プーンコムヌーとはプノンクレンの東側斜面の巨岩点在地域の遺跡。巨岩にほられたヒンズー教の神々の彫刻がある。入場無料。シェムリアップからは道のりで片道78km。拠点となる村はスヴァイルー
Svay Leu。プーンコムヌーまで6km。遺跡直前の1~2kmはかなり荒れた山道の急坂登るので、遺跡まで行けるのはバイクタクシーのみ。トゥクトゥクやバスでは遺跡まで行けず。
巨岩に彫られたレリーフが4点だけと規模は小さく遺跡というにはあまりにテンション低い。「達人ならここへ行こう」と営業されるが高額出して訪れる価値はない。ただ独特の山岳風景を楽しめるので12$なら行く価値はかろうじてある。プーンコムヌーからベンメリアまでは16kmの距離。
18:04 2016/02/26
カンボジア時間
プーンコムヌーには地元ミニバンバスのラーンタクシーを使ってスヴァイルーまで行き(片道2.5US$)、そこでバイクタクシーを拾っていく(6.25US$)と安く行ける。この方法だとベンメリアと合わせて総額11.25
US$ でシェムリアップから5~6時間の日帰りで行ける。
しかしプーンコムヌーのようにあまり名前の知られていない遺跡を日本人用ツアーでいくと達人料金適用でベンメリアと合わせて160US$とびっくり料金になる。遺跡自体のテンションは低いので高額出していく価値は微妙。
またシェムリアップからスヴァイルーまでは72kmあるのでトロトロ行くバイクタクシーやトゥクトゥクだと行くのが大変。ラーンタクシーの最終目的地はシェムリアップから168km
離れたプレアヴィヒア市なので、64号線を時速90kmでぶっ飛ばす。トゥクトゥクはもともとパワーもないうえ、ガソリン節約走法するので出してもせいぜい時速40km。とても時速90kmは出ない。
結果今日の私は十数台のトゥクトゥクやツアーバスを追い抜いてスヴァイルー行くことになった。スヴァイルーは64号線沿いのベンメリアの9.5km先にあるので、途中ベンメリア行のツアーバスやトゥクトゥクがたくさんいる。トゥクトゥクだと遺跡直前の最後の山道を登れない難点もある。
ラーンタクシー利用だと、シェムリアップ発スヴァイルー所要1時間30分。1万リエル(280円:2.5US$)。スヴァイルーからプーンコムヌーは現地バイタクで往復2万リエル。片道所要15分。今日の私は帰りについでにベンメリアに寄ったので、スヴァイルーからプーンコムヌー往復とベンメリア片道を頼んで25000リエル(6.25US$)でチャーターした。 帰りは68号線を流れるラーンタクシーを手を振って止めて途中乗車でまた1万Rで帰ってくる。なのでプーンコムヌー往復自力ツアーはベンメリアと合わせて総額11.25US$だった。このページのタイトルはまどろっこしいので端数繰り上げ12$としている。 |
プーンコムヌー訪問せず、ベンメリアのみだとバイタク代いらないので5$で往復できる。ただプーンコムヌーに入場料はないがベンメリアの入場料は5US$別途必要。
15US$+70100 リエル
1 KHR = 0.028円、1US$=113円で計算 3657.8 円
7:12 2016/02/27 カンボジア時間 シェムリアップは朝から若干雲のある晴れ。涼しい。現在気温21度湿度62%。昨日プレアヴィヒア市行ラーンタクシーを使ってプーンコムヌーに行ってきた。ネットでさも価値のある遺跡のように書かれているので期待したがしょぼさに撃沈。あれって遺跡なの?クバルスピアン以上に「え?これだけ?」状態。帰りにベンメリアに寄ったので若干救われる。 プーンコムヌーについて「達人ならここへ行こう」と蘊蓄述べる前に誰か一言「大金払っていく価値ないよ」と本当のことを言うべきだ。 |
「達人しか行かない遺跡」と営業トークで無理やり連れて行って大金払わせるぼったくりツアーが最近流行中。アンコールワット周辺60km以内の人が行かないマイナー遺跡はほぼ98%はテンションが低い。行ってがっかりするだけ。しないのはベンメリアやバンテアイスレイなどすでにそれなりに評判になっている遺跡だ。バコンなどロリュオス遺跡群もテンションは低い。客でなく催行者が満足するだけのツアー参加は避けるべきだ。
とはいうものの160$払ったら強烈にがっかりするが、私は昨日ベンメリアと合わせて11.25US$で行ったのでプーンコムヌー訪問はそれなり楽しい山岳ロードツーリングだった。
朝7時に起きて雲一つない快晴だったのでスヴァイルー行のラーンタクシー求めて7時33分宿を出る。プレアヴィヒア市行ラーンタクシーで途中下車しスヴァイルーまで行って、スヴァイルーからプーンコムヌーまでバイタクを使う戦法。若干帰りの足が不安だったけど。
