11月27日(火)朝6時27分
プーケットタウンのダウンタウンインにいる。ファン部屋だがツインでベッドが二つ有りトイレシャワーTV付、広さはカオサン独房の6倍。1泊350B(写真右)。今外は雨。地平線のほうにかすかに朝日が差しているがとても乾季の天気とは思えない悲しい状態。
昨日バスがプーケットのバスターミナルに到着したのはカオラックからバスの乗り込んでちょうど2時間後の7時15分。暗くなって雨も降っていた。到着して様子が変なことに気づく。いつものバスターミナルと違う。どうやら新しい郊外のバスターミナルができたようでそちらについた様子。旧バスターミナルなら歩いて5分でプーケットタウンの中心部まで行けたのだが、ここからは7kmあるという。
マジか?いつからそうなったんだ?だって前回来たのはプーケット来たのはついこの前じゃなかったか?いや、よく考えると去年はクラブリーからプーケット素通りでハジャイだった。深南部は最近何度も行っているが、健全なプーケット方向はここしばらく訪れていない。だってプーケット物価高いし、ゆる過ぎてテンション上がらない。 到着時は雨。昨日はテント泊のシミランツアーが終わったばかり。日焼けも体力を微妙に奪う。午前中にはシミラン諸島の海で潜っていてぬれた海パンで4時間近くかけてここまで来たエキセントリックスケジュールなので若干お疲れモード。水厳禁のパソコン背負って夜の雨の中7km歩く気はしない。バイタクにタウンまでいくらか聞くと100Bという。カオラックからここまでのバスの料金と同額。 |
ううむ、足元見やがって。ぼったくりエリアプーケットらしく、バスターミナルを市内から離れたところに移動し、ローカルバスで安くプーケットに来る連中からもっと金を取ろうと意図が見えなくもない。
バイタクの市内まで100Bに納得できない私は通りに出るも時間が遅いせいかソンテウの気配なし。昼間で晴れていればしばらく待つのだがパソコンぬれるのも心配。さらに周辺の宿を徒歩で探すもやはり雨が降っていると気力も萎える。あきらめかけた時に追ってきたバイタクの一人が80Bを提示するのでそのバイタクに「オンオン」か「ワサナ」へと指定して乗り込む。乗ってみてその走行距離に歩かなくてよかったと実感。夜7時過ぎていたがそのバイタクは途中客を乗せたソンテウ追い越す。ただ乗っていたのは欧州組1人だったのでプライベートでタクシー状態の高額ソンテウの可能性もありそう。
バイタクはお約束で指定した「オンオン」には行かず、手数料の入る郊外のぼったくりホテルに連れて行く。後部座席から降りることなく「ここじゃない。最初に言ったとおりタウン中心部へ行け」と再指定。そのバイタクはオンオンを知らなかったようで町の人に聞きながら近くまで到着。なんとオンオンがつぶれているでないか。マジか?1泊160Bの個室が唯一残っていた老舗ゲストハウスがなくなっているとは。後日追記:つぶれているのでなく改装のためにしまっているらしい。来年再オープンする予定とのことだがあまり当てにならず。
日付 | 出費詳細 | 宿代 | 合計 |
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11月27日(火) | クイッティヤウ40B 福建麺40B コーヒーシェイク60B かぼちゃプリン10B パトンバス25B 26B 肉野菜炒め定食45B トムヤムクン85B 水1B 牛乳11B マンゴスチン1kg25B 水8B | ダウンタウン イン 350B |
B (円) |
すぐに切り替えワサナを目指す。ところがワサナもない。看板がないのそれらしきレストランに入って聞くと隣の「プーケットバックパッカー」という欧州向けのぼったくり宿に吸収されてそこもなくなっていた。「プーケットバックパッカー」のフロントで吸収されたワサナの値段を聞くと個室1泊600B。バックパッカーの払う宿代じゃねえじゃん。それとも欧州組バックパッカーは普段からそんな宿代払いながらタイを放浪しているのか? 仕方ないので以前チェックだけしたことのあるダウンタウンインに行ってみる。そこで1泊350Bの部屋をやっと見つける。ここは以前、確か4年前チェックした時(ワサナ250B、オンオン160Bの時代)には1泊500Bといわれ、びー旅に情報としてのせる価値無しと判断した地元宿。値下げしたのか、以前私が尋ねた時に吹っかけてきたのか不明。地元色強くフロントで英語が通じないのが難。 |
