カックー遺跡 行き方

カックー遺跡 行き方

Kakku pagodas Myanmar

カックー遺跡2018 概略と行き方

カックー遺跡行き方

カックー遺跡行き方How to go to kakku pagodas

カックー遺跡ツアー2017年10月7日(土)

カックー遺跡とはミャンマーシャン州、インレー湖の南東側約25km、タウンジーの南54kmにある仏教遺跡。少数民族のパオ族支配地域にあり、パオ族を中心とした周辺民族の信仰の中心寺院でもある。田園風景の大平原の中ミャンマーパゴダスタイルの約2500基の仏塔が1平方キロの敷地の中に林立する。

日本では遺跡として知られるが、カックーは現在も現役の参拝寺院で、少数民族含めたミャンマー人参拝客が多数訪れている。インレー湖から直線距離では25kmだがその間に1400mもの標高の山脈が遮っているのでインレー湖方向(ニャウンシュエ)から行く場合、通常は山道が舗装されているタウンジー経由で大まわりで迂回していく。その場合の道のりは片道75kmになる。

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インレー湖東側をさえぎる山脈。カックー遺跡はこの山脈の向こうにある。




関連リンク
カックー遺跡訪問実録2016   タウンジー宿泊実録
ヘーホー空港からタウンジー   タウンジーからニャウンシュエ


伝説によればカックー遺跡の最初の仏塔は12世紀バガン王アラウンシトゥ Alaungsithu 王によって作られたと言われる。装飾的な彫刻と数字は17~18世紀の様式だが、遺跡装飾構造のいくつかはその時期よりはるかに古い。



近年寄進された仏塔はぴかぴかで遺跡と呼ぶには若干微妙。

その後のバガン王朝時代にも周辺住民有力者による仏塔寄進が続き今のような状態に至る。この寄進は現在も続いており、遺跡エリアの仏塔群の中には「1970年シンガポール仏教協会寄進」と石碑にある仏塔が併設されていたりする。また仏像のある現役参拝の本殿部分はここ数年に改装されたような新築状態。

日本のツアー会社はカックー遺跡を「秘境」と呼ぶが、こういう背景からたぶんここは秘境ではない。著名観光地から距離があり、公共交通機関もないので訪れにくいことは確かなのだが。ちなみに遺跡の脇300mには廃線となった線路があるのでかつては公共交通機関はあったようだ。

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カックー遺跡外国人入場料3US$。入口に支払窓口がある。ミャンマー人無料。

カックー遺跡 宿泊拠点タウンジーと最寄り空港ヘーホー


カックー遺跡に個人で行く場合、拠点となる町はタウンジー。インレー湖畔のニャウンシュエからも行けるが、ニャウンシュエとカックー遺跡の間に結構な標高の山脈が遮っており、結局タウンジー経由となり時間がかかる。

タウンジーやニャウンシュエの最寄り空港はヘーホー空港。ヤンゴンやマンダレーから空路でカックー遺跡へ向かうならこのヘーホー空港を目指す。ヘーホー空港はヘーホーの町からも離れた郊外にある。空港バスのような気の利いたものはなく各ホテルエリアへの移動は乗り合いタクシーしかない。タウンジーまでもニャウンシュエまでも1台25000チャット。4人集まれば1人6000チャット(498円)になる。外国人の場合は一人で乗せて25000取る傾向あり。


ヘーホー空港

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 ◆その他のタウンジーのホテル  ヤンゴンホテル  ニャウンシュエホテル



ヘーホー空港前タクシー乗り場。ヘーホー市内へはラインカーもあり。

カックー遺跡現地ツアー


タウンジーからはカックー遺跡現地ツアーはなく個人でタクシーチャーターで行く。タクシーチャーターは通常宿泊のホテルのフロントで頼む。2017年10月現在タウンジーから35000チャット(2905円)。ニャウンシュエから50000チャット(4150円)が相場。1台当たりの料金なので人数がいれば割った金額になる。ちなみにニャウンシュエからタウンジーまでは片道30.2km、ラインカーで所要1時間1000チャット(83円)で行ける。標高差タウンジー+500mで山肌ヘアピンをくねくね上るちょっとした山登り山岳ルート。



