2008年タイ放浪 旅ログ4 格安海外旅行術 びー旅ドットコム
本文へジャンプ b-tabi.com 
             
 

クラビ ライレイでバンガロー生活 タイ2008旅ログ4

クラビ ライレイビーチ格安情報
2008年2月14日(木)PM18:06              前ページに戻る      次ページへ

ライレイウェストこの山の向こうがプラナン。2000年撮影
1泊450Bのバンガローで快適生活2日目。今日は付近を歩き回る。ライレイ周辺には半島の西と東に湾が広がっていて、きれいなビーチは西側のみ。東側(クラビタウン方向)のライレイイーストは小石の転がるマングローブ泥ビーチで寝そべる観光客はほとんどいない。西のライレイウェストを中心にその半島先端側にライレイプラナンと付け根側にトンサイビーチがある。

山のない部分の半島の両サイドにあるライレイウェストとライレイイーストは徒歩で3~5分ほどで行き来できるが、その他のビーチは写真のような絶壁の山が隔てているので行き来が面倒。特にトンサイビーチにライレイエリアから行くのには山登り?みたいな坂が待ち受けている。今日はその辺を歩き回ったので結構へとへとになる。距離はそんなにないのできついのは一瞬だけなのだが、キャスター付のバッグ持参での移動は不可能。

ライレイイーストからトンサイビーチへはこのライレイカバナのフロント手前の人一人しか通れない小道から、両手両足を使ってしか登れないような坂道をジャングルトレッキング。なんかこの道通っていて「あれ?結局今回もこのパターン?」と1人笑ってしまった。トロトロ行けば30分はかかるかも。トンサイベイはライレイエリアより安いバンガローがあり、1泊200Bから。ビーチ際ほど高く、山側に行けばシングル700→400→200と安くなる。ただし400Bと200Bのバンガローは満室で空きはないといわれた。昼の12時頃だったので午前中に行けば確保できたかもしれない。いずれにせよ価格的に鼻のきく欧米人パッカーに人気のバンガローのようだ。やっぱあんじゃんクラビにも200Bのバンガロー。

トンサイビーチからライレイウェストは海が引いていればビーチ沿いに行ける。今日は満ちていたので岩よじ登りコースで行ってみる。アスレチック好きな人には楽しめそうなコース。10分もあればライレイウェストに行ける。サンダルで行ったのでちょっと危険を感じた。足滑らせると間違いなく血まみれ病院行きのスリリングなコース。写真の山を見れば想像できるかとは思う。

ライレイイーストからライレイプラナンには徒歩で簡単に行けるがセレブホテルが通行エリアの大部分を占拠しているので道は狭い。この宿からは徒歩15分くらい。ここだけはまだ今回チェックしていないので後でチェックしておこうっと。ライレイウェストからライレイプラナンには写真の岩山が立ちはだかっているので行くことは無理。どちらにせよこれらのルート間はボートで行けば簡単に行ける。

暗くなったのでベランダに出て目の前に直立する岩山を見ながら、風に吹かれてパソコンいじり。夕方なのでシマカのお食事タイムなのがうっとおしい。既に左手親指の付け根にぷっくり指されたあとがある。


また今日は午前中にツアーの申し込みもする。クラビ発のアイランドホッピングツアーにはまだ参加したことがない。そういうものがあることも今日初めて知った。4 Islandsというツアーでクラビ近郊のTup, Poda, Chicken, Phranangを回る。あれ?プラナンはここから歩いていけるぞ?もともとオアナン発のツアーだからしょうがないか。ライレイ自体がツアーでよるようなハイテンションスポットなのだ。9時から2時までで450B、昼食付ロングテールボートツアー。最初500Bと言っていたが「ピピのツアーは350Bだぞ」と言ったらあっけなく450に。頑張ればもっとさがりそうだったが態度がよかったのでそれで手を打つ。

ついでにランタ島行のボート情報もチェックする。クラビからランタ島までは1時間ちょっとで、ライレイからだと390B、オアナン発のオアナントラベルとクラビタウン発のピピファミリーがあるそうだが、クラビタウンまで行くのに100B、オアナンまで80Bかかることを思えば無理に個人で行くよりここからのボート代込で頼んだ方がいいかも。船着場へのバイタク代とかもかかるしね。ピピ島は同じくここから360B。

