◆びー旅ドットコム モーリシャス旅行記2003
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モーリシャス タマリンの夕暮れ

2003年6月24日(火)PM7:56           前のページへ戻る

イルオセルフへ向かうボート乗り場から
モーリシャス、グランベのオーシャニックビラにいる。宿の人はゲストハウスと言っていたがかなりリッチなつくり。キッチン付、海の見えるテラス付。1泊450Rs。今のレートで1Rs=4.3円で計算すると1,953円。ハワイなら80US$はするであろうアパートメントタイプのコンドミニアムって感じ。モーリシャスはTシャツも安く1着150Rs(645円)。ナイロビやアルーシャより安い。

昨日から今日にかけてのフライトはほとんど寝られずきつかった。ナイロビでは実質6時間の待ち時間の後、搭乗時間は4時間。疲れた中でモーリシャスの空港で入国の時にひともめ。

金髪、国籍不明、短パンTシャツのナイロビからの入国者はそれだけで危険人物になってしまうみたい。入国審査は難なく通ったが税関検査ではテロリスト扱い。おまけにパスポートにはファンキーな危ない国々のスタンプで埋め尽くされているのがまた彼らの職務に対する情熱を掻き立ててしまったようだ。

乗客みんな検査終わった後、1人だけ残され約10人に囲まれて、荷物をすべてひっくり返されての取調べ。深夜のフライトで疲れてもいたので余計にイラついた。この状態にニコニコしてたらいつまでたってもらち開かないなとの計算もあり、若干キレる。こっちは何の落ち度もない普通の観光客なわけだし、単なる嫌がらせのじゃねえかというとこまでいっちゃってる感じだった。不快にならない最低限の礼儀があればこっちも我慢はしたのだが、犯人扱い、敵意丸出しの尋問じゃ腹も立ってくる。深夜のナイロビ発早朝モーリシャス着の空港で係官10人に取り囲まれての尋問という経験はネタ的には貴重といえば貴重なのだが…。普通日本人は1人30万円以上の料金を払い、ツアーでアジア方向のフライトで到着するのが一般的。ハワイが飽きたらモルジブやタヒチに行き、そこも飽きたらモーリシャスといった傾向があるように、どちらかというとお金持ち旅行者の多い土地柄も災いしているかもしれない。

税関職員相手に必要以上のヒートアップは余計にことを面倒にすることは十分わかっていたので、その辺計算の上で「職務でも礼儀は必要だろ」と論理的に反論。何とか開放される。

お知らせ
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  • 2010年2月1日現在のケニアシリングレートは1ksh=0.84714円、1万円替えて11,8044ksh。タンザニアシリングは1Tsh=0.066円、1万円円替えて149,571.5Tsh。モーリシャスルピーレートは1Rs=3.00円、1万円が3,338.7Rs。
  • タイの空港から市内へ安く行く方法公開中。タクシー、エアポートバス、市バス情報。スワンナブーム空港の公共交通センターからアランヤの国境までのバス情報もあり。詳しくはこちらへ


アコンカグア イグアス 36L 定価11,800円 →6,980円(税込) 詳細はこちらへ

   






グランベの宿から徒歩30秒でビーチ
深夜便で到着の上、そういう疲れる1件があって、市バスでグランベまで行く元気はなく、エアポートタクシー、700Rs(3010円)ということなので利用してしまう。距離は80kmもあるので仕方ないと思うもやはり高い。バスで行く場合は空港出口から200mほど歩いたところに空港バス停があり、そこに市バスが通っている。ただしそれだとグランベに行くにはポートルイスで乗換えが必要。値段は合計で40Rs程度(170円位)。ヘロヘロで乗り換え等も面倒だったし、バスで行くと宿探しが大変だという計算もあり、700Rsのタクシーを選択。運ちゃんの紹介の安ホテルをあたることにする。

ある意味正解でかなり快適にグランベのこの安宿?1泊2000円にたどり着く。モーリシャスにはアフリカ黒人は少なく、ほとんどがインド系。また彼らの多くが英語、フランス語、ヒンディー語、クレオール語の4ヶ国語を話す。タクシーを降りる時、お約束で100Rsのチップの要求。700Rsは安すぎる、普通は1000Rsだとインド系特有のゴネが始まる。だってあんたが700RsでOKしたんじゃん。結局25Rsで折り合うがむこうは不満たらたら。

