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ビエンチャン‐ノンカイ国境
バンビエンからローカルバスでビエンチャンへ
ノンカイ国境 ラオス側から橋を越えての越境実録
バンビエンからビエンチャンへのバスの休憩で
バンビエン発ビエンチャン行きのローカルぼろバスに乗って山道を走っている。さっきビエンチャンまで150kmの表示があった。ただルアンプラバンからの山道のような急坂はもうない。このバスは窓全開で進むので風が心地よい。若干PC画面にほこりがつくのが気になるけど。
ビエンチャンまでバス代4万キップ、400円。バンビエンのツアー会社で頼むと7万キップ。あの窓の開かない蒸し風呂バスに割高で乗せられるくらいなら、このボロバスで行ったほうがすっとまし。バスはバンコクの赤バスの感じ。地元民8割だが旅行者も乗ってる。
宿からバス乗り場は徒歩20分。バスターミナルでなく道端。ルアンパバンから来た時のバスターミナルとは別。前日にグーグルマップでバスターミナルのようなものを発見し、朝の散歩の時に実際の場所をチェックしておいた。ラオスは言葉が通じるのでこの辺は楽。地元料金に近づくには外国人旅行者に縁のない地元の人に直接聞くのが一番いい。早速チェックアウト。7時にバスが来るとのことだったので帰って荷物をまとめる。お約束でバスが来たのは7時半。バンビエンでギリギリまでユルユル過ごそうかとも考えたが、バンコクの最新情報もチェックしておきたかったのでタイへ向かう。
バンビエンのタイヤチューブ浮き輪の川くだりはチュービングというらしい。ちゃんと川下り専用のタイヤチューブ屋さんがあって1日レンタル55000キップ(550円写真右)。川下りの出発点まで設定されている。このタイプの川くだりはデット島にもあった。すごいぞ。欧州組バックパッカー。 |
バンビエンからビエンチャンへのバス
川下りタイヤチューブレンタル屋
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まだ少し咳は出るが下痢はすっかり治る。昨日もぐっすり眠れて元気はかなり戻ってきた。今日は朝から乾期のような晴れ。車窓に味有。窓の風が心地よい。最初は客を拾いながらトロトロ、今は山道をトロトロ。でも旅行者用のVIPバスも山道は同じような速度だった。ビエンチャンに近づけば平地になるのでグニャグニャ坂道も減る。今またイロハ坂状態。
友好橋国境のラオス側イミグレ ビエンチャンバスターミナルから5000kip
ノンカイ駅~友好橋トゥクトゥク20B |
今ノンカイの鉄道駅にいる。駅のコンセントで充電しようとするも電気来てない。さっきまでビエンチャンかノンカイ泊を考えていたのだがちょっと予想外の展開。今日の18時20分のバンコク行きの寝台車で今日中にバンコクへ向かうことになってしまった。バンコクには明日の朝6時20分着。
バンビエンからのバスは11時40分にビエンチャンに着く。所要4時間10分。そのまま降りたバスターミナルでタイ国境行のバスを当たるとすぐに国境行のミニバンバスが見つかる。満員で出発待ちの状態。ビエンチャンに特にこだわりないのでバスターミナルから1歩も出ることなくそのバスに乗り込む。国境までは所要35分。5千キップ。橋のたもとまで行きそこでラオス出国の手続きとる。
すると出国イミグレの女性職員が入国スタンプを指差して「10$払え」と言い出す。どういう意味で請求してきたのか不明。ビザがないことに対して要求していると思われたので、私は「日本人は15日以内ならビザ無で入国できるはずだ」と主張する。すると払わないなら仕方ないとスタンプを押す。 |
味のあるネタ提供してくれるじゃねえか。そういう請求すれば他の日本人は黙って10$払うのか?日本人がたくさん通過する国境ほど日本人がなめられた対応とられる傾向があるのはなぜだ。当然その意味不明の10$は払わずに通過。その女性職員は席をはずして上役に聞きに行っていたので、ひょっとしたら日本人の15日以内ビザなし入国について知らなかったのかもしれない。でも知らないなら少なくともそのバカにしたヘラヘラ笑いはやめようよ。そしてその窓口通り過ぎた後、正規の手数料らしく領収書発行の9千キップ(90円)の手数料取られる。
