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 ココンの夕暮れ 2011年4月10日
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サトウキビジュースのタックオンプーがこんな形になって1000Rに

 

ココン タイ‐カンボジア国境

チェムヤム‐ココン国境

チャン島からトラート、クーロンヤイ経由カンボジア国境へ



 ココンの町。国境から遠い。オレンジバスはプノンペン行バス8US$

2011年4月10日(日)21時20分  前ページへ  次ページへ
今日はタイ側で宿をとる予定だったのになぜかカンボジア側のココンにいる。ココンは通過は何度もしているが宿泊するのは初めて。通過したのもずいぶん前で様子が全く違っていて戸惑う。

トラートからのロットトゥーアはタイ側のハートレックには行かず、着いた所が国境のイミグレ前だった。時間もまだ昼前。それなら無理にタイに泊る必要もないのでカンボジアに入国することにする。

かつての記憶のあるイミグレでビザを申請。1000B。面倒なので今回は事前に20US$用意せず。おとなしくぼられてあげる。パッカードの1300Bに比べればましとの思いもあり。

入国の後が8年前と全く違っていた。宿泊するにしてもカンボジア側のバスを利用するにしても国境からはかなり離れたココンの町まで行かねばならない。歩けばたぶん2時間以上はかかる。ココンの町は長い橋の向こう側。以前のボートがついた港ではなくその対岸でかなり遠い。橋だけでも1km以上はありそう。橋を渡るには料金が必要でバイタクで渡る時にも別料金で1200R必要。バーツで払うと11Bで12B払うと律儀に1B返してきた。

ココンカンボジア側イミグレ

私はココンの町とは以前ボートがついたあたりのことかと思ったらそうではなくてもっと大きな町だった。国境で付きまとってくるバイタクドライバーの言い値はココンまで100B。私はそこまで遠いとは知らずに無理やり50Bで交渉してココンへ向かったが、あまり遠かったので80B払ってあげた。今はほとんどの旅行者がジョイントチケットで国境越えをするのでフリーの客を見つけるとぼったくりマンも必死。


今宿泊の250Bの部屋。窓から川が見える。
今の宿はそのバイタクにつれてこられた宿。ファン部屋ダブルで250Bだがトイレシャワー共同。最初案内された時にはてっきりトイレシャワー付かと思うも良く確認したら共同だった。なので本来ならもっと安くてもいい宿。チェックインした後近くに100Bからの安宿発見。やっちまっい。他にも7$(210B)の豪華宿見つけてへこむ。ま、いつものことか。ここはここで川沿いにあるって窓から味のある風景が見えるのでいいか。

ちなみに今はシアヌークビル~ココンのボートはなくなっており、プノンペンにもシアヌークビルにもバスが出ている。国境でのボッタクリマンの話では13$との事だったが実際は7$。ソーヤ他のプノンペン行は8$もあり。


以前このイミグレ脇の海岸に送迎ボートがついたこともあった。

ココンについてから午後は雲ひとつない快晴になる。街中を歩いてさまようがノーリードのでかいワンコがたくさんいて「珍しい生き物がいるぞ」的に私によってきて若干びびる。でも絡まれることはなかった。ココンには地元マーケットもあり肉まん買った。小さいのが1000R、大きいのが2000R。プノンペンでは300Rだったのに。さっき夜のスコールあったのにこの時間は強烈に暑い。

これで今年はソンクラーン前にタイを脱出成功した。ところがカンボジア正月が4月13日からの3日間らしい。タイのソンクラーンも13日からの3日間。カンボジア正月は水掛祭りのように通行人に水をかけるようにはならないらしいが、バスの予約はとり辛くなるとの事。

ココンにはATMもワイファイ備えた宿もある。コンビニの類がないのが難。この宿にワイファイはなく今日の午後以降の転送はできず。

ただ街灯がないので店のない道は真っ暗。自動車のライトが唯一の明かりとなる。ここまで一度も下痢せずといっておきながらカンボジアに入ったとたんやられる。そういやアイスコーヒーがへんな味がしてた。外はまた豪雨。雨音がすごい。

現在宿泊ココンゲストハウス

蛇足情報
  • ココン国境が最もこの4~5年の間に状況が激変している国境。メインの橋ができたのは2002年。かつてあったシアヌークビルからのボートは2年前になくなった。
  • 国境からココンまではバイタク言い値は100Bだが、あの距離だとそんな無茶な言い値でもない。50B~80Bで折合えばよさそう。
  • 2010年4月プレアヴィヒアからシェムリアップへ。ピックアップトラック荷台から撮影の動画。びー旅動画プレアヴィヒアはこちら
  • lココン国境の空いている時間は朝7時から夜の20時まで。



