びー旅ドットコム エジプト |
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2010年4月1日よりアエロフロートは燃油税引き上げ、モスクワ9,000円、欧州線10,000円。一時消えてなくなるかと期待させた燃油税もいつの間にか結構な高額になっている。長距離ほど高くなる燃油税はエジプト行き旅行者には当分重荷になりそう。 日本からの航空券の格安手配が難しいことを除けば、現地入り後何とか格安旅はできる。ピラミッドを見るだけなら現地では1万円かからないのだから。例年夏から秋にかけてなぜか航空券が高騰し、税込だと10万円越える状況が続くが、12月にはいると気まぐれに税抜4万円台が出現したりする。 |
2008年12月16日追記 アエロフロートでのエジプト乗り継ぎの状況が若干変わって帰路便も日によっては同日乗り継ぎで待ち時間1時間ちょっとで可能になっている。ただモスクワ~カイロ便が少ないので席はすぐに満席になりがち。乗り継ぎの日が悪いと翌日便の25時間後になる場合もあるとのこと。1時間で乗り継げればいいが25時間となると空港で時間つぶすのは少し難しそう。 |
カイロから個人でバスや列車を使っていった場合の費用は大まかに次のような感じ。ツアー代、宿代、食事代、移動代すべて込み。地元料金の宿や定食屋を利用した場合のだいたいの目安。行き方の詳細は後述する。
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徒歩で回るピラミッド 入場料40£約800円 |
アラビア語はしゃべれないよりはしゃべれた方がいいが、エジプトの観光客の行くところではだいたい英語が通じるのでアラビア語がしゃべれないと困るということはさほどない。ただ片言でもしゃべれれば砂漠の奥地やヨルダン、シリアへの放浪等オプションは広がる。 |
空港から市内までは結構遠く約20kmとのことだがローカルバスで行った感じではもっと遠く感じた。空港ターミナルは2つある、アエロフロートで深夜のカイロに入った場合、空港出口を出てまっすぐ500mほど進むとやや左手にがらんとしたバスターミナルがある。深夜に駐車しているバスは1台もないがバスは一晩中走っているようなのでここで待っていればそのうちバスがやってくる。私が利用したときは1回目は20分ほど、2回目の訪問の時は40分ほど待った。地元系のおんぼろバス、タフリール広場行き400番、25pt(5円)。バスの前方に番号がアラビア語で書いてある。アラビア数字で400は「ε・・」なので覚えておくといい。 |
スフィンクス口までは石の道がある。 |
バスターミナルに行くまで空港タクシーの運ちゃんが「市内までのバスは5時までない」とか行ってくるが、自分の車に乗せたいだけなのでうまくかわそう。終点がタフリール広場。安宿まで若干歩くが30分も歩けば宿は見つかる。「~はどこですか?」程度のアラビア語を暗記しておくと少し早めに宿にたどり着けるだろう。スルタン、サファリ(1泊9£の安宿)へ行くなら終点まで行かずに地下鉄ナセル駅前で降りたほうが歩く距離は少なくてすむ。首から札束提げて歩くようなことしない限り、深夜でもカイロはさほど危険ではない。 |
カイロの宿泊事情は供給過剰状態なので予約なしで行って問題は全くない。たとえ深夜の到着でも宿は簡単に見つかる。タフリール広場やラムセス2世駅から歩いていける距離に1000円以内で泊まれる安宿はたくさんある。1泊1200円払う覚悟があれば市内のいたるところにホテルは見つかる。私はカイロのすべての宿に泊まり歩いたわけじゃないので、実際に泊まってみてお勧めできる宿をあげておく。
激安にこだわらない場合は日本からネットでそれなりのクラスのホテルを手配ができる。日本語可。以下にいくつか予約サイトにリンクを張っておく。これらのホテルは1人あたりではなく1部屋あたりで値段を設定しているのでファミリーやグループで行く場合、1部屋に2、3人で泊まれば一人当たりは安くなる。シングルもツインもさほど差額はない。またこれらのランクのホテルは予約なしでフロントへ行ったり、国際電話で直接ホテルに予約を入れるより、以下のようなサイトからネット予約したほうが安い場合が多い。 |
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らくだ使いのおっさん。写真はただ。 |
入場料払ってピラミッド遺跡群の中は徒歩で回る。ここはツアーのバスで行くより個人で気ままに歩き回るほうがおいしい気がする。上のように3つのピラミッドが重なるビューポイントなどにも歩いていける。途中らくだに観光客を乗せて稼いでいるらくだ使い(写真右)に盛んに付きまとわれるが不要な場合はうまくかわす。乗った事がないので料金等詳細不明だが、結構ぼったくられるような話は聞いた。 カイロの安宿からはタフリール広場まで歩いていってそこでギザのピラミッド行きのバスを探す。バスターミナルはでかくてわかりづらいがカイロには英語を話す人が結構いるので「ギザのピラミッドに行きたい」と英語なり、アラビア語なりで意思表示できれば親切に教えてくれる。「ギザ」と「ギザのピラミッド」は違うのでご注意を。「ギザ」という町から「ピラミッドのクフ王口」まではかなりの距離がある。しかしクフ王口まで行って遺跡群の中にいったん入場した後、それぞれのピラミッドや、ビューポイントへは徒歩で移動可能。 個人で行った場合は時間を気にすることなく飽きるまでピラミッドを堪能できる。クローズの時間はあるが、朝入場して徒歩で一通り回ると夕方を待たずに午後にはヘロヘロになるのでちょうどいい。 |