セレンゲティ旅日記1 ナマンガからアルーシャへ
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ケニア・タンザニア国境 ナマンガからアルーシャ

ケニア・タンザニア・モーリシャス セレンゲティ旅ログ1

バンコクのカオサンロードで格安航空券を買ってケニア,ナイロビへ


レイクマニヤラナショナルパークのバオバブ

2003年5月15日                    次のページへ

昨日エアインディアのバンコク往復45日FIX42,000円で予約する。6/4~7/9、36日間の放浪。14日間FIXなら31,500円からあるがモーリシャスやキリマンジャロ登山を考えると、その程度の日程の違いに9,500円をケチるのは賢くないと判断する。

もちろんバンコク経由じゃない成田からのナイロビ行きもある。ただそれらは高いだけではなくて日程的にもかなり効率が悪い。エジプト航空の最安ナイロビ、30日FIX往復が129,000円。実質3日かけていく最悪の乗り継ぎ。エアインディアで13万円台、モーリシャス経由のナイロビ行きで18万円くらい。ヨーロッパ系はすべて20万円以上。このルートにアエロフロートの9万円台が飛ばなくなったのはきつい。(2007年5月22日エミレーツのセントレア発94,000円ナイロビ往復というのがあった。期間限定だったようで6月に入ってなくなってしまったようだ。現在は11~13万円台)


セレンゲティのキリンさん
今後の旅の出費はカオサンでバンコク~ナイロビ、あるいはアジスアベバがいくらで確保できるか次第。3~4年前調べた時は7万円弱。アフリカ滞在日数と予算を考えると今回はモーリシャスに寄るのは難しいかも。エアだけで往復600US$かかるらしい。最安のサファリでも2泊3日250US$、キリマンジャロ5泊登山550US$。う~ん、やはりカンボジアのようにはいきそうもない。

先週黄熱病の予防接種、ケニヤビザ取得済ます。ケニヤビザ、3000円と3年前のガイドブックにあったのに6000円になっておった。東アフリカとモーリシャスのガイドブックも購入。行く前から金めちゃくちゃかかっとる。黄熱病予防接種も2430円。ユリカモメ往復740円。これらだけでゆうに1万円越えとるじゃねえか。37度の熱があり、風邪気味で注射打って体調かなり悪い。37.5度以上だと打てないらしい。風邪とワクチンのダブルパンチで先週いっぱいダルダルだった。

旅の予定は全くの未定。決まっているのは6月4日にバンコクへ行き、7月9日に日本に帰ってくるということだけ。そういや先日テレビでケニヤ大洪水のニュースがあった。来月から乾季にはなるが大丈夫か?

2003年6月3日(火)PM13:32

明日バンコク発と迫る。銀行で820US$両替する。10万円弱。こんな大金アフリカで持ち歩いて大丈夫なのか?バンコクでナイロビ行きの航空券買わないといけないので日本円をそれに加えて14万円。あわせて24万円。こんな現金を持ち歩くなんてことは日本でもありえない。しかしTCは行き先がアフリカだと結局現金より高くつくのですべて現金にする。今改めて思うに10万円単位の両替はやはり日本でやっておくべき。バンコクやナイロビでそれだけの金額をごまかされないよう神経払って両替することを考えるとそれだけで疲れてくる。日本で両替で金額ごまかされることはまずないしね。

購入のガイドブックによるとナイロビでは日本人旅行者は必ず強盗に遭うというような勢いで書いてある。「あんな書き方してナイロビに行く人いるのかよ」と思うくらい強烈な言い回しでナイロビの状況を説明してくれている。あまり考えすぎると何もできなくなってしまうのでどっかりと構えることにする。これまでも「あれもするな、これもするな」の的外れなガイドブックに空回りの心配ばかりさせられてきた経験もあるし。「ナイロビは危険なので1人歩きはやめよう」って町を歩かないで旅なんかできないじゃん。

時間的にも金銭的にもキリマンジャロ登山か、モーリシャス行きかはどちらか一方の選択になりそう。登山に600$かけるくらいなら、モーリシャスへのエア代に600$かけた方がいいような気はする。マダガスカルによるって選択もあるし。


