カンボジアでお刺身

カンボジアでお刺身を食べる。たぶんほとんどの日本人が「え？そんなとこでそんなもの食べて大丈夫？」と思う。なのでその実録公開2018年版。


今日私が食べたサーモンの刺身2人前5.9US$。脂のって激うま感涙の味。2018年2月23日イオンモールプノンペンのフードコートで。


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イオンモールプノンペン


ネット上にイオンモールプノンペンは閑散としているとあるのはガセ情報。格安フードコートは大盛況。ほぼ地元の方々。ここではカツ丼2US$。一部商品やメニューの値段の高いテナント店では閑散としているところもなくはない。

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イオンモールプノンペン 激変プノンペン2018

15:46 2018/02/23
カンボジア時間
今日も市バスを使ってイオンモール往復。毎日イオンモールに日本食を食べに通っている。金土日しか運行のないシアヌークビル行カンボジア鉄道の出発待ちでプノンペン滞在中。日本を出国して86日。体調も崩していたのでちょうどいい休養。

今日も朝ページ制作一段落したら、宿の今日の分の宿代5US$払って、イオンモールへ行く。7Aバス停は宿から徒歩1分。最寄りのキャピトルゲストハウスは安いが若干ドスが効いてて独房感があるので周辺にあるコスパのいい宿に宿泊している。昨日おとといバス停では10分くらいしか待たなかったのに、今日はなぜか行きも帰りも30分くらい待たされた。待っている間トゥクトゥクが盛んに声かけてくる。最安提示は1US$だった。4kmで1$（4000リエル）。この辺がたぶんトゥクトゥクの2018年現在の地元料金相場だと思う。でもバスなら1500リエル（0.375$）だし。30分道端で日光浴しても全然問題ないし。

キャピトルゲストハウス前の7Aバス停の7Aバス。今日もガラガラで行きは私1人、帰りは私いれて2人の乗客だった。

イオンモールプノンペン

連日ローストチキンにカツ丼、カツカレーとプノンペンで格安贅沢の日々。明日朝プノンペンを出るので最後の締めとして今日は刺身を食う。最初パック寿司にしようかと思うも、腹が減っていたのでパック寿司だと満腹になりそうにない。なので多めの量の厚切りサーモンの刺身を、ご飯を別にもらって腹いっぱい食うことにする。

サーモンお刺身5.9US$。かなりの量。醤油はついているが小さいので別売り0.2$で追加。ご飯はフードコートでご飯だけもらって1200リエル。パック寿司の2人分くらいはある。

1回で食うには多すぎるサーモン。いかんせん残して持ち帰ると夕方までには確実に腐る。食いきらねばならん。脂がのってとろとろ。醤油が日系イオンなので本格濃い目の刺身醤油。わさびも付く。当然刺身なんて危険な食べ物出国後タイでもラオスでも口にしていない。いくらイオンモールといえどそれなりの覚悟で挑む。


下の寿司よりは確実にがっつり食える2人前サーモンと単品ご飯。


寿司も候補だったがボリュームにかける。

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イオンモールプノンペン　B出口


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イオンモールプノンペン　グランドフロア

カンボジアでお刺身　プノンペン

イオンモールフードコート

ところが実際に食ってみるとそんな心配ぶっ飛ぶ激うまだった。生きててよかったと思う感激の味。濃い目の刺身醤油がまたしみる。寿司のようにちょろちょろ食うのでなく厚切りの脂ののった刺身をご飯でガツガツ行く幸福感。予想外の日本食に涙でそうじゃ。連日バーイサッチュルークじゃやはりげんなりしてくる。刺身なんて帰国するまで食えると思わなかったのに。イオンモールに感謝。

イオンモールで値段が良心的なのは1階（グランドフロア）のイオンスーパー脇にあるフードコート内。日本食の他カンボジア料理やピザなといろいろある。ここが安いので地元の方でかなり混雑。昨日は平日なのに異様に混んでいて今日はカンボジアの祝祭日なのかと誤解した。ファミリーで来ているカンボジア人が本当に楽しそうで、フードコートのワンコーナーを長時間家族で陣取り、お父さんやおばあちゃんが子供のためにあちこちに食べ物取りに奔走していた。地元の方のハートをがっちりつかんでいる印象。そりゃ5月にイオンモールⅡができるわなと納得。

