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                                                  ニャチャンビーチ
  2011年4月放浪実録 現地からの当日情報公開中 第14回ニャチャン
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オバマ大統領がガイド


ニャチャン

ベトナム中部のリゾート

ホーチミンからシンカフェバスで10時間半 8US$


ニャチャンの沖にはいくつか島がある。この島はムン島4月24日


2011年4月23日(土) 20時11分    前ページ   次ページ
ニャチャンの1泊10万ドンの快適宿で冷たいベトナムコーヒーを飲みながらパソコンに向かう。10万ドンというと高級ホテルの感じするが5$、約430円。

やはりベトナムは地方へ行けばかなり物価は安くなる。5$はバーツで言えば150B。タイにも地方へ行けばそういう値段でコストパフォーマンスのいい地元ホテルは見つかるが、結構ぼろかったりする。この宿は5$なのに清潔で広い。ダブルベッドが二つあり、トイレ、シャワー、TV、冷蔵庫付。初め「ここが5$?間違いじゃないの?」と戸惑った。

TVはあっても見ないが冷蔵庫は24時間つめたい水がのめるのでありがたい。プリンやコーラを買置きできるし、冷たいマンゴーも食える。

ニャチャンの変わりようも激しく、若干部分的にパタヤじみてきた。かろうじて記憶していた安宿の位置を頼りに今の宿を見つける。周辺の宿はエアコン部屋で10$。もちろん外国人料金の高級リゾートもたくさんある。周りには外国人向けのレストランもあるが高い。1泊5$の宿に泊まっているのに1食5$のイタ飯はちょっと…。地元定食コム屋もかろうじてあり、そこでは飲み物込みで2万ドン(1$)で腹いっぱいになる。

ニャチャンビーチ

昨日のシンカフェバスは10時間30分かかってニャチャンに到着。8時間という話だったのだが。ニャチャン到着は午後6時半で既に暗くなっていた。そのバスはそのままダナン、ハノイと向かうようだった。ホーチミンから直通せずにファンティエット経由で行ったので時間がかかるようだ。


現在宿泊の宿、ピンク色の方
今日は朝から雲ひとつない快晴。宿に無料WiFIあるもネットにはつながっても転送できない状態。放浪実録がここ数日更新できない状態が続いている。サーバー側との調整がうまくいかない。こちらの依頼から実際の設定まで時間がかかるので短期間で移動を続けると調整が難しくなるのが原因。

部屋でWiFi利用でMSNのホームを開くと現在接続のリモートアドレスから自動的にニャチャンの天気予報が脇に表示されるが今日も明日も雨マークだった。気が利いているのに誤報って微妙じゃ。ネットの「世界の天気」って意外といい加減なんだ。

明日4アイランズツアーに参加する。11万ドン。5.5$?10年前のママハンツアーは8$とかしなかったっけ?ただ頼む所で値段は若干違うみたい。11万ドンは今宿泊の宿のフロントに頼んだ場合。

ニャチャンの印象はあまりパッとしなかったのだが今日こうしてビーチに行ってみるとそうでもないかなという感じ。世界のびっくりビーチと比較のしようのないテンションであることは間違いないが、これはこれで味あっていいかな。特にこぎれいなホテルやレストランが多数立ち並び昔あった鄙びた田舎町の海岸の風情がなくなっている。確かにビーチはそんなにきれいな方ではなく浮遊のゴミも多く、波も荒い。波打ち際から5mくらいですぐ水深が深くなるので子供連れの海水浴には向かない。


 4月23日 ニャチャンビーチは普段は結構波が強い

ノービザ入国なのでベトナムにいられる期限が後8日。今後のルートについても考えないといけない。今日シンカフェでニャチャンからハノイまでのバスをチェック。毎夜7時にハノイ行きの寝台バスがあって54万ドン(27US$)。所要は丸2日になるとの事。フエまでは30万ドン。

鉄道は寝台車だとハノイまで60US$以上。エアだとエコノミーでも105~160US$。

ハノイまでトロトロ行ってそこからエア使う手も考える。さっきハノイからバンコクまでエアアジアをネットであたるも、ちょうど私の滞在期限の切れる頃がGWと労働節に当たって売り切れか200$以上の値段になっている。

ホアンタインHOANG THANH10万ドン(430円).

