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タイ夜行列車の旅 イサーン放浪

タイ東北部(イサーン)ウボンラチャターニーから鉄道利用でバンコクへ行く。

生放送8 タイ国鉄実録情報 バンコクへ

 前のページへ    2007年11月11日(日)    旅ログの始め


今日11月10日夜から11日朝まで乗った列車は右奥。タイ東北部のことをイサーンという。


11月10日(土)AM6:18
結局居心地がいいのでウボンの町に2泊してしまった。デット島での耐乏生活と連日の移動でたまった疲れを1日ゆっくりお昼寝して回復。スリンに進んで大急ぎでタイ側のプレヴィヒアによるっていう選択もあったんだが、そういう忙しい旅はらしくない旅だし、また今度ってことにしてあきらめる。

今日は朝から雲は若干あるが晴れ。またまた急展開。今日の夕方にバンコク行の夜行列車で帰ることになってしまった。バスか列車か迷ってはいたんだが、昨日ネットでウボン発車時刻を確認してみるとなぜか午後発が多い。普通午前中が多いはずなのに…とここで気がついた。そうなのだ。午後発で夜中一晩列車で過ごして朝バンコク到着という時間設定なのだ。これはいい。寝台列車は嫌いではない。この手の移動手段は大人になってしまった旅人のわずかに残る子供心をくすぐる独特のおもちゃ箱感が漂う。料金表も見た。それによると3等95Bとある。2等寝台も200~300B代。宿代1泊分浮くことを思えば寝台列車の旅はネタ的にもおいしいし、迷う余地はなかった。でとりあえずどんな感じか駅にいって情報を調べることにする。ウボンからバンコクまで約575km?アンコールワット~バンコクが360kmくらいだから結構な距離だ。帰国直前までこんな所にいるなんていつもと全く同じパターン。

列車でバンコクへ行くなら早めに駅へ行ってチケット確保すればいいのに、お昼寝してネットがただだってんでウェブの細かい更新をしていたので、駅に行くのが午後5時頃になってしまう。もっと早く決めていれば明るいうちにいけたのに。


鉄道駅行ソンテウ 2番が鉄道駅に行く。10B
駅までは歩けば1時間はかかるのではないかというほど遠い。宿近くのトゥクトゥクに聞くと60Bだという。自転車タクシーは遠いので無理との返事。とりあえず橋につながっているメインロードに出てソンテウをあたる。

そこで1台1台運転手に行き先確認。どうやら2番ソンテウが駅に行くらしい。早速ひろって駅へ。10B。ウボンラチャターニーの駅はウボンラチャターニーの町にあるのではなくて隣のワリンという町にあるのでとても遠い。宿からは4km以上はあるのではないか。

ん~、朝マンゴーがうまい。昨日1個10Bで買っていたやつ。一息入れて今午前6時55分。今日は土曜で隣のお寺でなんかの催し物のようでこの時間から音楽やら拡声器のタイ語が猛烈な音量で鳴り響いている。昨日の話の続き。駅に行って明日のチケット確保しようと窓口へ。2等寝台希望すると480Bだかの値段を言ってくる。ネット表示と値段が違うぞ。外人料金設定あるなんて聞いてないし。仕方ないのでそれに決めようとすると「やっぱりそれもない、間違えた1等のエアコン車680Bのならある」と胡散臭い展開。値段は細かい数字忘れたので大まかな金額。3等95Bのネット表示はなんだったんだ。たださすがに1晩中3等で地元の皆さんとギュウギュウ詰めもきつい。

なので窓口のおっさんの勧める2等のリクライニング席のようなものを買う。2等で371B?だから3等95Bはどこに行ったんだって?でもチケットにはしっかり料金371Bの表示。今日の午後6時半ウボン発明日の朝5時50分バンコク着。よく考えあたら今日は土曜だった。土曜の夜発日曜の朝バンコク着は普通に考えても混雑しそうな気はする。

寝台車乗りたかったが「エアエイジア乗れるじゃん?」てな値段で1等エアコン車じゃびー旅スタイルに反する。…で、その異様に高い2等のリクライニング席実録情報公開予定となる。エアエイジアでバンコク~ウボン片道税抜き価格はネット上では最安299Bだが、諸税込み実質支払額は最安962B。

豚骨定食20~25Bでご飯にかけるタイプ



どちらが前?手前左が前です。2007年11月10日朝7時頃。


今午後2時28分。このホテルチェックアウトタイムは昼の12時なのだが、列車の発車時間が6時なので4時頃までいてもいいかと申し出たら「いいよ」とあっさりOK。最悪もう1日分、運がよくて半日分の宿代を払う覚悟はあったがなんと追加料金なしで4時までいていいとのこと。地元系の安宿はこういうメリットもある。


