カンボジアロイヤル鉄道南線

カンボジアロイヤル鉄道南線

Cambodia Royal Railway 2018

カンボジア鉄道シアヌークビル行列車に乗る 2018

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プノンペンからシアヌークビルへCambodia Railway

カンボジアロイヤル鉄道南線。2018年2月現在、プノンペン~シアヌークビル267kmを所要7時間、料金8US$(等級分けはなく一律)で週片道4便、往復8便。土日を中心に定期運行中。

カンボジア鉄道南線は1960年代に運行始め、70年代ポルポト政権時代に破壊さる。その後内戦締結を受けてアジア開発銀行、オーストラリア国際開発庁、OPEC基金等の援助で修復。貨物は2010年、旅客は2016年4月に運行を再開した。運営権はカンボジアの有力財閥ロイヤルグループ。今後の開発は中国企業との提携が決まっている。カンボジア政府は鉄道に石油をはじめとする物資輸送としての展開を強く望んでいる。

またプノンペンからポイペトへの北線(386km)は2018年中の開通を目指しているという。この開通は実質バンコク~プノンペン国際列車の開通に等しい。しかし2015年開通といわれて延期が続いている。復旧工事で遅延というよりタイ政府との利権の調整中という感じか。



シアヌークビルに到着したカンボジアロイヤル鉄道南線列車

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カンボジアロイヤル鉄道南線車窓


カンボジア鉄道車内 長距離列車なのにボックススタイルではない

関連リンク
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カンボジア鉄道2018

8:29 2018/02/24
カンボジア時間

今カンボジア鉄道シアヌークビル行列車に乗っている。朝7時発の予定が20分遅れで出発。ママチャリ速度(たぶん時速15kmくらい)でトロトロ走っていたと思ったら4kmほど走って駅でもない場所に無駄に停車中。この調子で本当に7時間でシアヌークビルに着くのか。

この列車、痛いのは窓が開かないこと。冷房車だが室内用エアコンが1車両に5つついているだけ。冷房効率のためか換気が悪く締めきっていて、空気穴のない密室に閉じ込められている感じ。長距離列車仕様の2席2列の向き合う座席でなく山手線のような窓に座席が張り付く短距離列車レイアウト。

日本のテレビかなんかの取材クルーが乗っていて、今目の前でスイス人にインタビューしている。かかわりたくないので日本人じゃないふりをする。


夜明けのプノンペン駅 奥にキョロちゃんビル

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プノンペン鉄道駅 駅前にはキョロちゃんビル


カンボジアロイヤル鉄道南線車窓

カンボジアロイヤル鉄道

列車が再度動き出しようやく列車らしい速度になってきた。たぶん時速50kmくらいは出ている。トロトロ運行だが車窓はかなり味がある。特にプノンペン出てすぐのメークロン市場のような民家大接近部分がとてもシュール。窓開かないので連結部分行って、ドアを開けて身を乗り出して写真撮る。車掌さんも見て見ぬふり。今外はでかい蓮の池を進む。

冷房なんていらんので窓開いてくれればなと思う。車窓がくもったガラス越しじゃ写真とる気が失せる。とはいえパソコンいじってるのもったいないので車窓眺めていよう。あり?また意味なく停車。別にいいけど。

シアヌークビル側の駅はメアリーチェンダGHのあるおかまで2.8kmくらいのビクトリービーチ丘向こう側の港方向にある。やっぱこの路線石油や貨物目的の鉄道なんだなと再認識。また動き出した。ちゃんと列車の速度(時速50km くらい)で運行中。今日は朝から雲一つない快晴。



カンボジア鉄道車窓 この時の速度は時速60kmくらい。


ママチャリ速度でプノンペン運行中 速度が出せないのは線路内の安全確認が十分できないためと思われる。郊外8kmくらいから40km以上の運行になる。

シアヌークビル 2018年2月24日(土)晴 旅87日目

出費詳細
シアヌークビル列車8$ アイスコーヒー2000 バーイサッチュルーク弁当4000  パイナッポー1000 コーラペット1500 水500 コーラペット2000 水2L2000 バゲットサンド半分2500
宿泊代
Charlie Harper's Bar & Room 10US$
合計