労働節はずせばハノイ~バンコク片道95US$。空港税込総額114US$。ハノイで滞在延長申請という手もあるのだが…。残りのルートをすべて陸路とすると時間的にギリギリ。ラオスにはフエから向かえば楽にタイに抜けられるのだがせっかくここまできたのに…というのはある。どうするかまだ未定。ちなみにニャチャンから近い国境はカンボジアのラタナキリだが外国人に開放されていない。

日付 出費詳細 宿代 合計
4月23日(土)
 快晴
朝フォー3万ドン アイスコーヒー1万ドン 牛乳8千ドン 昼地元定食2万 ペプシ500ml 1万 1万 1万 プリン 6千 6千 アイスコーヒー1万 晩地元定食2万 ホアンタイン HOANG THANH 10万ドン 24万D日本円合計1020円
20$両替=40万8千ドン


蛇足情報
  • ベトナムのほとんどの安宿ではチェックイン時、フロントにパスポートを預けるようになっている。支払いはチェックアウトの時にパスポートと引き換えにする。未払い防止というよりパスポートから政府指定フォームに転記する内容がたくさんあるためというのもある。預けている間にすべて記入してくれる。
  • ニャチャンでバイクレンタル1日7万ドン(3.5$)~。マニュアルとオートマがあってオートマは少し高い。通常他の国ではパスポートを預けて借りるが宿に預けてパスポートがない場合は運転免許証を預ける。


ニャチャンまでのバスの休憩所でゴミ箱で飼われていた猿。アメデオじゃん。ベトナム産か?


同じくバスの休憩で


宿の女の子と 撮影お母さん


生めんフォー3万ドン


地元定食2万ドン(85円)


ここにもシクロ健在


甘々のベトナムコーヒー

   


2011年4月24日ニャチャン沖ムン島 一寸法師型地元船は昔は木製だったのに。

2011年 ニャチャン 宿情報
KHACH SAN
HOANG THANH
ホアンタイン ホテル
ファン部屋 ダブル 5US$~
トイレシャワーTV冷蔵庫付
無料Wifiあり 周辺に同様の安宿複数
88 Nguyen Thien Thuat Nha Trang - Khanh Hoa
058-352-7456



より大きな地図で ニャチャン を表示





4月24日(日)朝6時59分 

4月24日ニャチャン沖、ムン島
今日も朝から晴れ。今朝シャワーを浴びたところ。5$の宿なのにこの宿のシャワーはお湯が出る。朝の最低気温は23度くらいなので、いつもは「お湯シャワーなんて必要ない」と思っていたが、ちょっと思い直す。今かなり真っ黒。3回目の脱皮が終わった感じ。町でベトナム人にベトナム語で話しかけられる。この後8時半ピックアップで4アイランズツアーに行く。この手のアイランドツアーで5.5$という安さは他にない。

昨日のMSNの天気予報ではニャチャンは今日から3日間雨マークだったが残念なことにはずれてしまった。信じてツアー取りやめなくてよかった。今日見たら変更されていて微妙に晴れマークがちょこっと雲から覗いていたが、現地では快晴。衛星画像見るとバンコク上空には雨雲停滞。バンコクはもう雨季?

ベトナムに入ってからは1日だけ1時間ほどのスコールがあっただけで連日炎天下。デジカメがフーコック島でぶっ壊れおった。今は予備を使っている。

今日も朝から転送試みるも転送できず。サーバーのサポートが土日なのでたぶん休み。依頼に対する返事も来ず。当日情報公開できない状態続いている。ベトナムビザなし出国リミットあと7日。選択肢が狭められてくる。ハノイまで行くか、フエかダナンで左折してラオス国境へ向かうか、決めなければならない。どうしよう…。

21時19分。今日4アイランズツアーに行く。味のあるツアーだった。5.5$のツアーとしては十分あたりではないか。私と中国人4人以外はベトナム人のみの完全地元ツアー。晴れたが霞のかかったような天気。日差し強烈で日焼けがさらに進む。異様に真っ黒。地元ベトナム人より黒かったりする。日焼けしすぎで抵抗力落ちた状態で風邪にかかったようなだるさ。もう今日はツアーの詳細書く元気ないのでもう寝る。

