2010 タイ・カンボジア放浪記 二
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真夜中の訪問者

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バンコク空港敷地内ホテル 1室1泊10,533円~ 空港から地下通路で徒歩約5分。バンコク乗継泊に便利。
 

カオサンで財布盗難

それでもめげすにカオサンジョイントチケットでタオ島へ

タイ,バンコクでのゲストハウス財布盗難とその後処理実録


  2010年4月3日プラスメン砦

2010年4月3日(土) 午後4時4分   前へ 次へ
ドラマな1日。今タオ島へ行くバスに乗るまでの間の時間を使って書いている。

旅が始まって3日しかたってないのにもうクライマックスを向かえている感じ。脚色あるなら起承転結の転の部分が早すぎるような気がする。今朝今宿泊のゲストハウスで財布盗難に遭う。疲れを取るはずのゆるいバンコク滞在に一気にカツが入った。今全財産を盗まれた状態。午前中はその対応に追われて駆けずり回っていた。気温は35度以上。普通に歩くのでもばてるのにそういう事情で大汗かいて走り回ったのでくたくたになる。

始めは顔が小学生状態で慌てふためいていたが、ここに来ておいしいネタに遭遇と切り替える。スウェンセンズのパフェ食べる頃にはすっかりダメージ回復していた。シュールな盗難だった。

早朝、人の気配に目が覚める。たたみ3畳もない広さの部屋に誰かが立っている。

今日お世話になった警察署。

一瞬訳がわからなかった。半分寝ぼけ状態。若いタイ人男性で寝ている私をみあろしている状態。「何でこんなとこにいるんだ」との問いに「鍵が開いていた」。いや、そういう問題ではないだろ。


   今日のカオサンも暑かった。集会現場に行かなければその影響は皆無。

「何の用事だ」との問いに自分はここの宿のスタッフで空港送迎のピックアップだという。「そんなの頼んでない」「出国はまだ先だ」とかえすと、「間違えた他の部屋だった」と出て行く男。半年前のクラウンホテルと同じ状態だったので疑問も持たず納得。ほんの1分足らずのこと。早朝6時半か7時頃でまだ頭は半分寝ている状態だった。


上の鍵をしていれば侵入者が入り込むことはできなかったのだが…
そして何気なく荷物を見るとリュックの外側のチャックが開いてそこに入れておいた財布がなくなっていた。あわてて部屋を出て男を捜すも既に逃走済みで姿なし。マジかよ。予想もしない大胆な盗難スタイルに愕然とする。宿のおっちゃん起して事情を話すも、そういうスタッフは宿にはいないという。鍵は閉めていたはずなので多分合鍵を使って入り込んだのだと思われる。部屋の内側の鍵(写真左)をしていなかったのはミスだった。

また常々びー旅にも所持金は2ヵ所に分けて持とうと書いているのに今回は不覚にも全財産をまとめてその財布に入れていた。ポケットの小銭100B位をのぞいてすべての現金を失う羽目になってしまった。クレジットカードも同様にその財布に入れていたのがより傷を深くした。

とにかくこれ以上深みにはまらないようにカードを止めることや警察に被害届を出すことに専念。唯一の救いは予備のクレカを財布とは別に持っていてそれで現金引き落としができたことだった。予備なのでPINはうろ覚えで5回目くらいの入力でようやく現金が出てくる。地獄に仏状態だった。タイやカンボジアならクレカが1枚生きていれば、所時金ゼロでもかろうじて放浪は続けられる。またとられたのは財布だけで、3年前のカンボジアでの財布紛失と同様、デジカメ、パソコン回り全く無事なのでこういう自分の間抜けさの当日公開が可能となっている。

お知らせ
  • タオ島へのボートは国鉄チュンポーン駅で買うとボートだけで片道550B。カオサンジョイントチケットはカオサンからタオ島までボートとバス代込みで500B。以前は300Bだったころもあり。反対側のタオからバンコクはなぜか高く750B~。安いボートを指定しないと950Bになる。
  • カオサン滞在 赤シャツ集会の様子。カオサンバス最新情報はこちらへ
  • タオ島安宿 1泊350Bの絶壁バンガロー、サンゴ礁まで徒歩0秒。宿泊実録はこちらへ


アコンカグア 70L パタゴニア 定価:26,000円→販売価格:11,980円(税込) 詳細こちらへ


チュンポーン駅の表示
港までの送迎付でタオ島まで550B


クアラルンプール情報へ
クアラルンプール情報



アイスカフェオレ35B

   


2010年4月3日のカオサン強烈に暑い


スウェンセンズのパフェ79B(270円)  1個20円のマンゴ
カードを止めるためにネット屋に行き、カード会社のウェブページで盗難の場合の連絡先を調べる。ところがそこに表示されている番号に何度かけても番号存在せずで通じない。前回のカンボジアの時には国際携帯を持っていてその携帯でカード会社にかけた記憶があるが今回は携帯はない。001‐800で始まるナビダイヤル系の番号(通常日本へは001-81)のようで電話会社や回線によって通じなかったりする様子。

ネット屋や旅行代理店はしごして止めようと奔走するもどこでも電話はつながらなかった。仕方なく市外局番03で始まる番号をウェブから見つけ出してそこから連絡。何とか不正使用前に止められたようだった。

