びー旅ロード 2009 No.019
本文へジャンプ びー旅ドットコム
             

バンコクホテル格安情報

プレアヴィヒア遺跡情報

オスマック国境情報

海外野良犬物語

海外で野良犬に吠えられた時の対処法

バンコクの非常事態宣言収束について 


 ラオス デット島の子犬 野良犬ではなく飼い犬

◆海外野良犬物語 2009年4月16日(木)
日本で生活していてちょっと気になったこと。最近私が子供の頃にはちらほら見かけた野良犬をほとんど見かけない。近所に必ずいた血統不明の雑種の飼い犬もいつのまにかいなくなり、チワワやダックスフントがそれに取って代わった。彼らは昔の日本雑種犬とではとても勝負にならないほどかわいい。

橋の下から捨てられた子犬を拾ってくるのではなく、ペットショップで結構な金額払って彼らを買うのがあたりまえになったのはいつの頃からなんだろう。

バンコク チャイナタウン

そして用済みになった雑種犬はどうなったんだろう。すべて保健所行?ということはすべて薬殺ということ?かわいがる必要はないけど何も殺さなくてもと思うのだが。こういうのって動物虐待にならないのかな…

海外、特に途上国では野良犬、飼い犬含めて、犬との接し方は日本とはかなり違う。昔の日本のように野良犬がたくさんいて、飼い犬も首輪もリードもない。そして人であふれる通りを自由に闊歩している。日本なら保健所に連絡されて捕獲、薬殺となるのだろうが、そうでない国のほうが多い。

昼間はおとなしく寝ている場合が多いが、暗くなるととたんに元気になって怪しい奴らに吠えまくる。徒歩でうろつく日本人観光客は彼らにとっては格好の「怪しい標的」だ。私も旅先では吠えられることたびたび。


電話ボックス占拠中
これはそういう野良犬にからまれた時の対処法。基本街中にいるノーリードのワンコはこちらからからむようなことをしない限り、吠えるようなことはまずない。無視をして通り過ぎればいいだけ。ただ暗くなってから(特に深夜)や、地方で人気のない通りやビーチで遭遇すると「怪しい奴発見!」と吠えてからんでくる。集団のこともあり結構厄介だ。無視して向こうがあきらめてくれればそれですむが、延々付まとって吠えられることもなくもない。

そういう場合は近くのでかめの石を2~3個拾って「あたると痛えぞ」とお手玉のように手元でポンポン投げて見せ付けると効果がある。まだ吠える場合は威嚇に1個鋭い球を5mほど脇の地面に力いっぱい投げるとたいていあきらめてくれる。

1個だけだと投げた後手球(てだま)がなくなるので2~3個持つ方がいい。手持ちの球がなくなると相手は調子づく。そこまでしても効果がない場合は完全になめられている状態なので、しばらくむこうが飽きるまでほえられるのを我慢するしかない。その状態はたとえて言えば、こちらがこめかみに銃口を当てているのに「お前に引き金が引けるのか?」とにやついている状態。

向こうは本場の野生の勘を備えているので、なよっとしたいじめられっこオーラを嗅ぎつける能力は普通以上にたけている。反面奴らも痛い目にあうのは極力嫌う。自分の命の危険も敏感に感じ取る。ほえる野良犬を黙らせる最後の決め手は「こいつにこれ以上からむとやばいな」と思わせる必死必殺の気迫なのだ。

…と、ここまでは気合の入ったやんちゃ系旅人向け対処法。あるいはどうしようもない襲われる寸前の最後の手段。よい子タイプの旅行者にはあまり勧められない。かかわらない、あるいは無視ですむならそれが最も手間はない。
カオサンのワンコ

また徒歩でうろつくようなことを少なくすれば吠えられる状況も減る。そういう国々は大抵狂犬病汚染地域なので、矛盾するようだがかかわらないことが最善策。


 



 はみ出し情報
●メインPCのインターネットエクスプスローラー(IE7)が急に作動しなくなった。オプション設定やらLAN設定やら調べまくるもなかなか原因特定できず。どうやらサポートされてないアドオンを知らぬ間に取り込んでそれが原因で作動しなくなっていた模様。結局サファリ使ってIEサポートページから最新バージョンIE8確保で落着。PC調子悪くなるとへこむ。依存症?

