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ランタ島旅行記 ランタ島からピピ島へ

ランタ島格安バンガロー宿泊実録 ピピ島最新情報
2008年2月20日(水)PM18:36            前のページに戻る

            ロングテールボートとロングビーチバンガロー(中央後)


ランタ島とクラビの位置関係 サラダンは船着場
今ランタ島のロングビーチにあるバンブーハットという竹でできたバンガローに宿泊中。1泊400B(1320円)。昨日までなかった扇風機の風がありがたい。今日は丸1日ド快晴。雲ひとつないまさに乾季という天気。そんな中丸一日バイクで島内ツーリング。Tシャツにサンダルのノーヘルで真夏の乾いた風を受けて海までツーリング?あれ?びー旅ドットコムなのに展開がおかしいぞ。

この1日半にいろいろあってそういう展開になってしまった。今遠くからアザーンが聞こえる。ヨルダン以来?この辺はイスラム教徒が多く、バイクでダースベーダースタイルのおばちゃんがぶっ飛ばしている。豚肉野菜炒め定食も禁句だ。左手の使い方にも気を使う。向こうはそれほど気にしてはいないのかもしれないけれど。

昨日クラビのトンサイからボートが出たのは9時50分集合といっておいて10時半くらいか。トンサイからライレイへ。ライレイでもさらに30分ほど待たされる。とはいってもあそこでなら日焼けしながらなので待っているという感じはなかったが。ライレイからオアナンへ行くのかと思ったら、ライレイから乗る客とあわせて20人以上の定員オーバー状態のロングテールで沖の大型船に船から船への乗り換え。アオナン発のランタ行大型船で既に船内満員状態の中にさらに20人乗り込むという良くあるパターン。

クルージングは雲若干多めの晴れの中デッキで風を受けての快適な1時間半。この旅初めての船旅。船内はいつもどおり95%欧米人。

船はジュム島を左に受け流し、ランタヤイ島の北の端にあるサラダンビレッジに着く。ランタ島はランタヤイとランタノイの二つの島に分かれていて、観光地になっているきれいなビーチがあるのはランタヤイの東側。船着場にはホテルの看板抱えたお迎えが多数いて、宿の予約なしで行っても、予算と相談してその中から選べば宿まで連れて行ってくれる。私も適当に当たったら400Bのバンガローに100Bで連れて行ってやるというサイドカータイプのトゥクトゥク?バイタク?がいた。写真を見せてもらったがわりとまともな感じだった。

サムイのようにラマイまで延々車で行かねば安宿がないというような雰囲気ではなかったので、サラダンビレッジ周辺を徒歩で宿を探し。途中銀行があったので1万円両替する。2949B。あれ?少しの間にバーツ高が進んだのか?それともランタ特製レート?それでもクラビのトンサイの2700B代よりはずっとまし。船に乗っているときの手持ちのバーツは220Bだった。

近くの旅行代理店で地図をもらい徒歩圏内にマヌーンリゾートという安宿があるということで行ってみるが結構な距離を歩く。結局満室で入れず。船着場から一番近いクロンダオビーチは高級ホテルばかりしかない。海のテンションもさほどきれいというわけでなくある意味想像どおり。行けども行けども安宿っぽいバンガローはなく、延々と歩き続ける羽目に。ランタヤイ島は縦20km以上あり徒歩で回れる距離ではない。マルガリータ島以来のピンチ。

で、目に付いたのが旅行会社のレンタルバイク。ホンダのクリックという原付1日280B。こないだサムイでは1日150~200Bって言ってなかったっけ?高いと思うもしかたがない。借りる時に安宿の場所を旅行代理店の兄ちゃんに聞いておいた。これが正解。その後数件高かったり満室だったり空振りするも、バイクならへでもない。すぐに次へ行ける。そうして見つけたのが今のこのバンブーハット1泊400B。最初から場所がわかっていれば、船着場から歩けない距離ではないが歩けば1時間ちょっとはかかりそう。シャワートイレ付でコンセントもあり24時間通電しているので気兼ねなくパソコンいじりができる。何より扇風機の風がありがたい。バイクで5分ほどの所に24時間のコンビニもある。ランタはクラビのライレイ地区やピピ島よりは文明的に便利な場所のようだ。

