2012年11月14日(木)現地時間19時25分
今ヤンゴン行きの夜行バス(写真右)に乗っている。こういう時間はちょうどいいページ制作の時間になる。車内のTVでミャンマードラマDVDが流れる。エアコンは効きすぎるくらい。来る時には1万5千チャットだったのに帰りは1万2千チャット。どの道外国人料金なのは想像つくけど。ちなみにもっと低いランクのノンエアコン車もあり1万チャット。どうせ割高の外国人料金になるなら2千チャットの差ならエアコン車のほうがいいかも。宿の前々まで送迎車が来て乗場までライトラで送ってくれた。乗場は宿から徒歩圏内の長距離バス乗場。夕方18時とのことだが出発は10分前の17時50分。
車内は軽く満員。あいている席はほとんどない。乗客はほとんどローカルの方々。欧州バックパッカーがひとりも乗っていない。あの大量の欧州組はみんなエアで来ているのか?それとも欧州組専用のツーリストバスがあるのか詳細不明。その手の情報は初心者用ガイドブックに任せる。
所要9時間とすると到着は未明の3時やんけ。早すぎんぞ。ヤンゴン行きのバスは朝発夕方着と夕方発朝着の2本があるがまた夕方着くと宿で苦労しそうなので朝着を選んだのだが、今回はガラガラ宿の場所知っているわけだから夕方でもよかったかな。今回は空腹に備えてバナナ3本持つ。1本100ksだった。
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2012年11月15日(木)21時14分 今ヤンゴンの「ガーデンゲストハウス」のエアコン部屋(写真右)に10US$で宿泊中。今日ようやく日本円を両替でき、帰路便のエアアジアの予約もできた。ヤンゴンに着いたのは今日の朝なのに1日にいろいろあってとても書ききれない。ミャンマーはネタの宝庫じゃ。なんでこういう情報誰も公開しないんだろう。今詳細を書く元気ないので今日はもう寝る。 2012年11月16日(金)朝7時16分 「ガーデンゲストハウス」で快適起床。パソコンに向かう。この宿にはワイファイはない。エアコン部屋で気温が低いと洗濯物が一晩で乾かない。昨日の早朝ヤンゴンについて懸念の日本円両替と帰路便エアアジア予約が一度に解決。明日ミャンマー脱出予定。 |
昨日11月15日、夜行バスがヤンゴン郊外のアウムングラバスターミナルに着いたのは早朝4時ちょうど。所要はなぜか行きより1時間長く10時間だった。しかし1時間早く未明の3時に着かれるよりはこっちには助かる。バスを降りるとお約束のタクシードライバーからの勧誘。市内まで1万ksの言い値。バガンからここまでの9時間を1万2千できているのに車で30分の市内までその値段で行く気にならず。バガンへの往路に自力で市バスでここまで来ていて事情を知っているのが幸いだった。43番バスなら300ksで市内のスーレーパゴダまで行ける。
タクシードライバーは「バスの始発は6時だ。2時間も待たねばならない。だから俺のタクシーに乗っていけ」とまくしたてる。適当に笑顔で受け流して、市バス乗場の方向だけ確認して真っ暗な中43番バス停を探す。ちなみにバス番号はほとんどミャンマー文字で表示されている。ちなみに「43」は「qp」のような形状(写真右)。43番バス乗場へ向かう途中、追っかけてくるタクシードライバーは市内まで6,000ksまで下げてきた。それでもバスで行けば300ksで行けるのだから論外だ。その時の手持ちの現地通貨も2万くらいしかなかった。タクシー代にそんなに使うと市内に行ってから困る。
徒歩1分の所にソンテウもどきの「ライトラ」がいたので「スーレーパゴダ?」で確認すると「あっちだ」と指を刺す。その方向へ歩いて行くと1台の大型ボロバス(写真右)が暗闇に浮かび上がる。なんと長距離バスの到着にあわせて早朝から市バスがバスターミナルで待機しているのだ。当然といえば当然。満員状態のローカル乗客が皆料金の高いタクシー使って市内へ行くわけはない。行き先確認してバスに乗り込むんで待つこと30分。4時半にバスは市内へ向けて出発した。写真上は15日早朝、市内スーレー到着時朝5時頃のスーレーパゴダ。
