タイの旅行者物価と庶民物価
8:09 2016/11/29 タイ時間
タイの物価は日本と比べるとずっと安い。バンコクよりも地方物価の方がさらに安い。このページで連日公開している実際の価格を見ればなんとなく伝わるとは思う。ただ例外もあって一般的な旅行者物価は高い。また南部都市のハジャイや観光地のプーケット等の庶民物価もバンコク庶民物価より高い。スクンビットエリアなどの中間所得層以上がいくレストランも庶民物価からはかけ離れており、その物価も急上昇している。2016年11月29日現在、タイの物価はここ2年ほどで屋台のカットフルーツが10Bから20Bになるなど上がっている。しかし一部の例外を除いて庶民物価(特に有名観光地以外の地方)はさほど高騰してはいない。
タイでもここ10年で所得格差が広がっている。タイの場合は中間所得層以上(人口比では少数派)の可処分所得が増えての二極化。こういう中間所得層以上の購買物品物価が急上昇している。またタイの場合、というか途上国、新興国では一般的なことだが、日本ではありえないような並外れた大金持ちがいるのも特徴。
ロッブリーのテスコロータス(現地のスーパー) 2016年11月27日の料金
食パン1本28バーツ(84円)1斤21円 米5kg139バーツ(417円)
メークロンの物価2016年11月22日
短いキュウリはタンクワー4個10B 食堂メニュー ちっこい串カツ1個2B
バンコク物価2015 タイ物価2016 バリ島物価2017
プノンペン物価2016 シェムリアップ物価2016 タイ物価2018
タイの地方物価 バンコク物価との比較
以前フジレストラン(現地の日本食レストランチェーン店)は日本より安くカツカレーが食べられたが、今は水やサービス料入れたら日本とあまり変わらない。日本食食べ放題レストランのオイシイレストランも以前よりずっと高くなった。
カオサンの安宿も5年前にはシングル1泊100バーツ(トイレシャワー共同の2畳半部屋)があったが、現在ほぼ200バーツ前後になり、アップルやピーチーなど宿自体がなくなって高級ゲストハウスに変貌した例も多数。今も一部シングル120バーツあるが、そういうつぶれたゲストハウス常連客がそこに殺到しているのでいつ行っても満室で入れない。
ただそれと比較して、地方の地元宿は1泊200バーツくらいと値段は変わらないが、コストパフォーマンスが全然違う。トイレシャワー付で広さがカオサン独房の5倍。地元宿は壁が厚いので隣の客のいびきがうるさいなどの騒音もない。地方宿は通りに面している場合など通りの車の音がうるさいことはあるが。一般的な例なので地方宿でも壁が薄いうるさい宿もなくはない。安い宿ほど英語が通じなくなる難点もある。むこうも外国人を泊める気がないので看板表示もタイ語のみだったりもする。
ロッブリーの町なみ
米5kg78バーツ(234円) 卵30個87バーツ ピサヌロークBigCで
関連リンク
アンコールワット プレアヴィヒア寺院 ミーソン遺跡 パノムルン遺跡
バリ島モンキーフォレスト アユタヤ スコータイ ピマーイ遺跡
バリ島物価2017年版
チャーハン弁当15バーツ(45円) カップ麺6個66B、エアアジア機内1個80B
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バンコクと地方都市の物価の違い
地方宿にはいまだに個室シングル100バーツという宿も散見する。こちらはトイレシャワー共同のファン部屋。コスパは宿によってかなり違う。
タイの場合地元民向け地方宿にドミはない。家族親族10人で1泊200バーツの個室を利用するようなスタイルをとる。ちなみにインドには1泊35Rpの地元ドミ宿はある。
食事もバンコクなら地元食堂の定食は40バーツ。著名観光地以外の地方に行くと25~30バーツ。ただ地方でも場所によっては40バーツ以上だったするし、外国人用ゲストハウスのレストランだと100バーツ以上になったりもする。
今日も雲一つない快晴。朝日の差し込む風通しのいい1泊180バーツの20畳部屋。窓から遺跡のサンライズという環境はカオサン独房とは雲泥の差。
ピッサヌローク100バーツ個室宿 カンチャナブリ100バーツ個室宿
インド ムザファルプール 35Rpドミ宿
ロッブリーの町なみ 奥に遺跡
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子ザルの集団の団子寝
6:09 2016/11/29
タイ時間
朝焼けの遺跡に猿が飛び跳ねるシルエット(写真左)を見ながらパソコンに向かう。今日も雲一つない快晴。5時半起床で天井ファン涼風にあたる。気温26度の乾燥した夏休みの朝状態。