プーケット・ピピ島格安ホテル情報へ

マレー鉄道情報



このレンタルバイク利用の選択が今日1日ツーリングの日に変えてしまった。24時間で借りているので今日の3時まで島内をとばしまくった。初夏の乾燥した風にノーヘルで当たりながら海までのツーリングは予想していなかっただけに三重丸。ピピやクラビのライレイ地区なら徒歩で何とかなるが、縦20km以上もある島での移動は徒歩は無理。バイクがちょうどいい。

ランタ島は船着場から南下すればするほど人が少なくなりビーチのテンションは上がる。クローンニンビーチまでくらい行けばかなり海はきれい。人のいないプーケットという感じか。朝などはビーチの左右500m先まで人がいないような状態。クローンダオではぬめっとした感じのビーチがここまで来ると完全な白砂のビーチになる。そこまでのソンテウはあるようだが本数が少ない。で、サイドカータクシーになるわけだが、それに数回ぼられて乗るくらいならバイクレンタルした方が効率はいいかもしれない。タイでは実質運転ができれば免許はいらない。ノーヘルも厳密にはだめらしいが、今日警察署の前を警官と目を合わせないように通ったがお咎めはなかった。地元の人や欧米人観光客の9割はノーヘル。たまに観光客への嫌がらせのように取締りがあって罰金200B取られるそうだ。よい子はかぶってね。

さらに南下してクローンジャークビーチまで行けば1泊300Bバンガローもあった。欧米人に人気のようで私が行った時は満室だった。300Bバンガローは他にもあちこちにあるようだ。余談だがクローンニンビーチは「苦労人ビーチ」と日本語で言っても通じた。

ヌイベイやクローンジャークまで南下すれば高台から見下ろす海はかなりきれい。ヌイを過ぎるとアスファルトロードじゃなくなり急な坂のオフロードコースとなる。乾季にレンタルバイクで行く場合パウダー状の土煙がすごいので覚悟していった方がいい。雨季はドロドロでもっと厳しそう。クローンジャークへはロングテールボートでも行ける。


2008年2月21日(木)AM08   前のページ    次のページ
今ランタからピピ行へのボートに乗っている。空には雲が全くない快晴。8時発なのに客待ちなのか無駄に30分港に停泊。船は8年前のプーケット~ピピ間のオンボロボートみたい。中古で使っているのか?外で日焼けしながらと思ったが全員船内に押し込められる.。転落事故でもあったのかな。

今朝、早起きして今にも枯れそうなバナナの苗に水をやっているとコーヒーくれるというので宿のレストランスペースに行く。時間は30分しかないのだが、朝飯買ってきてくれるという。60B渡したら律儀に15Bおつりをくれた。コーヒーだけ飲んでピックアップの車が来たので早々乗り込む。あれ?コーヒーはただか?さっき港に停泊中、宿の姉さんがわざわざバイクで買ってきてくれた鶏肉野菜炒め弁当食う。チャラチャラ音がすると思ったら、スプーンがなかったので宿のスチールのスプーンとフォークを入れておいてくれたようだ。スプーンならプラスチックの奴がカバンの中に常備してあるのに。野菜炒め弁当うまかったぜ。バンブーハットはそういう宿なのでランタに行ったら泊まってね。



2006年2月のピピ島
ピピまでは前日手配で350B。どこで買っても同料金のようだ。宿から港までのピックアップ込みの値段。結局ランタには2泊。宿を調べてツーリングして終わった感じ。完全な欧米人エリアでクラビやピピにちらほらいる日本人は皆無だった。ランタヤイの南部の海は確かにきれいなのだが、ピピやクラビのようにガツンと一発といった目玉がない感じ。でも夏の湘南状態のパトンのホテルに2000B出すなら、ガラガラのランタのクローンニンビーチに1000Bで泊まった方がずっといいかなという感じは受けた。短い滞在だったがまた来るさ。デジカメ健在な状態で画像撮りなおしに。

PM7:10 現在ピピ島ロングビーチバンガローの丘の上の小屋。思いもかけない意外な展開にラッキーといっていいのかどうか。どちらにせよ貴重な体験。ランタの宿を出る時、お弁当買ってきてくれた宿のお姉さんが、「昨日ピピ島では津波があったらしいわよ」と言う。てっきり「もう1泊していきなさい」のきつめのシャレの営業トークだと思っていた。ピピで津波でランタで何もないわけないじゃん。ところがピピの船着場についてからやはりどうも様子が変。津波に打撃受けたという雰囲気は全くなく、いつもののどかな感じなのだがなんとなく雰囲気が変なのだ。