またここからランタ島に行って、そこからボートのみでマレーシアのランカウイまでも行けるそうだ。ライレイビーチからの値段で1900B。ランタ~ハッヤオ~ランカウイと途中入国審査でよる島も入れてランタから6時間とのこと。1900じゃ高いかな。時間はかかるが安く行くならクラビタウンに戻って陸路でマレーシア入り、マレーシア側からボートで行った方がいいか。

ここでのネット接続は結構離れた高めホテルまで行かねばならず面倒。30分80B。地元飯も40B~60B。覚悟はしていたのだからしょうがないとあきらめる。

ライレイイーストのマングローブ泥ビーチ 2000年撮影


バンコクホテル格安情報

マレー鉄道情報


ホーム   バンコク基本情報   バンコク格安航空券   カオサン  ソイカセムサン  チャイナタウン  市バス・BTS・地下鉄
バンコク空港情報  バンコクホテル情報   タイ・カンボジア航空券   旅ログ目次   サイトマップ
アンコールワット   ピピ島   サムイ島   パタヤ   ラオスデット島   ランタ島   タイ夜行列車の旅

2008年2月15日(金)AM7:46 

ライレイウェスト、山向こうがトンサイベイ
カオサンでは朝から暑かったのに、クラビのライレイでは朝は天然クーラーが効いている感じで涼しくカラッと爽やか。昼は真夏の暑さだけど。夜7時頃からバーの音楽がうるさい、11時には止むのでカオサンの某宿のように朝の3時までガンガンで眠れないと言うことはない。今朝も爽やかな目覚め。今日はこれから9時半ピックアップで4島ツアー。このバンガロー付近は風が強い。連日山登りと水泳で日本での運動不足が若干解消された。鶏が放し飼いにされていてバンガローの真下の落ち葉の上をガサガサ動き回りうるさい。ひよこでなく、小さい鶏なのに鳴き声はピヨピヨの子供8匹ほど連れているのはお母さん?

昨日の晩は小さいカツオ1匹丸々食った。漁師がその日獲ってきたのをビーチでバーベキュー。カツオといっても赤ちゃんで40cmくらい。1匹160Bだがバーベキューは1匹単位なので1番小さいの頼んでもそうなる。ライスとあわせて180B。この旅最も贅沢をしてしまった。地元のたれも悪くはないが醤油がほしかったな。

午後6時41分:今日はこの時間からバーの音楽がうるさいのでイヤホンでPCに入っている中島美嘉聞きながら夕暮れのベランダでキーボードたたく。既に3箇所ほど蚊にささている。今日また急展開。朝からツアーのピックアップを指定のホテルの前で待つ。ところが待てど待てどピックアップの人間が来ない。サンドシーの前でと言うことなのでそのホテルの前の砂浜で1時間半くらい待ったのだがピックアップは来ない。ビーチで待たずにホテルの看板の真下で待てばよかったのかもしれない。

あんまり来ないのでサンドシーのツアーデスクの兄ちゃんが私のツアー会社に電話してくれた。するともうツアーの船は出ているとのこと。行き違いでツアーにおいてけぼりくってしまったのだ。まあこんな時は下手にじたばたしてもしょうがないのでおいしいネタ発生と切りかえる。早速ツアー会社に行って交渉。ちゃんと時間前から待っていてこちらに何の落ち度がないことを説明して明日に再度行けるように調整してもらう。この辺うまく立ち回らないと向こうもヒートアップするので注意がいる。対処間違えると「こんな酷い旅行会社があります。法的手段も考えています。皆さん気をつけましょう」的に掲示板に泣き言書く展開になってしまう。取り戻せる金額が少なすぎて法的手段取れないから掲示板に泣きつくんだろうけど。逆にけなされるだけなのが悲しい。