タウンジーのニャウンシュエ行ラインカー乗場


タウンジー標高1399mラインカー疾走中 ニャウンシュエ標高890m。シャモニー1035m、ツェルマット1608m、カトマンズ1400m、ナイロビ1795m。

ミャンマー カックー遺跡 日本から行くには

カックー遺跡
日本からエアアジアとミャンマー国内線フライトを使う場合、成田→バンコク→ヤンゴン→ヘーホー→タウンジー→カックー遺跡となる。

具体的にはヤンゴンまで自力で行ってそこから現地手配のミャンマー国内線空路でヘーホーに行く。ヤンゴンからタウンジーは625kmと遠いので時間がない場合は長距離バスや鉄道での陸路はストレスがかかる。バス10時間、空路なら45分。ヤンゴンのツアー会社での空路手配にミャンマー語は必要なく英語でできる。

ヘーホー空港からはタウンジーもニャウンシュエも同じくらいの距離でどちらにも乗り合いタクシーで1時間で行ける。カックー遺跡がメインなら最寄りのタウンジーへ。インレー湖やインテイン遺跡などもまわる場合はカックー遺跡からは遠くなるがニャウンシュエに拠点を取る。両都市間はラインカーでもタクシーでも1時間ほどで行き来できるので、タウンジー宿泊でカックー遺跡を、ニャウンシュエ宿泊でインテイン遺跡、サカ―遺跡を回ると効率はいい。



カックー遺跡 2016年の台風で仏塔の先の風鈴があちこち破壊された。


びー旅関連リンク
カックー遺跡訪問実録  インレー湖現地ツアー2016  ヤンゴン鉄道駅
ミャンマー基本情報  バガン  ダウェイ  ミェイ  ヤンゴン
プーナムロン・ティーキー国境   メーソット・ミャワディ国境
ラノーン・コートーン国境   バンコク・ヤンゴン陸路   カレン族


カックー遺跡 タウンジー発個人ツアー

ミャンマー カックー遺跡現地自力確保のタウンジー発で行けば小型ミニバン1人独占で使って丸1日ツアーで35000チャット(2905円)。1台当たりの料金なので「2人催行」と条件着ければ1人1452円。5人で行けば1人581円。

一方日本から予約する現地発カックー遺跡日帰り観光はHISで1人125US$(14500円)と高額。ニャウンシュエ発混載車。2名催行の1名料金。こういう場合同行者なしの一人参加の場合は250$になる。

個人でタウンジーまでたどり着ければカックー遺跡はHISツアーの10分の1以下で行ける。ミャンマーの現地物価は安いのだ。現地ツアー催行者との間に日本人が入ると高くなるというだけ。「予約」という行為は「間に日本人を入れる」という行為なので安くなることはない。

 


カックー遺跡行き方

カックー遺跡 ニャウンシュエとタウンジー

インテイン遺跡

タウンジーのホテル

タウンジー拠点で観光する場合、タウンジー宿泊必須で宿代は1泊1500円~。1泊3000円覚悟すれば予約なしで行ってもどこかの宿には潜り込める。そしてその宿のフロントで前日予約して翌日催行の流れになる。タウンジーでもニャウンシュエでも現地ツアー(タクシー1日チャーター)予約は英語でできる。

ニャウンシュエからタウンジーにはラインカーで所要1時間。1000チャット(83円)。タクシーでも行けるが外国人料金適用されかなり高くなる。

バリ島のベモはインドネシア語しゃべれなくても乗れるが、ミャンマーのラインカーは基本ミャンマー語しゃべれないとたぶん利用は難しい。このびー旅情報と若干のガッツがあればなんとかなるかもしれないが。



アウンミングラーバスターミナル ヤンゴン

カックー遺跡に個人で行く方法

タウンジー

タウンジーホテル


ミャンマー人の高原リゾートのタウンジーには外国人宿泊可能な格安ホテルが少ない。私の見つけられた最安宿は写真右のサウンチェリーゲストハウスで14.5US$。他はほぼ1泊20US$でこのランク以上のホテルならたくさんある。

ちなみに外国人宿泊ライセンスのない宿は3000チャット(2.2US$)からでこちらもたくさんある。私の見つけられた最安宿はヤダナーゲストハウス Yadanar Guest House 1泊3000チャット。看板に英語表示ないのでミャンマー語読めなければ見つけられない。


タイ、中国国境方向からのアクセス カックー遺跡行き方

マンダレーから

タウンジーにはマンダレー方向から空路でもバスでも列車でも行ける。ミャンマーの空路国内線はヤンゴンエアウェイズ他循環路線が山手線のように国内を1日かけて循環している。

