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                                                急成長するホーチミン
  2011年4月放浪実録 現地からの当日情報公開中 第13回ホーチミン
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バゲットサンド「バインミー」1万ドン(約43円)


ゴミ箱

ホーチミン ベトナム旅行記

ファングラオ通り周辺の宿

カンボジア国境ハーティエンから地元バスでホーチミンまで6$、7時間半


 ホーチミン 現在宿泊中の宿のあるブイビエン通り

2011年4月20日(水) 21時41分    前のページ  次のページ
起されたのは今日未明の3時半。まだ真っ暗な見覚えのないバスターミナル。ホーチミン到着は明るくなってからだろうと思っていたのでそのまま寝ていたら「起きろ、ここがホーチミンだ」と再度起されバスを降ろされる。20時にハーティエンを出たので所要は途中の30分休憩入れて7時間半。

降りたバスターミナルにはそんな時間でもお約束のバイタク集団。英語を話す怪しいバイタクがよってきたので「ファングラオに行きたい」というと「そいつは大変だ。ここから20kmある。遠いので10万ドンだ」という。バスターミナルはそんなに市中心から離れていなかったはず。振り切ってバスターミナルを徒歩で出ようとする。ホテルのネオンがちらりと見えたので最悪ターミナル周辺宿泊でもいいかとの構え。すると別のバイタクが追って来て5万ドンで行くという。許容範囲なのでそのバイタクを使ってファングラオまで行くことにする。

すると遠い。とても遠い。行けども行けどもファングラオにたどりつかない。バスターミナルはこんなに遠かったっけ?今日調べてわかったのだが「ハーティエン444」という私の利用したバスのターミナルはメインの長距離バスターミナルではなく、市内から10kmも離れてた所にあり、外国人に10万ドン(5$)は無茶なふっかけではなさそう。

バンビエン通りの宿泊の宿前から.

寝不足状態でファングラオ到着。朝4時のファングラオ通りはほとんどのゲストハウスは閉まっていて、呼鈴を押しても無視される。出てきた宿のスタッフに値段を聞くも一番安くて10US$。そんなはずはない…と歩き回るもそれより安い宿が見つからない。1泊7$見つけて部屋見せてもらったら大部屋のドミだった。エアコン部屋だったが7$払ってドミはきつい。それでもベッドはいくつか埋まっていた。ただ件のバスターミナルからファングラオに来るまでに1泊15万ドン(7.5$)の看板出した地元宿はいくつかあった。



フォー2万5千ドン(107円)白麺と黄色麺入
ファングラオから少し離れた宿をあたるもそういう宿のほうが1泊20$~40$の設定だったりする。真っ暗な中歩き回るのもだるくなり、小便したいのもあってやむなく1泊10$の宿にチェックイン。今日は昼過ぎまで熟睡していた。

チェックインの時には気づかなかったがこの部屋はエアコン部屋だった。今も快適な涼風に当たりながら冷たいベトナムアイスコーヒー飲みながらこれを書いている。10$は約300Bなのでその値段でエアコン部屋と考えるとそんなに悪くはないのかも。

昼過ぎ起きて宿が開いた状態で宿を探したら1分で1泊6$の部屋が見つかる。早朝はシャッターを下ろしていて素通りしていた宿だった。

明日はその宿に変えるつもり。ファン部屋だがバストイレ付で無料ワイファイもついている。ファングラオの宿は1泊15$くらいからの爽やか系のゲストハウスが主流で予算1泊15$で探すならいくらでも宿は見つかる感じ。


夜のホーチミン バンビエン通り 外国人向けのバーもたくさんある。

フーコックにはファングラオからのジョイントチケットもあって17$。ニャチャンへのバスが8$からあるのを思えば少し高めの設定。国内線が安くニャチャン~フエ間20$フライトとかがある。こういう情報は取り上げても何の特にもならにのでネット上にはあまり出回らない。