明日の近くの島へのツアーを宿のおばちゃんの勧めで1000Rs(4300円)で参加することにする。宿代2000円、ツアー4300円、やっぱモーリシャス金かかるな。でも実感としてはハワイほどではないか。宿の前のチキンカレー、コーラ込みで110Rs(473円)はやっぱ六本木インドカレーでめちゃうまかった。今日、自転車1日100Rsで借りて近くのビーチで1時間ほど日焼けするが、深夜フライトと移動の疲れでせっかくの快晴ビーチも味わう余裕なし。宿に帰ってシャワーも浴びずにお昼寝。明日は早速ツアーだが、7日しかないのでどんどんこなしていかねばあっという間に滞在が終わってしまう気がする。彼方に見えるリーフでは結構波があるようでレンタルボードがあるというタマリンのゲストハウスにも行ってみたい。モーリシャスの空はハワイの空の色と微妙に違う。あそこまで強烈に原色ではなくて色の強烈さはないんだけれども透明度があるような経験したことのない不思議な空の色だ。

夜のモーリシャスは天然の冷房が効いてる感じでひんやりしていて気持ちいい。疲れているなりにしっかりいろいろこなした1日。空港レートは1万円が2273Rs(4.4円)、宿近くの香港上海バンクってとこでは2304Rs(4.3円)。モーリシャスに来てまだ日本人と会ってない。日本車は町中にあふれているけどね。この宿も創設以来日本人客は僕が初めてらしい。宿のおばちゃんはほとんどの客はフランス人と言っていた。




こちらはモルジブ


6月25日(水)PM8:12
イルオセルフのツアーに行く。最初はこの宿からフランス人夫婦と僕の3人。途中レユニオンの2人の子連れ夫婦と一緒になり今日は丸1日フランス語研修の1日だった。第2外国語はフランス語だったんだからもうちょっとしゃべれてもいいんじゃない?肝心な会話はすべて英語になってしまう自分が情けない。シャモニーなんかと違って向こうが英語しゃべってくれるってのもあんだけど。

最初は北部の島に行くツアーということで申し込んで1000Rs(4300円)払っていたのに、何の連絡もなくイルオセルフのツアーになっていた。「なんかテンション低い島のビーチやのう」と思っていたらそこがイルオセルフだった。イルオセルフのルトロピカルホテルに1000Rsも出して宿泊しなくて正解だったかも。海の色はきれいなのだがイルオセルフのビーチそのものは思ってた以上にゆるかった。最初イルオセルフのツアーは700Rs(3010円)と言っていたので帰ってからにこやかに文句を言ったら、驚いたことに300Rs(1290円)戻ってきた。意外。しかしツアー自体は前半のわけのわからん植物園に無駄による時間ももったいなかったし、しょぼい滝へのボートツアーが一層拍子抜けさせてくれていた。

インド色の濃いモーリシャスではやはりカレーがうまい。昨日も近くのレストランでコーラ込みで110Rs(473円)。今日も同じものをと夕方行くもしまっていた。飯を求めて夕方の散歩。すると屋台っぽい店に地元の人達が群がっていた。観光客には縁のなさそうな激安地元定食。モーリシャスにもあるんじゃん。こういうのがさ。正体は「カレージャガイモおかゆ」と言った感じのソウルフード系、10Rs(43円)。日本のご飯を食べる茶碗より一回り小さいおわんになみなみとついでくれる。

2杯食って20Rs(86円)、昨日の六本木味のカレーの晩飯代の1/5以下の値段でした。そういやツアーで出た昼のマグロのバーベキューも結構うまかった。バーベキューにマグロってのもモーリシャスっぽくてグッと来る。味は日本の照り焼き?って感じ。ここは高級マグロの産地だもんね。部屋においてある中国産緑茶ティーバッグがうまい。この宿結構居心地がいい。宿のおかみさんのインド風のキャラもいけてる。

