放浪記14 2011年11月 格安海外旅行 びー旅.com AFRICAN IMPACT
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西アフリカの携帯電話は2万フラン(3,200円)で通話料込で買うことができ国境関係なく周辺国どこでも使える。


西アフリカのカラスは胸が真っ白。カラスらしくないしゃれたデザイン。インドのカラスは首周りがが灰色だった。



明日21日ガーナ大使館へのバイタク予約した兄貴と夕方の散歩の時偶然会う。写真とってもいいかといったら鍛えているので体をとってくれと自らシャツ脱ぐ。


この現地版ガリガリ君ミルク味が強烈にうまい。100F(16円)。袋を歯で破ってチューチューする。自転車で売り歩くおじさんから買う。移動の時の売り子も売っている。


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アフラオ国境 トーゴでガーナビザを取る

アフラオ国境で足止め ロメのガーナ大使館でガーナビザ取得実録

国境から徒歩3分の宿に泊まる アフリカンインパクト7


ロメからアフラオ国境へ向かう海岸大通り

2011年11月20日(日)トーゴ18時15分 日本21日3時15分 前へ 次へ
また想定外の状況。厳密には予想はしていたが思い通りになってないことは確か。今トーゴとガーナの国境アフラオのトーゴ側のホテルに宿泊中。ファン部屋だが涼しくて快適。国境からは歩いて3分にある裏通りの地元系ホテル。ファン部屋で8,500F(1,360円)と昨日までの宿の半額。

外ではアフリカンポップスが大音響で鳴り響いている。バーかなんかからかなと思うも普通の民家からだった。この辺の地元ポップスを聞くとレゲエやサンバがアフリカルーツなのを実感できる。爽やかなレゲエの新曲だなと思ったら地元ポップスだったりする。CD買って帰ろうかなと思うほどいけてる曲も多い。

アフラオ国境は海沿。徒歩1分でビーチ

今日アフラオ国境でガーナビザが取れず。明日月曜朝8時のガーナ大使館開くのを待って大使館までビザを取りに行く状況になっている。厳密には取ろうと思えば取れるのだが250US$と言われあきらめる。

今朝宿を出たのは8時半頃。アフラオ国境は朝6時から夜の22時まで開いている。ロメから国境は6km程と近い。バイタクでアベニーダホテルから国境まで500F。あれ?来た時ぼったくりタクシーに1万F払ったぞ。帰りは同じ距離20分の1じゃん。やっちまったい。でも安宿情報皆無での現地入りなのでしょうがない。


現在宿泊ホテルホッカ1泊8,500F
国境についてトーゴ出国後ビザを取ろうとガーナ側のイミグレに入る。すると「ここで発行されるのは緊急ビザのみだ。値段も高いぞ」と言われる。いくらか聞くと250US$(約2万円)。

反対側のガーナ→トーゴではトーゴビザが1万フラン(1600円)なのに?この辺では国によってビザの対応が全く違う。トーゴ、ベナンと国境で簡単にビザが取れてみんなそんな感じだろうと思っていた。しかし250$は高すぎだ。足元見ている感じもあるし。。

そんな大金払ってビザ確保するのは馬鹿らしいので引き返して明日大使館行ってビザ取得することにする。国境でも48時間のトランジットビザなら安くなるとのことだが、アクラで周辺国のビザを取るのに48時間では無理。今日は日曜なので大使館は休み

明日の朝8時に大使館が開くのでロメのガーナ大使館でガーナビザを取ることにする。いったん出国して出国スタンプ押してもらったのに再度引き返してトーゴへ戻る。出国スタンプ押していあるのに大丈夫か気になったが、押してくれた担当官は「いけいけ」との手振り。そのままトーゴ側へ戻ってくる。


アフラオ国境 トーゴ側の裏通り

トーゴ アフラオ国境の地元系ホテル
HOTEL HOKKA
ホテルホッカ
ファン 8,500CF~ アフラオ国境トーゴ側徒歩3分のホテル
Douanes Kodjoviakope BP 7603 Lome
TEL 22 21 02 01 / 22 21 64 75 国コード00228
住所に番地ないがもともとないらしい

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アフラオ国境から徒歩1分のビーチ 


そして入国の時からずっと付きまとってきた国境のぼたくりマンの1人に国境近くの宿を案内してもらいここにたどり着く。ぼったくりマンかと思っていたら明日8時に国境まで往復1000Fで行くというので彼にガーナ大使館へのビザ取りの送迎を頼む。国境からあまり遠くはないようだ。

ただビザを手にするまでには安心できない。無用に気に病んでも仕方ないのでなるようになるさとゆるく構える。

ここは思いのほか清潔で快適な宿。国境まで歩いて3分。住所を聞いたら番地がないので確認したらこの辺には番地はないとのことだった。Douanes Kodjoviakope の HOTEL HOKKA でいいそうだ。国境も近いがビーチも徒歩2分といった感じ。アベニーダホテル近くのビーチのように砂浜は長くなくすぐ波打ち際にいける。波は相変わらず荒く地元の子供たちが波打ち際で遊んでいた。ただ国境周辺は人が多く若干緊張感がある感じ。