シェムリアップへのジョイントが流行のようでさかんにあちこちで宣伝している。17~26$と逆方向のシェム→ホーチミンよりは高め。

またバイクレンタルが1日3$~。要パスポート。下手にバイタク利用するくらいならバイクレンタルした方が早いし安い。ただ初めてだと道がわかりづらくバイクの交通量が多いのが難。日本にはない独特のロータリーも最初は戸惑う。

今日フォーを食べる。近くの外国人用レストランではフォーがなんと4万ドンもする。ありえねえだろその値段。近くの屋台で食べてようやく2万5千ドン。

夕方スコール1時間でやむ 雨季が近い

10年前とは比較にならない物価になっている。宿も10年前は確かファングラオ通りで2$のシングルに泊まった記憶がある。1階が油絵を売っている絵描きさんのやっている宿で「カッサン ゲータット」という名の宿だった。今日探したがなくなっていた。

日付 出費詳細 宿代 合計
4月20日(水)
 晴後雨
早朝バイタク5万ドン フォー2万5千ドン お茶2千ドン 水1.5L6千ドン ヨーグルト2つ8千ドン ポテチ1万6千ドン アイスクリーム1万5千ドン 牛乳小パック7千ドン アイスコーヒー1万ドン パイン1万ドン ラーメン3万ドン フルーツシェイク2万ドン アイスコーヒー1万ドン 肉まん8千ドン Giest House Kim's 10US$ 21万7千D +10US$ 日本円合計1772.25円
20$両替=40万8千ドン


蛇足情報
  • ホーチミンからシェムリアップへのジョイントチケットは17US$(シンカフェ)から。所要11~12時間。頼む会社によって値段が変わり26US$というところもある。
  • ホーチミンの日本料理屋でカツどんやカツカレーは6$~7$。
  • 今回アンコールワットもプノンペンも素通り。カンポトで知り合ったスイス人旅行者によるとアンコールワットの工事シートはまだあるものの若干減っているとのこと。
  • そのスイスのお兄さんによると欧州組はスイスとリヒテンシュタインだけがベトナム15日ノービザ適用されて他は15日以内でもビザが必要らしい。


GuestHouse Kim's エアコン部屋


ハーティエンのバスターミナルまでバイタク送迎時間指定で頼んだらなぜかついて来た2人。1日チャーターのような感じで何度も利用してあげたのでおっちゃんニコニコ。


シンカフェ


レンタルバイク3$~7$

   


ベンタインマーケット



バイクがいっぱいホーチミン


ヘルメット着用は義務付けられているが4人乗の子供はしていない。

2011年 ホーチミン ファングラオ周辺 宿情報
KHACH SAN TAN 58
タン 58
ファン部屋 シングル 4,5US$~ トイレシャワー付 無料Wifiあり ツアー会社も併設 58 Bui vien, P. Pham Ngu Lao. Quan 1. TP.HCM BT: (84.8) 39 20 78 80 / Eax ; (84.8) 38 36 05 37
Guest House Kim's エアコン部屋ダブル10US$ トイレシャワー冷蔵庫付 チェックインから24時間過ぎると追加請求あり。ナイトバス利用で昼過チェックアウトの場合注意。91. Bui Vien St. Dist 1. Ho Chi Minh TEL : 38-368-584


ベンタインマーケットの中

4月21日(木) 20;40 
1泊6$の宿に宿を替える。エアコンはないが扇風機の風が心地よい。今日は徒歩でホーチミン観光したので疲れた。この宿無料WiFiあるもサーバーとの調整がとれす転送できない日が続いている。ネットにはつながっているのでネットを見たりメールをチェックしたりアクセス解析等はできる。

急遽明日朝7時にニャチャンへ向かうことになる。シンカフェはあの見かけからぼったくり料金とるようになったのかと思うも今日チェックしたらニャチャンまで16万ドン(約8$)とのことだったので10年前と同じくシンカフェでニャチャンバス手配する。

鉄道利用も考え午後駅までバイタクで行く。地元民に混ざって直接窓口で料金確認したが、ニャチャンまで寝台車で50万ドン(25$)、シートで27万ドン(13.5$)との事。シンカフェバス8$なのに?てっきりニザムディン~アグラ140円のような激安料金だと思っていたのに。高いのに無理に鉄道選択するほどマニアではないので鉄道移動は断念。8時間程度の移動じゃ寝台車の必要もない。ファングラオからサイゴン駅までは結構遠く道もわかりづらい。ファングラオからバイタク片道1$。

ホーチミン市内脇の川   10年前にはなかった.