モーリシャスの天気の移ろいは激しい。雲ひとつない快晴と喜んでいるとあっという間に黒雲が立ち込めて雨がぱらつき、また快晴になる。風も強い。サンゴ礁の外は結構波があるように見える。とはいえグランベの波のたっているリーフの外まではどこも2キロくらいあり、どの程度の波なのか確認しにそこまで泳いでいく気はしない。ツアーの最中、イルオセルフでレンタルボードについて聞くがどこも返事はノーだった。イルオセルフのツアーの途中でよった植物園が思いがけずよくて写真はそこの公園でばかり撮っていた。海に行っていた時には雲も多く、ビーチのテンションもいまいち。撮った写真も数枚。そうはいっても今日のツアー代は丸1日のツアーでバーベキューの食事もついて3,080円。しっかりモーリシャスで節約生活できてるじゃん。ハワイで43円の食事はありえない。地元の物価はハワイよりはずっと安いんだなと実感。


タマリンから見るマッターホルンもどき タマリンサーフィンは結構楽しかった。 イルオセルフツアーでよる植物園のオオオニバス


6月25日(水)PM7:12
モーリシャスの海は独特の雰囲気をもっている。高緯度のせいか空の青さが原色ではなく、微妙な空色で空気が澄んで見える。ビーチの砂もワイキキと違って天然の真っ白な砂。リーフの先は2キロの彼方で、遠浅の部分がその白い海底の砂を透かして見えて見事な配色。今日は朝の9時からグランベの一番でかいビーチで日焼け。この旅初めて海に入る。この宿からそのビーチまでは結構遠く、バスも走っているのだが本数が少ないのでバスを待っている間にバス停2~3個歩いてしまう。そうなると途中で乗るのもバカらしいので結局歩き通してしまった。3kmくらいか。北部のバス会社の名前が「TBS」ってどっかで聞いた名前。いったい何の略だ?

今日は1日現地食。朝はカレーチャパティーサンド7Rs(30円)、1/4サイズの茶色いパイナップル10Rs(43円)がうまい。昼はサモサなど揚げ物、おやつ系5個で7Rs(30円)とチキンサンド25Rs(108円)。こちらは値段のわりに味はいまいち。観光客の機嫌をとったような味付けが逆に点数を下げている感じだ。売ってる兄ちゃんは気さくで感じよかったけど。で晩は部屋のキッチンのコンロ使って5Rs(22円)のモーリシャス製のインスタントラーメンを作って食う。チンゲン菜15Rs(65円)で大量に買って入れたが量が多すぎて1/3も使わんかった。

明日どうしようか迷う。グランベ、イルオセルフと主だった所は一通りかじったし、今の宿もコストパフォーマンス的にはかなりいい。ここに腰落ち着けてもいいのだが、やっぱ1泊2000円は少し高いかな。ポートルイスやタマリンでも安宿探ししてみたい。ただきれいなビーチがウリの観光地であまり緊縮財政でいくのもなんだかなってのはある。これでサーフボード確保できれば完璧じゃ。

今日の出費、宿代除けば118Rs、519円。宿代高いので1日の出費を押し上げてくれている。といっても1日の総額約2500円なんだけどね。アフリカの放浪で引っ込みかけた腹がモーリシャスでまた出っ張ってきた。帰ったら運動しよ。

6月26日(木)PM6:43
グランベからタマリンへバスで移動する。観光客にはとてもわかりづらい複雑で機能的でないバス路線の乗り継ぎ。そんなに観光客に安い交通機関を利用させたくないのか。グランベからポートルイスまで19Rs(82円).島の北半分のバスと南半分のバスのターミナルは1km離れているとは聞いていたが意味ないじゃん。歩けど歩けどターミナルっぽいところが見えてこない。しばしさまよいようやく見つけるも、乗り込んだバスはタマリンには行かず、バンブー行き、17Rs(73円)。途中広大なサトウキビ畑に1本の高速道路が走っているだけの分岐点にあるバス停で降ろされ目が点になる。不安だったが5分ほどでタマリン行きのバスは来た。14Rs(60円)。

