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モルディブツアー個人手配の方法


インド南部トリヴァンドラムからモルディブの首都マーレへ

第11回 びー旅ドットコム モルディブ基本情報

モルディブ基本情報                     次のページへ


海のきれいさはハワイやグアムの比ではない。首都のマーレに格安宿はあるが(1泊25US$~)そういうところに滞在しても衝撃的な海にはお目にかかれない。やはりひとつの島が丸ごとひとつのホテルになっているリゾートホテル滞在がいい。リゾート島は島自体が小さく私の宿泊したトラギリリゾートは徒歩5分で島を1周できた。ただしリーフの外までは500mほど泳がねばならなかったりする。リゾートホテルの値段もピンキリなのでホテルランクや水上コテージにこだわらなければ日本からのツアーでもそんなに高額になることもない。(なってる?)バンガロータイプの部屋でも海まで徒歩30秒ということが多い。


モルディブ行き方2020年     エアアジアモルディブ


インド放浪の途中で立ち寄る モルディブ
個人で安く行くにはインド南部の都市トリヴァンドラムからエアで入ると安くなる。フライト時間は実質1時間。トリヴァンドラムからなら日本からグアムに行く値段でモルディブに行ける。

トリヴァンドラム~マーレ往復は税込み、カード手数料3%入れて8924.95Rp(22,312円2004/6/21)だった。若干ぼられた可能性あるもチェンナイ~コルカタの国内線が当時片道で230US$ (27,600円)することを考えれば安いかも。トリヴァンドラム発のモルディブツアーもあるが個人でいった方が安い。

ただこの方法はインド放浪のついでにモルディブに寄るような場合でないと効率はよくない。日本からわざわざトリヴァンドラムまで行ってこういうフライト利用するくらいなら日本からツアー参加した方が時間の節約になる気はする。インド南部のコヴァーナルビーチはモルジブとは正反対でテンションは低い。

2009年10月10日現在日本からマーレ行きの航空券は往復最安75,500円。マレーシア航空のクアラルンプール乗り継ぎ。うまく乗り継げば同日3時間乗り継ぎも可能なようだ。この航空運賃は日本からトリヴァンドラムに行く料金とさほど差はないので、個人で行く場合でもモルディブだけが目的の場合はマーレに直行(クアラルンプール経由なのだが)した方が効率はいい。

私の訪問の時は1万円が3600B代だった2004年6月頃、バンコク、カオサンでコルカタ行きのチケット往復8,700B(当時レートで約24,000円)を手配してのインド放浪の途中に立ち寄った感じだった。インド南部には遺跡でしぶいものが点在しているが、海はチェンナイ側もトリヴァンドラム側も黄土色。トリヴァンドラムやマーレからはスリランカへの航空券も安い。

マーレで申し込むリゾートホテルは1泊66US$からあった。私の場合島までの送迎、朝食、夕食つきのハーフボードでトラギリリゾート、バンガロー5泊6日429US$(2004年6月下旬 51,480円クレジットカード払い)だった。値段を気にしないならマーレの町でリゾート島ホテルを見つけるのはたやすいが、一番安い部屋でも1泊10万円以上なんていう所もあるので予算に限りがある場合はご注意を。

2010年8月現在、トリヴァンドラムからマーレ往復でモルディブへ行くにはインドビザ申請の時にリエントリーの申告をしなければ2ヶ月以内のインド再入国が拒否される。リエントリー許可のビザの申請方法はこちらへ。またエアアジアが羽田に就航すればトリヴァンドラム経由のモルディブ行きがさらに身近になりそう。

蛇足情報 b-tabi.com

・09年11月よりエアアジアがクアラルンプールからコーチ、トリヴァンドラム、コルカタに就航。1日1便。片道MR129~。トリヴァンドラムからはモルディブへの航空券が安い。トリヴァンドラム~マーレ片道1万円ほど。エアアジアの予約方法はこちらへ


エアアジア予約の方法
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バリ島格安ホテル情報


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部屋のドアから歩いて10秒でこうなる。トラギリリゾート 朝飯晩飯付1泊約7000円 日本からのツアーだと約15万円~




モルディブ基本情報
インドの西にある群島国家。赤道をまたいでモルディブ全体で1190もの島があるそうだ。そのうち人の住んでいる島は200ほどで、観光客が訪れることのできる島も限られている。一つ一つの島は小さく、ほとんどが歩いて数分で1周できてしまうような島だ。首都のマーレのあるマーレ島でも東西2.5km、南北1.5kmしかない。海抜は最高でも3m。そして現在ここも例外なく温暖化、水没の危機にさらされている。