★東アフリカ情報

2008年6月のアルーシャ発の現地サファリ実録情報。ウガンダ放浪後ムワンザ経由でアルーシャ→モシ→ダルエスサラームへ。詳細はこちらへ

2003年と古いので公開しようか迷っていたアフリカ放浪を過去ログとして公開。この旅をしていた時期、こういうサイトを公開することなど全く考えていなかったので、宿やツアー会社の連絡先紛失してしまったりと若干雑。また画像もデジカメではなくフィルムからプリントしたものをスキャンしている。セレンゲティは日本からツアーで行くとびっくりするような値段になるので、個人で安く行く場合の大まかな参考程度にはなる気はする。

2010年2月1日現在のケニアシリングレートは1ksh=0.84714円、1万円替えて11,8044ksh。タンザニアシリングは1Tsh=0.066円、1万円円替えて149,571.5Tsh。モーリシャスルピーレートは1Rs=3.00円、1万円が3,338.7Rs。

西アフリカ情報 アフリカンインパクトはこちらへ




ンゴロンゴロ国立公園


レイクマニヤラのキリンさん
 


移動中の土ほこりでのどをやられて咳がでる。ライオンさんは咳が嫌いだそうで完全にガンとばされている状態。




写真撮影のアルバイトをしていたので利用してあげた。マサイ語は出来ないのでスワヒリ語で交渉。1US$。
2003年6月5日(木)AM5:55
台北旅社250Bに値上げしおった。昨日宿に着いたのは夜の7時。空港に着いたのは4時半だったんだけどバスが結構渋滞した。59番が着たらカオサンへと思ったが、こなかったので29番でホアランポーンへ向かう。バスの窓からでかい黒いビニール袋に思いっきり頭を突っ込んで残飯を貪り食う野良犬を見てなぜか元気が出る。成田からのフライトでは隣にガーナ人が座ったのでその辺の話を聞く。彼の飛行機代はなんと往復18万円。興味深かったのはガーナ人の彼でもライオンは動物園でしか見たことがないとのこと。フライト中に3時間、宿では9時間寝る。昨日は雨なのに気温33℃。外はもう明るい。


ナイロビまでの飛行機代がどこまで絞れるか、バーツレートがどのくらいになるかで今後の出費が決まる。昨日空港での両替が1万円=3407Bであせる。2ヶ月前までは3500B代だったのに。いつアフリカへ発つのか、アフリカのどこへ行くのか、何もわからないファンキーな旅。腹減った。飯に行くぜ。

AM7:34 豚足定食屋が朝っぱらからやっていた。ライスとセットで32B。かなりうまい。今日は1日ぐでっとしててもいいか。雨季なのに朝っぱらから晴れまくり。蒸し暑さも倍増。何でもいいが腹出すぎ。もっと運動せい。


動物だけでなく木々がアフリカっぽい     セレンゲティのカバさんたち        レイクマニヤラの夜明け


2003年6月6日(金)AM5:10
よく寝た。風邪気味のコンディション大分回復。今日の夕方、バンコク発ってナイロビへと向かう。昨日カオサンでナイロビ行きの航空券買う。チャイナタウンからカオサンへバスで2往復。26,600B(76,970円)GULF AIR 40日OPEN(現在はナイロビには飛んでいない)。思ってたより高めだが許容範囲内。カオサンまで手間かけていって日本で買うより高くつくという最悪パターンは何とか回避できた。2万円くらいは安くなった感じ。アブダビ経由で接続は2時間くらい。早朝6時前にナイロビに着くようなのでそのままナマンガまで向かうつもりでいる。カオサンでは旅行会社10軒以上回ってその中から決める。値段もいろいろでうさんくさい会社も多々あった。

カオサンロード 旅行会社が集中している通り。

最終的に決めたのはNSツアーズ(写真右下)というところ。日本円で8万円近くの支払いで大金持ち歩く危険はやや減る。昨日エアインディアのリコンファーム済ます。今回は電話代1Bですむ。