    Tシャツもオープン価格 取れる人からは取るシステム
今日朝宿をチェックインしようと前の宿のフロントに行くと2日分払えと意外な言葉。昨日のチェックインが朝の5時半だったので今日の5時半を過ぎているので2日分20$になるのだと言う。ベトナムらしい展開。冗談じゃない。昨日の早朝チェックインでなんで2日分払わなきゃならないんだ。当然拒否。早朝チェックインといっても24時間計算でも3時間ほど余分に過ぎているだけ。もし2日分とるならチェックインの時にそういってくれれば決してこの宿には泊まらなかった。

しかし宿にパスポート預けてあるので支払いすまないとパスポートを返してもらえない。それでも払う気はないと押し問答続く。オーナーからの指示のようで電話で何度も確認を取った上超過分2$を余計に払うことで妥協する。2$のためにそれ以上時間つぶして不愉快な交渉する気にもならなかった。言い分として一理あるので2日分は納得できないが超過料金という話なら仕方ない気もする。

新しい今宿泊の宿は同じバンビエン通り。前の宿から徒歩1分。個室で1泊6$は今のファングラオ界隈では貴重な宿。ツアー会社も併設しているようだがニャチャン12$とシンカフェより高かった。

その後徒歩で市内観光。ファングラオの周辺に泊れば市内観光にバイタクやシクロは必要なく歩いて回れる。宿に無料の地図があるのでそれを見て徒歩での自力観光が可能。シンカフェ前からベンタイン市場までトロトロ歩いても30分はかからない。初心者用ガイドブックも不要。ただそうして歩いていると「俺のシクロにのらねえか」としつこく営業されたりはするが。


サイゴン駅 ファングラオからバイタク片道1US$  当日券確保も予約もできる。

私はまずベンタイン市場まで行ってフォーを食べる。フォーやコムの料金表示は4万ドンになっているが実際はオープン価格で、黙って払う客には4万ドン。地元の相場を知る客には表示より安くなる。私は2万5千ドンで食べた。

手持ちのTシャツがよれよれになってきたのでベトナムブランドTシャツ2枚買う。1枚2$。最初の言い値は12$。6倍吹っかけるって…。たぶんそういう値段で「あら、安いわね」と買ってしまう観光客がいるんだろうと推測。ハワイのTシャツと違って日本では着づらいデザインなのも難。2$の支払いの時に相手はかなり不機嫌だったんでその辺がたぶん適正価格。帰りはベンタイン市場の前でぎらついているシクロにネタになるのでぼられてみる。

サイゴン駅 寝台車だとシンカフェバスの3倍.

ベンタインからファングラオまで1$(2万ドン)。ドンでくれというので5万ドン渡したらゼロのひとつ少ない3000ドン返してきた。「なめとんのか」と突っ込むとしぶしぶ3万ドン返してきた。1$で乗せたことがかなり悔しかったらしい。乗っている間中「マッサーボンボン、マッサーボンボン」と念仏のように繰り返していた。現地語で「女を買わないか?」の意味。でもあの距離で2万ドン(1$)は十分ぼったくり料金だと思うけど。カメラ向けても逃げなかったのでさほど悪質シクロではなかったのかも。徒歩観光の後、バイタクでサイゴン駅まで料金チェックのために往復した。バイタクだけど3倍の距離を同じ1$で行く。