11月~4月が乾季、5月~10月が雨季とのことだが、私の6月下旬の訪問の時はここにある写真のような状態だった。陸地から離れた南国ビーチの雨季はカンボジアなどの雨季と違って雨も降るけど天気もいいといったパターンが多い。この訪問の時もインドでは盛んに雨に降られていた。観光目的の30日以内の滞在にビザは不要。復路航空券とホテルの予約が必要とされているが私は予約なしで入国できた。多分滞在先を聞かれたと思うが、適当にガイドブックにあるマーレの安宿を答えた(あるいは記入した)と思う。通貨単位はモルディブルフィア(Rf)、1Rf≒8.452円(2008年6月15日)。

マーレでの地元スーパーでの支払いはルフィアだが、マーレの安宿やリゾート島の宿泊代はUS$(クレジットカード)だった。入国のとき空港で5000円分ルフィアに替えたが最終的にはあまってしまった。

                    モルディブ入国管理局 https://www.immigration.gov.mv/

島はリゾート島、空港島、漁民島のように明確に分かれている。イスラム国家ということもあって外国から好ましくない習慣が入り込むのを嫌っているようで、一般旅行者が地元の漁民島に行くためには政府発行の許可書がいるようだ。取得は結構面倒そう。詳細はマーレのアトール管理省(TEL 32-7735)へ。

トラギリ発の他島周遊ツアー(29US$)で地元民島(お土産屋とかがある。ここは許可はいらなかった)によったが、テンションはかなり低かった。きれいな白砂のビーチのある島はリゾート島になってしまっているようなので、無理に地元の漁民島めぐりする意味もないようには感じた。無理に強行すると土地柄からとんでもない金額請求されそうで怖いというのもあるが。

リゾート島滞在は個人で行くよりツアーの方が安いというのが一般的な旅情報。ホテルが一般客に公開している料金と、旅行会社におろしている料金の差はかなりあって、個人で航空券だけで行ってホテルを手配するより、ツアーに参加した方が安くなるという普通に知られている常識だ。ツアー会社を通して買う格安航空券と仕組みは似ている。だがそこで終わってしまったら「びー旅ドットコム」の存在価値はない。

確かにリゾート島クラスのホテルの二重価格構造は有名な話でそこに異論はない。ただツアー会社向け料金といってもいろいろあって、日本の会社、トリヴァンドラムの会社、マーレのおっさんの事務所と料金はこれまたかなり違ってくる。マーレのフルレ空港にはこれでもかというほどのホテルのブースがあってホテル未定のフリーの訪問者を待ち構えている。そこにひっかかって申し込みという流れになってしまうとツアーで参加した方が安いよ…という料金になるものと思われる。2008年6月15日現在日本から日本語で予約のできるホテル検索サイトで安めのホテルを探すもなかなか行き当たらない。モルディブホテル予約は日本から安く個人手配できないようになっている模様。

日本から申し込めば日本人料金、トリヴァンドラムならインド人料金、マーレなら地元料金という構造。私の2004年6月の訪問の時は、ロヒフシ(現フドゥランフシ)、ビヤドゥ、エンブドゥなどに当たりをつけていったが最終的にトラギリとなる。マーレ往復送迎込みで5泊6日429US$はガイドブック表示の金額よりも大分安いことに後で気がついた。最初聞いた1泊あたりの値段は66US$だったが、その宿泊料金にサービス料だかTAXだかがキャバクラ並みに加算されて最終的にそういう値段になった。ただその価値は十分にある。マーレからトラギリまではスピードボートで25分。






格安?モルディブ個人旅行
結論から言って日本からモルディブに安く行く方法はない。ここで紹介している5泊6日429US$のトラギリに宿泊したとしても、マーレまでの航空券の一番安いもので67,000円、燃油追加税等含めるとプラス3万円くらい。どう見積もっても旅行期間1週間で13~4万円はかかってしまう。個人でこういう面倒をかけていくくらいなら先にもあげた5日間12万円台からのツアー(税込みで14万円くらい)に参加した方がずっと効率はいい。

