放浪記24 2011年12月 格安海外旅行 びー旅.com AFRICAN IMPACT
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スリン島ボート乗り場



スリン島の肉野菜炒め100B
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スリン島シュノーケリングツアー


 

スリン島旅行記2011

アンダマン海ミャンマー国境近くのタイ国立公園

クラブリー発スリン島個人旅行 スリン島1泊300Bのテント泊

スリン島 船着場と宿のフロント
スリン島 奥の砂浜が船着場と宿のフロント

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◆2011年12月10日 タイ時間 17時12分     前へ    次へ
スリン島の300Bのテントで海を見ながらパソコンに向かう。最後の5日で激闘のタイ滞在になってしまった。もう少し時間があって事前情報を調べていればゆるゆる放浪できたのに。昨日は睡眠時間3時間でスリン島のツアーの参加。1600B。すべて込みのツアーかと思ったら島に来てからいろいろ追加料金とられる。「スリン」は象祭りで有名なイーサンの「スリン」ではなく、シミラン諸島のさらにミャンマー国境よりのアンダマン海に浮かぶクラブリー沖約60kmの「スリン諸島」。 スリン島の砂浜

スリン島発の島内シュノーケルツアーは100B。ポイントは二箇所しか回らないけど海のテンションはそこそこ。アフリカから帰ってまだ時差ぼけも取れないうちからタイで過密スケジュール。スリン島今日1泊したら明日はハジャイに向かわねば帰国便に間に合わなくなる。詳細書く元気もない。テントなのでWifiどころか電気もない。それでもタイの連休(12月10~12日)に重なってスリン島はタイ人でごった返している。

ダイビング撮影可能カメラと思って海中画像とっていらデジカメTG-610が壊れた。カードや電池を入れる部分に浸水。おかげでせっかく撮りまくったタイにはいっていからの画像が読み取れなくなった。このデジカメ5m防水のダイバー仕様じゃなかったんかい。

疲れた。詳細の公開は多分帰国してから?今回も2台目のカメラがいかれてしまった。乾燥させると復活する場合もあるのだが海水浸水だと望みは薄い。クラブリーのツアー会社にはネット環境あるがここにはないので転送もできない。旅は後数日なのでじたばたしないであきらめる。そよ風が涼しい。昨日寝てないので眠い。時差ぼけ3時間睡眠で素もぐりだと息が続かない。


スリン島
スリン島

◆2011年12月11日(日) 7時46分 スリン島    前へ   次へ
スリン島地図
クラブリーとプーケットタウン距離160km
スリン島のテント泊で夜が明けたところ。今浜辺にパソコン持ち出して日記書く。ピピ島がかなり俗化してゴミの浮遊する海になりかけているが、ここがそれに代わる新しい穴場ビーチになりそう。一般的な観光客ルートでは簡単に来れないので情報公開しても俗化しにくいとみる。ここは地元タイ人が多い。ちょうど12月のタイの連休に重なったので特に多い。

行き当たりばったりで南部ビーチでもよっていこうかとゆるゆるの構えだったのにかなりの修行スケジュールになってしまった。帰りのフライトに間に合わせないといけないので時差ぼけ解消の睡眠とれないのが辛い。

こんなことならカオサンで残りの日にちを沈没スタイルで過ごせばよかったと若干後悔。今朝この旅一番の寒さで起される。時差ぼけ睡眠不足も重なって風邪気味。なんと昨日のシュノーケリングツアーで2台目のデジカメを故障させる。また携帯電話のカメラ機能で写真を撮る情けない状況となる。耐水限界の5m以上は潜ってないつもりだが何でカード部分に浸水したんだ。水中撮影機能ないならそういってくれれば海中にデジカメなんて持ち出さないのに。カードも浸水しているのでそれまで撮った画像も駄目になった可能性あり。へこむぜ。もっとこまめにパソコンに画像取り込んでおくべきだった。

でもタイの情報なのでいつでも再訪して撮りなおせるんだけど。修行スケジュールなのでタイに入ってから全く転送もできていない。

昨日昼過ぎバンコク南バスターミナルまで行ってちょうどプーケット行のバスが出るとの事なのでそれに乗り込む。15時発。いやな予感はしていた。そんな時間に乗れば12時間かかる現地に深夜到着になるのは目に見えていた。そして期待通りにクラブリーには深夜2時着。バンコク南バスターミナルから所要11時間。ブルキナファソからの過激な移動が続く。


当初はシミラン諸島目指していたのだがバスのチケット窓口のおばちゃんが「シミラン島へ行くならクラブリーだ」というのでここへ来た。しかしクラブリーはシミラン島よりさらにミャンマー国境へ北上したスリン島の基地となる町。いい加減な情報教えやがって。シミラン島へ行くなら基地はカオラック。クラブリーに着いた後、ここでカオラックの名前聞いて「ああそういえば…」とその名前思い出す。




