今日午前中にミャンマー入国する。タイの陸路入国期限15日の切れる1日前のタイ脱出になってしまった。今コートーンの宿でネットにつながった状態でページ制作。上半身裸で扇風機の風が心地よい。
きのうの事前チェックでの感じだと、昼過ぎに行くと日帰りビザラン組が大量に押し寄せてきて長蛇の列に並ばされると読み、朝8時に宿を出る。アジアホテルから徒歩3分の通りでソンテウを捕まえてボート乗場へ。タイ出国イミグレは港に行く前の道端にもあるようだが、港にもあるのでわざわざ途中下車する必要はない。
ソンテウを降りるとお約束の国境ハイエナ君たちが寄ってきたので走って港のイミグレに一直線。彼奴らにかかわるとボート代50Bが300Bになるし、2週間滞在のパーミッション代10$が30$になる。その上不快な思いもする。取り合うだけ時間の無駄だ。
ラノーン、パクナムのサパンプラ(Sapanpla)港のイミグレに着いたのは8時30分ちょうど。窓口は既に空いていてきのうあれだけの長蛇の列だったのに朝のせいか窓口はガラガラ。一人だけ待っただけですぐ私の番になる。出国手続きも1分ほどで終わる。並ぶことを覚悟してきたのでこれは助かった。昨日混んでいたのは月曜だったせいもあるかも。いずれにせよ出国手続きは午前中の早い時間のほうがよさそうだ。前日イミグレの状況をチェックしたのは正解だった。 そしてイミグレから徒歩30秒のボート乗場に向かい地元船をあたる。チケット売り場も何もなくボート乗場でうろうろしているぼったくりマンにひっかかると割り高外国人料金になってしまう。 |
英語をしゃべらなさそうなローカルボートの関係者っぽい人にコートーンに行きたい旨告げる。すると「今ボートが出るところなのであれに乗っていいけ」と、いったん出港しかけて私を拾うために戻ってきた地元ボート(写真上)に乗せられる。私以外皆ミャンマー人の完全ローカル船。乗員3人、客10人という感じ。朝この時間だとまだビザラン組が到着する前なのでボートの客引きも外国人仕様になっていなかったようだ。きのう片道100Bといわれたボート代だったがこのボートはコートーンまで50Bだった。
乗船時に料金を払おうとすると後でいいと受け取らない。てっきり降りるときにやっぱり200Bだとか始まるのかと思ったら100B札で払ったら律儀に50B返してくれた。そればかりかコートーン到着後、港の端にあるイミグレまで連れて行ってくれた。安く乗ったのに手間かけてしまって悪いので10Bチップであげた。船内ではタイ語も英語もほとんど通じなかった。多分100B以上払えば英語の通じる外国人用の船になる。
コートーンまではクラブリー川(Kraburi River)河口の三角江の汽水域になった海とも川ともとれる幅の広い川(実質海)を横断していく。サパンプラ港から対岸のコートーン港までの直線距離は約4.5km。2箇所のイミグレのチェック入れてロングテールボートでの所要は30分くらい。私のボートは国境の海を渡る手前でミャンマー人のお姉さんがひとり別のボートで追加でやってきて私らのボートに合流したのでその分時間がかかった。そのお姉さん待ちで15分ほど海上で待たされたのでトータル45分程だった。
順序だてて入国までを整理すると、まずボート乗船前にラノーンの港でタイ出国のスタンプをもらう。出港時に必要なものはパスポートと10US$。写真不要。パスポートのコピーは必要だが5Bで当日でもコピーできる。 出国スタンプをもらったらボートに乗船。そのボートに乗船すると同時にボートに同乗の船員(バスでいう車掌さん)にパスポートを渡す。タイ側とミャンマー側の2箇所のチェックポイント(写真上)はその同乗する船員が全員のパスポートを持って上陸して手続きをしてくれる。その際の窓口手数料などは一切不要。ボート代50Bのみでコートーンまで行ける。 |
