2011年4月放浪実録 現地からの当日情報公開中 第21回 バンビエン
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ラオスのトゥトゥク


ガーリックトースト付 カルボナーラ250円


ラオスの牛乳50円


バンビエン ラオス

ルアンプラバンからバンビエンへ

海のないラオスの知る人ぞ知る水辺リゾート



2011年5月5日(木)9時18分   前のページへ   次のページへ
今ルアンプラバンの南バスターミナルでバンビエン行のバスの出発待ち。9時30分発。当初はポンサワンへ行こうと思っていたのだが、チケット売り場でそのバスは1日1本朝6時発といわれたので、急遽行き先変更。チケット売り場の横で9時半発のバンビエン経由ビエンチャン行きが出発待ちをしてたのでそれに乗り込むことにする。もともと行き先なんてどこでもよかった。バス停に待機しているバスに乗ってタイ国境(南)方向へ行ければ特に問題はない。ポンサワンには空港の南側にジャール平原というでかい水がめが数百個転がる場所があって行ってみようと思っていたが、さほどこだわりはないので今回は見送り。

ビエンチャンに行っても特に見るものはないので、7年前に素通りした時にバスの車窓から見てちょっといい感じだったバンビエンに行くことにする。バスはビエンチャンもバンビエンも同じ13万キップ。夕方発のミニバンバスはもっと安いらしい。ビエンチャンとバンビエンは距離的には倍くらい違うのに値段が同じというのが腑に落ちなかったが、なんとなくビエンチャンに行く気がしなかった。

ちなみに市内のツアー会社に依頼すると13万のチケットは15万キップになる。ターミナルまでの無料送迎が付くので三輪ソンテウにぼられるくらいならツアー会社に依頼したほうがいいかも。ただ場所によってはぼったくり設定もあるので注意。宿泊の宿から南バスターミナルまでは4kmほど。まだ朝で元気があったので歩いていく。途中で地元民が既に乗っている乗り合い3輪ソンテウがいたので「ターミナルまで5千キップでいいか?」と聞くと「いいよ」というので利用する。南バスターミナルまでカモ待ちするトゥクトゥクの言い値3万キップは外国人料金だったと再認識。


 旧爆撃機飛行場と雲の上に顔を出す山々


2011年5月5日(木) 22時35分

ツノが立派な水牛。この辺のステーキは水牛ステーキ
バンビエンの1泊4万キップの宿で扇風機に吹かれながらパソコンに向かう。この宿の無料WiFiは昨日のルアンプラバンの宿のWiFiよりずっと安定している。

晩飯に食ったカルボナーラ250円がうまかった。ガーリックトースト付。食後にパンケーキ屋台で頼むも3人分?という量で完食できず。バンビエンの物価はルアンプラバンよりはずっと安い。バイクレンタルも1日5$と4分の1。やはりルアンプラバンはラオスの中で特殊な町だったんだと再認識。見所特にないのに世界遺産登録され、その勢いでぼったくり設定はちょっとう~ん…だ。

ルアンプラバンからのバスがバンビエンに着いたのは午後5時過ぎ。9時半発だったので延々山道を7時間半も揺られていたことになる。VIPバスと名前がついているが、窓の開かないエアコンなしバスと思ったほうがいい。エアコンは最初のうちは効いていたが後半はほとんど効かず車内は蒸し風呂。エアコン効かないのに窓の開かない完全密封車内という味のある状態。

また食中毒の欧米人女性が1人いてしょっちゅうバスを止めて草むらに駆け込んでいたので予定より時間がかかった。

隣に海外で仕事されている日本人が座ったのでいろいろ現地の話題や旅の話で盛り上がった。そのおかげで蒸し風呂だったがさほどきつい移動ではなかった。ただ私は途中下車でバンビエンで降りるが、彼はまだこの先ビエンチャンまで行かねばならず、その蒸し風呂バスであと4~5時間は耐えなければならなかったので気の毒だったが…。


後半エアコンが効かなくなるので蒸し風呂と化すビエンチャン行VIPバス

日付 出費詳細 宿代 合計
5月5日(木)
曇時々晴
ライター5千 ボールペン8千 三輪ソンテウバスターミナルまで5千 バンビエンバス13万 コーラ4千 コーラ6千 カルボナーラ2万5千 水3千 パンケーキ1万 コーラ6千 SAYSONG
Guest House
4万キップ
30万2千K
日本円合計
3020円
ATMで50万キップおろす


2011年5月6日(金) 19時37分
1日に3~4回のスコールがある。今も外は雨。強烈に降ったと思えば1時間ほどで止み強烈な日差しが照りつける。1日の間に晴と雨が何度も繰り返される。雨季の初めということに加えて内陸の山である事も影響している。とにかく天気が1日のうちにコロコロ変わる。落ち着きのない天気というか…。

ウドムサイやルアンプラバンでは若干涼しかったがここは山をかなり降りてきた所になるので午後は少し蒸す。夕方になってようやく涼しくなる感じ。

バンビエンは欧州組のバックパッカーであふれている。地元定食屋というより、バゲットサンドやピザやパスタを安く食べられる。カルボナーラが250円なので2日続けて食べる。サンドイッチもバゲットが焼きたてでうまい。日本の喫茶店で食べるのとさほど変わりない味。近くの川は泥川というわけでもないがそれほどきれいというわけでもない。水はそれほど冷たくはなかった。欧州組は女性までもが水着になって川に入っている。水深はそれほど深くなく、水牛が歩いて渡れそうな深さ。タイヤチューブの浮き輪で川に流されてのが楽しそう。でもカラのペットボトル1本で済むのに。

バンビエンの川原          .

