バリ島の旅行環境が2017年激変する。エアアジアの成田~デンパサール(バリ島)直行便が5月25日から週4便(月火木土)で就航。この便の予約が大盛況とのことで1か月もたたない6月18日より増便と発表。毎日運航することになった。さらに続けてエアアジアは6月28日関空~ホノルル線の運行も始める。
これらのエアアジアフライトを使って激安旅を実行するにあたっての条件は一つだけ。フライトも宿確保も自分でやる「自力手配の個人旅行」で行くこと。
2017年5月10日(水)
以前日本からバリ島への直行便には往復8万円の高いフライトしかなく、安く行こうとすると乗継便で、経由地での待ち時間を入れると片道14時間以上の修行が強要された。その涙ぐましい努力をしても往復6万円という足元見られた痛々しい状況だった。
また、これらの極悪ぼったくり航空券やそれを利用したツアーは最初のネット表示は往復39,900円になっていても、決してその値段では乗れないというお約束だった。その気になって申し込んで最終的に支払いの段階になると、こちらにはどうでもいいわけのわからない追加料金がいろいろ加算され、最後には8万円になっているという利用者をバカにしたハッピーな仕組みだった。
日本人に熱烈なファンの多いバリ島。しかしバリ島の日本人観光客数は2010年9月がピークで減っているそうだ。バリ島自体の外国人観光客は増加しているのに日本人観光客だけが減っているのだという。理由は日本からの日系航空会社直行便撤退。日本の景気悪化で海外旅行客数自体が減ったことなどがあげられる。しかし私個人のきわめて個人的な感想では、バリ島は日本人観光客の高級化路線誘導に失敗しているように見える。
多くの日本人がバリ島旅行に求めるのはやはり「高級志向」ではなく「格安」なのだ。ガルーダの高い直行便に何の疑問も感じず、バリの高級ホテルにハワイやモルディブと同じ旅費を使って旅をする旅行者も確かにいる。しかしその方々はバリ島旅行の主流、多数派にはなれなかったのだ。「そんなに金かかるんだったらグアムでいいや」ということなのだ。
一方物価の安いインドネシアでの味のあるローカル体験は金を使えば使うほど遠ざかってしまう傾向がある。バリ島文化の独特の味は、高級ホテルにお膳立てされているのではなく、1泊1000円のロスメンに隠れているような気はなんとなくしている。エアアジアバリ島直行便就航はそういった「格安」と「味」を求める日本人多数派観光客を呼び戻す絶好の機会になるのではないか。「そんなに安く行けるんだったらやっぱりバリでしょ」ということなのだ。
バリ島にはたくさんの観光ポイントがある。クタやレギャンのビーチでのサーフィン。チャングーやウルワトゥにはコアなポイントもある。一方サーフトリップとは対極フレーバーのウブドロスメンでのホームステイにも独特の味がある。タナロット寺院やチャンディダサ、キンタマーニ高原など近郊の観光ポイントは一度にあげきれない。南国放浪癖のある私にはタイやカンボジアが雨季の時期にこの辺が乾季になるというのもありがたい。
バリ島の奥が深いのはバリ島拠点でインドネシアの様々な観光地へ足を延ばせること。手ごろな近場ではロンボク島やレンボンガン島。さらにジャワ島へはエアアジアフライトのほかにウブンバスターミナルからバスも出ている。ウブンからは各島へのバスがあり、ロンボク島経由でフローレス島までのローカルバスがある。海があるのにバス?と思われるかもしれないが、海部分はバスごとフェリーに乗るのが現地スタイル。なので数日あればバリ島から長距離バスでジョグジャカルタにもラブアンバジョにも行け、ボロブドゥール遺跡にもコモド島にも足を延ばせる。時間がかかるので格安旅行耐性必須。普通はフライトを使う。
後日追記2018/8/6:バリ島の長距離バスターミナルのウブンが2017年10月23日廃止。以降はジャワ島や他島行バスはすべてメングイバスステーション(Mengwi
Bus Station ウブンの北西11km)発着になった。
さらにもっと時間がある場合、国営フェリーのペルニを使えばスラウェシ島やアンボン島、パプア州にまで行ける。ペルニはフライトで行くとやたら高いパプア州に激安で行ける。スラバヤ港からソロンまで6日とかかかるけど。また月に2回やってくる気まぐれスケジュールのペルニならバリ島ブノア港からロンボク島マタラムには500円で行ける。
15:17 2017/05/08
エアアジアの成田~デンパサール(バリ島)直行便が5月25日から週4便(月火木土)で運行を始める。さらになんとこの路線6月18日より毎日運航することになった。関東近辺在住者にとっては6月28日運行開始の関空~ホノルル線より、こっちの方がニュースとしては鋭いのではないか。
エアアジアの日本~インドネシア直行便は初。もともとインドネシアはエアアジアの畑だし。ジャカルタやジョグジャ発デンパサール経由のインドネシア人訪日観光客も増えそう。エアアジアバリ島直行便実録近日公開。最近訪問者減少で元気のなくなったバリ島ブームに再燃の予感。エアアジアジャパン、首都圏第3空港横田拠点での就航復活はいつだ?
