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ベトナム格安旅行 バックパッカー旅基本情報
格安航空券だけでベトナムへ行く個人旅行に必要なもの
ベトナムの800円の地元宿に予約なしで宿泊する方法
ホーチミン ベンタイン市場
国名:ベトナム社会主義共和国 |
面積 |
32万9,241平方km
(日本の90%) |
人口 |
約8,579万人(2009年統計) |
時差 |
日本-2時間 |
電源 |
220~240V
プラグ日本と同じ |
季節 |
地域による
大まかに5~10月が雨季 |
宗教 |
仏教(80%)
カトリック、カオダイ教他 |
電話 |
国番号84 |
ビザ |
観光15日以内不要
パスポート有効期間3ヵ月以上要 |
為替レート |
1円=275ドン
1$=2115.8ドン(2012年1月) |
一人当たり
GDP |
3,134US$
(2010年IMF、PPP126位) |
今さら言うことでもないがびー旅ドットコム情報は万人に通じるガイドブック的情報ではない。そういう内容は上の基本情報のみ。以下の情報はびー旅スタイルを受け入れられる旅行者限定の情報。実行可能かどうかは自己責任で判断を。
ただ実際の自分の旅に受け入れる実用性はないとしても「珍しい生き物の生態」的なノンフィクション報告にはなっているかもしれない。日本人料金で旅行する場合でも知らないよりは知っていた方がいい小ネタは満載。 |
拡大縮小可能なグーグルマップはこちらへ . |
2011年ベトナムから帰国して2ヶ月たってようやくベトナム情報を調べる。ページを作るためにやむなくといった感じ。つまりそれらのガイドブック的情報は実際の旅にはほとんど必要ないということにもなるか。旅に必要な情報は現地で現地の方に聞くのが最も正確で無駄がない。ただ「はじめての海外旅行です。英語もベトナム語も全く話せません」という場合は状況は変わるかもしれない。現地で聞くといっても現地のぼったくりマンに尋ねてしまっては格安旅行はできない。非英語圏のぼったくりマンの特徴は「英語が堪能」ということも覚えておいた方がいい。
フーコック島 ロングビーチ ビーチから徒歩1分に1泊8$(640円・2011年)のバンガローがある
ハノイ 1日ツアー14$で行くハロン湾 |
2010年IMFの統計によるとベトナムの一人当たり国内総生産(PPP)は126位3,134US$。ラオス137位、カンボジア142位より高く、インドネシア119位やフィリピン122位より低い。なので現地物価はタイ85位9,187US$よりはずっと安く、数字を見る限り約3分の1。これらは現地物価には単純には結びつかないが、参考には十分なる。旅をしていてバンコクよりも物価が安く感じられないのは日本人料金や観光客料金の呪縛から開放されていないということだ。
またベトナムにも地域差がありハノイでは特に物価が高く1泊10$以下の宿が見つけにくい。逆にニャチャンなど観光地でも1泊5$の宿が容易に確保できたりする。特に観光客に縁のないベトナム農村部ではカンボジアの都市部よりも貧しい。プノンペンに出稼ぎベトナム人が多い事からも想像できる。
上のIMF統計は国内の格差は反映されていない。GDP2位の中国が一人当たり(PPP)になると93位7,519US$とタイより低い。ちなみに日本一人当たりGDP(PPP)は24位33,805US$。ベトナムの10倍以上。 |
IMFの数値上はフィリピンより物価の安いベトナム。しかし日本人が普通に旅行をするとその物価安の恩恵を受けることがあまりない。このページを作るために一通り調べてみて、ネットで検索して出てくる日本語サイトの現地ツアー料金に唖然とした。そういう料金で何の疑問も持たず旅行する日本人が彼の地でおいしいカモとして見られのは仕方ないかもしれない。
世界遺産ホイアン バイタク観光40分1$(80円)
ハノイ発ハロン湾1日ツアーを例にとると、ハノイのツアー会社で予約すると14~18US$。日本人専用ツアーだと59US$。ハロン湾はハノイからでなくハロン湾のボート乗り場まで個人で行って地元船ツアー確保すれば2$ほどで定番コースを回れる。
ホイアンツアーにいたっては日本人用半日観光が70US$。ちなみに私はバスの待ち時間の間を利用して回った。時間がなかったので地元バイタク(写真左)で40分、1$で市内一通り回った。
フエ半日日本人ツアーは35$、現地のホテルのフロントで頼むと12$、ベトナム語オンリーの地元バイタク(写真左下)利用で回れば半日チャーターで3$で回れる。この具体的金額が「現地語料金<英語料金<日本語料金」を如実に示している。
極めつけはニャチャンのモッ島やタム島をめぐるアイランドツアー。ベトナム人観光客の利用するツアーだと食事付で6$なのに日本人ツアーだと160US$。
