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海外ロングステイ 長期海外旅行にかかる費用

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海外ロングステイ113日間 24万1,070円



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113日間総額24万1,070円 海外長期旅行のリアルな実例2017

海外旅行の出費は人による。ここで公開するのは極めて個人的な「私の場合」。その総額は113日間24万1,070円だった。日本からの往復航空券込みの112泊のホテル代、食事代、移動代、観光代すべて込み、2017年物価での金額。

海外長期旅行で「いくらかかったか」の情報がネット上に少なく、散見するのは私の場合とまるで違ってとても高額。たぶんそちらが日本人旅行者のメインストリーム。比較する意味はないと私も思う。ただ「113日間総額24万円」はスタイルの違う旅行者には何の参考にもならないが、「珍しい生き物の生態ドキュメンタリー」にはなっているともなんとなく思う。


バンコク郊外メークロン鉄道市場の旧東急車両(THN系電気式ディーゼル機関車)。危ないのでどいてね。旅のコスパに焦点を当てた場合のランク付けは「4.高額つまらない < 3.格安つまらない < 2.高額楽しい < 1.格安楽しい」。


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びー旅スタイル 4カ月の海外長期旅行にいくら必要か

海外長期旅行の費用 ロック島 タイ

答えは総額24万円

2022年5月9日 (火)

3か月と20日、ほぼ4カ月の長期海外旅行。旅行というより現地滞在といったほうがいいのかもしれない。その旅行にかかった費用のリアルガチな生レポート。113日間24万1,070円。実際にかかった金額で机上の計算ではない。訪問国は格安旅行のしやすいタイ、ミャンマー、マレーシア、カンボジア。

そして私にとって昨冬は実質1か月だった。2016年11月14日出国で2017年3月6日帰国。日本が寒い冬の間ほぼ丸々現地にいた。春夏秋「冬」でなく春夏秋「夏」の1年だった。血圧高めで寒いのが苦手な私にはとてもありがたい季節の構成。2月に日本が氷点下の時にも現地の最高気温は30度を超えていた。写真右上は2017年1月炎天下のタイ南部ロック島。透明度30mの海でビーチ独占。

関連リンク  タイ物価2017  バンコク格安生活  トランノマド生活

宿1泊個室320円 食事1食60円 海外ロングステイ2017


カンボジア、スラヤン村、宿1泊5US$。無料のクメール語語学研修中。カンボジアピラミッドのコーケー遺跡にはここから歩いて行ったのでツアー代0円。

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2017年113日間 海外長期旅行の費用 241,070円 ざっくり内訳

◎フライト代

フライト 料金 備考
成田バンコク往復 XJ601, XJ606
タイエアアジアX 11/14~3/6
23,250円 燃油・諸税込総額
日本で6/12手配
チェントン→ヘーホー(片道)
ヤンゴンエアウェイズ YH738 12/23
98US$=
14万2000 ks
=12,212円
チェントン現地手配
レートが極悪
ヤンゴン→バンコク(片道)
タイエアアジア FD258 1/10
34US$=
4,100円
ニャウンシュエで
1/3ネット自力手配
バンコク→クラビ(片道)
タイエアアジア FD3213 1/19
741.30THB
2,272円
日本で10/29手配
プロモ航空券
クアラルンプール→シェムリアップ
(片道)エアアジア AK542 2/20
44.92 MYR
1,173円
BIG無料航空券
支払いは空港税のみ

上の料金はすべて燃油・空港税、クレカ手数料すべて込みの支払総額。例えばヤンゴン→バンコクの航空券代は28US$だがクレカ手数料6$でカード会社からの請求総額は34$になる。今回の日本脱出航空券はエアアジアのプロモとしては若干高め。2015年にはクアラルンプール往復17,410円だった。


◎2016~17年 113日間の生活費 海外ロングステイ

期間 費用 備考
2016年11月14日
~11月30日(タイ)
24,021円 宿・食費・移動代
ミャンマービザ代含む
2016年12月1日
~12月31日(タイ・ミャンマー)
58,963円 宿・食費・移動代
ヘーホーフライト含む
2017年1月1日
~1月31日(ミャンマー・タイ)
58,124円 ロック島で出費かさむ
 2017年2月1日~2月28日
(タイ・マレーシア・カンボジア)
55,916円 カンボジアビザ代含む
 2017年3月1日~3月6日
(カンボジア・タイ)
13,251円  
小計 210,275円  

