2015年6月12日より日本人の30日以内のインドネシア観光入国にビザが不要になった。滞在期間は入国日も含めて30日。このビザ免除入国での滞在延長はできない。30日以上休暇取れてインドネシア観光ができる日本人は少ないと思うので日本人観光客にほぼビザが不要になったということだ。
2017年5月15日(月)
バリ島、ボロブドゥール、コモド島にラジャアンパット。インドネシアには鋭い観光地があふれている。しかし2015年6月12日以前まで日本人のインドネシア入国にはもれなくビザが必要だった。現地到着空港で取れるアライバルビザだったが長時間フライトの後に面倒な書類を書かされ、25US$と自撮り写真を財布に忍ばせて長蛇の列に並ばさせられる苦行が課せられた。写真右上はスラウェシ島マカッサル港のインドネシア国営フェリーのペルニ、ティダール。
その状況が一変。30日までの観光にはビザ不要の大統領令が出された。当初は日本含む30か国だったが。2017年現在は169か国と地域になった。以前のように現地空港について長蛇の列に並ぶ必要がなくなったのだ。
しかしこのビザ免除入国に延長は認められておらず、30日過ぎて滞在延長するにはいったんインドネシア出国が必要。実質ビザラン。そしてこのビザランは「1年2回まで」とされている。
それ以上はしかるべきビザを取れということだ。もし観光でビザランせずに30日以上滞在するには初回入国の時に30日観光ビザ35US$取得が必要。ビザをとっても滞在期限はビザ無しの場合と同じで30日。違いは1回のみ30日の延長ができるということ。延長手数料30万Rp(2,550円)。ただこの35US$観光ビザは到着空港でアライバルビザとして取れる。またマカッサルやソロンの空港などではビザなし入国はできないので注意。
●ビザ免除入国で認可される目的
観光、親族訪問、社会訪問、文化・芸術、政府用務、講演・セミナー参加、 国際展示会、インドネシア本社または駐在事務所での会議、トランジット
●ビザ免除入国可能な入国審査チェックポイント
・国際空港
① ジャカルタ ー スカルノハッタ空港
② デンパサール ー ングラライ空港(バリ島)
③ メダン ー クアラナム空港(北スマトラ)
④ スラバヤ ー ジュアンダ空港(東ジャワ)
⑤ バタム島 ー ハンナディム空港(リアウ諸島)
他空港多数 詳細はこちら
・海港
①スリ・ビンタン港(タンジュンピナン/ ビンタン島)
②セクパン港(バタム島)
③バタム・センター港(バタム島)
④バンダル・スリ・ウダナ・ロバン港(タンジュンウバン / ビンタン島)
⑤ノングサ・ターミナル・バハリ(バタム島)
⑥マリナ・テルク・セニンバ(バタム島)
⑦チトラ・トゥリ・トゥナス(ハーバーベイ / バタム島)
⑧バンダラ・べンタン・テラニ・ラゴイ(ビンタンリゾート / ビンタン島)
⑨タンジュン・バライ(カリムン島)
インドネシアビザ詳細はこちら
この外国人観光客へのビザ免除新体制はタイやマレーシアにならっての改定のようだ。なので先方は当然この仕組みを使ってビザなしで長期滞在する怪しい外国人が増えることもタイの例を見て十分予想している。いったん出国すればリセットされてまた30日滞在できる(これをビザランという)なら、それを繰り返せばビザなしで延々その国に滞在できることになってしまう。現実にタイではそういう不良外国人があふれた時期があった。そういうことへの配慮から「ビザラン年2回」も最近のタイの管理体制そのまま参考にしているようだ。以前の観光ビザ25$の時もインドネシアでビザラン繰り返す外国人はいたのだが。
もともと日本人で30日以上の休暇を取ってインドネシア1国のみを30日以上観光滞在するというのはそれだけで十分怪しい。このビザラン制限の仕組みは、沈没とまではいわないまでもツアー関連やダイビングインストラクターなどで休暇とビジネスの境界でビザを取らず長期滞在している外国人に「そういう場合はちゃんとビザとって入国せんかい」と言っているのだ。怪しいと言いながら私自身インドネシアに30日以上滞在経験あるのだけれど。
きわどい境界例でイミグレ担当官は入国の可否をどう判断するのか。答えは簡単。パスポートのスタンプ履歴で判断するのだ。悪質なビザラン沈没組かどうかはプロの担当官でなくとも一目瞭然だ。
具体的には同じ国の出入国スタンプでパスポートのページが埋め尽くされている。出国の滞在期限ぎりぎりまで滞在し、周辺国に数日滞在し再入国、それが繰り返されている。…などなど。ビザ免除入国は年2回までと基準も示されているのでそれ以上のビザランの履歴がパスポートにあれば入国拒否もありうるのだ。ただインドネシアの場合は空港でアライバル観光ビザが取れるので、よほど悪質でない限り米国のESTA違反のように入国できず自国に追い返されることはなさそう。
このページの後半は「1週間の休暇でインドネシアに観光に行く場合」には全く関係のない話で失礼。うーん、びー旅は旅行情報サイトなのか?
21:10 2017/05/12
2017年6月17日JALのバリ島直行便が復活する。2010年9月30日撤退して以来6年8カ月ぶりの運行再開だそうだ。チャーター便で6月17日と20日、23日成田発。飛行時間7時間30分。乗り継ぎに3時間必要なジャカルタ経由より5時間20分の短縮になるという。
運賃往復96,000~242,000円。すげえな。一般的な日本人観光客はこんな運賃払ってバリ島へ行くのか。そりゃ現地で吹っかけられるわ。エアアジア直行便プロモ20,830円(往復燃油・空港税込運賃19,230円+カード手数料1,600円)で往復する私には異次元運賃。インドネシア観光にビザ不要になり、入国カードも記入不要になった。エアアジア直行便も運航開始するし、バリ島元気が出てきそうな雰囲気。
ガルーダってバリ島空港に成田毎日のほかに、羽田からもジャカルタ経由便毎日飛ばしているって知らんかった。少し前まで羽田バリ島直行便も週5で飛ばしていたが現在運休中。この路線需要は私が思ってたよりずっとあるようだ。料金が下がるとたぶんインドネシア人インバウンドが増える。
とあるサイトの世界の絶景13選に「え?」というとこが入っていて唖然。複数あるも極めつけは「ベルサイユ宮殿」。いや私にはワースト10に入るがっかり観光地だったぞ。ピックアップしている方がただ単に本当の絶景を知らないだけなんじゃないかな?と勝手に思う。
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ジャカルタスカルノハッタ空港循環無料バス
ジャカルタのバジャイ
ジャカルタのホカホカ弁当。弁当屋ではない。インドネシア最大の日本食レストランチェーン。インドネシアのエカボガインティ社が日本の持ち帰り弁当会社からの技術支援を受けてチェーン展開。まともなチキンカツが味噌汁で食える。ワルンの地元定食に比べればかなり高い。2010年バリ島にも出現した。
ラジャアンパット
セラム島サワイ
スラウェシ島パル
プランバナン遺跡 ジャワ島ジョグジャカルタ郊外
スラバヤの屋台。Soto ayam も Bakso Ayam も基本スープだがこういう屋台では麺が入っているので日本人の感覚では肉団子がいっぱい入ったラーメン。
ペルニ ティダール
ペルニの弁当は3食無料
鉄道駅弁ナシブンクス
駅弁の中身
ジャワ島列車の中
インドネシア鉄道
バリ島クタ
ワルンのナシチャンプル
このナシチャンプルは3000Rp。左上のあげ豆腐が500Rp。ボロブドゥールバスターミナルで。