ミアン島でのテント泊では明かりもなければ扇風機もない。海から上がってシャワーは浴びるのだが石鹸類使わないし、汗もかくので体はずっとべとべとしている。島でもシャンプーや石鹸は使ってもいいのが私が個人的に使わないだけ。シャワー浴びて砂を落としてもテントに行くまでにまた足に砂がつく。ここに来て石鹸とシャンプー使え、砂もつくことがなくてほっとする。清潔でさらさらのベッドと扇風機のありがたさがしみる夜となった。プーケットが激変しているので今日から情報仕入れよう。この宿にはワイファイはないので転送とどこっている。
2012年11月28日(水)朝7時25分
プーケットタウンのダウンタウンインで2泊し、朝を迎える。今日も朝からドン曇。晴れ間がまったくないわけではないがほとんど雨季の天気。南部の雨期明けは遅いというがとてもビーチを楽しめる天気ではない。こういう場合、外洋の離島の方が晴れる場合が多いのでシミランに行ったのは正解だった。今外国人は誰も日焼けしていないプーケットの中で私だけが真っ黒。
昨日は近くのカフェのワイファイでの転送を終えて3時頃からパトンへ行ってみる。ラノーン通りのバス停から所要40分。距離は12kmなのだが山を越えてトロトロ行くので距離のわりに時間がかかる。夕方など渋滞具合で1時間くらい場合も。料金25B。
乗ったときには雨は降っていなかったのだが到着時には雨。バングラ通り付近で降りて早速安宿捜索。案の定スクサンマンションはなくなっていた。ただオーナーが変わって宿名も変わっているだけで同じ場所に同じような値段で安宿は健在だった。とはいえタイで最も物価の高いプーケットの心臓部バングラ通り徒歩1分なので最安で1泊800B。ただ4年前のスクサンマンションが700Bだったので「まあそんなもんかな」という感じ。周辺には同様の金額示す宿数件あり。 サンドインやPNホテルは健在。特にサンドインはこの時期1泊800B。サンドインはバングラ通りの交差点の角にあるまともな一般ホテル。ピークシーズンはもっと高くなるが800Bのコストパフォーマンスは十分ある有料宿。 |
一通り回ってスクサンマンションのあったところの宿の部屋を見せてもらってそこそこまともだったので予約を入れる。デポジット(予約の前金)で500Bもとられた。パトンは広いので中心部から離れた場所でがんばって探せば多分もっと安い宿はある。ちなみに私の使う中心部は東京で例にとれば「東京の中心」は「府中」でなく「丸の内」とする中心。
宿前にツアー会社あったのでピピ島までのボートの値段聞くと片道で300Bとのこと。あれ?その辺は値上げしてないのか?数が増えたので値上げの必要がないのかも。200Bバンガローのあった頃のピピ島は猫も杓子もという状況ではなかった。こういう天気続くならならピピ島宿泊せずに素通りもありかな。
パトンで翌日の宿確保後、バングラ通りを通ってパトンビーチにでるも人はほとんどいない小雨のビーチ。5時を過ぎるとタウンへの25Bバスが途絶えるので早めに帰還。20分ほどバス待つも来ないので若干あせるが帰りはバスでなくソンテウに乗って無事25Bで帰る。晩には宿前の地元食堂で肉野菜ぶっ掛け飯45Bとトムヤムクン85Bを食べる。トムヤムクンはうまいんだけどどんぶりいっぱい出てくるので一人で食うには量多過ぎ。完食したけど。
ダウンタウンイン 350B~
エアアジアの宣伝マークの入ったローカルタクシー
プーケットタウン→パトン25B。
5kgのドリアンが250B(650円)。
タウンの市場ではマンゴスチン1kg25B。この量で約65円。
住所電話打つのめんどいので…
かぼちゃプリンはタイにもある。1個10B。タウンの市場で。
プーケットタウンからパトンは市バスで約40分。12kmだが山を越えていくので時間がかかる。料金25B
サンドイン6月~7月は500Bと1月の半額。この値段がこの時期プーケットがどういう状態かを如実に示している。事情を本当に知っている旅行者ならこの値段でも行こうとはしない。夜観光目当ては別だが。「大丈夫。雨季でも夕方小雨がぱらつく程度」という達人の指南が本当かどうかはこの時期に行けばわかる。
激うまトムヤムクン85B プーケットタウンで。パトンではこの値段では食べられない。
バングラ通り徒歩30秒 クラウンホステル健在 2012年11月27日