またタイ北部のメーサイタチレク国境からや、中国モンラ国境からのタウンジーへのアクセスも可能。

その場合チェントン経由になるがタイや中国方向から陸路で来た場合、チェントンより先は、ヤンゴン方向にもマンダレー方向にも外国人は空路でしか行けないので注意。チェントン~ヘーホーのフライトは外国人料金片道100US$前後と高い。ヘーホーまで空路で行けばそこから先は陸路移動可能。


びー旅つぶやき

11:18 2017/10/08
安倍さんの消費税10%増税決定強行には無理がある。削るところ削らないで庶民に押し付けに見えるからだ。財源を大きく減らすことのできる「小さな政府構想」はどうなったのだろう。衆院定数たった10減で済ませたつもりなのか。10%増税凍結というと必ず出てくる「なら財源どうする?」の議論の前に不要な部分を減らす方が先ではないのか。

税金使い放題。視察という名の海外旅行も、国内交通費もただ、使途明白にするための領収書公開もできず。森友・加計が氷山の一角であることは誰も気づいている。消費税増税は税金使い放題の自分たちのバラ色環境に手を付けず、その分庶民に負担させるふうに見えてしまう。

グリーンピアの巨額損失の責任を誰も取らずに増税分は社会福祉といわれても説得力はない。グリーンピアの他、積立金の膨大な使い込み、着服、消失は6兆8000億円といわれる。今の国民年金納付率は実質40%らしい。その実情を知れば当然か。その穴埋めを10%増税でするというのが本当のところではないのか。

今必要なのは子育て支援じゃない。もっと前の段階だ。若者は幸せでないと子供は産まない。ブラック環境低賃金で働かされ、生活にいっぱいいっぱいで結婚、出産、子育てどころか恋愛さえまともにできない状況の若者が増えている。無気力になり働かない若者が増える一方で、過労で死ぬ、自殺に追い込まれるなんて異常だ。あげく既得権益者が「我々の快適な未来のためにお前らは奴隷を産め」のスタンスではどんな子育て支援しようが人口減は止まらない。安倍さんのとりまき経団連の言いなりに庶民いじめを続けると短期的に経済は上向いても長期的に日本自体が衰退する。人口減とはそういうことだと気づくべきではないか。


びー旅関連リンク



タウンジーからカックー遺跡は53.7km。


ニャウンシュエからタウンジー経由だと片道75.3km 。南回りの山道ルートはあまり一般的ではない。


びー旅ロード目次

186. エアアジアバリ島
187. インドネシアビザ
188. トラベルミニマリズム
189. バリ島ぼったくり回避
190. バリ島空港タクシー
191. バリ島空港バス
192. バリ島空港徒歩移動
193. タイビーチベスト10
194. サンボープレイクック
195. バリ島空港からウブド
196. スマホのない生活
197. インレー湖行き方
198. カックー遺跡行き方
199.エアアジアジャパン
200. 東京長距離バス
201. セントレア
202. エアアジアJ搭乗記
203. 新千歳空港
204. 千歳格安宿泊
205. 札幌弾丸旅行
206. 帰路便エアアジア
207. ロック島行き方

びー旅ロード2015
びー旅ロード2017



カックー遺跡外国人入場料1US$=1ユーロ?


ヘーホー空港からタウンジーまで30km、4人相乗りで6000チャット (498円)だった乗合いタクシー。1人独占で乗ると25000チャットになる。


ニャウンシュエのタウンジー行ラインカー乗場


タウンジーのホテル
サウンチェリーホテル
ダブル1泊1500円。このホテルはネット予約できず。


タウンジーの食堂で


インレー湖ホテル

サンダルウッドホテル
ニャウンシュエ
1泊1室1,691円~
予約はこちら



私のカックー遺跡訪問の時にタウンジーでチャーターした車。1人で使って1日チャーター35000チャット(2905円)だった。


カックー遺跡… 
ん?遺跡?



タウンジーの1泊250円の地元宿ヤダナーホテル。外国人宿泊ライセンスなく外国人は泊まれず。フロントで英語は通じない。


ヤンゴン格安ホテル

ロイヤルホワイトエレファント Royal White Elephant Hotel
1泊 4,200円~ 


M.G.M ホテル ヤンゴン
M.G.M Hotel 1泊 4,700円~




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