パタヤホテル予約


ココン宿はシングル3$~


バスに値段がないのはカモによって値段が変動するため

   


ココンの橋 国境は向こう岸 ココンの町はこちら岸 通行料11B(1200R 30円)。国境~ココン、バイタク80B。

日付 出費詳細 宿代 合計
4月10日(日)
曇時々雨後晴 
チャン島→タンマチャート80B タンマチャート→トラートバスターミナル80B クイッティヤウ25B トラート→ハートレック120B カンボジアビザ1000B 国境からココンまでバイタク80B タックオンプー10B 10B 野菜炒定食55B コーラ25B アイスミルクコーヒー20B 水10B 肉まん大20B 晩チキン2本40B 海老焼き50B ご飯10B 水10B アイスコーヒー20B  ココンゲストハウス 250B 1915B
日本円合計
5362円


過積載 ココンからのバスで   過積載2 ルーフには人も乗り時速80kmでぶっ飛ばす

4月11日(月) 11時15分
今シアヌークビル行のバスの中。食事休憩が終わった所。サービスエリア飯はご飯とおかず1品で6000Rだった。水は無料の氷入りのお冷。ココン8時発との事だが私がバイタクで乗り場に乗りつけたのは8時30分。30分ディレイの出発寸前。たぶんシアヌーク行のバスは1日にこの1本のみなので逃したらここにもう一泊する事になるとこだった。別にそれでもいいんだけど。

今朝は朝から晴。しかしまだ真っ暗なうちからコケコッコーの連呼に眠りを妨げられた。延々30秒おきに壁と壁の間のエコーのかかった響き渡る状態でけたたましくやられる。焼き鳥にして食っちまうぞと憎しみがわいた。

このシアヌークビル行のバス国境での言い値は13$。宿で確認すると9$。今日乗り場でいくらか聞くと7$だった。プノンペン行きもシアヌークビル行も同じ値段。手持ちにドルがないのでバーツで払う。250Bだった。まだカンボジアに入ってから両替もATM利用もしていない。国境の町なのでバーツが使えるということもある。前回のあまりのカンボジアリエルも活躍中。

ココン発シアヌークビル行バス7$ 所要4時間45分.


タイの協力で作った橋は複数ある。マングローブなのでバスが通るには面倒な地形


サービスエリア定食ご飯とともに6000R  日本では散発する銃撃戦しか報じられないが…



 ココンバスターミナル プノンペン行はここから出る
車内ではクメールカラオケ大音量だったが今は静かになる。カンボジアではユルユルのパラパラで踊るのが流行のようでカラオケの画面はずっとそのユルユルパラパラダンスだった。

車内にトイレがないので食事休憩以外にもトイレ休憩がある。子連れのお母さん、私の車窓の真下で幼稚園くらいの女の子をおしっこさせている。せめてもう少し草むら行こうよ。朝は雲ひとつない快晴だったがいま少し雲が出てきた。日差しは強烈で暑い。それでも車内は冷房効いていて快適。道も完全アスファルト道路でバスは時速80kmといった感じで飛ばしている。

ピックアップトラック荷台用に用意した防塵マスクの出番なし。また大音響のクメールカラオケが始まった。カンボジア正月の影響か車内は満席状態。乗客は地元客ばかり。50人乗りで私以外に欧州組2人。賢い旅人はジョイントチケットを利用する。

日付 出費詳細 宿代 合計
4月11日(月)
晴時々曇 
バスターミナルまでバイタク20B シアヌークビル行バス250B サービスエリア飯60B シアヌークビルバイタク3000R 地元定食5000R カーフェーダッコータッコーク2000R コンビニお茶2500R コーンアイス3000R 酢豚7000R ご飯1000R 水1000R 牛乳2700R ヨーグルト2000R メアリーチェンダゲストハウス10US$ 622B+10US$
日本円合計2592円
1B=100R 1US$=4000Rで計算 ATMで320US$おろす 手数料込み実質324$


ココン、シアヌークビルのバス車内 バスは韓国製 バスチケット7$ 8:00発



ココンの町の港 ここは川だが海が近いので河口が広い。近くにはマングローブもあり。



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