2010 タイ・カンボジア放浪記 その三
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タイのアンパン30円


甘くないお茶

 

タオ島 格安個人旅行

1棟1泊 350Bバンガロー サンゴ礁徒歩0秒

陸の孤島ヒンウォンベイ絶壁バンガロー宿泊実録


  4月5日宿泊中のVIEW ROCK RESORT 1泊350B

2010年4月5日(月)朝7時30分 快晴   前へ  次へ
タオ島のヒンウォンベイにあるビューロックリゾートという1泊350Bの宿で朝日を浴び、潮騒聞きながらパソコンに向かう。朝から水シャワーが気持ちいい。昼間のみ40度以上の温水になるが朝はカオサンの安宿より水は冷たい。せみの声がすごい。トロピカルな鳥の鳴声と共にケッコーケッコーのでかいヤモリの鳴声も聞こえる。乾期で蚊は少ないなと思って安心していたら今でっかいシマカに付きまとわれ早速虫除けスプレー(弱いポケモン用ではない)使用。

ヒンウオンベイはタオ島の北東部のバンガローしかない陸の孤島。一番近くの町サイリービレッジまで約2キロ。山を二つ越えて40分ほど歩く。タオはそんなにでかくない島との印象あったが島の移動は徒歩ではとても無理。ここ周辺は傾斜30度?という強烈な坂があるので自転車も難しそう。バイクでも2人乗りだと上まであがれない。

現在宿泊中の絶壁バンガロー  .

昨日宿のチャーハンが120Bとあまりにも高いので、飯食いにこのビューロックリゾートからサイリービレッジまで実際歩いてみた。メタボの体には特に坂がきつかった。帰るとTシャツは汗でびっしょり。ピピ島のトンサイベイからアオポーバンガローよりもきついかも。カラパタールトレッキング1日分の5分の1の運動量だが日ごろの運動不足と30度を越える暑さがたたってヘロヘロ。山の高さは頂上で310mとのこと。

サイリービレッジにはセブンイレブンもATMも地元系の食堂もある。ちなみに昨日の唐揚げ定食は30Bだった。セブンイレブンで食料大量に買いだめして372B(1116円、1B=3円)。パンガン~サムイとまわることも考えたが居心地がいいので多分ここにしばらくいる。



 下に下りれば珊瑚礁の海まで徒歩0秒 上り下りが大変

この宿はかなりの傾斜の坂にバンガローが点在するつくりで宿の前のレストランからサンゴ礁まで徒歩0秒。はしご下りると水深50cmの所から珊瑚が群生している。ビーチまで徒歩0秒という宿はよくあるがサンゴ礁まで徒歩0秒は珍しいかも。ただ10歩も沖に出れば背が立たなくなる深さになるので潜る目的がないと楽しめないか。


 朝日を浴びながらパソコンに向かう
しかし透明度はいまひとつ。1日だけだと判断しづらいが昨日泳いだ感じだとモルディブやシパダン島には遠く及ばず。ピピの方が透明度は高いかなといった感じ。しかしサムイ島やプーケットよりはまし。ただ珊瑚や魚影のテンションはかなりある。昨日午後ピピレのマヤベイよりは一回り小さ目の30cmくらいのブダイの皆様50匹くらいの団体の珊瑚カジカジの食事に混ざって泳いでいた。水深は3mくらいだが久々なので息が続かない。

ここに数泊すれば腹の脂肪はかなり減りそう。シュノーケリングのメガネやフィンはレンタルあるがそれぞれ1日50B。二つそろえて1日100Bと高いので昨日は手持ちの水泳用ゴーグルで潜った。

昨日の宿探しの話。チュンポーンの船着場から船が出たのは午前7時10分。バスがチュンポーンについて(午前3時半)から3時間40分後。

船がタオのマエハードベイに着いたのは午前10時ちょうど。ボートの所要2時間50分もかかる。船内では4席独占で横になれたのでずっと寝ていた。カオサン6時集合で7時出発、翌日10時着だったら7時発だったとしても15時間かかったことになる。途中無駄に待たされる時間が多いせいなんだけど。

お知らせ
  • ここで公開のビューロックリゾートの連絡先はこのページの下の方で紹介。
  • 1時間60Bのネット屋では回線状況悪くアップが途中で中断される。仕方なく今1時間100Bのネット屋でアップ中。何とか問題なく完了。
  • 今サイリービレッジのネット屋。昼間37度の照り返しの中40分の山岳トレッキング。ここではノーリードのでかいワンコもヘロヘロで弱っている旅人には吠えてこない。
  • バイクサイリービレッジだと1日300B。宿で頼もうとするも先約売り切れ済みで不可。1日2回やどの車の送迎があるのだが50B。メタボ解消のために歩く。
  • サイリーからビューロックリゾートまでを歩く旅行者はまずいないと思うので1泊350Bはリゾート宿としては安いが一般旅行者向けではないかも。フロント行くにも息が切れる坂の昇降が必要。町までの送迎は1日2回あるも片道50B。
  • カオサン滞在 赤シャツ集会の様子。カオサンバス最新情報はこちらへ
  • カオサン1泊120B宿でのシュールな財布盗難事件。実録はこちらへ