日付 出費詳細 宿代 合計
4月21日(木)晴 ホテル超過料金2$ ベンタインフォー2万5千 コーラ1万5千 Tシャツ2$ 2$ 地元クッキー2万 プリン2個1万 水6千 ベンタインからシクロ2万 サイゴン駅往復2$ シンカフェニャチャンバス8$ 夜フォー2万5千 お茶2千 水5千 TAN58ホテル 6US$ 12万8千D+22US$日本円合計2414円
1US$=2万ドン、1US$=85円で計算


シクロもピカピカ 1$で利用     シンカフェ


 パパイヤ1万ドン(42円)    フォー2万5千ドンだと具沢山   地元プリン1個5000ドン


4月22 (水)8時26分 
今シンカフェバスでニャチャンに向かっている。8US$。今日も朝から快晴。強烈な日差し。日本の高速道路と変わらない片道3車線の快適アスファルト道路。

7時指定だったが実際の出発は7時50分。朝のシンカフェ前は通勤ラッシュ状態。何本ものバスが出発していた。シンカフェ以外の会社のバスも狭い道で路駐するので余計に混雑。ニャチャン行きは50人乗りの大型バスで2台出ていた。ニャチャン通り越して最終的にはハノイまで行くバスのようだ。車内は半分以上地元の方々。10年前のニャチャンもシンカフェで頼んだが、その時には8人乗りオンボロバンで100%外国人旅行者だった。

9$のナイトバスもあったが、また夜10時までホテルにいると1日分余計に宿代取られることになりかねないので朝のバスにする。びー旅ドットコムの更新がここしばらくできていない。昨日の6$の宿にはフリーWiFiはあったのだがネットにはつながるがFTP転送できない状態。ホーチミンは結局2泊しかせず。

朝7時半頃のシンカフェ前

バスで食べるバインミー(バゲットサンドイッチ)と牛乳買ったら2万2千ドン?あれ、バインミーは1万ドンだろ?牛乳は昨日7千ドンだったぞ?毎日値段の変わるホーチミン。こういうところは10年前と変わらない。


シンカフェバス ホーチミン→ムイネー  シンカフェバス ムイネー→ニャチャン


ムイネー(ファンティエット)を出ると砂丘風景が続く。


ファンティエットビーチ前の通り。ビーチは場所によって汚い。
12時47分。今バスはムイネー(ファンティエット)を出ようとしている。地平線まで続くアスファルトに逃げ水。有料道路の料金ゲートがあちこちにある。この辺まで来ると日本の高速道路という感じではないがかなり快適なバスの旅。車内はほぼ満席だがエアコン車で土ぼこりとも無縁の旅。

見慣れた風景で車窓がつまらないなら寝ている間に目的地に着く夜行バスは利用価値あるかもしれないが、車窓が常に未知の風景である場合は夜行で車窓が真っ暗というのは惜しい。お。今海が見えた。バスは乗客のリクエストで海沿いに向かっている。市内から離れたファンティエットのリゾートホテルに客を降ろしてニャチャンへ向かう。

13時57分。今ムイネーのシンカフェ前でバスを乗り換える。満席だった乗客のほとんどの目的地はムイネーまでだったようで乗り換えたニャチャン行きバスはガラガラ。乗車率15%の車内。最前列特等席確保。オレンジジュース1万ドンと買置きのポテチで昼食をとる。というかさっきガソリンスタンドのトイレ休憩のときに買って食べた肉まん1万2千ドンが異様にでかく、それで腹いっぱいになってしまった。

ムイネーは別名ファンティエットとも言う。ベトナム語会話の本だけは持って来るべきだったと若干反省。ムイネーを出て砂丘のカーブをバスは快適に飛ばす。空は雲ひとつない快晴。

日付 出費詳細 宿代 合計
4月22日(金)快晴 朝バインミー1万 牛乳1万2千 肉まん 1万2千 缶コーヒー1万 オレンジジュース1万 地元ぶっ掛け弁当2万 コーラペットボトル1万  ホアンタイン
HOANG THANH
10万ドン
18万4千ドン 日本円合計782円
1US$=2万ドン、1US$=85円で計算


ホーチミン 人民委員会庁舎 前の銅像がベトナム初代大統領ホーチミン像

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