント | 実録リンク |
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1. クアラルンプール→ランカウイ | 300ポイント | 2013年10月フライト |
2. クアラルンプール→スラタニ | 5ポイント | 利用せず |
3. バンコク→クアラルンプール | 50ポイント | 2014年2月フライト |
4. クアラルンプール→ハジャイ | 1600ポイント | 2014年11月フライト |
5. バンコク→ウボンラチャタニ | 500ポイント | 2016年1月フライト |
6. プノンペン→クアラルンプール | 0ポイント | 2016年3月5日フライト |
エアアジア側も「低ポイントフライトをたやすく渡してたまるか」と様々な障害物を用意して抵抗してくるので、それらをかわす身のこなしも必要。以下その具体的な3大障害物とそのかわし方。 ①フライト以外のオプションの選択 ②預け荷物のポイントデフォルト加算 ③空港税や旅客サービス料別途加算 ①フライト以外のオプションの選択 無料フライト交換があちらにとって使われて一番痛いサービスなので、ポイントを使うページの最初の方で、系列のチューンホテルでポイントを使わせようと「ツリ」が出てくるが引っかからず無視する。 |
先日確保したBIGの特典航空券の話。確かに航空券は無料だが、空港税やクレジットカード手数料が別途かかり、その支払いは36US$。円安で換算レート123.00円。カード会社からの請求金額は4,428円だった。無料フライトのはずなのに?
確保したのはプノンペン~クアラルンプール片道0ポイントフライト。距離は陸路ルートだとタイランド湾を大回りに迂回するので2,161kmにもなる。ここをローカルバスや鉄道での移動だとストレスのかかる修行状態で3日はかかる。フライトでタイランド湾渡ると1,000kmでフライト所要は1時間45分。なので4,428円は許容範囲ではあるのだが、「ただだったんじゃないんかい」との思いは若干あり。プノンペンの空港は出国の際も無駄に出国税を取られる。
一方バンコク→ウボンラチャタニー片道500ポイント無料航空券の追加請求金額はクレカ手数料もいれて 199.80バーツ(694円)だった。タイ国内線なので空港税がさほどかからない。
19:44 2015/11/01
バンコク~ウボンラーチャターニーの無料航空券確保。エアアジアのBIG の500ポイントで確保した無料航空券。他社でいうマイレージ特典航空券だ。無料なんだけど空港税は必要で、その支払いのクレカ手数料入れて実際は199THB。約600円。まあ許容範囲。618kmあり、列車で行くと特急でも8時間以上かかる。フライトだと1時間5分なので十分600円の価値はある。画像右はウボンラチャタニー駅。
エアアジアのBIG無料航空券利用はこれで6回目。もともと激安で乗って自然にたまったポイントで無料で飛行機に乗れる。エアアジアはやはり鋭い。先日の大阪ジェットスターの後にアシアナでハワイ、そしてその後エアアジアで乾季を迎えるタイ方面へ向かう。私の個人的な出国ラッシュがやってくる。
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びー旅ロード2013
びー旅ロード2015
0ポイントのはずが何もしない状態だと預け荷物が20kgになっていて、その分で6,154ポイントになってしまう。預け荷物があると0ポイントで確保できない仕組みになっている。
預け荷物なしにすると0ポイントに
KLIA2無料Wi-Fiエントリー画面
バンブー島 BIGは500ポイント以上の予約だと足りない分を現金払いにすることができる。
BIG Pointsの有効期限はBIG Pointsが口座に精算されてから36ヵ月間。
シミラン諸島 ミアン島
ラチャ島
スリン島
イオンカード(WAON一体型)
海外ATM利用にはVISA・Master提携カード必須。年会費無料。電子マネーWAON一体型カード
クラビ プラナンビーチ
当初の必要ポイントは500pなのに、保険が現金で、預け荷物がポイントでデフォルト加算されている。
保険なし、預け荷物なしに変更するとスッキリこの状態に。そしてこの103.50Bにクレカ手数料かかり199.80Bになり、実際のカード会社からの請求は694円だった。