もうひとつ変に感じたのが潮位。今までにないくらいに異様に潮位が上がっていて、いつもある砂浜部分がほとんどない。いつもの船着場も工事をやっていて普通の工事なのか、津波被害の復旧なのか微妙な雰囲気。

ただその段階では「津波なんて冗談に決まってんじゃん」程度に思っていた。普通にいつものように岩場をロングビーチまで歩いていってバンガローを確保。300Bのバンガローが500Bに。500Bのほうが700Bに値上げしていた。またこのパターンかよ。津波よりこっちの方が深刻だ。ただロングビーチも心なしか観光客が少ない感じ。

海は潮位が上がっているだけで別段荒れている様子はない。チェックイン後普通にいつもの沖の岩場まで泳いで行ってそこで一人日焼けをしていた。気になったことといえば透明度。もともとピピは透明度は高い方なんだが、今日はいつもよりずっときれいに感じた。シパダン島クラスと言うか、九寨溝の水の中で泳いでいるかのような感じ。今思えば深海からの海水が流れ込んでいるからだったのかな。沖の岩場も潮位が上がっているせいでいつもの1/5程の大きさになっていた。津波で潮位が上がった状態の海で泳いでいたってこと?ただツアーのシュノーケリングの連中もいつも以上にたくさん普通に泳いでいたし、危機感は全くなし。

その後宿のレストランで飯食って、フロント前のお姉さんにツアーの話聞くついでに、冗談交じりで昨日のビッグウェイブについても聞いてみた。そしたらスマトラとか言うせりふが出てきてマジなんだとやっと実感。その後潮位が下がり始め6時間ほどで3m位は下がったか。

通常このくらい引く。今日はさらに数百m沖まで引いていた。3時間前までは岩場部分はすべて海底だった。

遠浅なので沖のほうの見えないくらいの場所に人が立っている状態。ピピのロングビーチは乾季に波はなく湖状態のはずなのに、夕方以降潮位が下がってからはワイキキ沖に立つ波のような力のない不気味な波が数時間たっていた。そういえば昨日もランタ島でクローンジャークビーチで思いもかけない波が来て戯れていたことを思い出す。確かに言われてみれば不自然な波だった気もする。

異様なほどあった潮位が3時間ほどでみるみる沖数百mまで引いていくのをみて、ああ、こりゃ本物だとさらに実感。先日TVで津波の前は異様に潮が引くといっていたんで、第2弾が来るのかと構える。津波君は時速100km以上の速さと記憶している。かけっこしたら負けるので早めの対策を念頭におく。水平線の彼方に波が見えたら山に駆け上がる準備していたが、一向に来る気配なし。今日寝てる間にやってきたら明日以降のウェブアップできなくなりそうななので今夜中にしておこう。1分間4B。高い。

そういう状況でもトンサイ地区までその引いた沖の浅瀬を渡ってお買い物。競泳用のゴーグル持って来るの忘れたので買う。ないと泳いでいて目が痛い。180B。ゴーグルなしで泳いで目がまっかっかになってかっこ悪いのでサングラス50Bで購入。そろそろ鼻緒が千切れそうなサンダルの替えとしてサンダル120Bも。何も物価の高いピピ島で買わなくてもと思ったが、やむを得ず。何でもいいが何でこういう時にデジカメぶっ壊れてんだ。


津波の兆候ではなくピピの一般的な塩の満ち引き。 干潮時には船は取り残され、トンサイベイでは沖のほうまで歩いていける。

2008年2月22日(金)AM09:55    前ページ   次ページ
ロングビーチバンガローのベランダでパソコンいじり。宿が値上げしたり、200Bレストランクーポン出したりするから本編のピピ島情報も更新せんといかん。まあ値上げといってもクーポンのことを含めると、付属レストラン利用すれば実質300Bで泊まっているようなもんだからこの値上げも許容範囲か。レストランの料金がボリボリなのが気になるところではあるが。今日の海はいつもよりちょっと引き気味の穏やかな海。朝から雲ひとつない快晴。


