2009年 バンレム・パイリン国境1 バンレム国境
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バンレム・パイリン国境 カンボジア

バンコクからバスでチャンタブリー バンレム国境へ

バンコクからバンレム国境へ格安に行く方法 チャンタブリー、コムリエンの宿



 チャンタブリは大きな町だが、現在宿泊ホテルの周辺はこんな感じの空き地も多い。

 2009年2月20日(金) 10時59分              前のページへ     次のページへ
今エカマイ発、187Bのチャンタブリー行のバスの中。今日は朝から雲が多く、晴れて日の光はさしているものの、梅雨後半の湿度の高いむわっと蒸し暑い気温。タイ入国当初、暑さにニヤついていた私も、バスの中のエアコンの冷気がありがたく感じ始めた。若干連日の暑さにうんざり気味。事前に時間をチェックしていたのでバスの待ち時間は15分程。コーンアイス20Bとお茶20B買ってバスに乗り込む。

お茶はピピやクラビには砂糖なしのお茶がなく久々見つける。同じ深緑のパッケージでも「オリジナル」と書いてあるのは砂糖が入っている。「シュガーフリー」と書いているもののみが砂糖なしで、コンビニによっては置いていないこともある。味は緑茶ではなくジャスミンティー系。

チャンタブリターミナル バンコク187B

午後21時41分 今チャンタブリーの1泊200Bのだだっ広いダブルの部屋に1人いる。バンコクなら600B以上はとられそうな宿。タイの地方都市の宿はコストパフォーマンスがいい。うるさいバーの音楽もないし、すいているので台北ホテルのようなタイ人宿泊客の騒音もたいしてひどくない。

今日は1日蒸し暑かった。雲も多く、たまにパラパラとお天気雨。夕方以降は気温も下がり、今も天井からのファンの風がTシャツ一枚でちょうど心地のいい涼風に感じる。



現在宿泊中の200Bの地元系ホテル
情報を何も持っていない状態でチャンタブリのバスターミナルについてターミナル周辺を徒歩でホテルを探すも見つからず。仕方ないのでターミナルに戻ってバイタクに200Bくらいの安宿に連れて行ってほしいと頼む。

連れて行かれた先が今の宿。バイタク代20Bだったが、結構バスターミナルからは離れていてとても歩いて探せる距離ではなかった。トイレシャワー付のファン部屋のダブルでカオサンの独房宿5つ分はあるかというほど広い。地方都市の安宿のコストパフォーマンスはいい。ただ宿の表記もタイ語、ホテルの名刺もらったがそれもすべてタイ語。外国人を泊める気は全くないようだ。エアコン部屋もあるらしい。清潔で風通しがいいので昨日乾かなかった生臭洗濯物を再度洗って、既に石鹸の匂いのカラカラ状態に仕上がった。

ホテルの名前は「アウマリンホテル」。ホテル名ですら英語表示が一切ない。フロントでも英語はほとんど通じず、宿泊には片言でいいのでタイ語がつかえた方がいい。まあここまでたどり着ければ200B払えば日本語のみでも泊まれる。ただ国境や周辺情報を得るにはタイ語は必要。英語は片言だがフロントのスタッフはとてもフレンドリーだった。

目だった観光名所は特に何もないので、観光客は素通りしがち。トラートには、ハートレック~ココンの人気の国境や、チャン島といったビーチもあるので、外国人観光客向けのツアー会社も多数ある。しかしこのチャンタブリは観光をあまり意識していない地元色の強い地方都市といった感じか。ただバンレム国境にはバンコクからならトラートよりチャンタブリのほうがかなり近い。以前トラートにはシアヌークビルからの国境越えで何度か宿泊したことはあったが、バンコクまで思ったより遠く6時間くらいかかった記憶がある。

ホテルの看板も何もない アウマリンホテル

到着して洗濯物終えてから早速、バンレム国境について尋ねる。するとバンレムまではソンテウではなくて結構立派なバスが出ていてチャンタブリから2時間、160Bだという(後日追記:実際は1時間10分180B)。国境行のバスターミナルはバンコク行のバスターミナルではないそうだ。このホテルからバイタクで40Bとのこと。バンレムに宿はあるそうだ。国境でカンボジアビザ取得できるが先日のパタヤでの情報だと1200Bとられるらしい。バーツ安の今、ビザの正規料金20$は約700Bなのでバンコクでの事前取得が望ましい。カオサンの代理店でも既に実録公開したが、850Bで取得できる。またこの国境ではネットでとるeビザは使えない。

   



チャンタブリの町 町が広範囲に広がっているので徒歩での宿探しがしにくい。




またバンコク、エカマイからチャンタブリへのバスは直行便は1日7本と少ないがトラート行に乗って途中下車するか、ラヨーン行で乗り継ぐかという方法もある。それらの方法をあわせれば昼間なら30分に1本はでているか。特にトラート行は余計な所に停まらないので時間的効率はいい。

パタヤ方向から乗る場合はパタヤのスクンビット通りのバス停に来るラヨーン行に乗ってラヨーンで乗り換える。パタヤ~ラヨーン、ラヨーン~チャンタブリは頻繁に出ている。運賃はどちらも70Bとのこと。先日調べたパタヤ発のツーリスト用のバンレム行ミニバン1600Bって一体なんだったんだろう。

まだクラビ、ピピでの疲れが取れない感じ。居心地がいいのでここで2泊位するのもいいかも。ただ宿の近くにネット屋がないので日記を公開できない。

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09年2月21日のカンボジア、国境の町コムリエン。タイ側をバンレムという。