    豚足定食2007年現在はライスつきで42B 場所詳細はこちらへ          NSツアー

2003年6月6日(金)PM22:34
GF151にてアブダビ到着。今、夜のアブダビ空港にいる。顔はしかられた小学生。めちゃくちゃ不安。おそらく今この空港にいる日本人は僕一人。アラブ系の人、アフリカ系の黒人が金髪染めたての日本人をめずらしいパンダを見る好奇の視線を投げかけてくる。TVでしか見たことのないダースベーダースタイルのイスラム衣装が黒いおばけって感じで一層不安を盛り立ててくれている。あの中身が女の人っていうのもピリッとくるよな。ナイロビ行きはAM1:45ってあと3時間もあんじゃん。バンコク~アブダビ間6時間はほとんど寝ていた。飯も食わずにジュースも飲まずに、持ち込んだミネラルウォーターだけ飲んでひたすら寝ていた。気がつくとアブダビ到着であっという間にこのファンキーゾーン。5年位前のモスクワの空港は暗くて不気味だったが、ここは明るくて不気味だ。ちょっと違うだろという感じの内装と、必要以上に明るい照明が一層不気味さを演出している。おれひょっとしてとんでもないとこに迷い込んじまったんじゃねえか?アブダビってUAE(アラブ首長国連邦)だったんだね。ドーハもドバイも近い。

2003年6月8日(日)AM4:18
ケニア~タンザニア国境の町、ナマンガのキリマンジャロゲストハウス、シングル1泊300KSH(545円)にいる。電気のつかない真っ暗な部屋で懐中電灯の明かりで今この日記を書いている。少し時差ぼけで妙な時間に目が覚める。この部屋に電気はあるのだが通じている時間が決まっていて、明け方4時のこの時間には電気がきていない。エキセントリックワールド真っ只中。ナイロビは予定通り素通り。アブダビでは3時間半ほどのフライト待ち、その後4時間半のフライトで、アブダビとは-1時間の時差のナイロビに到着。現地時間の朝5時35分頃。まだ真っ暗でしかもわずかに雨。入国の時、サーズの体温検査ある。前日まで風邪っぽく熱ありそうな感じだったのでやばいかと思うも35.8℃?なんだそれ?風邪なおってんじゃん。


セレンゲティのキリン
空港出て早速両替。1万円替えて5510ksh(ケニアシリング)、1ksh≒1.81円?初めての両替でぼられているのかどうかも不明。ゲートを出るとお約束のカモを待つ人々。アルーシャまでの直行バスが30US$。ちょっと気持ち揺らぐも踏みとどまり、1000ksh(約1800円)のややボリ空港タクシーで市内ダウンタウンへ向かう。まだ暗い中、朝一のローカルバスを待つ元気はなかった。向かった先は危険ゾーンとガイドブックにあるナマンガ行きマタツ(地元系乗合自動車)ステーション。その空港タクシーは市内の旅行会社のタクシーらしく、同乗の旅行会社のスタッフと思わしき日本語をしゃべるケニア人お姉さんがいろいろすばらしい現地情報を教えてくれた。

とにかく何とか自社のアルーシャ行きの30$シャトルバスに乗せようとしゃべりまくる。まあ狙いはその後のサファリツアーなんだろうけど。「マタツは危険だ」「事故が多い」「ドライバーはみんな無免許だ」「ダウンタウンには銃を持った危ない奴らがいっぱいいる」「そうだ。今日は土曜日だ。ケニアの人々はクリスチャンなので土日にナマンガに行く人はいない。ナマンガ行きのマタツが出るのは昼過ぎだ」等々。

彼らのしいたレールに乗って行ってもよかったのだが、どうもそういうのに肌が合わない。アルーシャまで30$というのはどちらかといえば適正価格とは自分でもわかっているのだが…


とりあえずそのおんぼろ空港タクシーでマタツの発着所に向かう。車がダウンタウンに入るなり、それまでかかってなかったドアロックをそのお姉さんがあわててかける様子がファンキー。そんなに危険なのか?ナイロビのダウンタウンは日曜の渋谷のようなものすごい人なのだがそれがすべて100%アフリカン。見事なほどに外国人が1人もいない。他の観光地では必ず見かける欧米人観光客のみならず、韓国人や中国人も全く見当たらない。アラブ系の人すら1人としていないのだ。そこに金髪のおかしな格好の日本人が1人で紛れ込むのもかなりデンジャラス。覚えたてのスワヒリ語でマタツドライバーと交渉し、300ksh(545円)でまとまる。ナイロビは外国人の泊まるホテルやゲストハウスでは英語が通じるが、マタツのドライバーにはなかなか通じない。(この辺一帯には50を越える現地の言葉があってスワヒリ語が共通語になっている。ナイロビを離れて地方へ行けば行くほどその傾向は強くなり、その後のタンザニアでの地元生活ではほとんどスワヒリ語オンリーだった)