Mu Ko Surin National Park
Khura Sub-district, Amphur Khuraburi Phangnga Thailand 82150
Tel. 0 7647 2145, 0 7647 2146 Fax 0 7647 2147 E-mail mukosurin_np@hotmail.com



スリン島ビーチは白砂ビーチ
もともとの旅の目的が西アフリカなのでそんなタイの細かい情報事前チェックなどしない。帰りにビーチによる時間があるかどうかさえわからなかったのだから。

クラブリーからカオラックまではバスで1時間半もかかる。おばちゃん情報は全くの勘違い。そのおかげで予想しなかった意外な島へ放浪する流れになる。さらに問題は時間だ。2009年プーケットからバンコクまでバスで12時間半で行かなかったっけ?午後3時発なら到着午前3時。2時間手前の町なら深夜1時。

ただ今回利用したバスはカオサンバスが通るようなスラタニ経由(東海岸)でのプーケット入りではなく、ミャンマー国境沿いの山道(西海岸)をラノーン経由で行く完全地元バスだった。検問が複数あってラノーン手前では結構な山道のカーブを進む。

途中下車や乗車も多いので明け方到着することを期待しながらバスでうとうと。時差ぼけもあって車内で熟睡できない。甘い期待は見事には外れてクラブリー到着深夜2時。そこで下車するのは私だけ。ターミナルには屋台が営業していたがバイタクなどは皆無。

バスターミナルから深夜のゴーストタウン状態の町を1人トボトボ歩く。お約束で放し飼いの犬が3匹吠えてからんでくる。でかい石を持つと吠える声はぴたりとやんでどこかへ消える。びー旅野良犬対処方情報は役に立つな。そういや今回のアフリカで野良犬に絡まれることはなかった。


スリン島 Ao Krating テントがある真前のビーチ(携帯画像)


昼間に撮ったクラブリーのツアー会社 TOM & AM TOUR

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するとバスターミナル出口真前にツアー会社があって「Room For Rent」の文字。深夜2時なので当然シャッターは下りている。ダメモトでそのツアー会社前で声を張り上げる。するとツアー会社の中から人が出てきた。地獄にホトケ。確認するとこのツアー会社はスリン島ツアーを専門に扱う会社だった。スリン?象祭りのイーサンのスリン?もうシミランだろうがスリンだろうがどうでもよかった。寝不足時差ぼけ。アフリカの疲れはまだとれてねえんだ。とにかく寝れればどこでもいいぜ。宿空いてるか聞くと1泊290Bのバンガローがあるという。迷うことなくそこに決める。ツアー会社の運営する宿でそこまでバイタクで送ってもらった。

疲れていたのでそこでもう1泊してその後にツアーと行きたかったが残り日数を考えるとそんな時間はない。深夜2時到着。宿確保しシャワー浴びて寝たのは明け方。睡眠時間3時間、朝7時ピッリアップでのスリン島行となる。利用したツアー会社はTOM & AM TOUR。

スリン島は国立公園になっていて地元民居住者はいない。タイ本土からも60kmも離れている。なので地元民用ビッグボートはなく観光客用スピードボートのみ。往復1600B。港までの送迎込み。所要はスピードボートでも1時間ちょっと。

スリン島についてからは別途国立公園入場料400B、テント宿泊代300Bなどが必要。食事もレストラン1件しかないのでそこで高めの料理を食べざるを得ない。ロングテールボートでのシュノーケルツアーが10時と14時の1日2回あり100B。ただポイントは2箇所しか回らず2時間くらい。昨日の透明度は7~8mと言った所。

出費はかかるが島のテンションはそこそこあり。晴れていると船着場やこのテント宿泊所前のビーチはかなりきれい。世界のびっくりビーチには及ばずともピピ島やタオ島かそれ以上の透明度は十分にある。

こういう情報のネットでの公開の判断は微妙。ピピ島のロングビーチバンガローはネットで情報を公開した1年後に宿泊料金1泊200Bが500Bになるし、ピピレ島の浮遊ゴミも増えた。こういう情報は公開しない方がいいのかなともふと思う。

今日14時までここに滞在し、ハジャイに向かう。陸路ではギリギリの残り日程消化。プーケットからエアでクアラルンプールという情けない状況は避けられそう。この辺は近場なのでいつでも画像は撮れる。無理に携帯電話で画像とる必要ないかな。

今回私が利用したツアー会社 TOM & AM TOUR スリン島往復 1600B
 298/3 m.l kura A. kuraburi Pang-nga 82150 Thailand
TEL 086-272-0588 / FAX 076-491-385 / Email tom_am01@hotmail.com

日付 出費詳細 宿代 合計
12月10日() 国立公園入場料400B スピードボート往復1600B
ソムタム70B カーウニャーウ10B チキン40B コーラ30B 肉野菜炒め100B コーラ30B 水20B シュノーケリングツアー100B チップ20B
宿泊スリン島テント 300B
日本円合計