こういう金額を支払う観光客に対してホーチミンのシクロマンが日本人の市内観光に10$請求するのは自然な流れのような気もする。現地の方がやるとぼったくりになって、日本人専用ツアーだと日本人料金ですむのは現地のぼったくりマンがかわいそう。少しでも英語が話せれば日本人料金の呪縛からは開放される。現地語料金で旅がしたいなら旅に不自由しないだけの現地語習得は不可欠。 |
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ニャチャン沖ムン島 アイランド1日ツアーは食事付で5.5US$(440円)
TIEN TIEN DAILY BOAT TRIP
Chuyen To chuc Tour du ngoan 4 dao - Cho thie tau & Cano tham quan
cac tuyen dao
DC 100/15 Tran Phu - Nha Trang TEL 058-3525890 / 3526538 FAX 058-3526539
ハノイ郊外マイディンターミナルへの市バス |
ベトナム入国の際、15日以内の観光ならビザは不要。これは空路のみならず陸路での入国にも適用される。ベトナムにビザなしでは入れるのは日本のほかスイスやリヒテンシュタインなどごく一部。欧米組は短期でもビザ必須。カンボジアから陸路入国の際、事情をよく知らないツアー会社が日本人にも無駄に高額のビザを取らせようとするが無視してかまわない。モクバイでもチャウドックでもハーティエンでも日本人は15日以内のビザなし入国ができる。陸路入国の場合は条件となる往復航空券または第3国行き航空券は原則必要、実質不要。ネットで公言すると修正はいるので深入りせず。また15日ビザなしで入国しても、入国後ハノイ等では30$、所要4日で30日の観光ビザが取れる。
15日以内ビザなし入国して日にちを超過した場合、1~2日の超過の場合は特にお咎めはないようだ。私はディエンビエンフー郊外のタイチャン国境で2日超過状態での出国だったが罰金の類は取られなかった。ただこの辺の裁量は担当の係官次第。国境や空港にもよる。1日あたり3~4$のペナルティーを取られる場合もあると聞いた。 |
●ベトナムATMで使える日本のカード
三井住友VISAカード
海外旅行にクレカ必須。ショッピング、LCCネット予約や海外ATM利用に。 |
エポスカード
年会費無料の丸井のクレカ。海外ATM利用可。海外旅行保険自動付帯。 |
日本の大使館か領事館で30日のビザを取る場合は当日30分で取れる。旅行代理店経由で取得すると1ヶ月シングルが1万5千円以上。こんなとこでも日本人料金とはほほえましい。ビザなしで入国できるのに無理に取る必要はなさそう。どうしても必要な場合は15日ビザなしで入国してから現地で30$で取った方がいい。15日切れる直前に取れば実質45日滞在できる。
空路入国の際に注意が必要なのは日本の雑誌。社会主義国家のベトナムでは、入国の際にポルノ関係の書籍に結構チェックが入るらしい。ストレートなエロ本でなくて、一般週刊誌のグラビア程度でも取り上げられて結構な罰金(2,000US$)を取られる。所有権放棄しても逃げられないそうだ。私はまだベトナムに空路入国したことも雑誌を持ち込んだこともないのでどの辺からアウトか詳細不明。
また麻薬関係に関しても厳しい。麻薬犯罪の最高刑は死刑。運び屋するにはむかない国。また他人から預かった荷物から麻薬が出てきても問答無用で連行される。「麻薬が入っているなんて知らなかった」では逃れられない。空港で知らない人から「荷物預かってくれ」の依頼は拒否した方がいい。
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フエ王宮 半日市内観光3$. |
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蛇足情報
- ハロン湾ボートは安いとたまに沈没するので高い船に乗ろうとのこと。しかし2011年2月17日に沈没したのは宿泊可能なそこそこ料金高いクルーズ船。私の乗った2$の地元ツアー船はライフジャケットも完備で快適だった。
- 端的にページの内容が伝わるので題名に「バックパッカー」と出てくるが私自身はバックパッカーの自覚はない。人から見ればそう見えるかもしれないが私は自分では自分のことを「旅人」だと勝手に思っている。関連コラムバックパッカー?はこちら。
ベトナム国旗
フォー 3万ドン約120円
地元定食2万ドン約80円
ニャチャンのホテル1泊5US$
フエのホテル 1泊6US$
ホーチミンでシクロ 2万ドン80円
よい子はホーチミンでシクロに乗ってはいけないらしい
ファングラオからサイゴン駅までバイタク片道1$
ニャチャンの宿の女の子
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