ポートルイスでタマリン行きのタクシーの値段を聞いたら500Rs(2150円)。グランベからなら1000Rs(4300円)以上はとられそう。バスで行けば総額50Rs(215円)、1/20だ。

タマリン到着後はしばし徒歩で放浪後さほど難なく事前チェックしていた「Chez Jacque」を見つける。1泊400Rs(1720円)。インサイドバストイレ、ぼろいが広い。冷蔵庫もあり、キッチンもついている。なぜかベッドが3つある。広さはグランベのオーシャニックビラと同じくらいだがつくりはぼろい。が、ぼろくてもカオサンのような暗さがなく、なぜか明るい。

サーフィンのレンタルボードは1時間100Rs(430円)、24時間500Rs(2150円)というので24時間で借りる。波はリーフでもビーチでもそこそこあって、腰から頭って感じでのりやすい。だがリーフは海底の地形が特殊でかなり沖に出ても部分的に浅くなっていて、岩だか珊瑚だかが手足にビシバシあたってかなり痛い思いをする。後半ビーチブレイクでもやってみるが手足が傷つかない分やりやすかった。ここに来てサーフィンができるとは思わなかった。


ビーチはグランベのような白砂のビーチではなく、浅瀬にもなっていないのできれいさはないが、とにかく海がガラガラ。ローカルもちらほらいたが、サーフィンしている時間の8割は沖にいるのは僕1人だった。

タマリンにくる途中ポートルイスでしばし町を放浪するが安宿っぽいのは1軒ほどしか見当たらなかった。チャイナタウンがあり麻婆豆腐食いたかったがまだ9時前だったので中華レストランはしまっていた。で、その安宿、こちらはカオサンの安宿に負けないくらいジトッとした暗さでなんと350Rs(1505円)。宿の主人らしきおっさんが「今ちょうど日本人カップルが泊まっているところだ。お前も入れ」とわけのわからん営業トーク。きれいな海がウリのモーリシャスに来てなんでこんなボロ宿に泊まらんといけないのか。しかもこの宿との差額わずか50Rs(215円)。初日はバスでポートルイスに向かわずにタクシーでグランベに向かって正解だった。何もカップルでモーリシャスまで来てあんなボロ宿に泊まることもないと思うも、情報が少ないんだからしょうがないか。


グランベの宿前のビーチ

タマリンでサーフィン2時間ほどした後、150Rsでいつもの六本木カレーを食う。飯の量がハンパなく大盛。今日はこの1食だけで済ます。飯の跡にカフェオレ39Rsで飲んでいるときに空港までの市バスでの行き方をおばちゃんに聞く。予想通りのわかりにくい乗り継ぎ。3時間はかかるだろうとのこと。タマリンからキャトルボーンへ、キャトルボーンからキュールピップへ、キュールピップからマエブール行きに乗りその途中で空港によるのだという。宿のおっちゃんのジャック氏によると、タクシーでタマリンから空港までは800Rsが相場だそうだ。市バスなら50Rs程度だからその差に迷う余地はない。今考えると初日のグランベまでの700Rsはやっぱ安かったのかもしれん。あのタクシーでグランベの宿に行ってなかったら、ポートルイスのあのボロ宿に泊まる羽目になってたかも。

6月27日(金)朝

日記の内容に合致する画像なし。セレンゲティーのセロネラ
朝から雲ひとつない快晴。ハワイとモーリシャスの違い、もうひとつ、夜寝るときに長袖、長ズボンがいる。寒くて今、朝目が覚めた。ハワイなら12月~1月の真冬に行ってもTシャツでも寒いということはまずない。しかしここではトレーナーとジャージないと寝不足になりそう。バンコクにいたときには重いし、かさばるし、もってくるんじゃなかったと思ったが、やっぱアフリカ、モーリシャス放浪には寒さ対策の上着は不可欠。寝る時はTシャツに短パンで気持ちよく眠れるも、明け方寒さで目が覚める。ここ2~3日その繰り返し。もってきたトレーナー着てまた一眠り。空気は常にさらっとしているが、乾燥し過ぎって感じでもない。