18 US$ + 15500 R

日本円合計

1USD=107円 1R = 0.027円で計算  2344.5 円

1円 = 0.009358 USD/ 1 USD = 106.86円 2018/02/24 6:59
1円 = 38.2150 KHR/ 1 KHR = 0.02617円 2018/02/24 6:59


プノンペン鉄道駅 こういうタイプの気動車もあり


プノンペンを自転車の速度でゆるゆる離れるカンボジアロイヤル鉄道

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カンボジアロイヤル鉄道南線 貨物のついでに観光列車

シアヌークビルへ

シアヌークビルのプサールー近くの1泊10$の20畳ファン部屋にいる。昨日カンボジアロイヤル鉄道南線でプノンペンから7時間かけてシアヌークビルにやってくる。かなり味のある体験だった。280kmも運行するのに途中駅が3つくらいしかない。

10分くらい停車するのでその時間に客はおりて飲み物や食べ物を駅の売店で買う。また車内販売も少ないながらあった。ただ客車の窓が開かず、空気穴のない鉄の密室に50人閉じ込められているよう。二酸化炭素濃度があがって息苦しい感じ。やってる方はエアコンデラックス車のつもりなんだろうけど。きれいでないガラス越しに画像撮る気しないのでほとんど連結部分でドアを開けて風にあたっていた。列車のドアは走行中でも手で開く。そこにいると鉄道警察のおじさんに笑顔で戻るように言われるが、いなくなったらまた戻って風にあたっていた。AKBと乃木坂がカンボジアの車窓にあう。

最初1時間くらいママチャリ速度で運行し気をもんだが、プノンペン市内を出ると時速50~60kmといった普通の列車速度になる。揺れはさほどなく、最近の技術で修復されているので、ワイルドさではミャンマー南部山岳列車の方が上かなと感じた。



カンボジアロイヤル鉄道 貨物のついでに土日だけ観光列車運営している感じ


窓が開かない。換気が悪い。たぶん旅客車内の温度を下げるため必要以上に密閉している。エアコンいらないので空気穴をくれ。

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カンボジアロイヤル鉄道南線の車窓

シアヌークビル駅から徒歩で炎天トレッキング

列車がシアヌークビル駅(右)に着いたのは午後3時。快晴灼熱。そこからが地獄の修行だった。ビクトリアヒルまで2.8kmと事前にグーグルマップマップでチェックしていたので、駅にあふれるトゥクトゥクやバイタクは相手にせず素通り。メアリーチェンダゲストハウス周辺の安宿目指す。前回、といっても7年前だが、1泊4U$の宿があったので。

駅から出てビクトリアヒルまでの道は港湾の物資輸送の大型トラックが次から次に通り、舗装が完全でないので土ぼこりが強烈。また放し飼いのわんこがたくさんいてわんこバトル3回。炎天下の坂を上ってメアリーチェンダゲストハウスにたどり着く。ここには確か1泊7U$~から宿があるはず。しかしスルーして6年前に4U$の宿のあった坂の下方向へ歩く。しかしそこには目当ての宿はなく、大きなリゾートホテルの建設中だった。近くの宿に1泊いくらか聞いたら1泊45US$といわれた。シアヌークビルぼったくりの町へまっしぐら。ビーチにも沖の島にもたいしたテンションないのに大丈夫なのか?



激走カンボジアロイヤル鉄道


シアヌークビル炎天トレッキング

仕方がないので周辺あたるもどこも地元宿系は満室といわれる。高そうなホテルはたくさんあるがあたっても時間の無駄なのでスルー。7年前と道の感じが激変していて、道間違えること2回、結局町の中心部のプサールー手前まで歩く。たぶん10kmくらいは歩いたのではないか(実際は7.74km)。駅からプサールー直行すればそんなに歩かずすんだのに。

