コーケー遺跡とはカンボジア北部のクメール遺跡。アンコールワット建設前のアンコール王朝928年から944年まで、ジャヤバルマン4世によってアンコール地方からコーケーに首都が移された。その10数年間だけ栄えた幻の都。7段ピラミッド型寺院プラサットトムほか30以上の祠堂や貯水池跡の遺跡が残る。
2015年4月13日(月) コーケー遺跡はカンボジアを訪れる日本人観光客に人気の遺跡でシェムリアップからの日帰りツアーがたくさん出ている。シェムリアップから片道123kmあり、遺跡への所要は片道3時間、往復6時間。日帰りツアーの総所要9時間になるので若干効率の悪い修行ツアーだ。ツアー料金も日本人ツアーだとベンメリアと合わせて150ドル~と高い。日本人ゲストハウス催行ツアーでも105ドル。 コーケー遺跡への効率のいい訪問方法は遺跡の南11kmにあるスラヤン村に宿泊して、そこからバイクタクシーチャーターで往復すること。シェムリアップからスラヤン村までは地元ミニバンバスで片道2.5ドルで行ける。 |
シェムリアップに滞在すると「達人ならここへ行こう」と現地ゲストハウスが盛んに遠方遺跡を勧めてくるのは、アンコール遺跡群大回りに12ドルで案内するより、コーケー遺跡に150ドルで連れて行った方が儲かるため。カオサンバスで激安現地入りして安宿宿泊する達人も、なぜかコーケー遺跡に高額払うことはためらわないので現地ゲストハウスのドル箱遺跡になっている。 シェムリアップの日本人宿で頭数揃えて安くするため仲間集めに奔走するのは日本人バックパッカーのお約束。しかし150ドル払って6時間缶詰め我慢すれば誰でも簡単に行けるので本人が思うほどの達人効果はない。 |
ちなみに地元系トゥクトゥクにうまく交渉するとコーケー遺跡往復で2015年4月現在30ドル(1人利用)でシェムリアップから日帰りできる。ただしトータル所要8時間。地元系バイクタクシーはトゥクトゥクよりは安いが往復246kmを6時間荷台にしがみつく忍耐力のある方限定の方法。今はこのルート、長距離バスもラーントーリス(地元ミニバンバス)も走っているのでバイタクで行く意味は微妙。ただラーントーリスの運行本数は少ないので利用した場合スラヤン宿泊したほうが面倒は少ない。
シェムリアップからコーケー遺跡南11kmにあるスラヤン村までは長距離バス(写真右)8US$ とラーントーリスという地元系のミニバンバス2.5US$
の2種類が出ている。
長距離バスの場合、シェムリアップ発プレアヴィヒア市行の長距離バスに乗ってスラヤンで途中下車する。バス会社はリツモニ、ソリヤなど。キャピトルやメコンエクスプレスはプレアヴィヒア市には運行していない。シェムリアップ市内のツアー会社でチケットは買える。各社1日1便。出発時間詳細は現地で確認を。このスタイルの場合、日本からバスの予約はせずに現地入りし、前日購入翌朝乗車が一般的。
スラヤン途中下車でも料金はプレアヴィヒア市と同じで8ドル~。チケット購入時に翌日乗車時バス乗り場までのピックアップなどの案内がある。その時スラヤンに行きたい旨伝えておくといい。
スラヤンはターミナルどころかバス停もない道端下車になるが、乗車時車掌にも再度「スラヤンで降りる」と伝えておけばスラヤンについたら教えてくれる。64号線でコーケー遺跡との分岐点三叉路を右折して1kmほど進んだところにスラヤン村がある。スローヨンコーケーゲストハウスやポンレウプレアチャンゲストハウス
は64号線沿いにあるので車掌に宿名指定すれば降りて徒歩15秒で宿にたどり着ける。
●スロヨン コーケー ゲストハウス Sroyong Kohker Guesthouse TEL 011-824-785 / 011-578-258 ファン部屋ダブル トイレ水浴び共同 1泊5US$ 英語不可 完全地元宿 ●ポンレウ プレアチャン ゲストハウス Ponloeu Preahchan Guest House TEL 012-489-058 1泊8US$ 若干英語可。 ●モム ゲストハウス Mom Morokod Koh Ker Guesthouse TEL +855 11935114 コーケー遺跡入場券窓口南200m。地元市場まで1.5kmと遠い。周りに何もない。 1泊11$ 若干英語可 外国人向け宿 |
ゲストハウスと名前がついているが3つとも地元宿で英語が通じにくい。スロヨンコーケーゲストハウスの場合、共同のトイレはちっこい和式便器で、シャワーは汲み置きの水を浴びる地元式。近くにバイク修理屋さんあって日中午後4時ころまでバイクの空ぶかし音がうるさい。また放し飼いのわんこと野良犬が複数いて夜暗くなって散歩するとからまれる。
