「自分の日常生活の現状を変えたい」という時に行う自己啓発的な行いに断捨離(だんしゃり)というものがある。不要な物への未練を断ち切り、思い切って捨てることで生活に調和をもたらそうとする考え方だ。使わないんだけど捨てられない、いらないものにあふれた身の回りのものを思い切って処分して必要なものだけ残すという行為。しかし日常生活でこれを行うには勇気もいるし捨てた後に「やらなきゃよかった」となる可能性も高い。
大事に至る前の予行演習として断捨離を手軽に小規模に行える方法がある。そしてその恩恵も短期間に実感できる。それが「旅行での断捨離」だ。旅行に持って行く荷物を極限まで減らすという行為だ。捨てるわけではないので日常生活の断捨離と違って不可逆ではない。
また、ファスティングという自己変革行為がある。究極のダイエット方法として巷に出回る「断食」のこと。特定の期間自分の意志で食べ物を発つ行為だ。これも日常生活ではなかなか思い切りがつかない。しかし旅の途中ならその機会が思いもかけず訪れる。行き帰りの機内などで。トラベルミニマリズム提唱。
2017年5月19日(金)
旅の荷物は小さい方がいい。小さくすることでのメリットは思いのほか多い。身軽になること以上に旅にかかる費用が劇的に減る。言い方は悪いが旅下手ほど荷物が多い傾向がある。旅行の荷物を必要最低限に減らすトラベルミニマリズムのススメ。
大手航空会社を利用する一般的な?日本人観光客からよく聞くフレーズ。LCCは安いんだからそれ相応の欠点がなければならない。と、そのあと「LCCの欠点とは」と始まり耳たこフレーズが並ぶ。「預け荷物が有料、しかも高い」「機内食有料なんてありえない」などなど。 …ん?そこ、本当に欠点なのか?
その手の文句は自身の旅のスタイルを変えることで簡単に解消できる。それは「断捨離海外旅行」と「LCCファスティング」だ。写真右上は西アフリカのトーゴ、ロメビーチ。ここはフランス語圏。無料の仏語研修中。
エアアジアがハワイにもバリ島にも直行便を飛ばし、昨今長時間の長距離LCCフライトが増えた。長距離だと預け荷物の料金も高く、バリ島だと20kgでも往復約9,000円かかる。せっかく激安のプロモフライトにありついても預け荷物の追加料金で激安感も薄れてしまう。
一般的なLCCの機内持ち込み制限は7kg。もし旅の荷物をこれ以下に減らせると預け荷物料金が取られない。現地で身軽に動けること以上に、疲れた状態で現地空港のターンテーブルの前で自分の荷物が現れるまで長時間待たされることもない。大きな荷物持ち込み不可の現地格安市バスにも空港から乗れる。現地のぼったくりマンが旅行者をカモにするかどうかの判断基準の一つが荷物の量だったりもする。荷物を少なくすることは思ったよりメリット満載なのだ。
荷物の少ない海外旅行がどういうものか一度試す価値はきっとある。絶対に必要だと思ってるものも現地で何とかなるものがほとんどだ。危急の必要に迫られれば誰でも荷物は少なくできると勝手に私は思う。ただそのきっかけがないだけなのだ。海外旅行で本当に絶対に必要なものはパスポートとお金。旅の荷物は体質的なもので努力でどうにかなるものでもない傾向はあるとは思うけど。しかしだからこそその小さい断捨離で見つかる新しい発見が多いような気はする。
最初の入り口は自分に課されたなんかの(罰?)ゲームだと思えばいい。全荷物を7kg以下にすることで旅先で見えてくるものがきっとある。
今度こそゆる旅にするぞ。で、ふと気づいた私のエアアジアプロモフライトの特殊な部分。今回私はバリ島直行便往復20,830円で往復する、しかしあまり一般的でないど根性フライトになっているのでその辺の解説。