スーパーも各レジに列ができてレジ待ちが長くイラつくほど盛況。列は長くないのだが、一家族で異様な量を買い込んでいるのでレジに時間がかかる。遠方から車でまとめ買いに来ている感じだった。平日なのにこの状態。おそらくタイの地方のテスコやロビンソンより活気がある。カンボジアにはこういう形態のショッピングモールがここしかないという事情もたぶんある。

プノンペン


イオンモールプノンペンとイオンモールⅡを結ぶ5番バス。さらに2番が延伸してイオンモールⅡまで行くようになった。Ⅱの開業18年5月なんだけど。

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カンボジア撤退した日系企業の盲点

半面、テナントの日本食専門店などはちょっと高めで私はそこで食べようという気にはならなかった。フードコートとは対照的に閑散とはしていたが、それでも客はちらほら入っていて、こんなに高いのに地元の皆さんよくここに入るよなと正直思った。やはりプノンペンには金持ちが多いのだ。ワタミも吉野家も日本と同じか若干高め。

フードコートの状況から見ると日本食や日本スタイルに対するニーズはあるのだからもう少し切り口考えればいいのにと他人事ながら思う。ネットには「日系店舗イオンモールプノンペンから撤退」の文字がちらほら出るが、料金設定等の切り口が売り手本位でピント外れな限り撤退は当然だと思う。そのやり方で今残っているのは日本の本体に体力があるからと見えなくもない。話は飛ぶがこのスタンスで高速鉄道運賃を設定するから赤字になるのだなとも思った。

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イオンモールプノンペンのノジマ電気

デジカメ壊して今使っている予備デジカメが単3電池で使うようになっていて、いちいち電池買うのが面倒。プノンペン到着早々4本パック2500リエルの中国製電池（右の黄色）を100円ショップのようなところで買う。昨日それを使おうとしたら、パックから出したばかりなのにデジカメが起動しない想定外の展開。中国製おそるべし。

仕方ないのでイオンモール2階のノジマでソニーの電池2本入り1.5US$を2パック3$で買いなおす。やっぱ日系テナント店高いな。高いけど画像撮れないと困るので。ノジマでソニーなので今度はちゃんと起動した。



イオンモールプノンペンのノジマ電気

カンボジアでサーモンの刺身を食中毒の懸念なく腹いっぱい食えるのはありがたい。あんな厚切りの刺身は最近日本には見かけなくなった。日本の最近の刺身、薄すぎて食った気がしない。さばいている側の包丁の技術どうでもいいので、もうちょっと昔のように厚切りにしてほしいと思うのは私だけか。

プーケットのビーチフロントのレストランだと食べて30分後に下痢の症状になったりするが、ここではそういうこともない。やはり日本食はうまい。だからきっとメタボになるのだ。ここ数日イオンモールのせいで出費のかさむ日が続く。金額のわりに贅沢できてるので別にいいか。

プノンペン　2018年2月23日（金）くもりのち晴　旅86日目

出費詳細

7Aバス往復1500　1500　サーモン刺身5.9$　醤油0.2$　ご飯1200　ソフトクリーム2000　ゼロペプシ缶0.35$　アースノーマット45日1.8$　ロース串カツ1$　牛肉コロッケ0.45$　アイスコーヒー2000　ご飯500　コカコーラ600mlペット2000

宿泊代

ホンパンゲストハウス　5US$

合計

13.7 US$ ＋ 10700 R

日本円合計

1USD=107円　1R = 0.027円で計算　 1754.8 円

1円 = 38.0480 KHR / 1 KHR = 0.02628円 2018/02/17 6:59
1円 = 0.009407 USD / 1 USD = 106.31円 2018/02/17 6:59

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