日付 出費詳細 宿代 合計
4月24日(日)晴時々曇 モッ島アイスコーヒー1万5千 タム島入島料2万 マルガリータピザ、ミネラルウォーター11万3千 プリン2個1万2千 アイスコーヒー1万 牛乳6千 フエバス予約30万  ホアンタイン HOANG THANH 10万ドン 57万6千ドン日本円合計2448円
1US$=2万ドン、1US$=85円で計算 20$両替=41万2千ドン


ムン島 晴れていても霞がかかったような青空 日差しは強烈


4月25(月)7時21分
天上ファンの風に吹かれながらパソコンに向かう。昨日5.5$(470円)という4アイランズツアーに参加する。う~んと思うポイントはあるものの結果合格点。クラゲ被害もなかった。10年前の印象ではニャチャンにあまりきれいな海という印象はなかったが、ツアーで最初によるムン島という島はこの旅で一番の透明度だった。

8時半にピックアップとの事だが9時に迎え。あちこち客を拾って市内を回るので港に着いたのは10時少し前。ツアー客はほとんどベトナム人。中国人が4人いたそうだが欧州組ゼロの完全地元ツアー。ツアーの解説はベトナム語。ただオバマ大統領似のガイドは英語もしゃべり私には個別に英語で案内してくれた。港付近にはチェ島行のロープウェイの乗り場もあった。橋じゃなくてロープウェイというのに味を感じる。

ムン島はこの旅で一番の透明度

ムン島には欧州組もいたのでたぶん外国人向けのツアーが他にあると思われる。10年前のママハンツアーでは確か8$払ったような。上の画像の一寸法師型ボートはもともとは地元スタイルの木製の船だったが今は観光客用に進化してガラス越しに海底が見えるようになっている。時間いっぱい潜っていたので料金不明。ベトナムの方々は下の写真のようにシュノーケリングに行く格好ではないので、水深5mの沖のポイントに行って船が待機するシュノーケルツアーにはならない。彼らのほとんどは海には入らず島に上陸して過ごす。なので上陸後ポイントまではガイドに大まかな場所聞いて泳いでいく。ただ海底のテンションはフーコック島よりはあり。また水温は南部ビーチよりは若干冷たい。


ツアーの船 私以外ほとんどベトナムの方  ムン島には欧州組もちらほら


チェ島へのロープウェイ 曇ったり晴れたりの天気



 タム島 入島料2万ドン 透明度はムン島ほどない。
このツアーの難点はツアー参加中に追加で料金が必要になること。フーコック島にもあった食事前のウニ焼き営業1個1万5千ドン。タム島入島料2万ドン。ミュー島の水族館入場料5万ドン。ムン島には入場料はないがダイビングするなら50万ドン。シュノーケル用具貸し出しは無料。

また食事の後2番目に訪問するモッ島ではパラセイリングやバナナボート、ジェットスキーといったメニューが観光客料金で待ち構えていてすべて別料金。またモッ島では1時間半船上で地元バンドのコンサート状態になり、ベトナムポップス炸裂。地元の方は盛り上がっているが、私はついていけないのでパラセイリング発着場の脇で寝ていた。

そういう難点を差し引いても5.5$というツアーでは十分合格点。ミュー島の水族館には興味がないので行かなかったが、その間周りに誰もいない沖の島で海風に吹かれて過ごす時間も結構いけてた。フーコック島の15$ツアーでは無料で出た水もこのツアーでは出ず。ボートでビールやらコーラを売っている。食事はウニ以外は無料で下のメニューが食べ放題。食いまくったが今日下痢はしていない。ただシュノーケルに足ひれがないのが残念。いつもツアーで1分近く潜れるのは足ひれのせいと知る。


ムン島からモッ島までの間に食事 ご飯は山盛りのボールからよそって食い放題。

帰ってきたのは午後4時半。ホテルに戻るとくたくたで日焼けと素潜り運動のせいで食欲がなくなるほどの疲労。以前ほどではないが微妙に土ぼこりに喉をやられて咳も出る。地元食堂でいつもの食事する気がせずに宿の5軒ほど隣にあるイタリア人がやっているイタリア料理店でピザを頼む。