コーンアイスカオサンで15Bだがタオでは30B


アコンカグア 70L パタゴニア 定価:26,000円→販売価格:11,980円(税込) 詳細こちらへ

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1泊2,750円~ 無料空港送迎あり。ネット予約、クレジットカード払い限定。
   


今宿泊の宿のベランダからの眺め 1泊350B トイレシャワー付



より大きな地図で タオ島 Koh Tao を表示





チュンポーン~タオ島間フェリー所要2時間50分。駅で買うと片道550B
またチュンポーンの駅行のソンテウの中で一緒になったフランス人女性がバスの中で財布とパスポートを盗まれたといっていた。私の乗ってきたバスではない別の合流したバスでのこと。女性は2~3人の連れ同士だったようだがパスポートがないのでは何もできないのでバンコクへ引き返すようだった。この手の盗難はタイでは日常茶飯事なんだなと再認識。でも今の私も自慢じゃないが財布もパスポートもない状態なんだけど…

その後私は安宿情報皆無でタオ島へ上陸。上陸した港付近にも1泊500B位の宿はあった。宿の客引きもたくさんいるので初回はそれを利用したほうが無難かも。現在宿泊中の宿もその時にもらった名刺を元にたどりついた宿。私はへそ曲がりなので、まだ午前中だったこともあり客引きにはついていかず徒歩で宿を探すことにする。徒歩10分くらいのところに宿あるも1泊400Bで満室。

思ったより港周辺には宿がない。近隣の湾へのソンテウ見つける。客引きに行った先に200~300Bの安宿あるか聞くと今はそんな安い宿はないとの返事。ソンテウには乗らないでさらに歩く。途中レンタル自転車やさん見つけていくらか聞くと1日100Bとのこと。バイクは200Bらしい。ただ今私はカオサンでカンボジアビザ頼んでいるのでパスポート現物がない。1枚しかないコピーをそこに預けてしまうと宿のチェックインの時に困る可能性がでてくる。仕方なくあきらめてさらに35度を越す炎天下を歩く。

ただその自転車屋さんでタオの地図をもらい、こっちの方向に安宿あるよと教えてもらった。マエハードベイからチャオロックバーンカオへと向かう。タオはせいぜいピピドン島くらいの大きさだろうと勝手に想像していた。実際はもっとずっと大きい。徒歩で宿を探す選択したことを後悔し始めたところにおいしげなバンガロー発見。


タオ島の港 10年前のピピ島みたい   港には客引きがいっぱい


  ダイビングビレッジバンガロー1ヶ月4000~6000B1日あたりだと133B~ 英語を話すMOOさん
その宿の名前はダイビングビレッジというバンガロー。その宿には英語を話すおばちゃんがいた。しかし聞くと1泊単位での宿泊は受け付けていないそうで最低2週間宿泊しないとダメとのこと。ところが料金きいてびっくり。1ヶ月4000B~6000B。1ヶ月4000Bだということは1ヶ月30日として1日133Bということか。何で1日のみの宿泊受けないか聞くと、管理をしているのがそのおばちゃんとオーナーのママさんだけで毎日部屋を掃除するのが大変だからだそうだ。

そのおばちゃんの話ではここから先のバンガローはみんな週単位、月単位での宿泊しか受けないとのこと。1泊のみの宿泊なら他の町やビーチへ行った方がいいといわれる。

DAIVING VILLAGE  住所:チャオロックバーンカオ 電話:082 413 9897 タイ語英語可、日本語不可

今来た道を炎天下に引き返す気が起きなかったので港の客引きからもらった1泊350B提示していた宿の名刺を見せ、ここにはどう行けばいいと聞く。するとその宿は偶然そのおばちゃんの妹経営の宿だったようだ。電話して迎えに来させるのでここで待てという。

これは助かった。この炎天下それ以上の放浪はうんざりだったのでお言葉に甘える。しかし長期連泊条件となるが100B代の安宿はあるんじゃん。しかもピピ島のロングビーチバンガロー500Bや、クラビ、トンサイベイのテウカオ200Bよりもずっとまともな文明の香りのする宿だ。タオ島情報ありませんか?との問いに何でこういう情報を教えてくれる人やサイトやガイドブックがないんだろう。理由は簡単。知らないから。あるいは知ってたとしても人に教えて自分に何の得にも儲けにもならないから。タオは無垢な旅人相手のぼったくりダイビングカモエリアでもある。

ダイビングビレッジのオーナーのママさんはタイ語しかしゃべらないがそのMOO(ムー)さんというおばちゃんは英語を話すので表示の電話から英語予約可能。

タオ島 サイリービレッジ            .

