2012年12月06日(木)20時46分
シェムリアップのナイトマーケットを散策して部屋に戻りパソコンに向かう。この宿は部屋の中までワイファイ電波が届くので24時間ネットにつながった状態。1泊5$でかなり清潔。最近できたゲストハウスのようだ。屋上があってそこで洗濯物が干せるので助かる。
今日川の底に遺跡があるクバルスピアン(写真右)に行く。シェムリアップから片道58kmあり若干遠い。シェムリアップから46kmのバンテアイスレイのさらに12km先の山の中にある。普通ツアーでミニバンかバスで行く。自分で行っていうのもなんだがバイタクで行く距離ではない。
バイタクは英語をほとんど話さない地元民バイタクを1日16$でチャーター。私はこれでも高いと感じていたが相場は20~25$くらいのようだ。シェムリアップの物価の上昇はパトン以上かもしれない。1日チャーターなので早朝5時ホテル前待ち合わせてアンコールワットサンライズを見てこの後にクバルスピアンへ向かう。
夜明けは6時頃。4時50分にホテル前に行くとバイタクは既にスタンバイ状態。英語をほとんど話さない地元バイタクに1日16$は相場より低いとは言え十分おいしい仕事のはず。 アンコールワット入場券は3日40$を入口のチケット売り場で買う。12月6日から12日までの1週間有効でその期間に3日間遺跡に入場することができる。チケットには写真が入っていて購入した本人しか使えない。写真は窓口前で購入時に撮る。 サンライズのアンコールワットは池の前は下の写真のようにものすごい人。アンコールワットの復旧工事の緑のシートはいまだ取れず。もう3年くらいこの状態じゃないのか。いつまでやってるんだろう。 |
アンコールワットの池の脇でホットケーキうまそうなのでいくらか聞くと4$といわれて食欲うせる。4$は320円なのだが。2$のチャーハンに腹を立てていたのはついこの前だった気がするのに。池の脇にトイレがあって1000リエル。
日が昇りきったところで午前中は逆光になるのでアンコールワットを離れクバルスピアン(写真右)に向かう。所要1時間。昨日のベンメリア同様若干腰やお尻が痛くなる。バンテアイスレイを通り越して12km。山の中の川に沿ってある。遺跡は到着のバスやトゥクトゥクの駐車場から1.6km離れていて、山歩きでたどり着くのに20分ほどかかる。
行ってかなりがっかり。何じゃこれ?というのが率直な感想。ベンメリアよりもテンション低い。確かに水中に遺跡があるという状況はそれなりの味はあるのだが遺跡全体の放つパワーがしょぼ過ぎ。ここへの日本人ツアーひとり150US$。ひええ。誰か本当の事いおうぜ。「ベンメリアやクバルスピアンにはそんな大金払っていく価値ないよ」って。私は往復16$でも行って損した気分だ。アンコール遺跡1週間入場券持っていて、既に大回りも小回りも2回ほど回った後、最後の1日2日時間が余っていたらよってもいいかなという程度だと私は思う。
ベンメリアやクバルスピアンはシェムリアップのツアー会社が自らの利益のために「達人ならここへ行こう」とのイメージを作って宣伝している遺跡なのだと感じた。距離が遠いのでそれを理由に催行側は確かに金はとれる。ただ片道1時間つぶして16$も払ってくる価値はとてもないと私は感じた。彼らの営業トークにのせられるのも自由なのだが、誰でも簡単にいけるので自慢できるほどの達人効果はない。
クバルスピアン遺跡までの山岳トレッキング開始時間はまだ9時前で他の訪問者がいなかった。バイタクは駐車場で待っているので誰もいない山の中を全くの私一人での山歩きとなったのでそれなり楽しかったけど。結構な岩場をよじ登る一瞬の険しさあるもカラパタールの100分の1の運動量。
クバルスピアンの帰りにバンテアイスレイによる。エントランスが以前とはまるで違ったたいそうなもの(写真下)になっていて驚く。人もますます増えてバックパッカーを見つけるほうが難しいくらいほとんどが一般観光客。ツアーで訪れている日本人グループもちらほら。
クバルスピアンにもバンテアイスレイにも20$の入場料がいるが、アンコールワットの入場券があればそれを見せれば追加の支払いなく入場できる。私は3日40$の入場券を見せて両遺跡に入場した。ベンメリアだけが別途5$の入場券が必要。プレアヴィヒアはいまだ入場料無料。