この画像は2007年の1月の画像 現在デジカメ故障中
昨日の日焼けで真っ黒な国籍不明人なってしまった。ロングビーチは泳いで500mくらい沖に行けばツアーでよるようなシュノーケリングスポットになっているので無料で毎日熱帯魚と戯れることができる。昨日ゴーグル買ったので今日は泳ぐ体勢万全。

ランタから来て思うにやはりこのエリアではクラビ、ランタ含めてピピ島が最も海はきれいだと実感した。何回来てもその海の色に圧倒される。おとといの津波情報本当なんだろうな。これだけのどかだと逆にホテルの従業員の津波の話真に受けて日記書いている自分に不安を感じる。ネットが1分4B、30分で120B(400円弱)と言う値段なのでネット接続はしてもウェブのアップだけで終了。昨日の夜は2,5分で10Bだった。そんなたいした日記でもないので間違っていれば後で訂正、削除すりゃあいいか.。

明日当たりツアーに出る予定。昨日トンサイエリアの銀行で1万円両替、2958B。

PM10:18 レストランスペースでパイナップルとココナッツのミックスシェイクでも飲みながらパソコンいじろうと思って行くがシェイク飲んですぐ退散。15分くらいなのにもう2箇所も蚊にさされた。そのままいれば蚊に刺されまくりそうなので部屋でいじることにする。部屋にいる限り金鳥リキッドのおかげでさされることはない。でもシェイクとミネラルウォーター頼んで90B?高けえよ。クーポンが無駄になりそうなので使っただけなので別にいいんだけど。今日は夕方トンサイまで行ってローストチキン定食食ったので腹いっぱいで食いもんにクーポン使えず。でかいローストチキン50B、ライス20B。トンサイの地元エリアっぽい所で食ってもピピはやっぱり高い。

今日午前中にネットで数日前の津波の件について調べ、やっとどういうことかわかった。スマトラで地震があったのは事実らしいが、その関係で津波注意報みたいなのが一時的に出ていただけのようだ。実際津波は観測されなかったとのこと。結局ランタのバンブーハットのお姉さんの「ピピなんかに行かずにここにもう一泊していきなさいよ」の営業トークだったみたい。

今日の潮位も昨日と同じように満潮時と干潮時の水位の差が2m以上あるような感じで、トンサイでは沖のほうまで歩いていける状態だった。津波のせいじゃなかったみたい。昨日買ったゴーグルつけて海に潜ってみると、岸からみた感じとはきれいさが大分違っていた。クラビやランタにに比べれば透明度は確かに高いが、そんなに飛びぬけてと言うほどでもなかった。透明度はシパダン島の半分位。

今までそんなにいなかったガンガゼタイプのウニが以前より増えていたのが気になった。奴らは海の汚さの象徴のようなイメージがあって、パタヤのラン島の汚い船着場の海底のコンクリートにはこのタイプのウニがものすごい数びっしりいた。毎年観光客はどんどん増えているし、ピピがパタヤ化する日が来るのか?

ロングビーチへ向かう道も年々変わっていく。この先はオフロードだけど。

明日ロングテールボート1日ツアー450Bで予約した。ロングビーチで予約はできないのでトンサイエリアのいつもの「ピピファーザーズツアー」へ行く。9時発と11時発の2パターンに分かれているそうだ。今までは9時だけだったのに。それだけ繁盛しているってことか。


ロングビーチ沖 この岩場は船で近づけないので
泳いでいくと独占できる。岩場の向こうが鮫の出るポイント
ロングビーチバンガローのフロントでで申し込むビッグボートツアーも健在でこちらも価格はそのまま650B。でもビッグボートだとピレの湾に入れなかったり、バンブー島上陸できなかったりするじゃん。

ここからクラビまではボートで300B、プーケットは350B。ただプーケット便は午後便は300Bと言うボートもあるようだ。クラビからバンコクまではバスで500B。ピピのツアー会社で手配するとバンコクまで800Bと言うことだ。帰りはクラビ経由で自力で行った方が安くすみそうだが、プーケットの最新情報も仕入れていきたいし。

トンサイエリアの地元系の果物屋でマンゴー1kg50B、みかん1kg30B。マンゴー1個買う。20B。同じマンゴーを観光客エリアでむいてもらうと70B。(1B≒3.3円)