さっきのお姉さんガイドの「昼過ぎまで出ない」の予言は見事にはずれて、ちょうど朝の客がたまったところだったので、待ち時間3分で出発。AM7:00頃だった。天気は曇り、気温も半袖では寒いくらい。件のガイド氏によればここ1週間ずっとこんな天気だったそうだ。ナマンガまでのマタツは1000kshだとか言っていたが大うそじゃん。

で、2時間のドライブ後ナマンガ到着。宿も複数ありすぐに見つかる。ガイドブックにあった「ナマンガゲストハウス」の二つ隣、先にも書いた「キリマンジャロGH」シングル1泊300ksh。コンセントはあるのだが電気がくるのは夜の3時間ほどだけ。後は停電状態。昨日夕方6時半ごろ部屋の電気のスイッチを入れても電機がつかず、「うわ、またこのパターンかよ」と覚悟決めるも、その後飾りだと思っていた蛍光灯がついて感激。しかし、通電していた時間帯はほとんど寝ていて今もこうして懐中電灯で日記書いているし、実質電気のない山小屋生活と変わんないんだけどね。



マニヤラ湖を見下ろす                 バオバブ                   バオバブ


セレンゲティー周辺マップ 青い丸点クリックで掲載地区の日本語情報表示されます。


2008年6月のアルーシャ発の現地サファリ実録情報公開中。詳細はこちらへ

国境の両替は20US$=20,000Tsh(タンザニアシリング)。ガイドブック情報よりかなりいい。0.016Tshが0.012Tsh位になっている。やっぱケニアよりタンザニアを拠点に放浪した方が安上がりになりそう。宿のレストランで生まれて初めてヤギの肉を食う。170Kshで3人分はあるかというとてつもない量。おかげで昨日は早朝?AM2時頃食った機内食とそのヤギ肉定食だけですんだ。チャパティー10Kshだったが、ミネラルウォーター100Ksh、コーヒー50Kshとぼられ気味。結局地元定食屋なのに合計で350Ksh(635円)も払う。まあ態度はよかったし気分よく飯が食えたので小銭をめぐってのバトルはやめておいた。

昨日ナマンガまでの車内で隣にまじめそうな青年が座って、彼が英語をしゃべったのでいろいろ情報を仕入れる。このシーズンは天気がよくないことが多いらしいが、晴れるときには晴れるらしい。晴れる確率の高いベストシーズンは12月から2月くらいまでだという。とはいってもサファリが目的の場合は天気ばかりでなく、大移動するヌーとそれを狙うライオンとかががいる時期に行かなくてはならないのでその辺のタイミングも重要。ナイロビは南緯1.7度でほぼ赤道直下なのだが標高が高いために涼しい。彼が言うには夏冬もしっかりあるとのこと。ナマンガにいても宿で寝てて、多少息苦しさを感じるのはやはり高度のせいか?いずれにせよ赤道直下のアフリカで肌寒さを感じるというのは予想外。ナマンガの通りをブラブラしててテレビで見たマサイ族のような格好した奇妙なのがいるなと思っていたら、本物のマサイ族だった。この周辺にはマサイの集落があるらしく、お土産をしつこく売りつけようとしていたおばちゃんもマサイだと後で知る。

昨日は24時間体勢で寝まくる。散歩して飯食ってまた寝て。やっぱバンコク~ナイロビ間の移動はくたびれた。ナマンガは何もないとこだが、ぐっすり寝て時差ぼけの疲れを取るにはいいとこだ。今日は日曜だがタンザニアビザが取れたらアルーシャにでも向かおうかと漠然と考えている。取れなきゃここでもう一泊してもいいかなって気分。トイレシャワー共同で、部屋の中に水道がないので口すすぐにもいちいち部屋を出んといけんし、部屋にはファンもないけどなぜか居心地はいい。