しかし日本から安くいけないがインドやスリランカからは安くいける。なので効率よくモルディブを訪問するにはインドやスリランカを含めた放浪タイプの旅の途中によるということが必要になる。2週間以上の放浪期間があればモルディブツアー5日間ツアー+5万円くらいでモルジブ+インド+スリランカを堪能できる。インド放浪とモルディブ、一見対極にある旅のようにも見えるが、個人的にはかなりおいしい放浪メニューのような気はする。訪れる旅人のタイプは対極だが、もともとインドとモルディブは地域的にも文化的にもとても近い国なのだ。日本からのマーレ行きの便は深夜到着が多いと聞いたが、モルディブのサンゴ礁を空から見ることができないのはきつくないか?空から見るモルジブの島影はウユニやカラパタールに匹敵する衝撃映像だと思うのだが。トリヴァンドラムからの便は行きも帰りも真昼間だった。

インド・モルディブ探訪2004はこちらへ


インド南部トリヴァンドラムとモルジブの位置関係    トラギリリゾートの衛星写真


モルディブ滞在
モルディブ滞在の特殊事情はきれいな海意外に何もないということか。1島丸ごとホテルというリゾート島ホテル滞在で最初の2~3日はただその海と景観に感激しているが、3日4日とたっていくうちに「あれ?島流し?」みたいな気分になってくる。当然だがワイキキのように夜の11時までブランドショップが開いているにぎやかな通りもないし、地元民でにぎわうレストランもない。売店もレストランもホテル内にあることはあるのだがそこしかないというのも微妙といえば、微妙。ホテル主催の他島へのシュノーケリングツアーのようなものが週に1~2度あるだけ。ダイビングはもっと頻繁にツアーがあったようだったが。「何にもしないできれいな海だけで十分」という感覚は私の場合4日目くらいまでなので日本からのツアーは期間的に結構いいとこついてはいるなと感じた。もちろんホテルには飲み食いには何不自由ない設備はあるし、そんなにぼったくり価格というわけでもなかった。しかし6日間の滞在を終え最終日にはマーレに戻るボートでシャバに出て自由の身になるような不思議な気分を味わった。

マーレには地元系のスーパーみたいなものがあってジュースやスナック菓子、パンを地元料金で売っている。なので私は島に渡る前にそれらを適当に確保して行った。滞在中ホテルのボートでマーレに来ることもできるがその移動代は別料金になる。ハーフボード(1日朝夕2食付で昼飯なし)で滞在する場合、通常昼はホテルのレストランで別料金で食事というパターンになるのだが、インド放浪中の癖が抜けずにとにかく安く上がるよう事前に日持ちのする食料買いこんで島に臨んだ。

ところが島では朝と夜はバイキングで食べ放題で結構贅沢な食事が出るし、ビーチのコーラ300mlは2.2US$(約250円)程度だった。もっとぼったくられると思っていたが…でもやっぱ高いかな?マーレでは500mlが5Rf(45円)、トリヴァンドラムでは缶コーラ5Rp(13円)。ただ宿泊中は宿代飯代かからないので出費はそのコーラ代くらい。まあ前払いしてるってことなんだが、インド放浪での連日のカレー攻めで口の周りがあれてきてたとこだったのでちょうどいい胃の休憩になった。

他島へのツアーは別料金で昼食付29US$+TAX。丸1日のツアーで結構楽しめた。下の写真がそのツアーで訪れた近くのリゾート島。たぶんパラダイスアイランド。トラギリよりはずっとでかい島。船着場に50cm以上あるかというサイケデリックな熱帯魚が異様な数で群れていたのがファンキーだった。



マイナス面を先に書いてしまったが島のリーフの外のドロップオフまで行けば海亀や熱帯魚うじゃうじゃのかなりハイテンションな海底を堪能できた。何よりガラガラの真っ白な砂浜でボーっと1日きれいな海を見てられるのはそれだけで十分極楽気分を味あわせてくれた。3日目くらいまでなんだが…。

きれいさを売りにする海への訪問にはやはり訪問の順番があるような気がする。「伊豆の白浜」と「江ノ島」だったら絶対「江ノ島」に先に行った方がいい。江ノ島で感激できて、そのあと伊豆でも感激できる。しかしその逆だと江ノ島で感激できるかちょっと微妙だ。はじめにモルディブの海を体験してしまうと世界中にあるハイテンションビーチの感激が薄れてしまうような気はするので、ハワイに飽きたらモルディブという選択はあながち間違っていないような気はする。もちろんモルディブ世界一と賛美するつもりはない。今のところ私の旅歴の中でモルディブは2番目に衝撃的な海。1番目はメキシコ、カンクン近くのイスラムヘーレス。


 
温暖化、水没の危機はここも例外でなく土嚢が痛々しい)。  トラギリのビーチ 島には宿泊者と従業員しかいない。




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