Yangon Guest Houseヤンゴンゲストハウス
ヤンゴン国際空港から市内 バスで30円
ヤンゴンゲストハウス宿泊実録2012
2012年11月09日16時45分
ヤンゴンの「ヤンゴンゲストハウス」という宿でパソコンに向かう。トイレシャワー共同で11,000ミャンマーチャット(約1,100円)。初日は暗くなってシングル見つけられずに1泊3$(240円)のマハバンドーラゲストハウスのドミに泊まる。今日またそこに連泊もできたのだが、ドミだとページ制作に集中できない。
なので今日朝、早速近くの別のゲストハウスの個室探し出して何とかもぐりこむ。ミャンマー入国後、予想外のことが怒涛のごとく押し寄せてきてページを作っている暇がない。何も知らない状態での入国なので仕方ない。
昨日エアアジアがヤンゴン国際空港に到着したのは現地時間の午後5時半頃。フライト時間は1時間くらいだが水平飛行しているのは40分くらい。ヤンゴンはバンコクからそれだけ近い。右の写真はヤンゴン市内の格安食堂。350ks(35円)で定食が食べられる。
時計を30分遅らせて時差調整。入国もなんなく済ませ空港出口に。そこで普通は両替所の横にATMがあるものなのだがヤンゴン空港にはない。やむを得ず60$だけミャンマーチャットに替える。100$のほうがレートはいいがATMがあるからそんなに使わないだろうとその時は読んでいた。 で、市内行をあたる。空港出口ホールのタクシーブースの脇に市内までタクシー8,000ks(ミャンマーチャット)と看板。日本円で約800円。案内係の女性に英語が通じたので激安の市バスのような公共交通機関で市内まで行けないかダメモトで聞いてみる。私には「空港から市内へどういう行き方をするのかでその旅の質が決まる」という勝手な思い込みがある。 |
タクシーを使えばその後もそういうレールに乗った金をばら撒くだけのゆるい旅になるという、極めてかってな思いい込みが。別にそれはそれでいいんだけど。
市バスでの市内行きの問いに対して最初はお決まりで「市内へのバスなんてない。タクシーで行くしかない」の返事。ないわけないでしょ。空港職員や空港関係の地元の方はどうやってくるの?みんなマイカー持ちのはずもないし。ただ空港出口を出るころには外は暗くなってきていて、ミャンマー語もほとんどしゃべれない。それで地元バス利用はかなり不安なことも確かだった。
しかし揺らぐ意志に反して、なぜかその方は2回ほど切り返すと意外に市内へに行き方を細かく教えてくれた。空港から市内の安宿エリアのスーレーパゴダまで直行する市バスがないことは事実だが、スーレーパゴダまで格安に行く方法がないわけではない。
まず空港前のとおりへ出てそこで空港を背にして左から右に流れてくる現地名「ハイラックス(写真右上。多分アフリカのプジョーやカンボジアのニッサンと同じ命名)」というミャンマー版ソンテウに乗って「テンマイル(10mile)マーケット」まで行く。所要10分ほど。料金100ks。テンマイルマーケットの現地名は「セーマイ」で、車掌が「セーマイ、セーマイ」と大声で客引きをしている。ちなみこれに26人ほど乗るので荷台はおしくら饅頭状態。
テンマイルマーケットで道の反対側に渡り来た道と反対方向へ向かうバスに乗ればそのバスがスーレーパゴダまで行く。料金200ksでハイラックスとあわせて市内までの合計300ks(約30円)。バスの番号は51、123、104などだが番号は右の写真のようにあってないような状態。なので乗るときに「スーレーパゴダ」と車掌に叫ぶと行くバスなら招き入れてくれる。
私は空港で教えられたとおりに徒歩2分の空港前の通りにでてハイラックス到来待つがその時間既に真っ暗でヘッドライトで逆行になり、どれがその乗り合い自動車かわからない。乗車率300%状態の鈴なりのソンテウもどきが来たので手を振って止める。「テンマイルマーケット」と叫ぶと招き入れてくれた。10分ほどで乗り換え地点テンマイルマーケットに着きそこで反対車線に行ってスーレーパゴダ行きのバスを捕まえる。どちらも私が乗るときには乗車率250~300%だったので、エアアジア機内に持ち込める小さめの荷物でも乗り込むのが大変だった。スーツケースを持って旅をしている時点でこの利用はあきらめたほうがいい。
乗り換えたバスは所要1時間で延々真っ暗な道を走り続ける。スーレーパゴダは終点だが、折り返してまた戻ってくるので車掌にスーレーパゴダで降りることを前もって伝えておくほうがいい。上の写真のバスは日本製の中古車バス。日野製で日本で見ることはまずない。昭和初期に活躍か。これが現役で走るヤンゴンはすごい。
三井住友VISAカード 海外旅行にクレカ必須。ショッピング、LCCネット予約や海外ATM利用に。 |