AM8:10
宿に併設の食堂で朝飯を食う。またぼられそうになるも今度は笑顔で説得。カレー味のサモサ、オムレツとあげパン、コーヒーつけて合計70Ksh(126円)。今日も朝から曇り。宿の人間によると乾季でもこういう天気の日が続くので6~7月は旅行にはあまりいいシーズンじゃないらしい。ガイドブックには一言もそういうことは書いてなかったぞ。ま、雨季のカンボジアのように連日雨ザーザーってのよりはましだけどね。

外気温20℃前後、ちょっとききすぎたクーラーがかかっている感じ。長袖でちょうどいい。部屋にファンがなくてもぐっすり気持ちよく眠れる。ナイロビの標高1700mってツェルマットやシャモニーより高いんじゃないの?


2003年6月9日(月)AM6:49
アルーシャのキトゥンドゥゲストハウスにいる。1泊4,000Tsh(480円)。カビ臭く騒音うるさい結構きつめの独房宿。トイレシャワー共同。ここで4,000Tshは高くないか?昨日ナマンガからギュウギュウ詰めのプジョー(乗り合い自動車)で到着し、あまり宿を探し回る元気がなかった。

タンザニアビザはナマンガで写真もフォームも必要なく、20US$であっさり簡単に取る。その後ナマンガから3,000Tsh(360円)のプジョーでアルーシャへ。普通の乗用車に11人乗り。昨日は天気も晴れたり曇ったり、窓側の席で風を受けながらそこそこルンルン気分で移動。微妙にぐにゃぐにゃと曲線を描く地平線が作り出す不思議風景はかなりぐっと来た。ここが標高1,000m以上だとは信じられない地形。

アルーシャに着くと胡散臭いツアーへの勧誘が怒涛のごとく押し寄せる。ナマンガからの車から降りたとたん「どこへ行くんだ」「俺たちがあんたの行きたいゲストハウスに送ってやろう」と営業トーク全開モード。車を降りた所から行こうとしていたゲストハウスまで結構歩きそうだったので、その無料送迎を利用してみる。どの道どこかのサファリツアーに申し込まねばならないのだから、怪しいツアーも含めていろいろ検討しようとは考えていたし。車の中でも「俺たちのツアーはガバメント系だ」「見ろ。こんなに多くの人が喜んでメッセージを残している」「どうして今決めない?チャンスを逃すな」と絵に描いたような悪徳ツアーのにおいプンプンのセリフのオンパレード。とりあえず今泊まっているゲストハウスまで連れて行ったもらい、そのままじゃ悪いので奴らのツアー事務所に話を聞きに言ってみる。だがその後も同じパターンで話しを聞けば聞くほど行く気がなくなる展開。「ここにしばらく滞在するので考えさせてくれ」とそこを後にする。

その後町をプラプラしているといたる所でサファリの勧誘。サファリ関係はすべて英語が通じる。勧誘の怪しいおっさんもとりあえず英語を話す。実際1日2日滞在してゆっくり決めようと考えていたが、飯のときから散歩の時まで延々付きまとって離れないこれまた怪しいあんちゃん紹介のツアー会社の話しを聞きに行く。そこはガイドブックにも紹介されていた有名な宿にあるツアー会社で先ほどほどは胡散臭さは感じなかった。そこでロッジの4泊5日で450US$というのがまともそうだったのであっさりと決めてしまう。キャンプでいいからもっと安いのはないかと尋ねるも、オフシーズンなのでキャンプもロッジも同じ値段だとのこと。確かに提示の金額はロッジではなく、キャンプサファリの値段だ。1人参加なのでタイミングよく他のツアー客の出発に合わせる必要もある。急展開。ツアー決定でなんと明日の朝発。


ツアー会社名連絡先記録なし詳細不明 車にあった会社のロゴ


ナイロビまでの航空券をカオサンで買ったときもそうだったのだが、結構な大金を前払いで全額支払う時は思い切りが必要。どちらにせよ誰かを信じて踏み込まなければ何も始まらない。今のとこ特に問題はなく、手持ちの現金を有効に半額に減らす。昨日午後2時頃ウガリとニャマチョマ Nyama Choma にチャレンジ。500gのサイコロステーキの巨大盛と同量のマッシュポテトの巨大な塊。大食い選手権参加する気は別にないんだけど。とても完食は無理で3分の1は残す。おかげで昨日は晩飯は食わずにすんだ。値段は2,000Tsh、コーラが250Tsh。来たばかりで適正価格もわからないのでぼられているかどうかも不明。