スーレーパゴダは終点のようで所要30分。まだ暗い朝5時に到着。1週間前にチェックしていた1泊1万ksのエアコン部屋の「ポロゲストハウス」を目指す。しかし朝早すぎで入口前の鉄格子が降りていて鍵のかかった状態。鉄格子越しに叫ぶも反応無し。宿の前の地元食堂が開いていたので350ksのカレーセットと300ksのコーヒーで30分ほど時間をつぶす。5時40分になっても開かないので、開くまで散歩のつもりでスーレーパゴダ前の安宿群チェックしてみる。 前回泊まった1泊5$のシングルや、3$のドミのある「マハバンドーラ」は相変わらず空きはドミのみ。続いて前の「ガーデンゲストハウス」チェックすると予想外にもシングルに空きがあるという。 |
エアコン部屋でトイレシャワー付、朝食付で1泊10$。10$は約8,000ksなので泊まろうとしていた「ポロゲストハウス」10,000ksより安い。フロントも24時間対応のようだ。やはり朝到着すると空きを見つけやすいのだ。迷うことなくチェックイン。
その時既に手持ちに10$の現金なかったので両替して後で払うということで何とかその日の宿確保。実際泊まってみて前回のヤンゴンゲストハウス11,000ks(14$)のトイレシャワー共同エアコン独房よりずっとコストパフォーマンスも居心地もいい。今宿泊している「ガーデンゲストハウス」は「どうせ行っても満室だろう」と最初からあきらめていた宿だ。ヤンゴンの予約無しの当日宿確保を有利に進めるには「ヤンゴン朝到着」と知る。
夜行バスではあまり寝られず。朝の4時からアウムングラから市内行きの激闘が続いてので宿確保後、昼まで宿で寝る。何もしなくても汗だくになる今のヤンゴンでエアコンの冷気はありがたい。
お昼寝終えて夜行バス疲労から回復し、日本円両替に乗り出す。その時手持ちの米ドルは3$。現地通貨は2万ksほど。ATMで金引き出しできると勝手に思っていて窮地に追いこまれる。昨日聞いた話ではPLUS対応ATM出現は2013年1月らしい。 ヤンゴン市内での両替では宿の前やアウンサンマーケットに行く途中に盛んに両替誘ってくる。しかし彼らの最初の言い値と長時間待たせた後に提示してくる実際のレートが全く違うので無視したほうがいい。最初は私もまともに取り合ってかなりの時間を無駄にした。 日本円は空港など政府の公式両替所では両替はできず。地方になるほど難しくなりレートも悪くなる。日本円のまともなレートでの両替はヤンゴンのブラックマーケットに頼るしかない。 |
日本円両替のできる場所はアウンサンマーケット。スーレーパゴダがら徒歩15分。かなり大きなマーケットでその中の宝石店の一部が日本円両替をしてくれる。日本円から現地通貨チャットも日本円からUS$も可能。ここで替える一番のメリットはレートがまともなこと。たとえばスーレーパゴダでカモ待ちする両替屋に頼むと30分待たされた挙句5,000円を40$になるが、アウンサンマーケットでは5,000円は60$になる。
アウンサンマーケットにも政府公式両替所はあるがそこで日本円は両替できない。またアウンサンマーケットにも日本語ぺらぺらのカモ待ちぼったくりマンがいるが、彼らに頼るとせっかくアウンサンマーケットまで行っても彼らの生活費分が加算されたこちらに不利なレートになる。
まともなレートで日本円を両替するには自力でアウンサンマーケットまで行って日本円を両替する宝石店を見つけ、そこで自分で両替することだ。交渉は英語でできるが日本語不可。
左の写真が私の見つけた日本円両替可能な宝石店。日本円からUS$にも現地通貨ミャンマーチャットのどちらにもかなり良心的なレートで両替してくれる。
スーレーパゴダ周辺のぼったくり両替マンは、長時間無駄に待たせ、極悪レートをさらに極悪にして両替しようとする小細工を使うがここでの両替は1分ですむ。