14:42 2015/04/09
水没全損したオリンパスのデジカメSZ20のクレカ自動付帯の海外旅行保険申請が通って保険金が降りる。時価評価12000円、自損金3000円で9000円の保険金。小銭だが申請してちゃんと保険金はでた。ニコスビザの自動付帯で旅行代金を同カードで支払っていないと保険付帯にならないタイプ。エアアジアを同カードで予約したので請求できた。保険会社は東京海上日動。
カンボジアのATMでは今まで取られなかった現地ATM手数料4US$がしっかりとられていた。 Canadia Bank 利用(写真右)。タイカンボジア訪問にはクレカキャッシングは効率悪くなってしまった。メインカード紛失したので仕方なくオリコカード使ったが日本側でも手数料とられ、ほかに金利も取られるのでボロボロ。
びー旅画像ライセンス販売ページ作る。商用、私用利用無制限だが著作権はびー旅のままで転売できないというライセンス販売。
成田第3ターミナルオープン。もともと成田は都心から遠いのでLCCターミナルの位置。夜明かしできるベンチスペースと24時間フードコートと日本もLCC受け入れ態勢が整ってきた。エアアジアジャパンの復帰はいつだ?
コーケー遺跡入場券
スロヨンコーケーゲストハウス 1泊5US$。スラヤンにはこの他にポンレウプレアチャンゲストハウス Ponloeu Preahchan Guest House 1泊8US$、モムゲストハウス Mom Morokod Koh Ker Guesthouse 1泊11$がある。
149. ドンムアン空港格安食堂
150. カオサンからドンムアン
151. バンテアイチュマール
152. カンボジア5大遺跡
153. サンボープレイクック
154. プレアヴィヒア寺院遺跡
155. コーケー遺跡
156. 大プリアカン
157. ハジャイ情報
158. フライトコモディティ化
159. サムイ島雨季
160. 新宿格安ホテル
161. ジェットスター予約
162. インドネシア新幹線
びー旅ロード2013
びー旅ロード2015
コーケー遺跡 プラサットプラム
スラヨン村地元食堂のプロホック肉じゃが。ご飯とお茶付きで5000リエル(145円)。生野菜をつけて食べる。プロホックは魚の発酵食品で人によって下痢するらしいが私は大丈夫だった。ん?この場合プロホックより生野菜?上は茄子の生ざく切りとキャベツ、キュウリなど。
スラヤン村のバーイサッチュルーク3500リエル。101円。豚焼肉定食スープ付。カンボジア人はこれをほぼ朝食で食べるので地元食堂には午前中しかないことが多い。
ソリヤのシェムリアップ発スラヤン経由プレアヴィヒア市は一番下。この「プレアヴィヒア」は「プレアヴィヒア寺院」ではないので注意。
パークハイアットシェムリアップ
1泊1室33000円~
2015年2月15日に私が実際に利用したコーケー遺跡群周遊4時間チャーター7ドルのバイクタクシー。宿前からプラサットトム前までチケット購入手続き入れて18分。ドライバーのおじさんは英語を全く話さない。スラヤンには流しのバイタクはほぼいないので宿で頼むと面倒が少ない。
コーサッチュルーク 豚角煮定食 スラヤントボン村の地元食堂でご飯付きで5000リエル。
コーケー遺跡入場券売り場
スラヤン村はスラヤンチューン村Srayang choeng village とスラヤントボン村 Srayang tboung village がある。64号線を挟んで北側と南側なので。スロヨンコーケーゲストハウスはこの十字路脇にある。
ポンレウ プレアチャン ゲストハウス Ponloeu Preahchan Guest House
カンボジアの地方の地元宿はシェムリアップのゲストハウスとは全く違う。スロヨンゲストハウスの場合、トイレ水浴び共同の個室だが、蚊帳付ベッドのファン部屋。電気は24時間通電している。Wi-Fiはない。木造で隣の音筒抜けの地元民家様式。
シャワーでなくカマルマンディ方式。水道はなくこの汲み置き雨水が生活用水。私の場合うがいはミネラルウォーター使った。このミネラルウォーターは宿近くの売店で500リエル(15円)で売っている。
スラヤン村。宿にWi-Fiなかったので現地からの当日情報公開は翌日シェムリアップに戻った2015年2月16日になってしまった。