あれ大音響の音楽ぴたりとやんだ。かわりにアザーンが聞こえてきた。6時半でも外はもう真っ暗。又転送できなくなってしまった。明日ガーナ入国できるのだろうか。

日付 出費詳細 宿代 合計
11月20日(日)
快晴
ホテルフロントチップ1000F 国境までバイタク500F チップ25F スパゲティ600F 袋水50F ガリガリ君ミルク味100F 瓶コーラ大450F チップ50F ホテルホッカ8,500F 11275F
日本円合計
1804円
1CFA=0,16円


奥の塔のある所が国境 現在宿泊のホテルから撮影 2011年11月20日


クスクス700F(112円)  練乳アイス100F(16円)   トマト6個100F

◆2011年11月21日(月)トーゴ 18時15分  前へ  次へ

ロメ郊外のガーナ大使館
今日も一日快晴。天気とは裏腹に迷走が続く。今日は朝からロメ郊外のガーナ大使館へガーナビザを取りに行く。昨日送迎頼んでいた兄貴と2人で大使館へ。てっきり兄貴がバイク運転するのかと思ったらバイタク2台にそれぞれ乗って大使館へ向かう。ガーナ大使館はロメのかなり郊外にある。国境の宿から行きは1台350F、帰り400F。兄貴の分と2台分払う。

大使館ではナイジェリア大使館のように門前払いということはなく、とりあえず大使館の中に入れてもらって申請者がビザを取れる状態かをチェックされる。するとここでも恐れていた事態に。ここでのガーナビザは基本的にトーゴ在住の者にしか発行しないという。

ということは厳密にその決まりを適用すると私はガーナビザをここでは取れないことになりガーナに再入国できないということになる。バンコクへの帰路チケットはガーナ発なのに。それじゃあ日本にも帰れないことになる。それにトーゴビザの滞在期限もあと2日しかない。チェック担当の太ったおばちゃんは「何でシングルビザなのにガーナを出たんだ」と叱責口調。といいつつも上役に判断を仰ぐようす。こっちは無理を押してなんとか発行していただく立場なので低姿勢でおとなしく待つ。

待たされはしたが、結果ビザの発行はしてくれることになる。マルチで欲しかったがシングルでしか受け付けないという。ビザ代は張り出してある居住者向けと同じ2万F(3,200円)。これで当面の危機は乗り切れそう。国境で緊急ビザ250US$払う必要もなくなった。


国境近くの浜辺で地元の地引網 網が上がったところ


ビザは大使館での発行なので手続きも正式で写真4枚必須。申請フォームも書かされガーナの関係者住所(旅行者はホテルで可)を2箇所記入する欄もしっかりあった。しかも当日発行ではなく明日10時に受取に来いとのこと。なんと今日中にアクラ入りはできなくなってしまった。それに発行されるのはシングルなのでブルキナファソに出国すると又同じ状況になる可能性がある。まあとりあえずガーナには戻れるのでそこからは行ってから決めよう。

それで今は昨日と同じ国境のホッカホテルの最上階の同じ部屋にいる。ファン部屋1泊8,500F。国境近くなので宿の回りはそこそこデンジャラスな雰囲気なのだが、宿自体は快適なのでここに連泊することにする。

地引網大漁 国境の海岸.

ビザ取りの間ずっと付き合ってくれた兄貴には2,000F(320円)チップとしてあげる。複雑な状況になると私のフランス語だと心もとない。大使館の窓口は英語ですんだ。

懸案は解決したので宿に戻った後は近くのレストランでクスクス食べて国境ビーチで泳ぐ。冬のノースほどではないが波が高いのでそれなりのテンションだった。時折オーバーヘッドの波が来るので泳ぐ時にカメラが持てない。もうこれ以上カメラでトラブル起したくないので。泳いでいる時の画像がとれないのが難。

クスクス食べた時にカメルーンからの旅行者がこっちへ来いというので同席してこの辺の状況を聞く。カメルーンはカナダのように英語エリアとフランス語エリアに分かれていて彼はフランス語エリア出身とのこと。彼もこれからガーナへ向かうのだそうだが周辺国在住者は国境の移動がずっと簡単で、彼の住むカメルーンから隣国ナイジェリアにはIDカード提示のみで越境できるという。


アフラオ国境近くのビーチ


いろいろ現地情報くれたカメルーンのお兄さん.。中国人はよく見るが日本人は初めて見るそうだ。
何でなのか聞いてみた。すると納得できる回答が返ってきた。彼の妹が日本に行こうと思ってビザ申請を考えたことがあったそうだ。そうすると航空券2,000ユーロという壁以外に日本のビザの壁が高く厚いことに気づく。日本からの招聘がないとビザが下りない。初の渡航でその国に知人などいるわけないのに現地からの招聘など受けられるわけがない。あれ?これ先日私がナイジェリアビザを取ろうとした時に感じたことと同じだ。

つまり日本が西アフリカ諸国の渡航者に課しているビザ発給の条件をそのまま逆の日本人にも当てはめている面もありそう。相互の渡航の条件は対等であって当然のことだと私も思う。

