びー旅ロード 2009 No.019 |
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吠えられている状況で避けた方がいい行動は、怖がって逃げること。弱くて逃げるものを追うという奴らの狩猟本能に油を注ぐ。かけっこでかなうはずないので多分5秒後にガブッとされる。内心ビビリまくっていても「お前らなんて屁でもないわ」と睥睨する態度で無視しつつ、背中を見せずにゆっくり遠ざかる。その時にも手に石があればなお効果的。地元の気合の入った危ない人たちは野良犬相手にでかい石を直撃させる撃退法を使うので、海外では痛々しい怪我を負っている犬(カンボジアに多い)をたまに見かける。そういう効果もあって攻撃の対象が石を持つことがどういうことか奴らも承知している。ほとんど威嚇のみでことはすむので直撃は避けるべき。現地には動物病院の類(たぐい)はない。 数日前まで非常事態宣言が出ていたバンコクの騒動が一段落した。TVでは市バスが炎上する映像が流れていたが、定期的に起きるこの騒動のとらえ方も人によってさまざま。ヒステリックに「えらいこっちゃ」と騒ぎ立てるタイプから、「いつものイベント」とゆるくとらえるタイプまでいろいろ。安全情報は主語が誰かで変わってくるので、主語がはっきりしない状態で的を得た安全情報を提示しにくい。
バンコクの殺人事件発生率は日本の6~7倍。カラカスの殺人事件発生率は東京の100.8倍。ネットで首切りビデオが出回った直後のヨルダン、イラク国境付近も緊張感ビリビリだった。 |