私のフライト料金は往復預け荷物なし、機内食なし、座席指定なしのプロモーションフライト。先日4か月の現地滞在の荷物の総量がパソコンやデジカメ入れても5kg台だった私は今回もすべての荷物を機内持ち込みにできる。LCCの欠点としてあげられる預け荷物料金追加は私には何の障壁にもならない。念のために言っておくが、私の荷物は意図せず自然にそうなっているだけで、断捨離で減らしているわけではない。
さほどうまくもない機内食を無理に体に取り込む必要はない。総合ビタミン剤とアスタキサンチンやコエンザイムQ10飲んで脂肪燃焼態勢、機内ファスティングの気合で臨む。渡航先で食べすぎた分を帰りの機内で調節できる。
LCCフライトは機内食は別料金。アルミ弁当をチンしただけのもの。機内食も有料?とまゆを顰める前にもっと前向きにとらえ、逆に利用するほうが建設的。
「これから海外」あるいは「ああ楽しかった」という状況でだと不思議と断食はつらく感じない。ダイエットにもなるし一石二鳥。エアアジアの機内食はネットで事前予約だと1食500円なんだけど。ちなみにエアアジア機内に食べ物持ち込みは禁止。ただ持ち込んで食べても文句は言われない。先方は「機内食買ってね」というスタンス。予約なしで当日でも買えるが750円になる。
0:01 2017/05/13
山田さんからの情報 →スクートとタイガーエア―が合併をすると発表がありました。7月25日までにブランド統一するようです。それ以降ですがシンガポール―関空―ホノルルの開設を発表しています。
…6月28日のエアアジアに続いて以遠権でのLCC関空~ハワイ線。ボーイング787型機で運航とのこと。他社もチャンスに指をくわえているわけはない。オープンスカイ協定で成田羽田の制限なかったら日系大手の太平洋線大打撃になるところ。利用者側としては西成の宿に泊まってでもホノルルに3万円で往復したいけど。山田さんいつも情報感謝です。
178. 西アフリカ諜報訓練
179. タイに安く行く方法
180. びー旅スタイル5原則
181. 辺境情報局プロローグ
182. 海外旅行ウラシマ効果
183. シンガポール新幹線
184. てるみくらぶ倒産
185. 海外長期旅行の出費
186. エアアジアバリ島
187. インドネシアビザ
188. トラベルミニマリズム
189. バリ島ぼったくり回避
190. バリ島空港タクシー
191. バリ島空港バス
192. バリ島空港徒歩移動
193. タイビーチベスト10
194. サンボープレイクック
195. バリ島空港からウブド
196. スマホのない生活
197. インレー湖 行き方
198. カックー遺跡 行き方
ラジャアンパット ワイゲオ島ワイサイで
2004年モルディブトラギリリゾート1泊66US$。マーレに1泊20$台のホテルはあるもリゾート気分は味わえない。リゾート島ホテルには1泊700$なんてのもまぎれている。
ディエンビエンフーからタイチャン国境越えてムアンコアへ。ラオス側のふりちん少年団。
この画像は2002年。ミャンマータチレク。北野武氏、松本人志氏、カズレーザー氏が金髪になるずっと以前から私は金髪だった。
パルテノン神殿 ギリシャ
パリだお。
2017年ミャンマー。カックー遺跡
マウイ島ラハイナ
タイ国鉄普通車両は日本製
砂漠で自撮り ギザ
今回私の利用するエアアジアフライトバリ島往復航空券19,230 円。これにクレカ手数料1600円かかってクレカ会社からの最終的な請求金額は往復燃油・空港税込で20,830円だった。既に支払い済み。この料金には預け荷物代も機内食代も含まれていない。
エアアジアバリ島直行便の片道受託荷物料金。
エアアジア機内食 ネット事前予約だと500円
ヒマラヤ散歩
ネパール、ゾンラパス。標高は5300mを超える。私のようにガイド・ポーターなし、たった一人でヒマラヤ放浪するときに荷物が重いと自分が苦労する。酸素濃度は地上の半分。ここで荷物を少なくするのは生命維持のためで、LCC荷物の機内持ち込み制限のためではない。