航空券代と合わせた合計総額は241,070円。5つのフライトのうちチェントン→ヘーホーフライトのみ現地払いしたので生活費の中に含まれている。

上の2017年実録情報アウトランドオンラインはこちら



シュエニャウン駅のタージー行山岳列車


113日間海外ロングステイ 24万1,070円の言い訳

上の表の通り24万1,070円は、日本からの往復航空券込みの112泊113日間のホテル代、食事代、移動代観光代すべて込みの総額。さらにこの金額にはタイ語、ミャンマー語、マレー語、カンボジア語、英語、フランス語の語学研修代と海外旅行ダイエット費用も含まれている。どちらも無料だけど。ちなみに海外旅行保険には未加入。近所の公園に行くのに保険加入などしないという感覚。私は保険に入らないと行けないような危険な場所には最初から行かない。

1日2,133.36円なので正直金使いすぎたと反省。言い訳するとすれば、「楽しさ」「キラキラ」を最優先させたので「安さ追及」が二の次になってしまったことか。タチレクから入国してヤンゴンへ行ったり、カックー遺跡、サカ―遺跡、ロック島、ブロン島、バンテアイチュマール、ターモアン遺跡と金のかかるコアな場所を回ったせいで費用がかさんだ。上にあげた観光地をツアーで回るととても高い。日本からのカックー遺跡ツアー6日間25万円~とのこと。

さらに航空券やホテル代の高騰する年末年始またいで滞在しているというのもある。透明度30mの海になんか行かないで、1泊100バーツ宿にこもって移動も観光もせずにいればたぶん費用は半分くらいになったと思う。そんな情報公開しても誰も見ないと思うけど。高いとは反省するも楽しかったし、冬の間寒くなかったし、いい感じに痩せたのでまあいいかの心境。



ダムナンサドゥアク水上マーケット

 

113日間インターネット代完全無料 びー旅FTP転送

ビザラン長期滞在2017


タイ周辺国も含めて4カ月も現地にいたのに結局タイのビザは取得せず。タイのビザなし入国(リミットは30日)でビザランを繰り返してタイに30 日以上滞在した。今タイにはこういう滞在スタイルに合わせたマルチ観光ビザがあるが5000THBと高く、取得の手間も面倒。

前半ピサヌロークでは1泊100バーツ(320円)個室宿(写真右上)に泊まるなど1日の宿代込みの出費が1,000円を切る日が頻繁にあった。ミャンマーに入ってもチェントンまでは1泊個室6000チャット(522円)といい感じの格安滞在ができていた。ヘーホーフライトでぶち壊しになったけど。

113日間あまりひとっ所に長居することなく動き回っていた。現地フライトは4回利用した。個人的には特に陸路にこだわりはないので、気に入った場所があればそこに長居をして、移動が面倒になればフライトを利用する感じだった。

現地からは連日当日情報を実況中継し続けていたが、113日間の現地インターネット代は完全無料だった。今はどんな安宿にも無料Wi-Fiがあるのでそれを利用してこのサイトの更新を滞りなく続けられた。ロック島やバンテアイチュマールなどWi-Fiない場所もない訳ではなかったのだが。なんで皆さんいまだに海外旅行用のポケットWi-Fi利用するのか私は不思議でしょうがない。


ミャンマー シュエニャウンからタージーへの山道。客は私以外は皆地元のミャンマー人。当然ながらミャンマーではミャンマー語、タイではタイ語、カンボジアではカンボジア(クメール)語で旅をする。これらの国のローカル移動で英語交渉すると金額はぼったくり外国人料金になる。ちなみにシャン州(とくに北部)のデフォルト言語はミャンマー語ではなくシャン語。ただミャンマー人はタイ人より英語を話す人は多いのでヤンゴンでは英語でさほど不自由はしない。



マレーシア バターワース新駅


クアラルンプール→シェムリップはエアアジアBIG無料フライト利用した。

●びー旅つぶやき

2017年 ESTA

21:58 2017/04/22

トランプ大統領による1月27日初回発令、3月6日修正3月16日施行のテロリスト入国防止対策(実質イスラム教徒入国禁止令)はニュースを見るだけだとわかりづらいが一般的な日本人観光客には直接影響はないようだ。