バンテアイスレイを後にして遅い朝飯の地元定食食って12時。朝4時10分には起きて準備していたので8時間も動き回っていたことになる。かなり疲れてそれ以上遺跡を回る元気なくそのままシェムリアップへ戻ってくる。帰りはタケオで降ろしてもらって地元定食食べたばかりなのにチキンカツ3$とマンゴシェイク2500R注文。帰ってお昼寝して起きたらもう夕方だった。朝4時10分起きでサンライズの後のクバルスピアンバイタク訪問は思った以上疲れる。 この宿の近くにケンタッキーがあったのでソフトクリームあるか確認したら0.5$でちっちゃいソフトクリームがあった。まあ食べれる味。また昨日オールドマーケット近くのスウェンセンズでイチゴパフェを1.95$で食べた。こちらはかなり安っぽい味でタイのスウェンセンズのパフェのうまさはなかった。あれじゃ160円でも高いよ。 |
この宿ナーガゲストハウスでトゥクトゥクを頼むと小回り12$、大回り16$。英語が通じるドライバーでこれは結構良心的値段。街中でたむろするトゥクトゥクに聞いて回って小回りでも20$といってくるドライバーもいた。日本から予約する場合の日本人料金は多分もっと高い。シバタ通り待機のピカピカのトゥクトゥク程そういう傾向あり。私が聞いた中で最安は小回り10$、大回り15$。一人で乗った場合の料金で3人、4人の場合は1台での料金は若干加算されるが1人当たりは安くなる。 私の利用したバイタクは英語をしゃべらない地元系バイタクで大回り1日8$を了承した。クバルスピアン、ベンメリアを含めると1日それぞれ16$。このバイタクはシバタ通りにたむろしていたが、一般的に中心部から離れた路上のほうがローカル客を乗せているバイタクはつかまりやすい。 |
現在は観光客用とローカル客用の区分けは以前のようにはっきりとしていない。今はバイタクで遺跡を回る偏屈はほとんどおらず、英語をしゃべるバイタクで小回り8$、大回り10$くらいが相場か。欧州組は1日1$のレンタル自転車でも回っている。ただこれは小回りコースでもかなりヘロヘロになる。あまり一般的観光からかけ離れると実用性なくなるので観光客用トゥクトゥク利用で一度遺跡を回ってみよう。
日付 | 出費詳細 | 宿代 | 合計 |
---|---|---|---|
12月6日(木) | 遺跡入場料3日40$ クバルスピアンバイタク1日チャーター16$ 柿3個1$ マンゴスチン1kg7000R 地元定食5000 バイタクドライバー分5000 チキンカツ定食3$ マンゴシェイク2500 | ナーガ ゲストハウス 5$ |
B (円) |
アンコールワットサンライズ
バンテアイスレイへの道の途中で
今日利用したバイタク クバルスピアンまで往復したので16$払ってあげた。往復約116km。
●はみ出し情報
シェムリアップからバンコクまでのバス料金は9$~。ほとんどのところでは10$といわれるが探せばそれより安いところが見つかる。朝7時ホテルピックアップ。8時出発で到着はカオサンで16時頃には着く。
シェムリアップのスーパーでのダイエットコーク、カンボジア製は0.5$、シンガポール製は0.8$。私には味の違いがわからない。
カンボジアに柿が売っていた。3個で80円。食べるとなんとかなり渋い。渋い柿なんぞ久々に食った。食べ終わった後うがいしても口の中がしばらく渋々。タイにも柿はあったが渋くはなかった。
シェムリアップの食堂ではクメール語で注文する場合と英語で注文する場合で値段が倍にかわる。
2012年12月現在、ドルが下がって1$=3990リエルなので両替すると損になる。たいていの場所では1$渡せば4000リエルとして受け取ってくれる。ケンタッキーは3900リエル計算だった。
クバルスピアンまでは入口から1600mほど歩く。こういう道を一人とぼとぼいく。
この表示あるのでちょっとほっとする。クバルスピアンへの道。
またこのパターンか…と笑ってしまう展開。メタボにはいいんだけど。
この木が抱きつくのは遺跡だけではないようだ。
タケオレストランのチキンカツ3$、おかわり自由で無料の水もつく。
ケンタッキーのソフトクリーム0.5$
魚1匹3,000リエル
地元定食屋さんの前にはこの鍋が並ぶ。ふたを開けて中身確認してオーダー。このおかずをご飯にのせて5000リエル(120円)。
フルーツは量り売り。
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