海さえ荒れなければハルガダからヨルダンへのフェリー出発点のヌエバーまで1日で行ける。朝ハルガダ出航出来れば夕方ヌエバーに到着する。ただその時間に乗り継げるボートはないのでその日はヌエバー泊になる。翌日午前9時と午後2時にボートが出る。
ヨルダンにはぺトラ遺跡をはじめとする数々の遺跡や死海など結構見所は多い。このルートで放浪する場合、旅行者はイスラエル側につくのかアラブ側につくのか選択を迫られる。ご存知のようにアラブ圏とイスラエルは大変中が悪く、特に仲の悪いシリア、レバノンといった国ではイスラエルに入国した形跡がパスポートにあると入国を拒まれる。ヨルダンまでは大丈夫なのだがその先シリア経由で陸路でトルコへ抜ける場合、イスラエルには入国できない。入国の際のスタンプチェックはかなり念入りに調べられる。イスラエル側でもそれに気を使って空路入国の場合はスタンプを別紙に押してくれるそうだが、入国スタンプなくてもヨルダン~イスラエル国境のヨルダン側の出国スタンプがあるだけでだめらしい。イスラエル側ではそういう入国制限はしていないので先にアラブ圏を回って最後にイスラエルによるという手もある。ただしそのパスポートを更新するまでシリア、レバノン等には入国できないことをお忘れなく。そう頻繁に訪れる国ではないとは思うが。
シリア入国にはビザが必要。私は日本でとった。大江戸線六本木駅から徒歩7分のシリア大使館で2700円。ヨルダンの首都アンマンからシリアのパルミラ遺跡にはダマスカス経由の1泊2日で往復できる。2004年11月実際に私が往復した。ビザ代もったいないが、アテネからの帰国便に間に合いそうもなかったのでエアの安いアンマン~アテネ便(片道170D:約25,500円)を利用するために強行した。
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