とりあえず明日追加料金なしでもう一度ツアーいけることになったので、その後飯食ってライレイプラナンに行く。奇しくもこのプラナンビーチはツアーで行く4つのビーチのひとつ。宿からは歩いて行ける。ライレイ地区ではやはり一番きれいなビーチか。8年前と同じように「貧乏旅行者は来るな」的なセレブホテルの配置的な邪魔はあっても行き方知っていれば特に問題はない。行って驚いたのは人の数。8年前ガラガラだったビーチが欧米人観光客で埋め尽くされていた。バックパッカーと言うより一般旅行者のようだった。なぜかロシア人が多いみたい。混雑する九寨溝の画像みたいで逆に面白いので写真撮りたかった。ただ海のきれいさはピピの方がきれいかな。間近に見れる独特の奇岩風景はクラビの方が迫力はあるけどね。2時頃までビーチで日焼けしていたので今日1日で大分黒くなってしまった。

3時頃から山を越えてトンサイベイに200Bの宿チェックに行ったら明日部屋が空くってんで、もし早起きできれば行ってみるかも。ここも別に居心地はさほど悪くないので寝坊したらもう一泊するか。トンサイの200Bバンガローの名前は「テウカオバンガロー Thewkhao Bungalow」。トンサイでマンゴー食ったら1個40Bだった。チャイナタウンの4倍だがうまかったからいいか。南米にしかいないようなファンキーなデザインのサルがいた。この辺にはイグアナもいる。

ライレイイーストからトンサイへの道は大体こんな感じ 写真は2007年ピピドン島のロングビーチ周辺の道


ライレイウェスト 沖に見えるのが4島ツアーで行くチキンアイランド

2008年2月16日(土)PM21:32 
今朝トンサイのテウカオという200Bのバンガローに移る。昨日までの夜バーからの音楽ガンガンというのがなくなってとても静か。風で木の葉のすれる音と虫の声しか聞こえない。蚊が多いのが難。また電気は来ているのだが裸電球1個のみ。通電時間は午後6時以降。昼間は発電機は回っていない。部屋にはコンセントがないのでパソコンはバッテリーで使用中。今蚊帳の中で打っている。外はそよ風が涼しいが蚊帳から出ると蚊にくわれる。ここ数日くわれまくっているので、暑いの我慢して蚊帳の中を選択。扇風機あればなとも思うが、なければないで何とかなる程度に夜はそこそこ涼しい。

今日4アイランズツアーに行く。朝9時半から午後3時までの昼食付。今日は無事ピックアップされる。思ってた以上に楽しかった。こんなツアーがこんな所にあったんだと言う感じだった。デジカメぶっ壊れたままなのでツアー中の画像は1枚もなし。今は一日中泳ぎまくって強烈な紫外線に当たったのでもうヘロヘロ。

ピピ島の300Bバンガロー テウカオはバナナの葉と竹で作ったプリミティブ仕様で倍の広さ1泊200B

よくこんな日記書いてるなと自分でも感心する。詳細は明日書く。今は全身低温火傷状態でとてもその元気ない。居心地いいのでここに少しいようかなとも思っている。昨日からウェブのアップができないでいる。トンサイエリアにノートパソコン接続出来るネット屋確認できていない。パソコン抱えて往復1時間山登りしてまでライレイエリアに行く気はとてもせん。30分80Bも高いので3日分くらいまとめて送った方が効率もいい。今日も40Bのぼったくり料金のマンゴーうまかった。疲れたのでもう寝る。

2008年2月17日(日)AM9:47

ロングテールボートとはこういう木造船のこと
テウカオバンガロー(1泊200B)の山の一番上の25番小屋のベランダでパソコンいじり。電源ないのでバッテリー残量と相談しながら。充電はフロントまで行けば夜の6時から11時まで限定で出来る。理由は宿の発電機がその時間しか動いてないから。今日は朝から雲ひとつない快晴。山の上なので風が強い。常に吹いているわけでなく気が向いた時に気まぐれに吹く。居心地がいいので後2泊することにしてしまった。やはり夕方から夜にかけてのバーの音楽がないのがいい。トイレ行くにも急斜面の坂上り下りするので運動にもなる。

昨日は朝7時頃お目覚め。早起きしたらツアー行く前に宿を変えようと思っていたので早速山を越えて向かう。荷物を背負って急な坂を上るのはやはりきつい。起きたばかりでもう大汗。ツアーのピックアップは9時15分~40分にライレイウェストのサンドシーホテル前ピックアップ。それまでにチェックイン済ませ、またトンサイからライレイに山を越えて行かねばならぬ。8時前にフロントに行くがまだ先客が出ていない様子で部屋には入れないという。しょうがないのでシャワー室で海パンに着替え、フロント前のレストランでトースト朝食セットコーヒー付で頼んだら80Bだった。宿1泊200Bなのに?