自転車タクシー発進。
1泊1,000B以上のホテルなら「荷物はフロントで預かってやるから12時に部屋を出て好きな所に行くがいい」というお約束パターン。いやならもう1泊分払えという空気を作って嫌がらせをする。正当な言い分なので異論を挟む余地もない。ただこういう時にこういう融通を利かせてくれた宿は結構忘れない。もう1泊分160B払うことなんて日本円にすればたいしたことないのだが、いつも無愛想なおっさんがしかめっ面を無理にほころばせて「いいよ」と言ってくれた恩?は結構インパクトある思い出になって残る。

帰国便は12日なのだが早朝6時スワンナプーム発なので、出発日深夜の2時頃には空港に行ってなければならない。つまり出発日前日である明日11日の夜はバンコクに泊まる事はできず、空港に行く準備を整えておかねばならない。なので滞在最終日は11日(明日)と言っていい。自分ではもっと余裕もってのバンコク入りのつもりだったが結局いつものギリギリスケジュールになってしまった。

11月11日(日)の今日の画像

夜明けのホアランポーン 2007年11月11日朝7時25分撮影

11月11日(日)AM5:57
今夜行列車の中、既に夜明けを迎えている。5時50分にアユタヤを過ぎた。確か朝の6時半にはホアランポーン着だったはずなので後30分で到着か。ほとんど寝ていたのであっという間の到着だった。575kmに12時間ってそんなにゆっくり行くのかと思うも列車は時速100km?ってな速度でとばす。計算合わないなと思っていたら途中1時間くらい?(もっとあったかもしれない)運転手の食事休憩かなんかなのか意味なく列車が何もない森の中の駅で停車する。バンコクに朝着くようにするためなのか理由は不明だが、ああいう無駄がなければもっと早く着くはず。


ホアランポーンって日本で言えば東京駅なのに沿線はドスがきいている。
ほとんど寝ていたのでこの時間までパソコンいじる時間はなかった。車内は木製旧式の内装でスリーナインに乗ってる気分が味わえる。リクライニングは飛行機のエコノミーのシートとは比べ物にならないくらい倒れるのでそれなり快適。でもやはり寝返りとか打てないので100B位の違いだったら寝台車の方がいいか。でもこの席に371Bは高くない?ネットで調べた時には2等寝台が300B代だったような気がするのだが。3等は95Bって見間違いか。確かにこの距離を95Bで行けるとしたらたいしたもんだぜ。車内はTシャツ1枚ではいられない寒さ。上着がないと寒くて寝られない。エアコン車に600B出して乗る意味あんのかな?

ウボンを出た時にはガラガラだった車内も次の駅くらいでほぼ満席。リクライニングじゃない席のほうがすいているんじゃないかと思う。気がついたらバンコクで宿代1泊浮くならそれはそれでおいしいか。結構味もあるし。外はもう大分明るくなってきている。最後の最後に思いもかけぬおいしいネタ拾ってしまった。バスにせずに列車にしたのは正解だった。



思ったよりは快適だったリクライニング席     こんな感じで寝ています。

今日は夜にはスワンナプームに行っていなければならない。宿泊はどこにしよう。昨日手持ちの現金が240Bになってしまったので、1,000Bカードでキャッシングをする。タイはどこでも簡単にカードで金が引き落とせるので金欠の不安がない。今手持ちの現金はその1,000Bがあるので1,150Bと10US$。おそらく周りのタイ人の皆さんの方が私より現金は持っている。実質最終日になってしまった。昨日、今日と「びー旅ドットコム」のアップができなかったので今日は何とかしたい。チャイナタウン近辺で安くてノートパソコン接続できるネット屋がないのが痛い。


駅前にあるステーションホテル1泊250B
AM9:34 結局ホアランポーン到着は朝の7時過ぎ。1時間も遅れての到着。ドンムアンを経由してくるのだがドンムアンからホアランポーンまでがトロトロ行くので時間がかかる。

今は駅前のステーションホテルという宿にいる。6階のツイントイレシャワー付ファン部屋250B。台北まで歩くのだるいので駅近くのここにする。ホアランポーンの正面出口でてまん前に看板出ているのですぐにわかる。ホテル内にあちこちに日本語の案内があるので日本人には有名な宿みたい。昨日までの160Bの部屋を少し狭くして窓からの眺めを悪くした感じ。バンコクなのでしょうがない。これからウェブのアップしにカオサンでも行ってくるか。カオサンまでは駅前で乗ると遠回りになるので台北前のバス停まで歩くか。夕べそこそこ寝れたので昼間動けそう。宿代1泊分浮いたのはおいしかった。


