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パッカード国境
パイリン タイ・カンボジア国境 バンパッカードへ
国境通過後のパイリン、バッタンバンへの交通 国境やパイリンの宿
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トラートのナイトマーケット マンゴ1kg35B~ 1個30円
トラートの居心地がいいので長居をしている。涼しい夏の夜の感じ。この時間も部屋でネットにつながった状態。日本時間ではもう4月8日の深夜0時になる。今日は朝から曇っていたので部屋でゴロゴロしようと思う。しかし昨日宿のおばちゃんが「パッカード国境は外国人には解放されてない」のようなことを言うので気になっていた。そこで「そうだ。パッカード国境に行こう」と思いつきで確認しに行く。
パッカード国境はパイリン国境と呼ばれる2つのカンボジア国境のひとつ。もうひとつがおととし実録公開しているバンレム国境。両方とも拠点はトラートではなくチャンタブリになるので、ここから行くには昨日来た道を戻ることになる。無計画に思いつきで放浪しているんだからしょうがない。確認の結果おばちゃん情報はガセだった。 |
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パッカード国境のカンボジアビザ申請は1300B |
パッカード国境は外国人にも普通に解放されていてビザも国境で取れる。おばちゃんも知らないならいい加減なこと言わずに「知らない」といってくれればいいのに…。
たぶん今日もし乾期の雲ひとつない状態の快晴だったらチャン島に行ってたかも。でも実際今日は1日ドン曇で薄日はさすが雨も降る雨季の天気。ソンクラーン前に雨季が来てしまった感じ。思い立って宿を出たのが10時半。ソンテウで長距離バスターミナルまで20B。ただバスターミナルまでは歩ける距離で帰りは歩いた。トラートの長距離バスターミナルからはカンボジア国境ココンまでのバスもあり120B。
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チャンタブリのパッカード行ロットゥ |
トラートバスターミナル11時発のチャンタブリ行バスに滑り込み待ち時間ほとんどなく出発。トラート‐チャンタブリ間は60km、所要1時間20分。チャンタブリ‐パッカードは40km所要1時間。
今回のパッカード国境訪問は荷物はオーキッドゲストハウスにおいたままで、日帰りで様子を見に行くほとんど手ぶらの冷やかし訪問。実際に国境を越えるつもりははなからない。ただ20$でビザが取れるならとっておこうとも思いパスポートと写真は持参した。いかんせん所持金が800Bない状態だったので、お約束の手数料上乗せ料金だったら取りたくても取れない状態だった。
パッカードまでは写真左のロットゥーアというミニバンバスで向かう。看板には200Bと書いてあるが、なぜか往復150Bだった。 |
チャンタブリのロットトゥーア乗場はバスターミナルからバイタクで20Bだったが、歩いていける距離。しかし行きはどこから出るか全くわからなかったのでバイタクに頼むしかなかった。キングタクシン公園脇の乗場から待ち時間15分ほどでパッカードへのロットトゥーアが出る。始発乗車は私以外地元客2人だけ。途中で数人客拾ったがバンレムの時には満員だったのとは対照的。帰りもガラガラ状態。バンレム国境より人通りの少ない国境のようだ。
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バンレム国境とパッカード国境とパイリン。黄色い道は317号線
国境到着後、一通り情報確認。カンボジアビザは国境でも取れるが1300B。正規料金の20$は600Bくらいなのでかなり強烈。ポイペトで1000B、バンレム国境で1200B。カオサンで3営業日かければ850Bで取れるので事前取得が安くすむ。この国境でeビザは使えない。
さらに越境後のカンボジア側での移動料金の設定が輪をかけて強烈。通行する地元民や旅行者が少ないのでピックアップトラックはなく、乗りあいタクシーしかないという。1台あたりの料金だがバッタンバンまで所要2時間半1500B。パイリンまで所要30分500B。1台あたりの料金なので人数いれば割った数になる。ただガラガラの国境なのでポイペトのように同乗者は簡単に見つかりそうにない。 |
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パッカード国境、タイ側イミグレ窓口 |
安く済ますには1日1本朝の7時半にバスが出るのでそれに乗ればバッタンバンまで300Bとのこと。しかしカンボジア側で1泊必要にはなる。バンレム国境のカンボジア側コムリエンからバッタンバンまで乗りあいタクシーで200Bで行けたことを思うとかなりぼったくり設定。何で「この国境は他の国境より金かかりますよ」的な重要な情報は出回ってないのだろう。
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パイリン国境とも呼ばれるパッカード国境は他の国境より金かかるぼったくり国境
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トムヤムクン50B(170円)うまかった |
ビザ代も移動代も完全なカモ料金。この国境は日本人もたくさん来ているらしい。国境ビザ手配のお兄さんはパスポートコピーの束を片手にそう言っていた。「パッカード国境は越えたけど料金は忘れた」じゃ一番肝心なぼったくり国境の情報が他の旅行者に伝わらないじゃん。ん~、ぼられながらだと達人イメージ傷つくから黙っているのかな。
パッカード国境のカンボジア側にはホテルもあって600B~。ゲストハウスは300B~とのこと。パイリンの宿は400B~。私は実際に越境していないのでそのお兄さんからのまた聞き情報。
ピックアップトラックはないとは言っていたが地元民がパッカード国境からバッタンバンまで1500Bも払うわけはないので早朝7時頃限定の地元民用ピックアップトラックか乗り合いタクシーは出ている可能性はある。人が少ないのは事実なので毎日ではない事はあるかも。 |
それらの車にカンボジア語でドライバー直接交渉すれば地元民料金になる気はする。少なくとも地元民用の乗りあいタクシーはあるのでそれに混じればそんな料金にはならない。バンレム(カンボジア側コムリエン)→バッタンバンの場合、地元の方と乗り合いで料金200Bという09年の記録が参考になる。パッカード→バッタンバンと距離はほとんどかわりない。またプレアヴィヒアの麓の宿のように宿泊者ほぼカンボジア人という外国人からは無視される地元宿はたいていどこにもある。宿泊にはクメール語が必要なのが難。
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蛇足情報 |
- 昨日てっきりコウモリと思っていた大量の鳥はツバメだった。空を覆いつくす勢いの大量のツバメなぞ初めて見た。
- トラートからシェムリアップへのジョイントは600B。朝出て夜つく1日がかりでポイペト経由。
- タイ側からパッカード国境を通過するには極力事前にビザを取得して、ぼられるのを覚悟の上で望む方がよさそう。
- この宿のワイファイたまに途切れる。速度54Mbpsとさほど遅くはない。多少のことはただで使えている事で相殺される。
- 2010年4月プレアヴィヒアからシェムリアップへ。ピックアップトラック荷台から撮影の動画。びー旅動画プレアヴィヒアはこちら
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水鉄砲発売中。水掛祭近し
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地元食堂無料のお冷 「ナムケンパオ」は氷入りカップ
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朝クイッティヤウ25B
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ここにもいたぜ メタボ犬
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タンマチャート行ソンテウ50B
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市場の肉屋
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