で、荷物はフロントに預けてツアーに向かう。水と日焼け止めとポケット中には500Bほどの現金のみ。パスポートも全財産もパソコンもその預ける荷物の中に当然入っている。

預けるといってもレストラン部分のいすの横に置いているだけ。こういう時の判断はその時の空気か。宿の雰囲気とフロントのおばあさん達の態度。宿の客の雰囲気。自己責任での判断なのでよい子は決して真似してはいけない。私自身もバンコクやプーケットの中級ホテルでこういうことはしない。この宿はイスラム系の人達(おばあさんが多い)のやっている宿のようで、来たものすべてがチェックインできるというわけではないようだ。部屋が空いていても満室と断っている場合もあるみたい。レストランでは禁酒、タバコはOK。両方やらないので私には関係ない。

トンサイからライレイイーストまでは15分くらい。潮が満ちている場合はビーチ沿いの道は海の中。そういう時は息を切らしての山登りが必要。前日ピックアップされそこなっているので、今日遅刻しては偉いこっちゃと朝食悠々と食ってた割にはあわてて大汗かいてサンドシー前まで行く。で昨日は問題なく見つけてもらえて快適ツアー開始となった。やはりアオナン発のツアーのようでライレイから乗るのは私1人だった。ツアーメンバーは12人くらい。タイ人カップル2人と私以外はすべて欧米人。最初の頃は晴れていても霞のかかったような天気だったが昼前には乾季独特の雲ひとつない快晴となる。

ツアーはプラナンではビーチというより洞窟探検みたいなので終始する。はいつくばって真っ暗な洞窟を水につかりながら探索する。後半ヨーロッパ紳士組はキャンセルしてプラナンビーチへ戻っていった。その後島々をアイランドホッピング。船から見る海はモルディブ状態だが、潜ると透明度はいまひとつ。ただ潜らなければ意外にテンション高く、450Bの価値は十分にあると思う。チキンアイランドの鶏岩は本当に沖から見ると鶏の頭そっくり。さらに奥にある島の名前を聞くとガイドがモゴモゴとためらう。タイ語で下ネタ系の名前のついた島で「男島、女島」ということらしい。言われれば男島のほうはなるほどと思うが女島は何で?と思った。ピラニア状態のスズメダイも健在で浅いビーチにも押し寄せていてロシア人の女の子がキャアキャア喜んでいた。
宿のおばちゃんが覗き込んでプラナン?と聞く。それだけ雰囲気は似ている。ピピレ島。

沖にある島のビーチの方がプラナンよりもさらにきれいな感じを受けた。これらの島は個人でボートチャーターしても来ることができる。ライレイ地区の1000Bバンガロー前のボートチャーター1日は2200Bとなっていた。5人くらいいれば一人当たりの料金は1/5なので利用価値はあるかも。帰りはライレイウェストで降ろされると山登りして帰らなければならないのでトンサイに降ろしてくれるように頼んだ。途中下船は私一人なので。ツアー中もそれなり楽しかったのでガイドに50Bボートドライバーに20Bチップとしてあげた。

PM18:58 今フロントの脇で充電しながらページ制作。レストランスペースの一角占拠して悪いので高いけど総額90Bの定食頼んであげる。下まで行ってローストチキン食っても、飲み物入れれば60Bはかかるんだからまあいいか。今日の午前中にようやくここ数日たまっていた日記のアップができる。トンサイの山を下る感じでビーチ方向に行けばノートPCにネット接続できるネット屋がいくつかあった。1分3Bで20分利用して60B。値段から察するにここも衛星回線のようだ。