20:39 2017/05/05
バリ島へ出国カウントダウン中。個人的な衝撃情報。バリ島(インドネシア)ビザいらなくなった?まじで?2015年6月12日かららしい。インドネシアへは前回2014年のパプアインパクト以来行ってないので気が付かなかった。だってミャンマー実況中継しながら他地域の情報網羅するの無理だし。手が届くのはせいぜいエアアジア関空ホノルル線くらいまでじゃ。
とはいうもののこのままじゃやべえ。バリ島情報最新版のページ新しく作らねば。新体制ビザなし観光滞在期限30日。それ以上は空港でアライバルビザ取得必須で35US$とのこと。
エアアジアプロモで直行便で成田からデンパサールに2万円で往復できて、VISAもいらなくなった。バリ島めっちゃ近くなったやんけ。でも最近日本人観光客減っているらしいけど。GW今年は最長9連休って…、長いか?先日のセレンディピティウォークは見方によっちゃ113連休といえなくもない。帰国後1週間冬眠するので実際はもっと長いけど。
バトゥブランバスターミナルのサルバギータバス。デンパサール郊外からクタの免税店、空港通り越してヌサドゥアまで乗っても3500Rp(約30円)
9:03 2017/05/04
いつも情報いただいている山田さんからのバンコクドンムアン空港市バス情報。→ドンムアン空港から新しくBMTA(バンコク市バス)かと思いますが、新規路線が5月1日から運行を開始されているようです。
・A3:ドンムアン―ディンデーン―プラトゥーナム―ラチャダムリ―ルンピニ公園、・A4:ドンムアン―ラーンルアン―民主記念塔―カオサン通り―王宮前広場です。一部バス停省略しています。料金は一律50バーツ。空港乗り場は第一ターミナルは6番出口。第二ターミナルは12番出口です。一部高いリムジンバスのルートがかぶっていますね。
…とのこと。空港ビル出口前発着で、空港前のウィパワディランシット通りまで行く必要がなく、荷物が多い場合には利用価値ありそう。カオサン行赤バス59(6.5バーツ)は荷物が多いと乗車拒否され、英語が全く通じず、バーンケン止まりもまぎれていて旅行者仕様にはなっていない。山田さん、情報ありがとうございます。
17:50 2017/04/29
世間ではゴールデンウイーク。私には他人ごと。バリ島への出国カウントダウンは始まってるけど。日本に帰ってきてほぼ2か月。ようやく落ち着いた。長期滞在は帰国してからが結構大変。一息ついたので先日の海外放浪にかかった費用を計算。113日間総額24万円ほど。ほぼ4カ月間の海外長期旅行の航空券、宿代、食事代すべて込みの総額。詳細と解説は本編で公開。
思ったよりかかってしまった。航空券代入っているとはいえ1日2000円以上かかっているので反省点の多い金額だ。カックー遺跡やサカ―遺跡、ロック島、ターモアン遺跡など金のかかる場所に行かず、100Bの安宿でじっとしていればこの半額くらいで済んだのではないか。でもそんな情報公開しても誰も見ないだろうけど。年始年末の航空券ホテル高騰時期にも海外にいたが安宿で頭を低くして嵐の過ぎるのを待ったので被害は少なかった。
現地ATM で利用したビザdebit は思ったほど実質レートはよくなかった。VISAカード直営デビットカードなので期待したのに残念。極悪クレカ使うよりはましだが、良心的クレカを使ったほうが実質レートはいい感じだった。実例で言えば「オリコ
< VISA Debit < セディナや Nicos」といったところ。「私の場合」と前置きしてだが。
高血圧対策、アムロジピンなどのカルシウム拮抗薬ネット購入の前にギャバ(γアミノ酪酸)と副交感神経活性化深呼吸でしばらく様子見ることにする。アムロジピン(ノルバスク)は処方でジェネリックにするとかなり安くなるが、年寄りになる前から薬漬けになるのは避けたい。Keto-7(DHEA)は確かに元気になるが3日に1度の服用でも髪が薄くなる。やべえと思ってノコギリヤシ(ソーパルメット)とフコイダンで対抗して若干復活。
172. 海外ATM利用2016
173. アンコールワット雨季
174. 海外旅行ダイエット
175. エアアジア ハワイ線
176. 日本人と英語
177. 遅れる日本ICT戦略
178. 西アフリカ諜報訓練
179. タイに安く行く方法
180. びー旅スタイル5原則
181. 辺境情報局プロローグ
182. 海外旅行ウラシマ効果
183. シンガポール新幹線
184. てるみくらぶ倒産
185. 海外長期旅行の出費
186. エアアジアバリ島
187. インドネシアビザ
188. トラベルミニマリズム
189. バリ島ぼったくり回避
190. バリ島空港タクシー
191. バリ島空港バス
192. バリ島空港徒歩移動
193. タイビーチベスト10
プロモフライトの例。クレカ手数料1600円かかって最終的な支払は往復燃油空港税込で20,830円だった。5年ほど前までガルーダで燃油込だと8万円かかっていたこととは激変。片道所要7時間。安くするために経由便で時間をかける必要もなくなった。
クタで3000Rp(27円)のナシブンクスをビッグコーラで食う。クタのホテル従業員用。観光客がこんなもん食うんじゃねえ。せめてワルンでナシチャンプル食わんかい。
ご飯の上に卵焼きと焼きそばがのる。焼きそばパンの原理じゃ。レンゲ付き。クタで自転車やバイクで行商しているおじちゃんに英語は通じないので注意。
ヌサドゥアビーチでナシブンクス
トゥガナン村、アタバックが安い。バトゥブランからベモやバスで行ける。チャンディダサ経由。ベモの場合英語交渉すると割高になる傾向あり。
トゥガナン村のアタバック天日干し。ウブドのお土産屋で売っているアタバックはトゥガナン製でないものもあるらしい。
ボロブドゥール遺跡
バリ島のチキンカツ定食
地元食堂で
地元定食大盛り
リンチャ島コモドドラゴン
バリ島地元食堂の定食
タマンアユ2 1泊900円
バリ島のドリアン
ウブドモンキーフォレスト
バリ島のカットマンゴ
バナナの葉っぱのナシブンクス
サルバギータバス