フエ ベトナム

フエ情報　格安ベトナム放浪実録

フエ市内の1泊6$の宿情報　世界遺産を3$で回る方法

フエの1泊6$の部屋で扇風機にあたりながらパソコンに向かう。今日は晩飯にチキンカツ定食食べてしまう。ご飯と飲み物入れて8万8千ドン（約380円）。なぜかベトナムでは韓国料理店に日本のチキンカツがある。今日食べたのも韓国料理店。2人分はあろうかという量。ご飯は少ない。カツで腹いっぱいになる。何種類かつく付け合せのキムチも無料。 今日バスがフエに着いたのは昼12時頃。途中寄り道しすぎ。バスからはぎらついたバイタク振り切って徒歩で安宿を探す。3分ほどで今の宿にたどりつく。ここも無料WiFi。地元のネット屋での料金は1時間3000ドン。 今日はとにかく天気がよかったので体調悪かったのだが、とりあえずフエの観光名所を回ることにする。ホテルから離れた場所で地元民オーラぷんぷんのおじいさんバイタク見つける。私はフエのことは何にも知らないのでお任せで適当に回ってもらった。おじいさんは完全ベトナム語。フエまで来ても南部ナマリだぞ。日本人が習う「ザー　バオニュー」ではなく「ヤー　バオニュー」。

王宮の中。桜？こんな炎天下に.

王宮の中のお堀

早起きでシャワーを浴びる。このホテルも温水シャワー。ニャチャンでは蚊がいなかったので油断していたらしっかり深夜に刺される。電気式のリキッド蚊取はリキッド切れて使えないのでタイで買っておいた蚊取り線香で応戦する。この手の攻撃に奴らはたいていシャワールームに逃げ込む。さっきシャワーの時にフラフラの蚊を2匹ぱちんとしたら2匹とも新鮮な血でまっかっかだった。 昨日のプライベートバイタクツアー報告の続き。地元系の格安バイタクを確保するには障害がいくつもある。まず宿泊のホテルに専属の観光客料金ツアー手配係がいてひとつの観光名所に12$で連れて行ってくれる。バイタク乗り場にも英語ペラペラの人当たりのいいニコニコのバイタクがいてその方に頼んでも半日ツアー250万ドン（12,5$）だと言われた。3$で回るには普段は地元民を乗せているバイタクを使うこと。ベトナム語しか話さないけど。言われるままに流されていると3$での観光はできない。最低限のぼったくりをかわす要領はいる。アンコールワットと同じ。 正直私はフエの世界遺産にそれほど期待しているわけではなく、せっかく来たのでついでに…、程度の軽いのりで行った。ところがこれが思ったよりテンション高い。最初に連れて行かれたところは入場料5万5千ドン。一瞬びびるも200円程度だと思い直して入場。

中はかなり広い。味のある建造物多数。日本人には少し懐かしさを覚えさせると同時に、異国情緒も混在する不思議ワールド。建物の横に生えていたピンクの花？を咲かせている不思議な木はなんという木なのだろう。正門から入ると結構歩き回るが疲れを感じさせないだけの見ごたえはあると感じた。天気が良かったことも印象をよくした原因かも。入ってすぐの所のお堀に鯉の餌が売っていてベトナム人観光客があげていた。ピピ島のスズメダイ、アユタヤのナマズ状態になっていた。1匹がでかいので壮観。 一つ目のポイントで40分～50分くらいは費やしたか。バイタクはその間正門前で待っていてくれた。そして川沿いの2つ目のポイントへ。こちらは市内から遠く川沿いをバイタクでかなり走る。ベトナム版五重の塔のある遺跡？入場料はなかった。「遺跡」というにはさほど年代は古くなさそうだが見ごたえは十分ある。川沿いの丘にあるので独特の雰囲気あり。こちらは15分ほどですべて見て回れた。この建造物の碑文は漢字だった。 フエにはまだ他にもいろいろいろポイントがあるそうだがいかんせん事前の勉強不足でどこに何があるか全くわからない。体調悪い中、ナイトバス到着早々の気軽に来た名所めぐりなのであまり気合も入っていない。バイタクのおじいちゃんが「この先どうする？」と聞いてきたので、「あんたに任せる」といったら2つ回ってホテルに戻ってきた。

仏教寺院　ティエンムー　パゴダ.