ラオス側で出国済ませるとタイ国境ノンカイへの橋を渡る。このバスは別料金で4000キップ(40円)。タイ側で入国書類を書く。タイ入国すると市内までトゥクトゥク50B(140円)と日本語で日本人料金提示される。4kmほどとのことなので歩こうかと思うが駅までなら20Bでいいと言う。バンコクまでの列車のチェックは今日中にしておきたかったので地元民鈴なりのトゥクトゥクに乗り込む。
駅までは2km程。根性なしにも駅までトゥクトゥクで連れて行ってもらう。ただタイ側で日本語ぺらぺらの案内係りの言いなりになっていると市内まで50Bになる。適正価格は市内まで30B。鉄道駅まで20B。1台の料金なので地元民と乗り合いで20Bとられた私はぼられていたことに後で気づく。国境の日本語を話す案内係は別名ぼったくりマンとも言う。
国境でトゥクトゥクドライバーやぼったくりマンにヘラヘラ馬鹿にした態度をとられたら、英語やタイ語で対応する必要はない。日本語で「金受け取っているんだから最低限馬鹿にした態度とるな」と日本語で言うのが効果的。具体的セリフの内容は各自アレンジを。 |
友好橋を渡ってタイ側イミグレ . |
意味はわからなくてもこちらが不快に思っているという空気は伝わるのでヘラヘラした笑いはぴたりと止まる。こういう場合は相手にとって意味不明の言葉の方が効果がある。
ノンカイ友好橋横断バス ラオス側チケット売場 |
別に大声出して感情むき出しでバトルする必要はない。こういうなめられないようにするちょっとしたことの積み重ねが国境での今後の日本人への対応につながる。個人的にはこういう常になめられている状況は早めに解消して欲しいと願う。
今日ノンカイ駅では明日のバンコク行きの下調べするだけのつもりだったのだが、窓口で確認すると今日の夕方発でバンコクへいけるとのこと。ノンカイに興味は特にないのでそれならこのままバンコクへ行けばいいかなとチケット確保。バンビエンから当日中のバンコク行となってしまう。寝台車上段で688B。ノンカイもビエンチャンもコラートなど他の地方都市も素通りという展開になってしまった。自分でも予想外。朝から飯を何も食べていなかったので駅前で肉野菜炒め定食35B食べる。タイの野菜炒めはやっぱりうまい。後3時間待ち。先日のハノイのマイディンの時と比べれば緊張感は10分の1。 |
ラオスの風景 デット島 デット島情報はこちらへ
日付 |
出費詳細 |
宿代 |
合計 |
5月7日(土)
晴 |
ビエンチャンバス4万 マンゴスチン500g1万 缶コーヒー5千 国境ミニバス5千 国境手数料9千 国境橋バス4千 ノンカイ鉄道駅までトゥクトゥク20B 缶コーヒー 15B 缶コーラ15B 野菜炒め35B バンコクバス688B ローストチキン45B ソムタム20B 缶コーラ15B ペットボトルコーラ20B |
車中泊
0B |
7万3千キップ
+873B
日本円合計
3175円 |
1万キップ=100円、1B=2.8円で計算 |
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蛇足情報 |
- びー旅ドットコムのレイアウトが現地のPC環境だと崩れていることが多い。ラオスで環境調べるとOSはXPSP3でもIEのバージョンが5.0だったりするとかなりレイアウトが崩れてしまうよう。
- バンコクの日単位で変わる状況に更新が面倒。特に物価上昇。缶コーヒー13B、缶コーラ14B。屋台フルーツも場所によっては10Bから15Bに。でも10Bラーメンのように変わらない価格もあるのは何でだ?
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ビエンチャン行バス休憩中
ビエンチャン行バスの車内
でかいローストチキン45B
バンコクへの2等寝台車
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