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  2010年4月 タイ・カンボジア放浪記
  その10 プレアヴィヒア


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 2010 タイ・カンボジア放浪記 その十
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プレアヴィヒア

オスマック国境からアンロンヴェン経由プレアヴィヒア

プレアヴィヒア遺跡訪問の実録


オスマックからアンロンヴェンへ乗合タクシー

  プレアヴィヒア遺跡個人ツアー2019年版

2015年版プレアヴィヒア寺院に15$で行く方法

2015年2月追記:この日記に出てくるプレアヴィヒア寺院ふもとのアンクロン村は現在なくなっている。2015年プレアヴィヒア寺院旅行記はこちら


 ベンメリア遺跡    クバルスピアン    トゥクトゥク

2010年4月18日(日)午後5時48分 晴   前へ  次へ
プレヴィヒアの1泊5$の地元宿にいる。トイレシャワー共同。カンボジア人のおじいさんおばあさん団体客でにぎわっている。バーツでいうと175B。他宿5件ほどあるがどれも地元宿系のつくりなのに結構高く6~8$。地元定食5000Rと食事代もプノンペンなどより高い。

窓から子豚がぶうぶういいながら雑草を食べているのが見える。今日、朝は快晴だったが、日中は雲が多めの晴れ。この時間は小雨ぱらつき遠くで雷がなっている。この宿は昼間は電気来ていない。通電は午後6時からとのこと。蚊取り線香炊きながら蒸し暑い中バッテリーでパソコンに向かう。

意外にも急展開。オスマックから1日でプレアヴィヒアまで来てしまい、なんと今日のうちにプレアヴィヒアの遺跡訪問も果たす。帰国便の日が迫ってきているので残りの放浪どうしようかと思っていたのだが少しほっとする。

後の山の頂上がプレアビヒア.

予定ではアンロンヴェンに泊って翌日プレアヴィヒアに行ってその翌日に遺跡観光かなと漠然と思っていたが、その3日分を1日で終える。反面ぼられまくりの1日だった。今手元に今日の分の宿代払うと残り日本円で1,500円分くらいしか現金を持っていない。この界隈ではATMがあるのはシェムリアップだけらしい。明日シェムリアップに行く移動代払うと残金は100円くらい?と言うかぼったくり料金だったら多分シェムまでいけない。


現在宿泊中のプレアヴィヒアの宿 トイレシャワー共同1泊5$



 プレアビヒア
今日オスマックで朝8時前に起きて朝食がてらアンロンヴェン行のタクシー当たる。すぐ見つかるも提示金額は後部座席400B、前座席500B。シェムリアップまでだと後部座席で600B。多分外国人料金。オスマックにはバスはなく、ピックアップトラックはあまり見かけず、タクシーが主流。シェムのようにたくさんいるわけでなく毎朝1~2本と言う感じで出ているようだ。タクシー代安くするためにもう一泊する覚悟で拒否して他を当たる元気もいまひとつなく高いとわかっていながら後部座席400Bで予約をする。

食事をしていったんホテルに戻って8時50分にオスマック出発。宿に迎えが来た時後部座席は地元民でいっぱいで前座席に500Bで座る羽目に。

アンロンベンには10時10分につく。所要1時間20分。悪路は一部だけで土の道でも普通に飛ばせるそこそこましな道。スピードメーターは時速100kmさしていたがそんなスピードには感じなかった。

やはりこの距離に500Bは高すぎだ。コムリエンからバッタンバン200Bだったことを思えばいいようにぼられまくり。

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蛇足情報


プレアヴィヒア直前トイレ休憩の後、炎天下エンジンがかからなくなる。一瞬焦るも10分ほどで復旧。


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プレアビヒア寺院 カンボジア人観光客が多い。

 2015年2月プレアヴィヒア寺院旅行記     サンガム国境    2015年版プレアヴィヒア寺院に行く方法

プレアヴィヒア遺跡個人ツアー2019年版


プレアヴィヒア 遺跡の最奥部がこの崖になっている



    アンロンヴェン  スアエム プレアヴィヒアまでバイタクで約30分


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プレアヴィヒア寺院 奥が入り口方向で軍隊がにらみ合っている。手前が遺跡最奥部で崖方向。


関連リンク
サンボープレイクックに8ドルで行く方法   プレアヴィヒア寺院に15ドルで行く方法   コーケー遺跡に7ドルで行く方法
カンボジア5大遺跡    遺跡の鬼への道    バンテアイチュマール行き方    大プリアカン行き方

プレアヴィヒア遺跡個人ツアー2019年版


アンロンヴェンにつくと、そこにちょうどプレアヴィヒア行の乗りあいタクシーが出るところだという。いくらか聞くと300B。一度ぼったくり料金で乗るとその後も延々そのぼったくりロードが続く。しかし高いとわかっていても、アンロンヴェンに泊らずに先にいけるならいいかと判断し、ぼったくり街道にのることにする。待つこと30分、10時40分にアンロンヴェンを出発。

ところがこの乗り合いタクシーが地元民で満員状態。5人乗りに10人乗っているのにさらに途中で客を拾う。前座席ドライバー入れて4人と子犬1匹、後部座席子供入れて8人乗る曲芸のりで快適にとばす。後部トランクには自転車と生きた鶏とひよこと重そうな土嚢袋数個。

隣のカンボジアのお兄さん奥の肩がドライバー 後部座席に8人.