一般的に近くの国は放浪しやすい。日本人はアジアなら自在。欧州組ならユーロ圏は自在。カメルーン人なら西アフリカは自在。私の場合価格にこだわるのでビザ問題がある場合余計にややこしい。前回の東アフリカ訪問の時には初回に日本で取ったケニヤビザがマルチだったので周辺国の放浪がしやすかった。そういえば当事ケニヤビザは往復航空券なくても取れた。でも中南米放浪は日本から遠いけど私の場合ビザで苦労することはほとんどなかった。

日本に行きたいという外国人は多い。自由な時間ができるとしてそれを国内旅行にあてはめるなんてとても考えられない私にとってなんで?と常に思う。彼の妹さんの渡航目的を聞いてみた。
私 「留学に行くの?就労に行くの?それとも観光?」
彼 「いいや、そうじゃない。結婚しに行く」
私 「 …… 」
わかりやすいストレートな回答。でもせめて建前だけでも留学にすればいいのにと人事ながら思う。

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日付 出費詳細 宿代 合計
11月21日(月)
水1.5L500F ガーナ大使館バイタク2台700F 帰り800F バイタクチップ200F 兄貴チップ2000F 物乞い100F 200F ガーナビザ2万F クスクス700F 袋水2つ100F カフェオレ200F トマト6つ100F 練乳アイス100F コーラ大瓶450F ホテルホッカ8,500F 34650F
日本円計
5544円
1CFA=0,16円


ロメ郊外のガーナ大使館の前はこんな感じ

◆2011年11月22日(火) トーゴ朝6時15分 日本15時15分 前へ   次へ
朝の6時だというのに近隣の民家から大ボリュームの地元ポップスが流れている。夕べは夜遅くまでガンガンだった。今日も朝から雲ひとつない快晴。まだビザは受け取ってない状態なので気は抜けない。

この安宿には珍しく鏡がついているので自分の体を見る。かなり腹はへっこんだ。こういう旅は体脂肪を減らしてくれる。昨日は波と格闘したこともあって夕方にはヘロヘロで晩飯食うことなくそのまま地元ポップス聞きながら寝る。

ロメにはこういうホテルも多い

よく現地適応力有無の判断で男性は海外在住でやせる、女性は太るという言い方されるが、どちらがいいかは人による。体脂肪30%の女性が40%になるのはどうかと思うし、体脂肪30%の男性が20%になるのはとてもいいことだ。少なくとも出た腹がへっこんで昔の体型に戻るのは私は大歓迎。日本の日常では「太りすぎでやばいな」と思っても意志の弱い私は食事制限で減量ができない。ここでは無理なく自然にそれが出来る。

今日10時発行予定のガーナビザを受け取りガーナに入国する予定。又転送が滞っている。

日付 出費詳細 宿代 合計
11月22日(火)
晴夕方雷雨
ガーナ大使館バイタク往復2人分1500F 兄貴にチップ5,000F 荷物小屋のおばちゃんにチップ500F 大使館受付チップ500F 国境ミニバス7,5S 缶コーラ1S 焼きバナナ0,5S 袋水0,1S 0.1S 晩飯地元定食3.5S 袋水0.1S バナナ5本0.5S キングズコートホテル
30S
F
日本円計
1CFA=0,16円 1S=50円


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蛇足情報
  • 現地は日が落ちるのが早く午後6時で外は真っ暗になる。街灯がないので国境の裏通りはデンジャラスな香りプンプン。
  • 西アフリカでは沿岸部はキリスト教徒が多く、内陸部に行くほどイスラム教、伝統宗教が多くなる傾向がある。
  • 国境画像撮りたいが2台目のカメラを没収されるのは避けたい。軍事情報になるのでネットでの公開などもってのほかなんだろうなとも思う。
  • 現地には撮影されるのを嫌う方もたくさんいる。カンボジアのようになかなかずうずうしく撮れない。やばそうな雰囲気バリバリの中の撮影は気合がいる。
  • 大使館でビザを取る場合には写真が複数枚いる場合が多い。ロメのガーナ大使館でも必要なようだ。現地で用意すると時間も費用もかかる。私は出国前に20枚くらい自宅のプリンタでプリントして(実際はA4写真紙2枚で20画像)持参している。


現在宿泊中の国境徒歩3分の宿 ホッカホテル ファン部屋8,500F



スパゲティ500F(80円)


アフラオ国境近くの食堂メニュー


成田空港ホテル情報



袋入り水25F(4円)食堂で50F。現地名 「ピュアウォーター」。ガーナが最初にこれを作ったので仏語圏でもこれだけ英語。歯で袋を破ってチューチューする。


ガーナのチョコ 黄色い方は安いがいまいち。赤い方はうまいが高い

ハワイホテル格安情報

ピピ島格安情報

   


アフラオ国境の裏通り 奥の白い建物が現在宿泊中のホッカホテル ファン部屋1泊8,500CF(1,360円)


上の路地から徒歩3分でこのビーチに出る



カラスとは思えないおしゃれなデザイン


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