今日は午前中は水泳用のゴーグルだけで沖のシュノーケリングスポットめぐりをしてへとへと。その後お昼寝、体力回復を待ってトンサイエリアにツアーの予約と飯を食いに片道30分のトレッキング。クラビのライレイ周辺の山道よりはましだが疲れているとやっぱきつい。旅前に出ていた腹がだいぶへっこんできた。この宿の100Bクーポンで食う飯は、まずくはないが毎回だと飽きる。肉野菜炒め定食食って145Bってのも納得できないし。飲み物とライス頼めばどう頼んでも100B以上にはなってしまう。クーポンなければまず行かない。




2008年2月23日(土)PM20:07     前のページ    次のページ
今、ロングビーチバンガローの500Bバンガローで扇風機にあたりながら書いている。ロングテールボートでの1日ツアーでへとへと。ツアー参加者はは9人。私以外はすべて欧米人はいつものパターン。ガイドはおらず、ドライバー1人のみのツアー。マヤベイなどにはほとんどの観光客がスピードボートで来ていてロングテールボートは少数派になりつつある。


ロングテールボートツアー ピレ
今この日記かいていたら「ワイヤレスネットワークに接続」の表示。無線LANの電波を捕まえてネット接続できた。微弱電波で3分ほどで切れてしまったが、ピピ島の安バンガローで無料無線LANの電波が捕まるってすごい。フロントに行くと1分4B、1時間240B。カオサンでは1時間30Bなのに。トンサイエリアに行けば1分2B。でもパソコン持ってそこまで行く元気なし。

運動不足のせいで潜っても息が続かない。5mくらいだと浮かび上がるまでに息が待たなくなりそうであせった。ピピの海は相変わらずきれいなのだが、年々浮遊物が増えて透明度が落ちていく感じがするのは私だけ?スズメダイが完全に餌付けされきっていてバンブー島の水深30cmの所でもパンを持って水に入るとものすごい数がわいて出る。パンを持っていれば手づかみでスズメダイを捕獲できる。

ツアー終了は午後4時前。ヘロヘロでトンサイボート乗り場からロングビーチまで歩くのがきつかった。帰ってから200B分のクーポン余っているのでロングビーチバンガローの付属のレストランで贅沢することにする。フライドチキンとあったので注文する。150B。てっきりケンタッキースタイルのフライドチキンが出てくるのかと思ったら、出てきたのは日本の定食屋のチキンカツ。これは思いもかけない幸運。味もそのまま日本のチキンカツ。とんかつソースがないのが寂しいが、ケチャップとマヨネーズがあったので普通にチキンカツおいしくいただいてしまった。

外国での長期放浪の際に日本食はとてもありがたい。タイは飯はまずいほうではないが、タイの地元定食が1週間も続くとつい日本食が食いたくなってしまう。だが海外で日本料理屋はとても高いのでそこに入ってまで食べるということもあまりない。バンコクの日本料理屋でとんかつやチキンカツ頼めば100B以上は確実にする。なのでリゾートボリ価格でもチキンカツ登場はかなり嬉しい誤算。最近気づいたんだが、ここのレストランでも1食200B(約600円ちょっと)出せば飲み物込みでかなり快適に食事ができる。カオサン生活の後だと200Bの食事は高く感じてしまうが、夕暮れに染まって暗くなっていく、ピピ島の絶壁を見ながらの食事にこの値段は仕方ないかもしれない。ある意味びー旅ドットコム敗北宣言。徹底した節約旅行と言うわけではなく納得できれば高くてもその料金は払う。ライスおかわりしてしまった。コーラとミネラルウォーターつけて225B(742円)。日本円にすれば笑ってしまう金額だがタイの庶民物価からみるととんでもない贅沢。私にとってもこの旅最高額の夕食。ここのレストランの鶏肉野菜炒め定食100Bもうまい。敗北してもなぜかやじゃない。とても満足な夕食でした。最初から宿泊1泊3000B、食事1回300Bと言うタイプの旅だとこういう満足は得られない。

しかし去年はロングビーチからピピレ島カヤックで1周したが、改めて実際行ってみてよくあの距離をカヤックで行ったなと感心する。ある意味クレージーだ。

去年のピピレ島1周カヤックの旅


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