昨日夜9時ころ寝る前に3階の部屋の窓の外のひさしの上で5匹の子ザルが体を寄せ合って団子になって寝ていた。野生の猿って子犬みたいに団子になって寝るのだと初めて知る。いつも窓に鈴なりに張り付いて騒いでいるやんちゃ盛りの子ザル連中だ。団子になるほど寒くないのに。いったん寝て12時ころ小便に起きて窓の外をみると団子が8匹くらいに増えていて、暗い中外側でお母さんらしき大きい猿が団子の1匹に毛づくろいをもそもそとしていた。それを見てなんかわけもなく元気が出た。
180バーツの地元宿の窓から見る遺跡サンライズ
12月1日後日追記。この翌日の夜窓の下を見たら団子が二つ。しかも一個あたり増えて10匹集団になっておった。かわいいので画像撮りたかったがフラッシュたくと起きて団子が崩れる。1回フラッシュで撮ったのはピンボケ。暗すぎてオートフォーカス機能せず。何回も起こすの悪いので暗いままこっそり撮って画像処理で対応。でもわかりにくい画像になってしまった。
外国人用ゲストハウス付属レストラン
宿のWi-Fiが途切れたので近くの外国人用のゲストハウスにWi-Fi借りに行く。ロッブリーには駅前通りから通り一つ入ったところにノームゲストハウスとマティーニゲストハウスというのが交差点の対角線上に向かい合ってある。地元宿はガラガラなのにこの2つはいつも欧州組で満室。フロントで英語が通じ、ホームページがあるため。両宿とも1泊シングル200B~。ただ宿主催のツアーやジョイントチケットが高い。
ただでWi-Fi借りるのも悪いので昼飯を併設のレストランで食べることにする。高い。肉野菜炒めのみで80バーツ、ご飯別盛りで15バーツ(写真右上)。無料の水はなくミネラルウォーター買いましょうスタイル。水込みだと合計105バーツになる。ここに200バーツで泊まってもツアーや食事でそういう料金取られるなら格安旅行台無し。でも105Bは315円で、料理自体もおいしかったけど。晩に食べた肉野菜炒め定食ぶっかけ飯スタイルは30バーツ、氷水無料(写真左)。
宿の近くにロットゥー乗り場があってバンコクまで120バーツとのこと。外が明るくなってきた。窓の外に猿が往来している。たまに子ザルが窓に張り付いてこちらに様子をうかがっている。
ノームゲストハウス
10:59 2016/11/29
タイ時間
今ノームゲストハウスという欧州組だらけの宿のレストランスペースでネット接続中。今日も宿のWi-Fiがつながらない。初日つながっただけ。ここの飯は高いので瓶コーラ15THBだけ頼んで長居している。なんとかページは追い付いた。今日11月29日のページは画像まだだけど。
アユタヤやスコータイにはちらほらいる日本人がここに皆無なのはなんでだろう。
ロッブリー 2016年11月29日(火)快晴 放浪16日目
- 出費詳細
- コカコーラ瓶15 カウカームー30 小さいどら焼き6個 20 ソフトクリーム10 フライドチキン大35 カーウニャーウ10 ソムタム20 ビッグコーラ505ml
13 アンパン7
- 宿泊代
- アントンホテル Angthong Hotel 180THB
- 合計
-
340 THB
- 日本円合計
-
1THB=3円で計算 1,020 円
1円 = 0.31758 THB/ 1 THB = 3.1489円 2016/11/29 11:45
6時発の401、ロッブリー発ピッサヌローク行コミューター(通勤通学用列車)
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ロッブリー滞在編終了
5:54 2016/11/30
タイ時間
6時発の401、ロッブリー発ピッサヌローク行のコミューター(通勤通学用列車)に乗って出発待ち。車内はガラガラ。4席を独占中。まだ外は暗い。若干地平線が赤くなって薄明るくなってきた。早起きで来たらこれ捕まえて北上。寝坊したらもう一泊かなあ。と思っていたら5時に起きたので出発準備。
ピッサヌロークまで49バーツだった。所要4時間ほど。ピッサヌロークに宿見つけられればそこに泊まるが、そうでない場合はスコータイまで行くか、さらに北上するか。放浪なので決まっていない。お、出発前の鐘がなって汽笛なる。今6時ちょうどに列車が出発した。外は白んできている。6泊7日のロッブリー滞在編終了。今宿泊していた宿と猿山遺跡を通過した。
ピッサヌローク 2016年11月30日(水)快晴 放浪17日目
- 出費詳細
- 水7 ロッブリー→ピッサヌローク49 宿のネット代20 カウカームー35 蒸かし紫芋20 ビッグコーラレモン505ml 13 ポテチ20 でかいチキンカツ35 カーウニャーウ10 エストコーラ490ml
12
- 宿泊代
- ロンドンホテル London Hotel 100THB
- 合計
-
321THB
- 日本円合計
-
1THB=3円で計算 963 円
1円 = 0.31609 THB / 1 THB = 3.1637円 2016/11/30 16:40
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