 2009年2月21日(土) 16時09分               前のページへ       次のページへ

パイリンへ抜ける国境 バンレム‐コムリエン国境 カンボジア側のシンキムホテル。1泊200B。
タイカンボジア国境のカンボジア側の町コムリエンの1泊200Bの宿にいる。カンボジアなのに国境の町での通貨はバーツで請求される。若干ダークで汚さは増したが昨日のチャンタブリの宿と同じくらいの広さ。国境の名前はタイ側の町はバンレムだが、カンボジア側はコムリエンという。パイリンはここからさらに2時間カンボジア側に行かねばならない。今日の午前中にカンボジアに入国。

今外は強烈な夕立で豪雨。今日は朝から雲が多く、曇時々晴れの天気。強烈な日差しはさして暑いのだが空は曇っているという感じ。乾燥した土の上に土砂降りの雨が降ったときの「雨のにおい」久々にかいだ気がする。アスファルトしかなくなった日本ではもうかぐ機会がほとんどない。

足元にヤモリが這って来た。腹パンパンに膨らんで虫食い放題の恵まれた環境にいるようだ。今日は朝の9時にチャンタブリの宿をチェックアウト。フロントでバイタク呼んでもらって、国境行のバス乗り場へ向かう。「ロッ トゥーア」とは2階建てのVIPバスのことかと思っていたら、ミニバンバス(写真下)のことだった。

市内のロビンソンデパートの前が乗り場で、アウマリンホテルからは結構遠くバイタクで40B。アウマリンホテル自体が郊外にあるホテルだった。

1泊200B シンキムホテル コムリエン

チャンタブリ、バンレム国境、パイリン、バッタンバンの位置関係は以下のような感じ。不完全表示の場合更新クリックを。

大きな地図で見る


チャンタブリの国境行ミニバンバス乗り場    国境までは所要1時間10分180Bだが、人数が集まらないと出発しない。



19時08分 夕立豪雨は1時間ほどでやみ、さっき晩飯食いにでた時にはいい打ち水になっていて外はひんやりとしていた。ただ日が暮れると街灯がないので外は真っ暗。車のヘッドライトが頼みとなる。今も室内の扇風機が涼しい。

国境行のバス乗り場では時間で出発するのではなく満員になったら出発するシステム。私が行ったときには既に5人ほど出発待ちをしていた。長時間待たされるのも覚悟したが30分ほどでミニバスは出発した。11人乗りに11人乗る感じ。おととしクラチェで体験した23人乗るような無茶な詰め込みはなかった。もとよりこのミニバスを使ってバンレム国境に行く人自体がそんなにいないようだった。料金は180B、所要は1時間10分。思ったより早く国境へ着く。

国境ではビザ代は1200Bで、正規の窓口で直接取っても1200Bとのこと。ビザランらしい欧米人観光客もちらほら。ただアランヤプラテートのような混雑はなかった。私はビザを事前にとっておいたので、ビザ申請待ちの行列は素通り。入国フォームだけであっさり入国。納得できない国境賄賂の要求もなかった。ビザ代1200Bがそれに当たるといえばあたるんだけど。

午後のピックアップトラックの数は少ない。 コムリエン

入国後、とりあえずパイリン行のピックアップトラック探すも見つからない。お約束の国境バイタクが延々つきまとってパイリンまでバイタクで400Bだと言ってくる。バイタクで行くのか?パイリンまでは結構距離があるはず。確か2時間かかるってきいたぞ。ピックアップトラックがあるならその客引きもいて声をかけてくるはずなのだがその様子もない。土ぼこりの中一通り歩いてついでに宿のチェックもする。今の宿がファン部屋200B、エアコン部屋400Bとの提示。パイリンまでの移動が思っていた展開と違うのでじっくり検討することにする。



国境営業時間 タイ語、カンボジア語対応  パタヤからの沈没ビザラン組は欧米人が主流 オーバーステイ専用窓口もあった。


昼下がりのコムリエン カンボジア‐タイ国境の町
宿泊が決まってから宿の人間にパイリン方向への移動についてきいてみるも、移動する人自体が少ないのでミニバスやピックアップトラックはないという。行く場合は地元民でもバイタクで行くとのこと。ただ400Bは高すぎる。昼間の散策の時にバイタクと交渉して300Bまで下げさせたが、この悪路をリュック背負って2時間バイタクの後部座席もきつくないか。第一地元民が400Bなんて払って移動するわけもないし。宿の兄ちゃんは親切なのだが、どうもバイタク側の立場に立っている感じはある。

こういう場合、地元民用のピックアップトラックは早朝のみ発という場合もあるので、明日の朝の具合も確認したい。(後日追記:この宿のおっさん情報はバイタク紹介手数料めあての嘘情報だった。実際にはピックアップトラックや乗り合いタクシーで安くいける。詳細後述)久々のサトウキビジュース、タックオンプー5B(500R)がうまい。財布に現金がなくなってきている。大丈夫か?いつものことなんだけど。今強盗に遭って全財産盗られても被害額は1万円ない。

両替レートは正確には1,000B=114,000R。しかし小額の場合、実質1B=100R。でも1$=35B、1$=4070Rで1B=100Rって?バーツで払うより米ドル両替してリエルで払った方が得なので、前回ネパールであまった米ドルをリエルに交換して使っている。地元定食昼25B、夜45B。肉は硬いが味付けは嫌いではない。ぜんざいもどきの地元甘味5Bもおいしい。ただ国境を越えると食事の味はガラッと変わる。また地元定食屋に場違いな蝶ネクタイのボーイやミニスカ制服のお姉さんが複数来ていたので国境カジノがここコムリエンにもあるようだ。

カンボジア・ラオス、ドンクラウ国境情報はこちらへ


国境の画像を撮ってもなんのお咎めもないのはその国が平和な証拠。この辺の郊外の山の中には600万個の地雷は残っているんだけど


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