PM8:00くらい
連日のサーフィンで結構ヘロヘロ。最近体鍛えてないからね。タマリンの沖のリーフは海底の地形が特殊。いい波が立ってるのにローカルが不思議に1人も行かないポイントがあり、これはおいしい波独占だと行ってみると急に水深50cmの浅瀬になっていてしかも海底は岩場。足はつくんだけど裸足ではとても立てない危険ゾーン。沖の波はそこそこパワーがあってそこの岩場に流され、波をかぶると体中傷だらけ。今も両手と腹に流血の痕あり。今日はビーチの方には波はなく、リーフまで行ってサーフィンする。午前中はローカルが5~6人出ていた。ただ丸1日サーフィン出来るとは腹に傷ができてもやっぱニコニコ。

今日は昨日食った街に一軒のレストランがしまっていたので、近くのスーパーで食品買って自炊する。マカロニ1kgくらい10Rs(43円)、ソーセージとにんじん、グリンピース、コーンの缶詰、マヨネーズ買う。総額160Rs(688円)。やかんでマカロニ煮てマカロニサラダソーセージ入りを作る。結構いける。まだゆでてないマカロニ大量に余っていてあと5~6食はマカロニサラダできそう。モーリシャス滞在残りは実質明日1日。モーリシャス7日間ってのはグランベ、イルオセルフ、タマリンと回るにはちょうどいい期間だったかも。

今外で雨が降り出している。ここ2~3日快晴続きだったので意外。乾季の6月の降水量は梅雨の日本の降水量より多かったってのも納得。なんかちょっとホームシック気味。日本へ帰りたいって少し思い始めている。日本出国から23日目?うそだろ?もう3ヶ月、いや半年はたっている気がするぞ。タマリンのビラボンショップで海パン買う。995Rs(4,280円)。高いかなと思うも今ハワイで995Rs≒35US$でビラボンの海パンは買えない。海パンだけはデザイン的なこともあるが、カオサンで安く買うものとは「持ち」がぜんぜん違うので、少し高くても有名どころのサーフブランドのものを買うようにしている。


6月28日(土)PM7:04
今日は午前中雨。午後もわずかな晴れ間利用して30分ほど日焼けするもほとんど曇り。波もない。昨日の岩場でのクラッシュでの傷がまだ痛く、多少筋肉痛も。久々のサーフィン漬けの丸2日で結構疲れた。今日はこの雨の中、1日500Rs(2,150円)のレンタル代払って波のないリーフまで行く気力もなく午後2時頃までお昼寝。体力回復のための1日といった感じ。

夕方近くのスーパーに晩飯用の買出しに出る。でかい鳥のモモ肉が2つで22Rs(98円)。レストランで食うカレーが110Rs(473円)だったことを思うと自炊はかなり安くつく。今日がもうモーリシャス最後の夜になってしまったので、塩だの油だの買う気にならず。味付けは先日買ったマヨネーズにする。八百屋でトマト500gとインゲン500gあわせて買って60Rs(258円)。ちょっとぼられてるかな?ただ茹でたインゲンは久々に食うせいかむちゃくちゃうまかった。

モーリシャスの太陽はこの時期あまり高く上がらない。真昼なのに角度45°?って位置にいる。ぎらぎら度は熱帯の太陽なんだがいったん雲に太陽が隠れ、風が吹くととたんに寒くなる。

ただ1ヶ月2ヶ月過ごすならハワイよりモーリシャスの方が安く上がるか。ネックは航空券代。モーリシャス往復最安でも約12万円。ハワイ4万円。だが1日にかかる生活費はモーリシャスの方がハワイの1/2、1/3ですむ。宿代もここは400Rs(1,720円)だが、長期割引はありそう。キッチンつきの3ベッドルームで15$はハワイではありえない。

モーリシャスの空はきれいなのだがハワイのような強烈な明るさはなく、どこか物悲しげな、淡いせつなさ漂う青空。高緯度のせいか真っ青というよりやや空色がかる。空気がきれいなせいか澄みきった青。言葉でうまく言い表せない不思議ちゃんワールドを展開してくれている。