大統領令を要約すると「シリア、イラン、イエメン、リビア、ソマリア、スーダンの6カ国(イラクは除外された)の国民には90日間、ビザを発給しない」というもの。イラクが除外された理由は、イラク側からのビザ申請者の情報提供などで歩み寄りがあったため。またIS掃討作戦でイラク政府と協力する必要があるためでもあるらしい。上記6か国の国籍でない日本人の観光入国には大統領令は直接関係はない。

ただし、2016年1月21日改定されたビザ免除プログラム(2月18日追加)の、「2011年3月1日以降にイラン、イラク、スーダン、シリア、(リビア、ソマリア、イエメン 2/18追加)7か国いずれかに渡航または滞在したことがあるビザ免除プログラム該当国旅行者(日本人観光客含む)は、ESTAが取れない」という仕組みは変更ない。今イランなど上記7か国に行くと、今後ハワイに行くにもビザが必要になる。ESTA 14US$、米観光ビザ 160US$=16,800円が痛い。

また、以前は大目に見られていた境界部分も容赦なく切り捨てるぴりつきはあることは確かなようで、日本人でも現地空港のイミグレーションチェックで入国拒否される例はあるようだ。ESTA入国は「観光であること」が前提。また犯罪歴を隠してESTA入国しようとしたり、かつて違法滞在した履歴がある場合などもESTA入国は拒否される。

一方でトランプ政権はロシアに対しては経済制裁解除の方向で動いているらしい。さらに水面下で北朝鮮の金正恩暗殺計画が進んでいるとのうわさも。確かにこのままミサイル打ち合いはじめるより、問題解決としてはその方法が面倒は少ないのかも。北朝鮮の国民のためのような気もする。経済制裁で苦しめられるのは金正恩でなく一般国民なのだから。



19:14 2017/04/24
いつも情報いただいている山田さんからの情報。→Huffington Post紙 4月18日付によるとバンコク市当局はバンコク主要道路で営業している飲食を提供している屋台を年末までに退去させる旨を通知しました。理由は「秩序と衛生面、歩行者安全通行の確保のため」だそうです。例外は認めないそうです。但しカオサン地区、ヤワラート地区の屋台は残るようですが。朝昼晩の食事難民が増えそうですね。本当に執行されれば。

…とのこと。まじで?にわかには信じがたいお達し。あの無秩序で雑多で不衛生なとこがいいんじゃん。ネズミのちょろちょろ走行片眼で見ながら、ノーリード野良君に骨やりながらの食事はかの地でしか経験できない貴重な体験なのに。たぶん当面バンコクだけ。地方都市に及ばないことを祈る。山田さんいつも情報ありがとうございます。

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びー旅関連リンク


びー旅ロード目次

172. 海外ATM利用2016
173. アンコールワット雨季
174. 海外旅行ダイエット
175. エアアジア ハワイ線
176. 日本人と英語
177. 遅れる日本ICT戦略
178. 西アフリカ諜報訓練
179. タイに安く行く方法
180. びー旅スタイル5原則
181. 辺境情報局プロローグ
182. 海外旅行ウラシマ効果
183. シンガポール新幹線
184. てるみくらぶ倒産
185. 海外長期旅行の出費
186. エアアジアバリ島
187. インドネシアビザ
188. トラベルミニマリズム
189. バリ島ぼったくり回避
190. バリ島空港タクシー
191. バリ島空港バス
192. バリ島空港徒歩移動
193. タイビーチベスト10

びー旅ロード2015
びー旅ロード2017


2017年現在個室で1泊100THBのタイのホテル


タイ、ロッブリーの地元食堂の定食


ロッブリーのお猿


タイのロッブリー、窓から遺跡の見える地元ホテル個室で1泊180B(580円)。フロントで英語不可。


タイのガパオライスは辛い。2017年現在メークロンで25THB(80円)。バンコクでは40THB(128円)、成城石井Echika 池袋店では599円+税。


タイのコンビニ食材


タイのチキンカツ


カンボジアの焼きそば


ロッブリー 旅の最初の方はまだ太っている。


タイのラーメン、バーミーナーム30B(96円)。


タイのカツ丼60B。富士レストランでは高いけど地方のビッグCのフードコートではこういう値段。


タイの串チキンカツガーイトーッ。一串5~10THB。日本から持って行ったコンビニソースで食べる。現地の唐辛子ソースがまずいので。最近ファイブスターなどではケチャップがつくようになった。


みかんが安い。1kg30B。


クイッテヤウ20THB。タイ南部サトゥン。2017年の料金。普通にうまかった。


タイのチャーハン15B


タイのいもケンピ