プサーサマキ前西30m6号線沿いのプレアヴィヒア市行ミニバンバス(ラーンタクシー)乗り場は工事でなくなっていた。シェムリアップ川沿いにストゥントゥレン行ラーンタクシーの乗り場があり毎朝8時半に出発。プサールー向こうの6号線路上でも捕まる。スラヤン行(プレアヴィヒア寺院)乗り場青十字下は去年と同じでそのまま。
宿前からプサールーまでバイタクが3000くらいで行くなら利用しようかと思ったが前日プサークラオム(2km)に2000Rで行ってくれと交渉したらその後うるさいバイタクからのお声がぴたりとやんだ。こちらから頼むほどの距離でもないし、結局プサールーまで朝のシェムリアップの写真撮りながら散歩がてらに歩く。 宿から約3.5km。トロトロ歩いて所要50分。途中去年2月の乗り場だったプサーサマキ Phsa Samaki 前乗り場は工事をやっていてラーンタクシーおらず素通り。 |
プサールーを超えるとでプノンペン方向行車線で数台のラーンタクシーが路上駐車している。客待ちなので片っ端から声をかける。行先表示も何もないのでドライバーに聞くしか方法がない。当然だがクメール語のみ可、英語不可。英語で話しかけた時点で相手にされない。
幸い2台目でプレアヴィヒア市行ラーンタクシー捕まる。8時20分。ちなみに旧バスターミナル入口は各方面行乗り合いタクシー乗り場なのでそこで乗るとラーンタクシーより割高になる。その先の6号線新バスターミナル付近は各社バスの路上発着場で朝はたくさんのバスが路上駐車している。
昨日チェックした時点でプノンペンまで通常バス最安6US$。所要8時間。ミニバンバス10US$、所要6時間とのこと。
料金はスワイルーまで1万リエル(280円、2.5US$)。去年スラヤン(コーケー)まで2.5$だったので距離は半分なので半額になるかと思ったら途中下車でも同料金のようだ。外国人なのでぼられた可能性も。待ち時間5分で途中客を拾いながらラーンタクシー激走。目的地は200km彼方なので町を出て渋滞抜けると時速90kmで突っ走る。64号線のベンメリアの先9.5kmにスヴァイルーはある。10時1分にスヴァイルー到着。
スヴァイルー到着後すぐにバイクタクシーが寄ってきて営業体制。最初のバイタクはプーンコムヌー往復10$(4万リエル)の提示。片道6kmなので高い。様子見ることにして街歩きでもしようと歩きだすとすぐに2台目3台目のバイタク登場。その中にプーンコムヌー単純往復2万R(5$)、そのあとプラスベンメリア片道で行くルートで2万5000R(6.25US$)でOKするバイタクがいたのでそれを利用することにする。最初のバイタクの言い値のほぼ半額になった。
スヴァイルーからプーンコムヌーは片道6kmだが道がわかりにくく、遺跡直前は結構な悪路の坂になる。トゥクトゥクやバスでは登れない。途中微妙に分岐があり道を知らないとどちらに行けばいいかわからないのでスヴァイルーからはバイタク利用が最も効率がいい。
ふもとで降りて徒歩で行くのは避けたほうがいい。遺跡についてのがっかり度が多分強烈になる。ちなみにスヴァイルーからプーンコムヌー往復のバイタクでのツアーの相場は7$(28000R)らしい。
バイタク氏は50km先のコーケーまでもバイタクで20US$で往復すると言っていた。ただ昼間なら64号線で30分も待てばプレアヴィヒア市行ミニバンバスがやってくるので、バイタク利用は微妙。ミニバンはたぶん途中乗車でもシェムリアップからと同じ1万R取られるがそれでも2.5$。
遺跡は彫刻4点だけなので30分あれば十分見て回れる。私は岩の上で山の下を見下ろしてしばしぼーっとしていた。プーンコムヌーにいたのは1時間20分ほどだった。その時のバイタク氏の話ではスヴァイルーにも宿があるとのことなので、帰りに寄ってもらうことにした。次の頁ベンメリアへ。
プーンコムヌーのガネーシャ
シェムリアップ、プサールー向こうの6号線で捕まえたプレアヴィヒア市行ラーンタクシー。スワイルーまで1万リエル(2.5$)。
スワイルーからプーンコムヌー往復して、その後ベンメリアに行ってもらって25000R(6.25$)
4つ目のレリーフ完成度低いし
たくさんあったこれはなに?
プーンコムヌーの巨岩
ガネーシャと2ショット
スヴァイルーの宿。ミアンリアプゲストハウス1泊1室5US$。ベンメリア遺跡の宿泊拠点にもなる。ベンメリアまでは9km。
スヴァイルー郊外
今日もでかいローストチキン5000Rでふっふっふ。
結構買い込んでいる
現在宿泊中の8US$の宿。オーラルダンコールゲストハウス。居心地いいので連泊している。
今日のケンタッキーのソフトクリームなんだこれ状態。
現在宿泊中のシェムリアップの1泊8US$の宿。オーラルダンコールゲストハウス。
シェムリアップからホーチミン直行バス。
シェムリアップ発ツアー。小回り13$、大回り15$のポスター。この辺が2016年現在の相場。