バイタク、トゥクトゥク盛んに声かけてくるが、途中からそれ使うと結局ドライバーにマージンの入るコスパの悪い割高宿に連れて行かれるだけ。それがなんか「負けた」感じがするので断固拒否。昼間で明るかったせいもある。わんこは町の中心部に近づくにつれからまれなくなった。そして疲労困憊状態で今の宿にチェックイン。昨日はぐったりでページを作る元気はなかった。


タカエヴ(タケオ)駅

車内で食ったバーイサッチュルーク弁当にあたって夜中に5回ほどトイレに駆け込む。強烈な水様便。下痢で寝られない状態。列車に乗っている時にこうならずによかった。昨日はそれしか飯食ってないので原因ほぼ特定。サーモン刺身食った翌日はカチカチ便だったのに、現地では何にあたるか予測不能。

炎天下10km歩いて宿に着いたら強烈な下痢。そら痩せるわ。海外旅行ダイエット。正直昨日の炎天下トレッキングの最後の方はもう動けないよの泣きの入った状態だった。不思議なことにトレッキング中に便意はなかった。列車の移動でというより着いてからの宿探しの長距離トレッキングで強烈に疲労する。まだ疲れ残っている感じなので今日は1日体力回復に充てる。


シアヌークビル 2018年2月25日(日)晴 旅88日目

出費詳細
電池4本3000 アイスコーヒー2000 カットパパイヤ1000 チョコアイス3000 ゆでとうもろこし2500
宿泊代
Charlie Harper's Bar & Room 10US$
合計

10 US$ + 11500 R

日本円合計

1USD=107円 1R = 0.027円で計算  1380.5 円

1円 = 0.009358 USD/ 1 USD = 106.86円 2018/02/24 6:59
1円 = 38.2150 KHR/ 1 KHR = 0.02617円 2018/02/24 6:59


シアヌークビルの現在宿泊中の1泊10US$の宿のベランダからの風景



現地から当日情報公開中
トラジェクトリトップ
2/2 スラエム
2/4 プレアヴィヒア遺跡
2/6 カンボジアホテル生活
2/8 コンポントム
2/10 サンボールプレイクック
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2/12 モンドルキリ
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2/21 プノンペン公共バス
2/22 イオンモールプノンペン
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2/25 カンボジアロイヤル鉄道
2/27 ココン国境
3/1 トラート
3/3 チャン島ツアー
3/4 チャン島からバンコク
3/5 ドンムアン国際空港



プノンペン駅ではこの状態で待機するがこの先頭車両は客車の1両目で先頭けん引車両ではない。出発5分くらい前に先頭けん引車両が現れてこの車両の前に連結する。


カンボジアロイヤル鉄道南線2018年定期運行スケジュール。要約すると土曜往復1便づつ、日曜往復2便づつ。金曜プノンペン発片道1便のみ。月曜シアヌークビル発片道1便のみ。合計片道週4便。


列車チケット


この列車は停止しているわけでなくママチャリ速度で運行中。


プノンペン郊外


出発直前に買ったこの焼肉弁当4000Rにあたる。


カンボジアロイヤル鉄道車窓


車体のロゴ


駅で買ったパイナッポー1000R


激走中にバーイサッチュルーク弁当食べる。列車からは落ちなかったがこの弁当にあたる。


特等席。時速60km運行中のドアを開けて風にあたる。冷房いらんので風が欲しいと思うのは私だけ?


シュールな車窓。この景色を曇りガラス越しにしか見れないのは反則だ。上は列車のドアを開けて撮ったガラス越しでない写真。


味のある車窓。走行中でも出入り口ドアが開くのでこういう画像が撮れる。一応鉄道保安員のような方にゆるく注意されるが、注意されたら座席に戻り、いなくなったらまた再開。いうこと聞かない悪ガキ状態。ガツガツいかんとテンション高い画像は撮れない。


カンボジアロイヤル鉄道列車車内


民家に大接近


プノンペン疾走中


シアヌークビル駅から宿を求めて歩いた実際の距離は7.74kmだった。坂が多く炎天下。わんこバトルもあって10kmは歩いた気分。


現在宿泊中のシアヌークビル1泊10US$の宿 

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タケオ駅のカンボジアロイヤル鉄道南線車両 列車番号はない

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