カオサン安宿沈没よりずっと健全な長期滞在ができそう。ここだとビザランはスンガイコロクかアロースターになるか。宿名にダイビングとあるが特にダイビングに関連性なし。提携しているところはあるようだが。

その後今の宿の迎えが来てここまでつれてきてもらう。確かにここまで自力でくることはまず無理だ。客引きを利用したほうがいい例か。でも最初から客引きについていったら1泊133Bの宿情報は得られなかったので無駄にはなってない。「今はそんな安い宿はない」のセリフに異様に燃え上がる偏屈な自分がいる。

話はもどってビューロックリゾートの状況。この宿電気は昼間は来ていない。夕方6時から朝5時まで自家発電機を回すパターン。しかしベランダに出ればファン不要の海風が常に吹いている。無線ラン電波は複数あるもすべて接続するなら金払おうの有料ワイファイのみ。ページのアップには山を二つ越えてサイリービレッジまで行かねばならぬ。1時間100B。ここではセブンイレブンもバンコクより1~2割高い。これから炎天下サイリービレッジにいくの面倒じゃ。でもメタボ解消になるのでいいか。

日付 出費詳細 宿代 合計
4月5日(月)快晴 カップラーメンのお湯5B ネット屋35B 40B コーラ500mlペットボトル22B 肉野菜炒め定食40B コーンアイス30B 水500ml10B ココナッツヨーグルト15B バナナ8本42B 唐揚げ弁当30B 缶コーラ20B 宿で水10B 10B 10B VIEW ROCK RESORT 350B 669B


炎天下坂道 ビッグボートツアー650Bロングテイル550B  40cmヤモリ「カッコーカッコー」と鳴く


4月6日(火)午前9時31分

VIEW ROCK RESORT モルジブ島流し監禁をゆるくした感じ?
今日も朝から快晴。せみの声が遠くに聞こえる。シャアシャア鳴いてるのでクマゼミ?外国にもいるのかな?朝食は買い置きの食料で済ます。バナナ2本と牛乳、アンパン。

現在宿泊中のこのバンガローには先住生物がいて上のでかいヤモリ、ファンキーなデザインのリス。それにネズミ。深夜ヤモリとネズミが天井裏でプロレスするのでドッタンバッタンの音で初日は目が覚めた。「うるせえ」と天井ほうきでドンドンしたので夕べは起されなかったけど。軍用ヘリの音で目覚めるバンコクよりは健康的か。今も目の前の階段をでかいリスがくだっていった。でもリスとネズミの外見の違いって尻尾がふわっとしてるかムチのようになっているかだけじゃん。

上の写真のでかいヤモリは警戒心が強く、多くの場合、見つけて1秒後には姿をくらますので奇跡のショット。

昨日買っておいたバナナ、ネズミに食われないようにぶら下げておいたのに早速かじられていた。床に置いていたら間違いなく食われるので食料はみなベッドの上。

連日サイリービレッジまでトレッキングで腹の脂肪は減りかけてはいるが、いかんせんお疲れ気味。いかんいかん。ゆるい滞在を目的できているのに頑張りすぎるのは禁物じゃ。

昨日は帰り途中道を間違えたと勘違いし、来た道を戻る。急な坂を無駄に往復。今の距離は熱中症で気持ち悪くなって倒れる寸前に町に到着するのでいいメタボ解消運動になっているが、途中道に迷うと熱中症限界越えるのできつい。また夜には街灯がなく真っ暗になるので明るいうちに帰ってくる必要もある。

レンタルバイクは交渉制で1日150B位になることもあるらしいが、半年前サムイで1日100Bで乗っていたことを思うと微妙。宿ですべて貸し出し済みなら無理に町まで行って借りる必要もないかな。この宿専属のソンテウの町までの送迎は1日2便あるものの片道50B。ここでは何もせずにボーっと1日サンゴの海を見ているのが「らしい滞在」のようだ。


宿の前のサンゴ礁  パトンビーチではチェア1日100Bだがここでは宿泊客には無料

また昨日、サイリービレッジでシュノーケリングツアービッグボート650B、ロングテールボート550Bという表示見つけた。ただタオにはピピレ島のような目玉となるポイントはなく、ただ島の各湾のポイントを1日かけてまわるような感じので参加は考え中。