PM5:00
高度のせいかよく寝る。夕べ雨土砂降りで、今日も朝からドン曇。まだアフリカに来て3日目だが、天気には恵まれていない。夕方になってようやく晴れ、今まで雲の中に隠れていた4000m以上というメルー山を初めて見る。高度で言えばマッターホルン並じゃん。雪はなくはげ山。あんなもんが今まで雲に隠れていたとは意外だった。さっきマーケットを地元少年3名ほど引き連れて徘徊。スワヒリ~英語の会話集買う。3人の少年と別れ際にガイドしたからチップをくれと思ってた通りの展開。さほど不快な思いしなかったので1人500Tsh(60円)づつあげる。今回僕と同行する他の4人のサファリツアー客は今日からアルーシャナショナルパークに行っている。僕は彼らのツアーの2日目から参加という感じになっているのだ。でもキリマンジャロが見えるっていうのがウリのナショナルパークにこんなドン曇の天気で行っても無駄な気はするが。そういいつつも人事ではない。明日はわが身になることもあるわけで… 今の感じだと明日ははれそうな感じではあるが今日の午前中のような天気だと辛い。

部屋は同じゲストハウスの2階に移る。窓からメルー山が見える。ここもアウトサイドバストイレで4000Tsh。「同じ値段でこんな部屋あるならあんな独房宿に泊まらせないで最初からここに泊まらせろよ」と内心ぼやく。


レイクマニヤラのキリン

6月10日(火)AM6:08
この旅始まって以来の快晴。雲ひとつない快晴。やはり天気は旅の気分を変える。宿の人間によるとここ1週間くらいは現地ではずっとドン曇だったらしい。サファリ初日にこの快晴はラッキーだ。昨日のような気分も落ち込む暗い天気じゃ450$も支払った意味がない。高度が高いせいもあるのか空がむちゃくちゃきれい。窓からメルー山が見える4000Tsh のこの部屋も天気がよければおいしいかもしれない。サファリ後の展開どうしよう。キリマンジャロに登るかどうか。既にこのサファリで450$使い、キリマンジャロにも行くとすると、また500$かかってしまう。マダガスカルやモーリシャスに関してもどうするかは全くの未定。300Tshのビスケットがうまかった。


レイクマニヤラにはジャングルのようなところもある。

6月11日(水)AM3:26
レイクマニヤラのセレブ系ホテルにいる。ツアー代は1日当たり90$なのにこんなホテルに泊まっていいの?って感じのホテル。昨日はサファリ1日目。同行しているのはオランダ人夫妻とルクセンブルグ在住のイギリス人、スイス人。ガイド兼運転手と料理係の地元スタッフが2人。総勢7名。ガイドのアフリカンイングリッシュがホゴホゴと聞き取りにくく態度も結構カチンとくるものが多かった。初日の昼食時にマニヤラ湖を見下ろせる山に車で登ってそこでランチボックスを食った。それが昼食は出るのに飲み物が全くないという変則サービス。ところが近くにミネラルウォーターを売っているような売店がなく、水を各自持参せねばならなかったらしい。そんな話しは全く聞いていない。食事の時は持ち込んだわずかな水でしのいだが、その後後半のどカラカラでかなりまいった。水くらいどこでも売ってるだろうと踏んでいたのが間違い。アフリカの国立公園にコンビニがないことなぞ当たり前なんだが、事前に「水を用意しといてくれ」の一言言っといてくれよという気持ちが強かった。サファリ自体は水がある前半は楽しめたが、後半水が切れてからはのどカラカラで象や猿どころではなかった。向こうの連絡の不備でこうなったのに、ガイドは「何で水持ってこないんだ」という態度で若干腹は立った。このホテルについて冷たい水飲んで、同行のヨーロッパ組との晩飯の談笑が昨日のその後の救いにはなったが。