●桜の季節もいつの間にか過ぎて最近暖かくなってきた。GWは航空券高いので、毎年おとなしくしている。最近見た「焼き鳥じいさん体操」がしぶい。


タイの甘くないお茶
詳細はこちら


クアラルンプール情報へ
クアラルンプール情報


   


日本では見かけなくなった風景   残飯食い放題でメタボ体型に  暑いので日陰で地面にへばりつく犬


安食堂の放し飼いの犬 ウボンラチャタニ駅前で
狂犬病は発病すれば100%死亡するとても怖い病気。かまれた場合は発病までの潜伏期間(10日~数年)に発病しないようワクチンを複数回接種せねばならない。その日のうちに病院へ行ってそれなりの対応が必要になるのでとても面倒だ。狂犬病詳細はこちらへ

ただ実際は野良犬と格闘になったり、噛み付かれたりするところまで発展することはほとんどない。私は吠えられることはしょっちゅうだが、かまれた経験はまだない。深夜着の地方バスターミナルからバイタクとの料金交渉決裂で、結構な距離を暗い中歩かねばならないような場合に、まれに団体さんに遭遇して吠えられるといった感じ。バイタク後部座席に乗っていれば吠えられることはまずない。

吠えられている状況で避けた方がいい行動は、怖がって逃げること。弱くて逃げるものを追うという奴らの狩猟本能に油を注ぐ。かけっこでかなうはずないので多分5秒後にガブッとされる。内心ビビリまくっていても「お前らなんて屁でもないわ」と睥睨する態度で無視しつつ、背中を見せずにゆっくり遠ざかる。その時にも手に石があればなお効果的。地元の気合の入った危ない人たちは野良犬相手にでかい石を直撃させる撃退法を使うので、海外では痛々しい怪我を負っている犬(カンボジアに多い)をたまに見かける。そういう効果もあって攻撃の対象が石を持つことがどういうことか奴らも承知している。ほとんど威嚇のみでことはすむので直撃は避けるべき。現地には動物病院の類(たぐい)はない。

数日前まで非常事態宣言が出ていたバンコクの騒動が一段落した。TVでは市バスが炎上する映像が流れていたが、定期的に起きるこの騒動のとらえ方も人によってさまざま。ヒステリックに「えらいこっちゃ」と騒ぎ立てるタイプから、「いつものイベント」とゆるくとらえるタイプまでいろいろ。安全情報は主語が誰かで変わってくるので、主語がはっきりしない状態で的を得た安全情報を提示しにくい。

一般的には被害を受けやすい旅行者に合わせて「危険です」といっておくのが正義の味方っぽくって無難なのだが、そういう言い回しはバスの炎上するTVを見て、誰にでもできることなので私はあえてしない。吠えてくる野良犬の群れに的確に対処できない旅行者には確かに今のバンコクは危険かもしれない。被害の受けやすさは要領のよさ、現地語の習得具合、危機回避の基礎体力などに左右される。

私はどちらかというと今回の件を「定期的イベント」ととらえる方。バンコクは日本と比べれば安全な都市ではないが、他の危ない国々と比較すれば十分ゆるい。少なくとも私がタイを訪れる時には、そういう国を訪れる際の緊張感はない。

リードのないでかいワンコ

バンコクの殺人事件発生率は日本の6~7倍。カラカスの殺人事件発生率は東京の100.8倍。ネットで首切りビデオが出回った直後のヨルダン、イラク国境付近も緊張感ビリビリだった。


首切りビデオ出た直後でガラガラだったシリア パルミラ遺跡 人のいない遺跡は最も遺跡らしい。

Booking.com

びー旅ロード2013   びー旅ロード2015   びー旅ロード2017
びー旅ロード2009   びー旅ロード2011   びー旅ロード2012


びー旅Top   サイトマップ   ロード08トップ   ロード09トップ