かけた番号が盗難用の番号でないので、ゆるい音声ガイダンスから始まり、担当部署にたどりつくまでに時間がかかる、電話代80B。電話口ではコレクトコールでかけなおすよういってくれたが、既に8割手続きが済んだ状態でまたつながらない状態になって気をもむくらいならこのまましっかり止めてもらった方がいいと判断。いずれにせよ緊急連絡用につながらない番号ウェブにのっけてるってカード会社が痛いんだけど。

そして警察に行くも、カンボジアのように賄賂要求はなく、めんどくさそうにあくびをしながら被害届を書いてくれた。カオサン近辺では同様の事件は頻発しているんだなと想像した。多分被害届があれば後日クレカの保険で被害金額分が帰ってくる可能性もあると踏む。旅の始めだったので約1か月分の旅の資金を持っていて、盗られた全財産は結構多く約4万円。ちくしょう!たった3日で節約旅行だいなしじゃ。なんか自分で自分に腹が立つ。旅の後半なら所持金は1万円以下だったのに…

そう思いつつカードも止めて被害届も書いてもらった後は引きずっても無駄なので、タオ島へのジョイントチケットしっかり確保する。それでこれからバスに乗ってタオにいく。バスとボート込みで500B。前回サムイに350Bで行ったので高いかと思うも、自力で行けばチュンポーンからのボート代だけで400B~500Bとられることを思い出して素直に支払う。地図で見る限りタオはサムイよりは陸地から倍は離れている。チケット確保後今日のカオサン画像とってスウェンセンズでパフェ食べた。昨日自転車マンゴ売りで1kg(3個)20Bでマンゴ買う。1個7B、20円じゃん。味は激うまだった。これからネット屋で日記アップしてタオ島行のバスに乗る。明日の朝にはタオ島。



日付 出費詳細 宿代 合計
4月3日(土)快晴 昼ローストチキン40B 肉野菜炒め30B アイスミルクコーヒー袋詰め15B ネット30B 30B 日本への電話80B お茶20B 20B 20B ネット15B コンビニ42B タオジョイント500B 宿クリーンアンドカルム半日60B 842B
予備のカードでキャッシング3000B


サムセン通りに深夜出没するカウカームー屋台 30B


4月3日(土)夜9時48分

2010年4月3日現在のジョイントチケット まだ安いものはある
今タオ行のバスの中でパソコンに向かう。6時集合で、無駄に道端で延々待たされバスがカオサン脇の道から出発したのは午後7時だった。相変わらず遠くに赤シャツの拡声器の音が聞こえる。そういえば昨日の深夜2時頃ヘリコプターの音で目が覚めた。ただ集会所に近いカオサンでも赤シャツ集会の影響は特に何もなく、遠くにかすかに演説の声が聞こえる程度。

バスに乗る時にお金は肌身離さずにといわれたが、今持っているのはカード1枚と、1000B札2枚だけ。こんなんで残りの放浪できるのか。味のある境遇でらしい旅ではあるんだけど。

バスはほぼ満員。ピピやらクラビ、プーケット方向の混載バス。乗客はほぼヨーロッパ組。こういう国でのびんぼっ旅スタイルはヨーロッパ組が多い。途中でそれぞれのバスに乗り換える。明日の朝には待望の海。今年の夏は日本の海には行けそうにないので今のうちに海を楽しむとしよう。

タオは初めてなので事前に情報ほしくて行ったことのある知人にそれとなく聞いてみる。返事は「タオはダイビングで有名な島だよ」。…知っとるわい。そんなわかりきった情報いらんねん。安宿エリアとか海の透明度とか個人的な印象とか、コアな情報知りたかったのに。初心者用ガイドブックの1行目に出てくる情報しか得られず。結局何の情報も持たずに行く。いつものことなんだけど。でもカオサンのぼったくりダイビングツアーでしか行ってない場合、現地の格安情報持ってないのは仕方ないか。そういや最近ガイドブックは立ち読みさえしなくなった。でもここに書いてあるような情報は何も載ってないと想像する。それが立ち読みさえしなくなった理由。


4月4日(日)午前5時56分
今チュンポーンの駅前で港への送迎ソンテウの出待ち。パソコンをバッテリーで起動してこの日記書く。バンコクからのバスは午前3時30分にチュンポーン郊外の道端に到着。そこで下ろされ、1時間半も無駄に待たされる。猛烈に眠い。トイレもないバス停のようなところなのでヨーロッパ組の女性陣は困っていた様子。道端からワゴン車で駅まで送られ駅でまた1時間待ち。トイレはあるが有料5B。どうやら列車でのタオ島行到着客を待っているようだ。

駅のチケット売り場で鉄道でのバンコクまでの値段確認すると192Bとのこと。多分3等席。タオまでのボートは駅で買うと550Bに値上げしていた。自力で列車で来ると約750Bもかかってしまう。カオサンジョイントの500Bは安い。無駄に3時間半待たされるのも仕方ない。真っ暗だった空が明るくなってきた。

カオサンバスの中の様子 乗客はほとんどヨーロッパ組 .

日付 出費詳細 宿代 合計
4月4日(日)快晴 サービスエリアチャーハン60B 水15B チュンポーントイレ5B 駅でコーヒー10B タオ島肉野菜炒め定食50B コーラ20B 水10B チップ20B 宿コーラ30B 30B 水10B サイリービレッジからあげ定食30B コーラ20B コンビニ買い出し372B VIEW ROCK RESORT 350B 1002B


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