ロングテールボートツアーはこんな感じ
トンサイエリアを歩き回る。結構バンガローがあるが、やはりこの山方向にあるテウカオ周辺が激安エリアのよう。飯は高いけどね。ちなみにライレイエリアではライレイカバナのシングル450Bが一番安いとのこと。ビーチでアイランドホッピングツアー扱っている安そうな所あったので聞いてみたら1週間に1度火曜に4島ならぬ2島ツアーが350Bで催行されているそうだ。参加しようかどうか迷っている。飯がきたので食う。

トンサイ地区のビーチは小石が多く、やはりライレイウェストやプラナンに比べるとテンション落ちる。ただ直立した岩を真下から見上げる迫力が売りになるかな。

日焼けで背中痛いし今日はビーチに行く元気なく午後に少しだけ海に入った。潮が引いていたのでビーチを岩場沿いに歩いてライレイウェストまで行けた。快適な道じゃないのでよい子には勧められないルートだけど。ライレイエリアはロッククライミングの名所になっていてあちこちでスパイダーマンみたいに岩に張り付いている人を見かける。8年前にもそういうのはあったが細々と目立たないようにといった感じだったのに。

ツアーの時にガイドが言ってたがプラナンのホテルは1泊200,000Bだとか。20万Bって70万円?ジョーク?一番高いスイートの値段か?プラナンにはホテルは2軒あってもう片方は1泊5000Bとリアルな値段を言っとった。日本から予約を入れないと宿泊できないとのこと。確かにプラナンエリアは客層が若干違う。(3月11日追記:このホテルラヤワディー、バンガロー1泊約10万円だった。70万円って…スイートの値段か?)

そういや今日午後風にあたりながら山の上のバンガローでパソコンいじっていたら15匹ほどのサルの群れが周辺の部屋を荒らしていった。部屋に入り込み欧米人パッカーのビスケットやらインスタントラーメンを失敬してうまそうに食っていた。インスタントラーメンをビニール袋ごと丸かじりする食い方を初めて知った。調子に乗って下の方まで降りていって宿のおばあさんにめっかって追い払われていた。私の小屋に向かって逃げてくるというのもファンキー。それだけ私の小屋は山の上の奥方向にあるということ。カナブン大のクマンバチに気に入られてしつこく付きまとわれて若干びびる。こっちが何もしなければ向こうも攻撃はしてこないはず。多分…

蚊の襲撃は夕方のみで昼間はさほど出現はしない。さっきまでガラガラだったレストランエリアが騒がしくなってきた。うまい具合に充電完了しおった。早々部屋にもどるとしよう。

2008年2月18日(月)PM16:59 

ライレイウェストからトンサイエリアを見る
テウカオの山の最上段のベランダからそよ風に吹かれながらパソコンいじり。今日は午前中雲が多かったが午後になってまた雲ひとつない快晴になる。午前中10時頃プラナン方面で唯一まだ確認していなかった「ラグーン」へ行って見る。その存在は8年前から知ってはいたのだがどうしても優先順位が後の方になってしまって今まで行けずじまいだった。おとといの4島ツアーの時のガイドの話だとラグーンの大きさも10スクエアメーター程度と言ってたので、なんかしょぼそうで特に期待もしていなかった。

また行って帰ってくるのに1時間はかかるということなので、「面倒だけど行ってみるか」となんとなく行ってみた。ところが行ってびっくり。期待を大きく裏切る衝撃シチュエーション。ジュラシックパークの最新作の映画のセットか?と思わせるロッククライミングルートの果てにかなりのびっくり衝撃ラグーン。何が10スクエアメーターだ。半径40mはあろうかという大きさでその周りは高さ150mの直角の巨大な岩に360度取り囲まれている。直角なんだけどわずかなひびやスペースに木や草がびっしり生い茂っていて、一瞬息を呑む不思議ワールドだ。ちょうど私が行った時にはそのラグーンエリアには誰もいず私1人のみだった。