ボート代の支払いは降りるときにバーツで払う。ボートを降りてコートーンの港の端(海を背にして左端)にあるミャンマー側のイミグレに行って2週間の入国許可証をパスポートと引き換えにもらう。この2週間の入国許可証が10US$。タイバーツで払うと 500B(約16.6$)とのこと。ここでパスポートのコピーが必要になるがイミグレ近くのコピーやで5Bでコピーできる。即座にUターンするのでなくコートーンに滞在する場合、パスポートは入国許可証と引き換えにイミグレに預けることになるが帰るときに入国許可証と交換で返してもらえる。ホテルのチェックインは入国許可証提示で可。
ここで知った意外な事実。なんとこのイミグレで外国人が30日の観光ビザを30US$で取得できるという。イミグレの係りのおじさんの話によるとビザ取得のためのパーミッションのようなものがいるようなことは言っていたが、そのビザがあればここから入国してヤンゴンにまでいけるとのこと。 ただ今日午後ツアー会社でヤンゴンまでのフライトチェックしたが片道で一番安いフライトで189US$だった。エアアジアでバンコクから行けば5,000円で行けるのに。もちろんコートーンからでも陸路で行けばそんなにかからないのだが。 KBZ銀行で確認したが今日の段階でまだコートーンにはATMは設置されいなかった。ただ導入は時間の問題なのだろうが。 |
コートーンの船着場のまん前に目立つハニーベアホテル( Honey Bear Hotel )がでんと構えているが1泊800Bと高い。周辺にもっと安い宿があるはずなので早速捜索。ところが徒歩で回ってみる範囲だと他に宿らしきものがない。港にバイタクがたくさんいるのでその中の一人に頼んで安宿に連れて行ってもらうことにする。ところがいかんせん私のミャンマー語で的確にこちらの意図が伝えられず、連れて行かれた丘の上のホテルは1泊700B。
もっと安い宿はないのか懸命にミャンマー語で伝えようとするがうまく伝わらす。当然だが地元バイタクに英語やタイ語は通じない。
3軒目につれてこられたのが今の宿のペンギンホテル。宿の看板がミャンマー語で外観ではホテルとわからない。1泊400Bの部屋は満室で最安で600B。しかも本当かどうか不明だがコートーンには私の回ったその3軒のホテルしかないという。ローカルオンリーの安宿は他にもあるが、今日チェックしたら外国人は泊められないと断られた。
1泊600Bはいたいがワイファイがあるというのでとりあえず1泊してみることにする。明日は400Bの部屋は空くらしい。
写真左がペンギンホテルの外観。まともなホテルだが最安400Bは少し高い。タイ側ラノーンでは200B~なのに。このホテルから港までは徒歩5分だが、坂を上ったわかりにくい場所にある。フロントで英語は通じる。港や市場が近いので便利。場所がわからない場合港にたくさんいるバイタクに20B払えば連れて行ってもらえる。
バイタクは港を離れると見つけにくく、港のバイタクも外国人には吹っかけてくる。歩いて往復できるような距離でも100Bといってくるので私はもっぱら徒歩で移動。町自体が小さいので徒歩で回れる。コートーンではホテルの支払いも食堂でもバーツで済む。私は3ヶ月前のヤンゴン訪問の時にあまったミャンマーチャットで過ごしている。町のレートだと10B=250ks。
xx THB
(1B = 3円で計算) xx 円
ミャンマーの2週間入国許可証の表面、裏に写真入の詳細記述(写真右端)がある。
滞在期限は2週間で10US$。このパーミッションでヤンゴンまでは行けない。
現在宿泊中のペンギンホテル。ホテルかどうかもわからん。せめてアルファベットで表示してくれ。
1泊600B。この旅最高値の宿。何でミャンマーで?ただ無料ワイファイがあって、部屋から出ずにワイファイにつながる。
ペンギンホテル連絡先。
ノボテル スワンナブーム エアポート バンコク空港敷地内ホテル 1室1泊10,533円~ 空港から地下通路で徒歩約5分。バンコク乗継泊に便利。 |
ルメリディアン バンコク 1室1泊料金9,679円 パッポン・タニヤ徒歩圏内。バンコク観光拠点にシーロム格安ホテル。 |
このホテル、タネンターイー イン(TANENTHAYI AVENUE INN)は港から徒歩5分の安宿だがローカルオンリーで外国人宿泊不可と断られた。