サンボール・プレイ・クック カンボジア第3の世界遺産

サンボールプレイクック　カンボジアで3つ目の世界遺産誕生

2017年8月14日（月）

2017年7月10日ユネスコ世界遺産委員会は、カンボジアのサンボールプレイクック遺跡群を有形文化遺産に登録した。1992年登録のアンコール遺跡群と2008年登録のプレアヴィヒア寺院遺跡に続いてカンボジアで3番目の世界遺産となる。

写真右はサンボールプレイクック遺跡入口の入場券売り場。2017年8月現在入場料は3US$。遺跡の規模はさほど大きくなく1～2時間もあれば一通り見て回れる。前アンコール時代のカンボジアで最も古い遺跡とされ、他の遺跡にない独特のフレイバーがある。

木に食べられた遺跡

サンボール・プレイ・クックとはカンボジア中央部にある都城遺跡。7世紀初頭イシャーナバルマン1世が建てた真臘（チェンラ）の都イシャーナプラとされている。八角形の祠堂やインドのドラビダ様式に影響を受けたソンボー様式とよばれる煉瓦造の遺跡が多く残る。アンコール遺跡群より400年以上前のクメール建築遺跡。シェムリアップの南東約170km。コンポントム市から東へ約30km。

関連リンク
バンテアイチュマール行き方　　サンボープレイクック行き方2015
プレアヴィヒア寺院　　カンボジア5大遺跡　　徒歩でアンコールワット
コーケー遺跡徒歩往復　　大プリアカン行き方　　ターモアン遺跡



カンボジア第1の世界遺産　アンコールワットと周辺遺跡群


カンボジア第2の世界遺産　プレアヴィヒア寺院遺跡　天空遺跡の雰囲気



第2の世界遺産プレアヴィヒア寺院の最奥部はこの崖になっている。



サンボールプレイクック遺跡

サンボールプレイクック行き方　2018年版

カンボジア
第3の世界遺産

サンボールプレイクックの場所はカンボジア中部の町コンポントムという町の郊外28kmにある。コンポントムはプノンペンとシェムリアップの中間地点にある町。なのでシェムリアップからもプノンペンからも日帰り訪問ができる。またコンポントムにはバスが頻発しており途中下車する形で簡単に格安の地元料金で行ける。コンポントムには1泊5米ドルからのWi-Fi付きに快適地元宿が複数ある。コンポントムを拠点にしてのサンボールプレイクック遺跡訪問の詳細解説はこちら。

コンポントムはシェムリアップから南東に149km、バスで片道所要3時間。プノンペンから北に171km、バス所要3時間半。シェムリアップからプノンペンへ向かう長距離バスルートの途中にある町。ちょうど中間地点にあるので現地のバスが頻発しており行きやすい。またやや割高にはなるがシェムリアップ発日帰りの日本語対応した現地ツアーも複数ある。

サンボールプレイクック遺跡

サンボールプレイクックほかハイテンション遺跡

カンボジア5大遺跡

ちなみにカンボジア5大遺跡は

1. アンコールワット
2. プレアヴィヒア寺院
3. サンボールプレイクック
4. バンテアイチュマール
5. コーケー遺跡群

4のバンテアイチュマール遺跡は今回の世界遺産申請のカンボジア国内選考で最後までサンボールプレイクックと争った遺跡。4番目の世界遺産候補といっていいのではないか。

他、プリアカンコンポンスヴァイ、ベンメリア、バンテアイスレイ、バンテアイトープなどがテンションが高い。半面プノンクレンやプーンコムヌー、クバールスピアン、ロリュオス遺跡群、ターモアン、タークロバイ遺跡などがしょぼい。タイ側イーサンに無数にあるクメール遺跡は9割しょぼいので注意。また訪問は11月～3月の乾季にしたほうがよりテンションはあがる。

カンボジア5大遺跡解説



カンボジア第4の世界遺産候補　バンテアイチュマール遺跡

びー旅つぶやき

16:58 2017/08/13

2017年7月10日ユネスコ世界遺産委員会はカンボジアのサンボール・プレイ・クック遺跡群を世界遺産に登録した。アンコール遺跡群とプレアヴィヒア寺院遺跡に続いてカンボジアで3番目の世界遺産となる。

「Sambor Prei Kuk」の一般的な日本語表記はサンボールプレイクックになった模様。これまでびー旅サイトでは「ル」の入らないサンボープレイクックとしていたので変更面倒。この遺跡をびー旅ロードで再特集する。サンボールプレイクック2015年版行き方特集はこちら。訪問実録はこちら。

世間ではお盆休み。どこも高いし混んでるので日本で引きこもり中。暑いのに焼肉やカツカレーがうまい。今年は夏バテ気味？と思っていたがこんな食欲ある時点でたぶん違う。強烈に暑いとさっぱりしたものより脂っこいものが食いたくなるのはなんでだ。だから日本ではメタボになるんじゃ。

びー旅つぶやき　シーロム線バンコクスカイトレイン

7:59 2017/08/16

バンコクスカイトレイン、シーロム線サパーンタクシン駅（写真右）が複線に。2017年末、完成予定。この駅は1999年12月5日シーロム線開通当初チャオプラヤ川にさえぎられる形で構内単線の終着駅になっていた。その後2009年5月15日シーロム線が川向うに延伸され中間駅になったのちも、当初のまま駅構内のみ単線状態が続いていた。なので両方向の列車が交互に高頻度で入線する状態でシーロム線増便のネックになっていた。

一時シーロム線増便のため駅の廃止も検討されたが、チャオプラヤエクスプレス接続駅なので見送られたようだ。今回の複線化工事は駅の下の道路を拡幅をしてホームを広げる。ちなみに延伸先のタクシン橋は延伸時点で複線化済み。これによりシーロム線の大幅な増便が可能になる。駅複線化工事情報は山田さんからの情報。いつも情報ありがとうございます。


タクシン橋


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