バリ島ぼったくり回避策 バリ島でぼられずに格安旅行をする方法

バリ島でぼられずに格安旅行をする方法

10:41 2017/06/23

海外旅行ぼったくり回避策はいったい何をどうすればいい？ガイドブックに羅列されたぼられた旅行者の被害実録を読んでもそこに回答はない。類は友を呼ぶ方式で、それは読めば読むほどカモオーラが増していく「上手にぼられよう解説」でしかない。海外旅行でぼられるタイプはずっとぼられ続け、ぼられないタイプはほとんどぼられることがない。なぜなのだろう。

それはぼられないタイプは現地でカモを待つぼったくりマンに見向きもされないからなのだ。なぜ見向きもされないのか。その理由はボラれて悔しいです被害報告の中には書かれていない。ぼられ続けるタイプは被害報告するだけでぼったくり回避策が見つからないのでぼられ続けるのだ。

ぼったくり回避策は海外格安旅行を何の問題もなく実行している旅行者発信でなければ効果は期待できないような気はなんとなくする。

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サヌールから東へ20kmにあるチュニガン島　シークレットビーチ

バリ島旅行で必ず遭遇する「ぼったくり」。それにどう対応すれば快適なバリ島格安旅行ができるのだろう。その答えは簡単に一言でいうと「小銭をめぐっての攻防を楽しむこと」だ。一見こちらをバカにしているように見えるぼったくりマンの態度も向こうにとっては生活のかかった真剣勝負の営業なのだ。基本悪気はない。営業なのでしかめっ面厳禁。笑顔で、なれなれしく、ガツガツと、理不尽な金額を提示してくるのでバカにされた感は確かにあるのだが。

ぼったくりの基本構造

小銭の攻防を楽しむ

現地ではどんな格安旅行をしていようと日本人というだけでお金持ちと判断される。彼らはそのお金持ちに熱を入れて「営業」をしているだけなのだ。いい悪いは別にしてかの地ではお金持ちからは余分にお金を取る慣行がある背景もある。

若干嘘やごまかしがあったりもするが、危険な目にあわされるわけでもない。一歩引いて考えればわかる。ぼったくりマンとの小銭を巡っての攻防は負けたとしてもぼられる金額はせいぜい数百円。人によってはごくまれに数千円。



ウブドの格安スーパー　COCO


ぼられないようにする以前に「お金持ちと見られているのでふっかけられるのはしょうがない」と割り切るのだ。やり取りをした上でかわすことや、被害最小限にして受け入れることも必要だ。過剰に拒絶せず、むきにならずにその攻防を楽しんでいるうちにぼられない体質がにおいとして自然にしみついてくる。

ぼったくりマンの嗅覚はそういったにおいを敏感にかぎ分ける。ぼられないようにするには攻防の最中に「これはいける」と思われないこと。営業かけて無駄な相手には営業熱も冷めるという自然な成り行きだ。どうすればいけると思われないかは楽しみながら攻防の実践からしか体得できない。

それ以外の推奨策として「こいつは無理だな」と彼らの営業熱を萎えさせる具体的要因は、①荷物が少ない、②インドネシア語をしゃべる、③最新の適切な相場を知っている、など。ちなみに英語が話せることはかえって向こうの営業熱を燃え上がらせる。英語の通じる日本人はいけるという彼らの経験則からのようだ。ぼられないためのその他の具体的小技はこの後のページで解説。

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クタビーチ



チュニガン島　チュニガンクリフから見るブルーラグーン

バリ島ぼったくり回避策　空港編

最初の洗礼空港タクシー

バリ島の場合、到着早々空港からホテルに向かう手段が限定され、個人旅行者に最も接点のある空港タクシーが不自然に高い。1泊3万円の高級リゾートに宿泊する客から空港送迎3000円は適正価格だと私も思うが、そうでないバリ島に格安を求めてくる観光客にもそれと同様の運賃はやはり問題はあるとも思う。