この宿のあるヒンウォンベイもそのポイントの一つになっていてそれらしきボートが湾の反対側にいつも見える。湾のこっち側はこの宿のプライベートビーチ(砂浜はないが)になっているみたい。宿からサンゴ礁に行けるのでツアー参加しなくてもいいかなとも思う。

昨日も山岳トレッキングでヘロヘロになった後、シャワー代わりにサンゴ礁の海でぷかぷかする。潮が引くと水深50cmくらいの所に枝サンゴ群生している状態になるので、サンゴがじゃまでクロールができない。ダイビング機材持っているとサンゴを傷つけまくるパターンだ。痛々しいミコマスケイ、ブレーキングパッチを思い出す。ただここにはダイバーはいない。

トレッキング途中のビューポイントで

岩場には牡蠣系の貝がびっしりとあるので泳いでいて岩場に上がろうとすると手足を切りやすい。何度も同じ状況で手を切った経験あるので、昨日も気をつけて岩場に上がったのにやっぱり手を切って流血。ちょっとなめただけで血は止まる程度で、浅かったんだけど。また炎天下の昼間にはいない蚊が、夕方6時~8時頃乱舞する。その時間蚊帳に入ると暑いので虫除けスプレーかけてベランダでパソコンいじりするとスプレーのかかってない所めがけて刺される。連日トレッキングと素もぐりで腹の脂肪心持減った感じがする。





宿からサンゴ礁徒歩0秒とはこういうこと 砂浜がないので海亀はいない


さかなさかなさかな~♪   フェリー船着場までボートだと島の反対側になるので1000Bとか

VIEW ROCK RESORT & SCUBA VIEW
HIN WONG BAY, KOH TAO SURATTHANI 84360 THAILAND
TEL:077-456548 / 077-456549 / 081-081 7583

4月6日(火)午後3時38分

坂の傾斜は45度?
ベランダでバナナとポテチと牛乳飲んでパソコンに向かう。快晴でひなたは多分35度超えるがこの絶壁バンガローのベランダでは海風が涼しくさほど暑くない。海パン一丁でもこの時間だと蚊に刺されることもない。さっきまでヒンウォンベイのいろいろなポイントで潜っていた。といっても毎度おなじみの水泳用ゴーグルつけて泳いでいるだけなんだけど。昨日透明度少し落ちたかなと思うも今日は結構きれいだった。

陸から海を見て海底が透けて見えてきれいに見えても実際に海に入ると透明度の差ははっきりとわかる。今日はここ3日のうちもっともきれいだったが、透明度に関してはやはり初日に判断したとおりといった感じか。5mくらいの海底が見えるもやや白く霞がかかったような状態。プーケットやサムイよりはましでもシパダン島のようなはっとするような透明度はない。砂浜がないので海亀がいないのもちょっと寂しい。パンを持って入ると寄ってくるのがピピ島やクラビのように黄色のスズメダイだけでなくいろいろな魚が寄ってくる。あちらのようにがっついてもいない。ここにいる限りツアーに出る必要ない気がする。また今リスが視界を横切っていった。

泳いで湾の反対側まで行こうとすると陸地から見えないもう一つのバンガローが海側から見え、結構おいしげな感じだったので湾横断遠泳やめてそのバンガローに上陸。名前はヒンウォンバンガロー(TEL077-456006/0862-71-5058)。料金はシングル500B~で連泊する場合は2日目以降が350Bになるということ。こちらは絶壁バンガローでなくゆるい丘に立つバンガローといった感じで、サイリービレッジまでビューロックよりは近く、山を一つ越えるだけですむ。もらった名刺が濡れるので帰りはそこからビューロックまで歩いたがかなり坂の昇降がきつい。泳いだ方がずっと楽。ただ泳ぐ場合は荷物持てないのが難。

なんかよくチェックしてみたらこの宿からネットできるみたい。1分2B。もっと早く言ってよ。今日はさっきまで泳ぎまくっていたのでパソコン持ってトレッキングする元気はもうない。昼間炎天下で泳いでいたので日焼けも進んで背中がヒリヒリしている。


ベランダでウェブページ制作中 食料はネズミにかじられないようベッドの上 ネズミにかじられたバナナ

日付 出費詳細 宿代 合計
4月6日(日)快晴 カップラーメンのお湯5B 水10B コーラ30B 水10B VIEW ROCK RESORT 350B 405B


VIEW ROCK RESORTまでは近くの町サイリービレッジから山2つ越えて徒歩40分


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