イルオセルフツアー途中でよる植物園

モーリシャスでのこの6日間の出費の平均は宿代込みで1日6,217円。51US$ってとこか。Tシャツや海パン、ツアー代やレンタルボード代もすべて込みでこの値段はやっぱ安い。6日だからこういう金額になるが1ヶ月くらいいれば1日あたりはもっと安くなるだろう。…って言っても1ヶ月もこんなとこで何すんの?ってのはあるけどね。


6月29日(日)PM5:08
今モーリシャスの空港。タマリンの宿のチェックアウトは午後1:30。キュールピップでブラブラ食べ歩いたのでバスでタマリンから空港まではやはり実質3時間はかかってしまった。バス代は総額54Rs(232円)。タクシー使うと800Rs(3,440円)なのだからその差はでかい。昼もキュールピップで焼きそばもどき15Rs(65円)、カレーチャパティーまき5Rs(22円)、チキンつくねサンド20Rs(86円)で腹いっぱい。空港でぼったくり料金のお菓子を買わなくていいようにバスターミナルでお菓子の買いだめもする。でもバスターミナルで20Rs(86円)だったキットカットが空港で30Rs(129円)でちょっとがっかり。たいして安くなってないじゃん。でもそのほかに地元系のオリジナルの袋菓子3袋で30Rs(129円)で買って準備万端で空港へ向かう。時間がある場合はバスで行った方が無駄の多い路線で行くのでいろんな地元の町並みや地元の人達を見れて面白い。ただ今日は日曜なのでキュールピップは商店街がほとんどしまっていた。無駄遣いせずにはすんだが。


6月30日(月)PM3:53
ナイロビエンバシーホテル内のインドカレーレストランで注文のカレーを待っている。昨日深夜のナイロビ到着は思いのほかスムーズにことが運び、今お昼寝から元気いっぱいの目覚めといった状態。飛行機がナイロビの空港に着いたのは夜の11時10分頃。4時間のフライトだったのでトイレ(大のほうね)我慢してたので即効トイレに駆け込む。セキュリティーらしき異様なオーラを出している4人の男があせってトイレに駆け込む僕を完全に不審人物としてみてた感じだった。悪いことされる方じゃなくて、する方に見られてるってのがナイロビの奥深さを感じさせてくれる。だからスリや強盗に遭わないのかな?フライト機材も両側3席の中型機。ビザ取りに時間かかって空港出るのは深夜の2時頃になるかと覚悟するも、あっという間にビザ取り、入国審査終わり、空港出たのは11時代。タクシーも深夜料金でぼってくるのかと思ったが800kshであっさりOK。ホテルエンバシー着は0時10分くらい着だった。空港で朝まで時間つぶすことも覚悟していたので拍子抜けする。

頭きたのは空港でのバークレーとか言う両替銀行。1US$=70kshのぼりレートの上1律300kshの手数料まで取りやがる。レートが悪いので20$しか替えないので結局20US$が1100kshにしかならない。空港で現地通貨に両替せざるをない観光客の足元を見た見事な商法。今朝近くの両替屋で100US$替えたら1US$=74kshの上手数料もなしだった…っとここで注文のカレー来る。食べよっと。

やっぱりうまいチキンカレー。これが450円で食えるのはおいしい。クオーターチキンとチャパティーだと150円で食えるのだがやっぱこの味3倍出しても食ってしまう。

今日近くのマーケットでお土産用にエボニーの木彫りの象1体とサイ2体購入。サイズはそれぞれ体長25cmほど。3体あわせて合計3,000ksh(4,800円)1体1,600円といったところ。

最初は倍額以上の値段を提示していて頑張って値切ったつもりなんだが成果の程は謎。エボニーって必要以上に重い。もって帰るのがまた一苦労。今改めて部屋でエボニーのサイと象いじっていたら足の裏に5,500kshの値札シール発見。まじ?今朝100US$=7,400kshで替えたので1ksh=1.6円。5,500shって9,300円?それを1,600円で買ったんだから約85%引きで買ったことになる。値切りすぎ?ツアーでナイロビに来る無垢な旅行者向けの値段なんだろうけど。30万円のツアーでくるんだったらその勢いでそういう値段設定になってしまうんだろうな。明日ナイロビを発つ。



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