エポスカード 年会費無料の丸井のクレカ。海外ATM利用可。海外旅行保険自動付帯。 |
スーレーパゴダから安宿は徒歩圏内に複数ある。ただカオサンのように小さいエリアに密集しているわけでなくやや点在という感じ。最初にパゴダのまん前にある「ガーデンゲストハウス」当たるも満室と断られる。もう1軒雑居ビルの3階4階にある「マハバンドーラゲストハウス」にはドミはあるも個室はないとのこと。そこからやや離れたオキナワやホワイトハウスやダディの3軒もことごとく満室と断られる。 外は真っ暗だし疲れてもいたのでやむなくドミに空きのあった「マハバンドーラゲストハウス」に初日は宿を取る。雑魚寝状態で1泊3$。鍵のかかるロッカーもないセキュリティゼロ状態。同室の2人はドイツ人のお兄さんだった。寝るときにはいびきもなく静かだったがパソコン取り出してページ制作する雰囲気にはならなかった。 |
翌朝置きだして早速宿探し。夜じゃなければ宿探しはたやすい。徒歩で10分ほどのところに今宿泊している「ヤンゴンゲストハウス」見つけ出す。1泊シングル11,000ks。ヤンゴンでは10$前後の宿はほとんどトイレシャワー共同。コストパフォーマンスは悪い。どうやら満室になっているのはネット上に出回っているバックパッカー情報に名前の上がっている宿だけで、それ以外の地元系の宿は結構ガラガラ。今の宿は空室だらけ。ただ安めの地元宿には外国人お断りのホテルもあるので注意はいる。
この宿は周りの宿泊客の物音が筒抜けなので若干他の宿泊客の騒音がうるさい。トイレシャワー共同のファン部屋だが、天井部分筒抜けの6室くらいまとめて大きなエアコンで冷やすので部屋の中は涼しい。 ただこの宿を見つけてチェックインした後に1泊10,000チャットでエアコントイレシャワー付の宿を見つけてへこむ。安さで言えば昨日3$のドミに泊まった「マハバンドーラゲストハウス」のシングル5$が個室では一番安いが完全窓無し独房なので居心地はいまひとつか。オキナワゲストハウスでは最安15$、ホワイトハウスではシングル最安トイレシャワー共同の独房が17$。ダディゲストハウスがエアコン部屋朝食付き12$で、売り手市場で宿が天狗になっているヤンゴンでは良心的なほうと感じた。 |
ネット屋はあちこちに複数有1時間400ks。食事は地元系のレストランに入って定食食べれば350ksで食べられる。
ATMは市内に点在しているもその銀行のカード専門のようで、ビザやマスターに対応しておらず私のカードで現金が下ろせない。これは予想外だ。ラオスでもカンボジアでも、いやインドやネパールでも、西アフリカ諸国でも使えるクレカが何でミャンマーで使えんのじゃ。日本円も現地通貨に両替できず。手持ちの少ないドルで過ごさねばならない。ツーリストセンターでATM事情聞いた時に、来年から順次銀行ATMがビザ・マスター対応になるとの噂を聞いた。まあとりあえず今手持ちの180$あれば2週間くらいは暮らせるのでいいか。
日付 | 出費詳細 | 宿代 | 合計 |
---|---|---|---|
11月9日(金) | 朝カレーチャパティセット350 コーラ500 500 500 水300 お菓子200 200 パイン300 昼チキンカレーとコーヒー1600 公園入場料500 晩中華2800 ロティ100 | ヤンゴンゲストハウス 11,000ks | 18850ks |
●11月19日後日追記
2012年11月16日、米政府は軍政時代のミャンマーに科していた同国製品の輸入禁止措置の大半を解除したと発表。解除は約10年ぶり。オバマ大統領が19日にミャンマー訪問する。
PLUS対応ATMはミャンマー大手3行と提携し、2013年1月からお目見え。一方Cirrus対応ATMは2012年9月から既にミャンマーに導入されている。
ロイヤルホワイトエレファント Royal White Elephant Hotel
1泊 4,200円~ 予約はこちら
M.G.M ホテル ヤンゴン
M.G.M Hotel 1泊 4,700円~
予約はこちら
ホテル ウィンザー ヤンゴン
Hotel Windsor 1泊 5,800円~
予約はこちら
クローバー シティー センター
Clover City Center Yangon
1泊 6,400円~ 予約はこちら
ゼロをひとつとればほぼ日本円。
このセットが350ks 約35円
マハバンドーラゲストハウスの2012年11月時点での料金。雑居ビルの3階4階にある。個室は常に満室状態。ドミは3$。
ヤンゴンのネット屋。ワイファイがあり手持ちのノート接続もできる。ただ接続の状態は若干悪い。
ヤンゴンのドーナツ屋に無料ワイファイ。ドーナツ屋さんの名前が「東京」って。