右も左もわからぬ村で停車。乗っていた乗客はみな降りる。ここがプレアヴィヒアかと聞くと違うという。スラエムと言う町でプレアヴィヒアには1時間ほどあり、ここからはバイタクでいってくれと言う。プレアヴィヒアまで行くといったじゃないかと一瞬ごねるも時間の無駄なので100B少ない200B払って、バイタク当たる。プレアヴィヒアまで200Bと言う。もちろん最初は断るが他のどのバイタクも一様に200Bという。外国人観光客専用価格がきっちり出来上がっている様子。それにしても笑ってしまうぼったくり街道爆進。情けない。こんなのただの恥の公開じゃん。


この車にドライバー入れて12人と1匹乗る    耕運機も移動手段 アンロンヴェン


プレアヴィヒアにはアンコール遺跡群にない独特の雰囲気がある





2015年プレアヴィヒア寺院旅行記   サンガム・チョアム国境  2015年版プレアヴィヒア寺院に行く方法


いったんぼったくり街道にのるとそこから脱出は難しい。スアエムで宿当たるも1泊300Bだという。小額だと1B=100リエルだが高額になるとレートがよくなる。このままバーツでぼられ続けるのも痛いので、そこで1000Bをリエルに両替。1B=125リエルだった。ぼったくりレートと知りながら替える。替えなければ1B=100リエルになるので。

仕方なく200Bでプレアヴィヒアまでバイタクで行く。11時半発で12時10分頃にはプレアヴィヒアにつく。結局オスマックからプレアヴィヒアまで900B(2700円)、所要途中の待ち時間入れて3時間20分。道はアンロンヴェン~スアエム~プレアヴィヒア間が特によく、車がとばせるので時間は短いが距離は結構あるように感じた。土の道でも逃げ水ができることを初めて知った。払った金額以上の体験とネタもらったのでまあいいか。

バイタクはふもとの村通り越して、同じくふもとの遺跡の入り口のような所まで行く。その足で遺跡に行かないかと他のバイタクからの誘い。雨季に入りかけで天気は不安定。明日晴れるとはわからない状態。その時空は晴れ。時間は12時過ぎた程度だったのでプレアヴィヒアに宿をとってそのバイタクで遺跡まで行くことにする。


去年の銃撃戦のおかげで10年前のアンコールワットのような静けさ。カンボジア人観光客が多い。

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   遺跡のバックが下の方まで空になるというのが新鮮
プレヴィヒアは山の頂上にあるクメール遺跡で先ごろ世界遺産登録されてスポット浴びたが、直後タイがやっかんでちょっかいを出し、両国軍の銃撃戦にまで発展した。現在も外務省認定良い子の危険エリアになっている。タイ側にも同じような遺跡はあるがカンボジアよりテンション低め。展望台となる山の標高もカンボジアより低くやっかむ気持ちもわからなくもない。

私は最初、プレアヴィヒアには遺跡だけあるのかと思っていたがちゃんとふもとに小さな村がありそこにゲストハウスの名の地元宿が5~6軒ある。ただ地元食堂のような所でも値段は高め。プレアヴィヒアの遺跡のある山は徒歩でも登れるが、それは避けた方がいい。バイタク5$ならそれをつかった方がいい。行ってみればわかること。特に坂が急で気温も高い。人によっては頂上までたどりつけないかも。入り口は2つあるようで、私の利用した入り口以外からもカンボジア人団体さんがバスで乗りつけていた。

遺跡に関しては言葉で説明しても意味ないので画像だけ載せる。アンコールワットのような入場料は今の所ない。アユタヤはそこそこテンションだが、やはりプレアヴィヒアのように頭にガツンと一発くらったような衝撃はない。予想外の収穫。オスマックからぼられまくりでくる価値は十分ある。ただそんなコアな国境から行かず、シェムリアップからなら300Bで来れるとのこと。

後日追記:正確には5人乗りタクシーで片道10$ 320B、ピックアップトラックの荷台外国人料金で片道5$ 160B、所要2時間20分。シェムリアップ発の日本人用ツアーで来ると1泊2日で1人350$、下の写真にある舗装道路使わず、わざわざ悪路を遠回りして6時間かけて行く。シェムリアップ~プレアヴィヒア間の距離は直線距離で147km、ネット上には250kmだの500kmだの高額ツアーにとって都合のいいガセ情報出回っているが、正確な距離は誰でもグーグルマップで測ることができる。

日付 出費詳細 宿代 合計
4月18日(日) 朝バーイチュルーク40B アイスミルクコーヒー15B アンロンヴェン乗り合いタクシー500B スアエム迄タクシー200B プレヴィヒア迄バイタク200B プレアヴィヒア遺跡バイタク200B 水1000R 1000R オレンジジュース1500R 晩地元定食5000R 氷500R タックオンプー1000R 水1000R PONLEU PICH MEANLEAP Giest House
20,000R
1,465B
1000B両替125,000リエル 18日収支は100R=1Bで計算 



プレアヴィヒアには5つの寺院がある  カンボジア人観光客が本物で記念撮影


   大量消費用のマガジンは箱状   当然のことながらタイ側もこちらに向けて同じ状態

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オスマック郊外で交戦があった翌日とは思えない緊張感  銃が向けられているのはタイ側カオプラウィハーン


プレアヴィヒア遺跡個人ツアー2019年版



シェムリアップからプレアヴィヒアへの道はほとんど快適な舗装道路。2010年4月撮影


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