ホアランポーン駅直前の路線沿線


なんかくれよ。ウボンの駅前。   車両は16両くらいで長い。ずっと寝てた。

11月12日(月)の今日の画像

スワンナプーム空港ビル1階のはずれにある市バス乗場。34Bで市内にいける。


11月12日(月) 午前5時21分
ゲート前でのフライト待ち。宿を出たのは深夜2時ちょっと過ぎ。ステーションホテルは高速の入り口すぐの所なのでタクシーが早い早い。時間帯もあるのだろうが今回は空港まで30分かかってないのではないか。料金195B。高速代65Bで合計260Bだった。ホアランポーンからで高速使えば200Bかからず30分以内で行くとは思わなかった。


空港職員用の格安フードコート
早く着きすぎて空港でやることないのでしばし空港ビル内放浪。そういや1階にコンビニあったな。ってんで1階にカップ麺でも食いに行くつもりで行ってみる。すると手前になんかフードコートのようなものがある。暇なので入ってみるとそこは空港職員のための食堂のようで1食30B位から定食の食えるフードコートだった。そこに食堂があることは前から知っていたが、そういう料金設定だったとは知らなんだ。腹も減っていたのでしっかりそこで30B空港職員定食いただき画像も撮らせていただいた。

隣のコンビニにも寄ってみたが、カップ麺が12Bからあって(お湯もあるのでその場で食える)、コーラも14B。市内のセブンイレブンと変わりない料金設定だった。1階のそのエリアはびー旅ドットコム本本編の空港情報で紹介している市バス乗り場のすぐ脇。1階のそのあたりは職員用の空港激安エリアになっているようだ。

空港のエレベーターにはしっかり地下階もあって行くことも出来る。エレベーターの地下階の名前はトレインとなっていたので、空港地下に列車乗り入れはマジで考えているようだ。空港情報また更新せねばなんないのか?いっぺんにやってくれ、めんどいぞ。



空港内定食30B。     食券は入口で必要な金額分だけ買っておく。


空港ビル1階の市バス乗り場近くにある。   観光客はこれを食え!サンドイッチ200B。




昨日、夜行列車で寝れたので昼間無駄に空港往復を市バスでしてみる。地下鉄乗ってアソークまで行ってそこから552番に乗ろうとするが、なかなか来ない。空港バスは来るのだが150B払うのはバカらしいので552番を地味に待つ。でも来ない。周りの人に聞いても552番はここだと言うのだがバス停にも552の表示がない。待っても来ないので25番バスでオンヌット方向へ移動してみる。するとそこには552番の表示が後から貼り付けるような感じである。対向車線にも552番を見かけて、ここなら来るなと確信するがそこでも20分くらいは待ったか。暇で行っているからいいようなものの実際にフライトに間に合うように空港行く場合ならとっくにタクシー使っている。552番は思ったより本数が少ないようだ。しかし時間帯が浅かったせいかそんなに渋滞することなく空港へ。ところが途中空港ビルには寄らず公共交通センターに直行。552番はよらないのか。市内行きはよるが帰りがよらないのか詳細不明。

その後シャトルバスで空港ビルへ。5分くらいで着く。あれ?こんなに近かったっけ?早速1階へ行って市バス乗り場のチェック。やはりしっかり次から次へ市バスの到着。554番ってのが多いようだがどこ行だっけ?(554番はドンムアン方向、市内へはモーチットと若干郊外)

市バス乗り場

20分ほど待って来たのは554番3台、551番1台。552番や556番はよらないのか?本数が少ないのか?ただこのバス停は空港職員用の鈍行シャトルバスのバス停も兼ねているので市内行きのすべてのバスがよるとは考えにくい。まあとりあえず551番が来れば、公共交通センターに寄らずに市内へは安く行けるんだからいいか。


スワンナプーム空港

ホアランポーン周辺でノートパソコンに接続できるネット屋発見。駅の出口でて左側の路地。1時間60Bと若干高いが、わざわざカオサンまで行く必要はなくなった。ところが昨日はウェブのアップができない。サーバー拒否の表示。どうやらウボンで無料無線LAN使って大量のファイルのアップしたためサーバー側のセキュリティーにひっかかってロックされてしまった可能性がある。日記も画像も毎日ウェブページ制作してはいるのだが公開できない日々が続いている。管理会社に昨日復旧依頼のメールを出したがアップは帰国後にまとめてとなってしまった。

タイ時間午前8時56分 今機内。トータル飛行時間は5時間7分だそうだ。今はまだ台湾上空にも着いていない。後3時間ちょっと。座席スペースが狭いのでキーボード打ちにくい。

日本時間午後7時36分。今目黒の自宅。たまっていたここ2~3日分の旅ログのファイルをアップする。ロックされてたわけでなく単なるサーバーメンテナンスだったらしい。気をもんで損した。せっかく作ったページをアップできないと若干へこむ。

今回の旅ログはこれでおしまい

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