夕食後もその同行の4人からいろいろ情報を得る。イギリス人とスイス人のあんちゃんは20代後半といった感じで、2人とも先週キリマンジャロ登頂したばかりで、7日かけて総額約1,000US$もかかったそうだ。話を聞いていると「登頂したい」という観光客の気持ちを逆手にとって、うまい具合にぼったくりの構造ができているようだ。「5日で550US$ですよ」と誘っておいて、途中高山病とかが出れば当然1日、2日と延泊し日にちが延びる。結果1日あたり100US$づつの出費が加算されていくというカラクリ。外国人観光客をカモにした単なる金食い山じゃん。時間をかければだいたい誰でも登れるそうで、なんか行く気持ちがそがれた感じ。モーリシャス、マダガスカル方面を優先させたほうがいいかも。サファリ自体は結構テンション高く、キリンやらカバやらに頻繁に遭遇する。

レイクマニヤラの象さん

マニヤラ湖畔、地平線にピンクの線が1本視界の端から端まであってそれがすべてフラミンゴというありえない数。湖には淡水湖部分と塩水湖部分があってカバやペリカンは淡水湖に、フラミンゴは塩水湖部分にいる。とにかく鳥の量が想像以上でギョッとする。象やバッファローもアジアンサイズより1.5倍くらいでかく、ディクディクやインパラは近くで見ると明らかに鹿とは違うオーラを発している。バオバブやアカシアの森林も気分を盛り上げてくれた。

レイクマニヤラナショナルパークはジャングルと塩水湖周辺のサバンナ部分に分かれていて、アフリカはサバンナだけじゃなくジャングルもしっかりあるのだなと納得。天気も丸一日快晴。今日1日でかなり土方焼けしてしまった。ここのホテル正規に宿泊すると1泊132US$するらしい。微妙に年季入っていてクヒオ通りの60$ホテルって感じ。昨日までの1泊4$の宿よりはましだが「ここで132$は高すぎだろ」というのが率直な感想。サファリ関係は国をあげてのぼったくり体勢が完備されていて、そこから逃れられないようになっている。それでも今日1日後半ののどの渇きを除けば1日90$の価値はかろうじてあるか。



6月11日(水)PM19:06

車で1時間走っても延々と地平線が続くセレンゲティ
セレンゲティナショナルパークの「セロネラワイルドライフ」というこれまたセレブ系ホテルにいる。ここの正規料金はなんと1泊152US$。サファリで使うこの手のホテルは白人社会中心で成り立っているようで、宿泊客もすべてヨーロッパからの白人客。両替レートもドイツや豪州はあっても日本円はない。2日前まで安宿の定食屋で僕以外がすべてアフリカ黒人という状況と同じというか、逆というか…

今日のサファリ念願のセレンゲティー。ライオンに食われてもおかしくないくらいまで近づき、窓から身を乗り出して写真を撮る。「キャノンオートボーイ」というコンパクトカメラで望遠機能がないのでその分近づかなければならないのがファンキーだ。

サバンナの草原にはシマウマもキリンもヌーもガゼルも当たり前のように普通にいる。特にシマウマとヌーは地平線の彼方までものすごい数がいる。動物だけじゃなく木や風景がアフリカ独特の不思議ワールドを展開してくれている。このロッジはセレンゲティーのまんまん中。どっち方向に行っても数百キロは延々とサバンナだ。

今も外でわけのわからん鳥がギャーギャーうるさい。昨日カチンと来ていたガイドの態度も今日はややましになった。今思うにこんなランクのロッジサファリで4泊5日450US$はかなりラッキーだったのかも。天気にも恵まれ土方やけでヒリヒリ。シマウマやヌーが走りまくる姿を見てるとなんとなく元気になる。

それにしても今日は疲れた。食欲もなくなるほど疲れる。あまり予備知識なくサファリに参加しているがセレンゲティってナショナルパーク自体がスイスと同じ面積があるんだそうだ。日本で言えば東京、神奈川、埼玉、千葉、1都3県あわせた広さだ。そのど真ん中に1件ぽつんとあるホテルなので夜中は電気は止まり真っ暗、お湯も時間制限で夜中は出ない。正規料金1泊152$のホテルなのに。




この写真ではわかりにくいが地平線にピンクの線が1本走っていてそれがすべてフラミンゴ。上空にはは無数の鳥が舞っている。手前の川は淡水エリアでペリカンとかがいる。

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