高いのは承知。宿代とほぼ同じ9万7千ドンのマルガリータ注文。そしたら右の写真の直径30cm以上あるでかいピザが出てきおった。食欲ないといっとるのに。他の席の欧州組カップルは2人でひとつを分けて食べていた。後半はみみを残す贅沢食いで完食。疲労と体調不良とびー旅ドットコムの転送ができないことで落ち込んでいたがピザのおかげで少し元気が出た。高いといっても日本じゃ400円で30cmのピザ丸々1個食えないし。ただピザってこれだけの量だと最初の半分は激うまだけど残りの半分は味が単調で飽きてくるよね。カルボナーラは8万8千ドン(380円)だった。

今日は朝から曇。もういつ雨季に入ってもおかしくない時期だ。天気の衛星画像で雲のようす見ると、この辺は晴れているがバンコク周辺は雲の中。

マルガリータ9万7千ドン イタリア人経営

13時59分。強烈な日差しが射し始めた。雲は多めだが雨季の晴れといった感じ。手持ちの現金が現地通貨で千円切ったので、さっきベトナムで初めてのATM利用してみる。200万ドンおろす。10万ドン紙幣が20枚出てきてとたんに金持ちになる。札束が財布に入りきらない。でも100万ドンは3,913.31円(4/25)なんだけど。手数料は2万ドンだった。この旅での現金両替は今のところタイでの1万円だけ。まだかばんの中に残りの1万円札は眠っている。

10年前の旅であまった200ドン紙幣は今は地元の物乞いでさえ受け取らない。

ニャチャンからの移動を昨日いろいろあたって列車を宿のフロントに頼んでみる。ハノイまでSE8,ソフトスリーパー上段で132万ドン(4220円)。飛行機だとハノイまでエコノミーで108~165US$。シンカフェバスだと54万ドンでハノイまで行くがフエやホイアンなど途中いろんな所によるので2晩がかりだとのこと。飛行機以外では列車が一番早い。シンカフェバスで12時間半かかったホーチミン→ニャチャンが鉄道時刻表だと7~8時間。それでもサイゴン→ハノイは30~40時間かかる。列車の種類によって所要時間は変わる。

ノービザ滞在の残り時間がないという事情もあるがフエを素通りというのも悲しいし。雨季が近いということとGW、労働節という厄介なイベントも災いを呼びそう。最悪フエからラオス国境という手もないこともない。今日のフエ行のバスがは午後7時過ぎだがこの宿は半日交渉(5万ドン)に応じてくれた。

やはり若干風邪気味で食欲がない。どうも地元食堂へ朝昼と続けて行く気がしない。でもパスタなら…。我ながらヘタレだ。昨日と同じイタリア料理屋で9万6千ドン(400円)のカルボナーラを食べてしまう。ATMキャッシングして急にお金持ちになったせいもある。

17時24分。1時間くらい前から外は雲ひとつない快晴。MSNの世界の天気連日おおはずれ。日本の引き込もりに向けての情報なのでベトナムで実際にチェックする奴もいないだろうという感じなのかな。体がだるい。これで15時間のバス移動は気がめいる。スリーピングバスとは50人乗りを32人乗りにしてシートピッチを広くしてシートの倒れる角度が180度に近いバス。どんなものかこれから乗って確かめてみる。また今後も数日公開が滞る可能性あるので了承を。

オスマック郊外でまたタイ軍とカンボジア軍の交戦。死者が出ている模様。宿のPCで作ったページを宿のママさんに見せようとページ開いたらかなり構成が崩れていた。ブラウン管型の古いPCだが日本語表示はされていた。

4月25日夕方雲ひとつない快晴に。

このまま雨季に突入かと気をもむも今の天気で若干の希望持つ。やはりドン曇の天気はページのテンション下げるのでできれば遭遇したくない。バンコク上空の衛星動画では延々雲が居座っている。一足早く雨季到来?


今日利用したATM 手数料承諾画面は2万ドン

日付 出費詳細 宿代 合計
4月25日(月)曇後快晴 朝地元定食2万 アイスコーヒー1万 牛乳4パック2万4千 カルボナーラ10万3千 サービスエリアフォー3万  ホアンタイン HOANG THANH 半日5万ドン 日本円合計1007.25円
1US$=2万ドン、1US$=85円で計算 200万ドンキャッシング手数料2万ドン


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