バンビエンには川のほかに桂林のような聳え立つ山々があって独特の雰囲気を醸し出している。ユルユルとパソコンいじりをするにはもってこいの町だ。ツーリストバスもたくさん出ていて、バンコクまでの国境越えのジョイントチケットもある。25万キップ、2500円。1日1本13時半発で翌朝の6時バンコク着。


蛇足情報
  • ルアンプラバンからバンビエンはでは所要7時間半。山道だが完全舗装。時間によってバスのランクが変わるがVIPバスというのは冷房のない窓の開かない蒸し風呂バスと覚悟した方がいい。窓の開く安い方のバスのほうが風が入ってくるだけ涼しいかも。
  • ルアンパバンからポンサワンまでツアー会社手配だと13万キップ。バスターミナルで自力手配だと9万キップ。
  • ラオスまでは日本からすべて飛行機で行くと高くなる。特にビエンチャン発着の国際線が高い。バンコク経由でウドンタニまでタイ国内線できてそこから陸路で行けば安く上がる…、と現地就業の日本人の方からの情報。
  • ルアンパバンで1日20$のレンタルバイクがここバンビエンでは1日5$。なんでやねん。
  • バンビエン~バンコク国境越えジョイントチケット250,000キップ、2,500円。13時半発、翌日朝6時着。ノンカイ発ホアランポーン行の鉄道チケットもバンビエンのツアー会社で予約できる。




ラオスの子供


バンビエン行のバス休憩で


ラオスでページ制作

パタヤホテル予約


サイソンゲストハウス
   


バンビエンは欧州組バックパッカーが多い


バンビエンの川原は玉砂利   レストラン パスタ250円 夜には蛍が舞う


より大きな地図で ラオス を表示
また、バンビエンからも昆明やハノイ行きのバスも出ている。パタヤやピピ島行のジョイントチケットもあって「すげえもんだな、この商魂」と感心。外国人価格だがそんなにぼったくりというわけでもなく、時間に追われている場合には利用もいいかもしれない。パスタの味にせよ、ジョイントチケットの便利さにせよ、欧州組バックパッカーの需要が長年かけて築き上げたといっていい。こういうところには寂しいかな日本人はほとんど絡んでいない。多くの旅行者が高額日本人ツアーの枠の中にいてそこから出ようとしない。本当に日本人は旅好きなのか?

バイクレンタルはここでは1日4万キップ、約400円。ルアンプラバンの5分の1.自転車はなぜかルアンプラバンより高く1日2万キップ。借りようと思うもこう3時間おきにどしゃぶりにの雨に降られるのじゃ借りても利用できない。さすがに最後に残ったケータイカメラはもう水没させたくない。

今日たまっていた当日情報の転送ができる。今もこの宿のWiFiでいつでも転送できる状態。近くには洞窟や滝があるようでツアーもあるようだが、特に何することもなくユルユルと過ごす。やはりベトナム後半からここまでの移動がかなり疲れた。タイチャン国境は特にベトナム側で旅行者を待ち受けるぼったくりの罠が複数あり、気を緩めるとぼられまくる。事前情報ほとんどなしで下痢と風邪の症状で突撃したのでかなり気力体力を使った。その分テンションバリバリだったんだけど。

この4カ国インドシナ周遊ルートは昔からバックパッカーの定番ルートだが、普通は2ヶ月くらいかけて回るのが一般的。約半分の期間で回らねばならなかったので、どこかで移動がきつくなるだろうなとは予想していた。おかげで腹の脂肪はかなり減った。最近旅の初めにキツキツだった短パンが歩いていてずり落ちてくる。ハードな移動というより定期的な下痢の貢献度も高いか。


バンビエンの山



川原 水深は浅い 宿からここまで徒歩5分  微妙に怖い橋  250円のカルボナーラ

日付 出費詳細 宿代 合計
5月6日(金)曇 カルボナーラ2万5千 牛乳1万 アイスコーヒー1万 牛乳パック5千 バゲットサンド1万5千 アイスコーヒー5千 ビーフラープ1万5千 ライス5千 マンゴーシェイク5千 ポテチ8千 缶コーヒー5千 サイソングゲストハウス 4万キップ 日本円合計



宿泊中の宿の洗濯物干し場からの風景


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