高額ツアーで海外旅行をしている旅行者には「格安海外旅行には安くていいものはない」の根拠のない論調がはびこる。自分が30万円かけて行っている場所に3万円で行って楽しそうにしているのがなんとなく不愉快なのだろうと想像する。海外旅行は「安かろう悪かろう」でなければならない。「安く旅しているのだから何かそれ相応のマイナス面がなければつじつまが合わない」というごく当然の考えだ。話題のてるみくらぶ倒産はそれを裏付ける結果になった。
しかしいうまでもなくこのびー旅サイトは激安海外旅行の実録を公開して、海外旅行の「安かろう悪かろう」を真っ向から否定している。実際には激安料金のキラキラな海外旅行は存在する。このサイトで何度も実録で証明しているように。では「安かろう悪かろう」に縁のない本当に安くて楽しい極上の旅は「安いんだけど、うーん…」となってしまう旅といったいどこが違うのだろうか。
2017年4月16日(日)
エアアジアハワイ線就航と入れ替わるように3月27日ハワイ格安ツアーを中心に扱っていたてるみくらぶが倒産した。負債額151億円。前払いが通常の業界で、反則技的に前払い金を会社の運転資金に回して自転車操業していたが、売り上げ低迷でその資金繰りが行き詰まったためらしい。
ここで痛いのは利用者の被害。旅行申し込み約3万6000件、99億円分のツアーが利用できなくなり、海外旅行中の約2500人が現地でホテル代などを二重に支払わされ、出発前だった旅行者は支払った旅行代金が消えてなくなった。利用者への補償で戻って来る金額は負債額151億円の1%ほどといわれる。てるみくらぶ利用者には春休み海外旅行が悲劇の結末となってしまった。
安くて楽しい海外旅行は存在しないかといえばそんなことは全くない。実際には安くて楽しい旅はいくらでもある。それを実録で証明しているのがこのびー旅というサイトだ。
しかしびー旅スタイルは異端で日本人旅行者の最大公約数スタイルではないことは私自身十分承知している。ただ少数派であっても大金かけずにキラキラの海外旅をしている旅行者は確実に存在する。そういう旅行者はツアーなどというものを見向きもしないので、てるみくらぶショックの類にも遭遇することもない。格安ツアー会社の倒産は格安海外旅行の終焉にはつながらない。LCCを使ったさらに激安の海外個人旅行への幕開けにつながるといっていい。そしてツアーに参加している限りその激安の潮流に乗ることはできない。
高くてつまらない旅をしている方々は海外旅行ツアーに「安かろう悪かろう」を望む。「安物買いの銭失い」もさらにもっと強く望む。「安くて楽しい海外旅」などあってはならないのだ。なので彼らにとっては今回のてるみくらぶ倒産はまさに「それ見たことか」と拍手喝采の出来事。30万円かけて(ぼられて?)行った同じ場所に3万円で行って楽しそうにしている旅行者に不愉快になる気持ちはわからなくもないのだが。
ただその手の安かろう悪かろうが当てはまるのは「ツアー参加の旅行者」だけだ。本当に気合の入った格安を求める旅行者は今どきツアーなど利用しない。LCCプロモをネットで自力予約し、地元の格安宿を自力確保する。英語のみならず現地語数か国語を話し、現地物価反映させた地元料金で旅をする。そしてそういうタイプの旅人にはツアーもガイドもガイドブックも不要、逆に邪魔でしかない。そこまで極端でなくとも、そういう傾向の旅人の静かな増加が格安ツアー会社を追い詰めて、今回の倒産の一因になっているような気はする。
画像右上は6月28日就航の関空ホノルル、エアアジアXプロモ航空券の例。ハワイ往復34,030円。米国諸税込、燃油税追加なし。これの登場でてるみくらぶはこの夏に入るはずだった関空発の需要を総ざらいで持って行かれた。
てるみくらぶは1998年に創業の格安海外ツアーを販売する旅行会社。当初はハワイの格安ツアー会社だった。 近年、韓国、台湾、グアム、サイパンのほか、ベトナムやバリ島などアジア方面の格安ツアーも多く出していた。2016年9月期の売り上げは過去最高の195億円を計上した。しかし実態は粉飾決算だったらしい。その決算が健全なものだったらたぶん倒産には至らない。
てるみくらぶは2017年3月24日ツアーの航空券発券できず、一部ツアー中止のトラブルが表面化、事実上の営業停止となる。その後3月27日東京地裁に破産を申請し破産開始を決定した。
iHerbでアスタキサンチンを買う。国内のDHCだとなぜか高い。まとめ買いすると送料無料になるので日本の薬局では買えないDHEA(デヒドロエピアンドロステロン)とかもついでに買う。
血圧高いのでネットでカルシウム拮抗薬のノルバスク買おうかなと迷う。内科行って処方してもらって保険きかせて買ったほうが安いのだが今微妙に医者行く時間がない。ネット購入だとジェネリックのアムリプ他との価格差ないのはなんでだ。β遮断薬やアンジオテンシン拮抗薬は処方なしで飲むのはやばそうだし。ネットだと処方がいる薬でも簡単に手に入る仕組みが不思議。
いつも情報いただいている山田さんからの情報。→ストゥントゥレンとラオスのブンカムのドンクラウ国境が一時的に閉鎖されているようです。緩衝地帯におけるトラブルのようです。また、タイ国鉄の情報ですが以前青森~札幌で運行していた急行はまなす号の車両が7月位からタイで運行を始めます。寝台車ではありませんので観光列車で使用して一部の車両は二等座席(エアコンリクライニング)車として使用されると思います。…とのこと。山田さん情報ありがとうございます。
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サイパン マニャガハ島
サンゴスケスケロック島 |
ハイアットリージェンシー
1泊1室最安21,837円~。
コストパフォーマンスのいい豪華ホテル。ビーチまではカラカウア通り隔てて50m。1室4名宿泊できるので、4人で行けば1人当たりの宿泊代は格安ホテルと変わらない。
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モアナ サーフライダー
ワイキキビーチ中心部。ビーチまで徒歩30秒。ビーチフロントでは毎晩ハワイアン・エンターテイメントが繰り広げられる。 1泊1室 28,821円~
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ロイヤルハワイアン
1927年に建てられたピンクパレスとして知られる豪華リゾート。ホテルから出ることなくワイキキビーチへ行ける。1泊1室 35,472円~ 1室4名宿泊できるので、4人で行けば宿泊代は中級ホテルと変わらない。
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クイーンカピオラニホテル
Queen Kapiolani Hotel
ワイキキビーチまで徒歩3分。ホノルル動物園やワイキキ水族館、カピオラニパーク徒歩圏内。
1泊1室 13,468円~
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ワイキキサンドビラホテル
Waikiki Sand Villa Hotel
アラワイ運河沿い
1泊1室 13,856円~
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ワイキキゲートウェイホテル Waikiki Gateway Hotel 1泊1室11,872円~
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アクア パームズ ワイキキ
Aqua Palms Waikiki
1泊1室 10,974円~
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キャッスルワイキキグランドホテル Castle Waikiki Grand Hotel
1泊1室 9,422円~
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