バリ島の庶民物価は安いが、旅行者物価はさほど安くはない。また昨今この旅行者物価部分が特に高騰している。バリ島で現地物価の恩恵を受けて格安旅行を実行するにはそれなりの要領がいるのだ。まず最初にバリ島ぼったくり構造の象徴のような空港タクシーから解説。格安を希望する個人旅行者の場合、ここをどう対処するかでその後の旅行の流れが決まるといっていい。

バリ島　マンダラ海上高速道路のバイクレーン

びー旅スタイル　バリ島ぼったくり回避策　空港からホテルへ

空港からホテルへ行く選択肢は以下の3つ。

①空港タクシー　出禁ブルーバードとウーバー
②空港バス　空港サルバギタ実用編
③徒歩　クタ限定ルート詳細

これ以外にもホテルの送迎や現地旅行会社の送迎などがあるが省略。②と③が長くなりそうなのでページを分けて解説。まず①タクシー編。また番外編として④空港からウブドに市バスとベモで行く方法もおまけで解説。

2017年現在他サイトでも「バリ島空港～クタを歩く情報」は見かけるもオリジナル情報は5年前のびー旅ドットコム。
びー旅ロード　バリ島空港からクタまで歩く方法解説2012年版

バリ島空港タクシー怪奇現象

2017年現在空港タクシー相場はクタ片道10～20万Rp（830～1,660円）と見たほうがいい。10万Rpになるか20万Rpになるか、パラメータは旅行者のカモオーラ指数とぼったくりマンのイケイケ具合。加えて昼間か深夜か、サーフボードなどのでかい荷物があるかなどで相手の足元を見ながら変動する。

この状況は声をかけてくる客引きのみならず正規のカウンターでも同じ。写真右上は2017年6月4日撮影のバリ島空港タクシーカウンター。後ろの料金表にはクタやサヌールといった近場の表示は削除されなくなっていた。

正規の窓口なのになんで金額固定されてないねん。とは思うも彼らの最新スタイルなんだからしょうがない。ネット上には4年前の以下のような固定料金が垂れ流されているが間違い。2017年6月現在空港出口のタクシーカウンターでそういう料金で空港タクシーは確保できない。現地物価は上がっているのだ。

●空港タクシー料金　間違いの例（2013年頃の固定料金）

Kuta	5-10分	Rp.45,000（374円） - Rp. 55,000（457円）
Legian	10分	Rp.45,000（374円） - Rp. 55,000（457円）
Seminyak	15-30分	Rp.60,000（498円）

念のために付け加えておくが、空港出禁のブルーバードタクシーできちんとメーターで行けば空港からクタのディスカバリーモールまで上よりずっと安い片道Rp 13.500 ～ 16.000 （112～133円）で行く。現地物価が上がっているはずなのに、なぜこのような怪奇現象が起こるのか解説。


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●びー旅つぶやき

21:19 2017/06/25

たった2週間の旅だったのに帰国しての日本食がしみる。自作のカレーやカツ丼もうまいが普通に納豆やシメジの味噌汁や日本茶がうまい。海外から帰ってきてそれらを食うと意味なく日本人で良かったとしみじみ思う。

バリ島の状況が3年訪問していなかった間に激変していて最新情報更新が大変。空港タクシーや空港バスの状況がかなり変わっている。3年前までクタまで5.5万Rpだった空港タクシーが今正規の窓口でも10万Rp（830円）～。また2015年9月から運賃3500Rp（30円）の市バス、サルバギタがバリ島空港に正式に乗り入れるようになり実質空港バスとなっている。しかし空港を取り巻くぼったくり網に罠を張り巡らされて外国人観光客が利用しにくい状態。利用者の立場になってそれを詳しく解説してるサイトも見当たらない。ある意味私の出番。今その解説ページを制作中。

格安ブルーバードタクシーは空港出禁。配車アプリの Grab や Uber で呼べるタクシーも空港認可タクシーではないようだ。ただ空港タクシーがそれら新興勢力に追い込まれていることも確かなようで、捕まえた客からできるだけとってやろう態勢。今バリ島到着後の空港脱出環境がとても味のある状況になっている。その方がこのサイトの存在価値あがるので別にいいけど。

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