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◆2011年 12月11日18時11分      前へ   次へ
今プーケット行のバスに乗っている。しかし行き先は残念ながらプーケットではない。もうそんなところへよっている時間はない。コッコイという南部へ向かうバスの分岐点。そこからハジャイやスンガイコロクなどタイ深南部へとプーケット方向へと道が分かれる。

スリン島からのボートが海が強烈に荒れて行きは1時間で行ったのに帰りは2時間かかる。

アンダマン海の外洋の強烈な荒波で3mはあったのではないか。ボートはその大波に突っ込みながらピョンピョンはねながら進む。座席にお尻をぶつけないように乗馬の衝撃吸収テクニックがいる、新手のジェットコースター系アトラクションのようだった。あんな状態だと転覆する場合もあるのではないか。衝撃を避けるために体の変な筋肉を使うので妙な筋肉痛。

頭から海水かぶりまくり。今もパンツ濡れたまま、顔には塩がついたままのバス移動。その状態が2時間続くので船に弱い方はスリン島はむかないかも。タイ人カップルが多かったが、あの苦行に2時間耐えるタイ人女性はたくましいなと思った。体はずぶぬれだがパソコンは何とか守れた。

港に着いたのが16時半。港からクラブリーまで送迎してもらってクラブリーのバスターミナルでプーケット行のバスに乗り込んだのが17時半。行き先はプーケットの手前のコッコイ。

クラブリーからプーケットまでは160kmも離れていてバスで4時間かかるとの事。コッコイはプーケット島にはいる前の手前で南部方向へ向かう分岐点。コッコイまでも80km、2時間かかると言う。スリン島ってそんな辺鄙なところにあったのか。ネット環境ないのでグーグルマップで位置の確認ができない。もともと計画になかった気まぐれな旅だ。地元の人から話を聞いてその辺の情報初めて知る。

コッコイからハジャイまでは6時間。この分だとハジャイ到着は深夜0時頃か。ハジャイは外務省が「行かない方がいい」と言っている良い子の禁断エリア。でも今日中にハジャイまで行かねば帰国便の日まで陸路でクアラルンプールまではいけない。

クラブリバスターミナル パンガー行バス.

クラブリーバスターミナル チケット売場.

陸路じゃなければプーケットまで行ってエアでKLまで行けばいいだけなんだけど。今日は鼻水が出て風邪の症状出てきたのでシュノーケルツアーに行かずに宿の前のビーチで日焼けする。荒波もまれての2時間の海上ロデオ大会もあって疲れた。いつになったらゆっくり休めるんじゃ。今画像は携帯カメラで撮っているがページを作るところまでいけない。外が暗くなって来た。今日中にハジャイにいけるのか。昨日はテント泊で充電できず。パソコンのバッテリー残量も少ない。


日付 出費詳細 宿代 合計
12月11日(日)
晴時々曇
朝肉野菜炒め定食100B コーヒー20B 昼肉野菜炒め定食45B 水小10B クラブリー~コッコイバス200B コッコイ~ハジャイバス344B 缶コーヒー15B ポテチ小10B ハジャイバイタク50B プエンルアンホテル 300B
日本円計




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びー旅おまけ情報
  • タイでスリンと言えば普通は象祭りで有名なタイ東北部スリン県の「スリン」が浮かぶが、それとは別にスリン諸島というタイ南東部のミャンマー国境近くの島がある。
  • 位置的にはシミラン諸島の北、ミャンマー国境沿い。プーケットタウンから拠点となる町クラブリーまで160km、バスで4時間かかる。外洋なので日によってはボートは強烈に揺れる。
  • クラブリーからスリン島までは直線距離で約60km。スピードボートで飛ばしても1時間ちょっとかかる。波が荒いと2時間以上かかることも。スピードボート往復料金は1100B~1700B。
  • スリン島300Bテント泊のテントに電気はないが夜10時くらいまで街灯がついていて真っ暗にはならない。バンガローは1泊2000Bするので電気がないということは多分ない。
  • テント泊の場合、下に引くマットがないと早朝地面から伝わる冷え込みがきつい。マットは1人60Bなので寒さに弱い方は事前に借りた方がいい。
  • シュノーケルギアはマスクとフィンで24時間180Bだった。チケット制でチケットを買って払う。
  • シミラン諸島の拠点カオラックまではプーケットタウンからバスで2時間半。クラブリーより手前でずっと大きな町。ダイビングで有名なので一般観光客用のホテルがたくさんある。クラブリーからは1時間半。



転送サボっていた訳ではない 朝のクラティンビーチ


スリン島1泊300Bのテント


バンガロー1棟2000B


浸水したカメラのカードから取り出したスリン島海底画像


スリン島 料金詳細 タイ語で同じ表記あったので外国人料金ではない。
   


この携帯画像見て「きれい」と言われて納得できず。スリン島本来の雰囲気は下の2画像が近い。


12月27日ようやくデジカメ画像取り出す。こちらが色がスリン島本来の雰囲気に近い。2011年12月10日10時30分撮影



スリン島のテント前の白砂ビーチ 沖に出ると川並みの強い流れがある。

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