風に吹かれて上空から落ちてくる光を反射した落ち葉が、シルエットとなった漆黒の巨大な岩山をバックに舞う非現実的な風景がエキセントリックワールド全開。クラビにこんなところがあったなんてと自分の事前リサーチの甘さに猛反省。

PM19:53 バッテリーの警告が出たのでベランダでのパソコンいじりは一時中断。充電できる時間を待って今フロント脇で充電しながら日記再開。夕方のトンサイベイの散歩は渋かった。

ラグーンの話に戻る。ギョッとするような意外な風景を見せてくれるプラナンラグーンは現地の地図に出てはいるのだがその地図に道がない。理由はそのまま、道がないから。直角の岩を両手両足を使ってよじ登る。命綱なしのロッククライミングをただで体験できる貴重なコース。よい子にはお勧めできない危険な大人向けジャングルジム。サンダルで行ったので直角の岩にしがみつきながら一瞬後悔した。最終的には問題はなかったんだけど。カラパタールトレッキングに比べればへのようなもんだ。標高は200m以下でヒマラヤのように空気が薄いというようなことはないのに、とにかく息が切れてヘロヘロ。

暑さもあるだろうけど原因は運動不足。さらにプラナンまではこのトンサイからライレイイーストまで山越えて行って、そこからビーチ沿いを端まで歩かねばならない。そのためラグーントレッキングのふもと到着までで結構へろってしまう。ただそうしてまで行く価値はあるとも思う。

ラグーンの水自体は澄んではいるが、きれいなわけでなく回りも部分的に赤い泥のぬかるみ。なぜか外界から隔絶されたかに見えるラグーンに魚がいた。結構でかく30cmくらいのもいた。水は塩水。地下で外洋とつながってたりするのだろうか。ラグーンへ行く途中ビューポイントなる場所もあって上空からライレイエリアを見渡せる。

明日10時のランタ行400Bで予約する。トンサイのボート乗り場ピックアップなので手間がなくていい。でもカオサンからクラビまで500Bだったことを思えばやっぱり高いかな。手持ちのバーツが減ってピンチ。今300Bくらいしかない。日本円が後3万円弱。トンサイ・ライレイエリアにはキャッシュディスペンサーはあっても銀行はない。ツアー会社で両替はできるが1万円かえて2700B代。意味なく300Bどぶに捨てることになる。オアナンには銀行はあるそうだが、明日ランタまで何とかもたせたい。でもランタではまともなレートで両替できんだろうな。

トンサイのビーチでシーカヤック1日いくらか聞いたら1人用は1日400Bだと。ライレイでは1日1000Bって言われたぞ。多分2人用だと思うんだけど。とりあえず明日クラビの陸の孤島エリア脱出。脱出先がここより辺鄙な可能性があることがピリッときてるぜ。ランタ情報皆無のまま突入。

ライレイイーストのマングローブエリア

2008年2月19日(火)AM8:09
クラビ最終日の朝。Tシャツ1枚で寝てファンがないので夜中に蒸し暑くて目が覚め、明け方は寒くて目が覚める。今日も朝からバリバリの乾季の天気。蚊帳の中に蚊が入るとなんかめっちゃ腹たつ。入らないように注意してはいるんだけど気がついたら耳元で「プーン」。暗いので見つけてパチンすることもできない。

今日は遠くで猿のシンセサイザーのスペーシーサウンドみたいな鳴声が盛んに聞こえる。ここは静かでいい。1000B以上のバンガローが立ち並ぶエリアはバーもたくさんあるので夜中うるさそう。25Bのクイッティヤウがなつかしい。ランタへのボート(400B:ライレイでは390B~)は朝9時50分トンサイボート乗り場ピックアップ。たとえアオナンからランタへフェリー300Bで乗れたとしても、そこまでのボート代とバイタク代で船着場行くまでに100B以上は確実にかかるだろうと踏む。当初2泊位してすぐ次へ行くつもりだったクラビで6泊7日もしてしまった。

前のページに戻る             日記1 2 3 4 5 6 7               次のページへ
このページは日記4

ホーム   バンコク基本情報    バンコク格安航空券    カオサン宿情報   ソイカセムサン宿情報   チャイナタウン宿情報