ちなみに私はここで昨日2012年11月15日、5,000円を60US$に両替した。このレートは私が先日羽田空港のみずほ銀行で替えたレートとほぼ変わりない。日本円からミャンマーチャットにも両替可能。ネット上に日本円の闇両替はレートが悪いと出回っているのは、ただ単に両替試みた日本人がガイドブック片手に旅をするタイプで、先に書いたぼったくりマンにひっかかっているだけ。ただ若干要領はいるので来年2013年1月にPLUS対応ATMがでてくるまでは米ドルを持参するほうが面倒はないかもしれない。(後日追記2012年11月19日、PLUS対応ATMはミャンマー大手3行と提携し、2013年1月からお目見え。一方Cirrus対応ATMは2012年9月から既にミャンマーに導入されている。)
参考までにぼったくり両替マンレートは最初の言い値が5,000円が50US$。30分待たせた後、最終的には40US$になる。長時間無駄に待たせることでレートのいい両替をあきらめさせようとしているのだ。できる限り無視してアウンサンマーケットまで行ったほうがいい。
以下、ぼったくりマンかどうかの判断。通りを歩いていて英語で話しかけてくる70%、日本語で話しかけてくる80%、カメラを向けて逃げる90%。
アウンサンマーケットで両替する米ドルには現地の金融機関確認スタンプ付やインクがついているものが多い。これがついているとエアアジアの窓口現金支払いで受け取ってもらえない。また再度の闇両替の際もこれを理由にレートが悪くなる傾向あり。ただゲストハウスの米ドル支払いなどでは問題なく利用できる。とにかくミャンマーの方はけがれのない米ドル新札を好む。100$札や1万円札のほうがより価値があるようだ。以下私が両替した宝石店。
日付 | 出費詳細 | 宿代 | 合計 |
---|---|---|---|
11月15日(木) | アウムングラ市バス300 カレーセット350 コーヒー300 パイナップル300 みかんジュース1,000 焼きプリン300 夏みかん2,000 みかん500g1,500 マンゴスチン500g2,500 ミャンマー語会話本1,700 ネット屋1時間500 エアアジアバンコク行航空券85$(ネットでカード払い) 酢豚鳥版2,200 ご飯300 コーヒー300 ロティ2つ200 宿水300 | ガーデン ゲストハウス 10$ |
|
5,000円両替 60US$ そのうち20$を16,000ksに替える。 |
●11月19日後日追記
2012年11月16日、米政府は軍政時代のミャンマーに科していた同国製品の輸入禁止措置の大半を解除したと発表。解除は約10年ぶり。オバマ大統領が19日にミャンマー訪問する。
PLUS対応ATMはミャンマー大手3行と提携し、2013年1月からお目見え。一方Cirrus対応ATMは2012年9月から既にミャンマーに導入されている。
ロイヤルホワイトエレファント Royal White Elephant Hotel
1泊 4,200円~ 予約はこちら
M.G.M ホテル ヤンゴン
M.G.M Hotel 1泊 4,700円~
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ホテル ウィンザー ヤンゴン
Hotel Windsor 1泊 5,800円~
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クローバー シティー センター
Clover City Center Yangon
1泊 6,400円~ 予約はこちら
バガン、ニャウンウーのヤンゴン行チケット売り場のお姉さんと。宿に頼むとヤンゴンまで1万5千なのを1万2千にしてくれた。宿前まで送迎付。
これはミャンマーの車のナンバープレート。長距離バスの休憩の際、広いサービスエリアでたくさんのバスがいるので、自分のバスに戻ってこれるように普通はナンバーを記憶するものだが、これでは…
ガーデンゲストハウス。エアコンシングル1泊10$。最安部屋は8$。
激うま焼きプリン300ks(30円)。あまり甘くない。スプーンもつく。アウンサンマーケットで。
こおろぎフライはここでも健在
お札にこういうインクがついていたり両替屋が偽札確認の後に押すスタンプが押してあるとエアアジアの店頭現金払いは受け取ってくれない。