今ストゥントゥレン行きのバスに乗っている。あれ?カンポト行はどうなったのかな?いつもながら自分でも先の読めない気まぐれな旅。というものの本来は今回の旅はバンコク経由のラオス行ということだったのである意味ようやく当初の旅のルートにたどり着いたということのもなるか。朝から曇り。空一面雲に覆われているがわずかに青空が見えるというような天気。晴れと曇りが日替わりでやってくるという感じだ。
昨日早く寝たので今日は朝5時頃目を覚ましカンポト行万全の体勢だった。しかし起きたときものすごい雨の音。強烈な豪雨。サムイやパタヤでの二の舞になりそうな予感がしたので急遽行き先をストゥントゥレンにする。昨日のウォーターパークの日焼けで体中ヒリヒリでこれ以上の日焼けはきついなってのもあんだけど。
今日乗ったストゥントゥレン行きのバス 40,000R(約1,200円) |
バスは今1回目の休憩があったところ。よく考えてみればカンボジアのバスにはタイのようにバスの中にトイレがないのでボリレストランによるというより、トイレタイムとしてよっているといったほうが適当かも。
雨季の終わりとあって前回訪問の時と車窓が若干違う。道の両方が湖状態で水浸し。なんか湖の中に1本の道があってそこをバスが進んでいるような感じだ。千と千尋の神隠しの電車シーンの実写バージョンとでも言うか。水浸しの大地はそんなに広範囲というわけでなく、バスは結構なスピードで飛ばすので20分くらいの光景だったが。
ストゥントゥレンバス、プサートメイ脇の地元ターミナルで乗って40,000R。朝の7時15分発で到着は午後4時頃らしい。約9時間。道はすごくいい。 |
こんなローカル線にこんないい道作れるんなら何でポイペト~シェムリアップ間をあんな道路のままにしておくのだろう。カオサンバスのカンボジア側のガイドが行っていたが、タイのある航空会社の権益を守るための圧力があってわざと道路整備しないでいるというボヤキが真実味を帯びて聞こえてくる。確かにタイ側にある片道4車線の高速がカンボジア側にできれば360kmの距離は5時間くらいで行ける。もしそうなればあの独占高額路線使う人は確かにいなくなるだろうね。でもやはり個人的にはあのままでいてくれたほうが嬉しいけど。
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