2009年 バンレム・パイリン国境4 アンコールワット
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アンコールワット地元系バイクタクシー実録

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アンコールワットを地元系バイクタクシーでまわる実録情報 2009年急変するシェムリアップ



            2009年2月27日のアンコールワット、改修工事の足場がターミネーターというかキカイダーというか…

 2009年2月27日(土) 18時54分    前のページへ   次のページへ
今朝、1日5$の宿に宿を替える(写真下)。宿の名はハオソッタゲストハウス。だだっ広いツインファン部屋を1人で使っている。ダラGHより若干風通ししよくないが、そこそこ清潔。TVはあるが冷蔵庫がない。

宿替え後早々にアンコールワット遺跡めぐり2日目に小回りコースへ昨日のバイタク使って行く。1日チャーター7$。昨日より距離の少ない小回りコースなので昨日より安くという交渉も出来たのだが面倒なのでまあいいやの心境。でも今日遺跡から帰ってきてオールドマーケットからタケオGHまでトゥクトゥク、バイタク複数あたったが、いい値は片道バイタク1$、トゥクトゥク2$。簡単に歩ける距離にそんなに払っている観光客もいることを思えば遺跡観光1日チャーターで7$はそんなにボロ負け金額ではないかなとも思った。ただ個人的には5$で確保できなかったので今回の敗北は認めざるを得ない。その後、トゥクトゥクでオールドマーケット~タケオGHを、2000RでOKというのが捕まったのでそれでタケオまで行ってチキンカツ定食食う。

アンコール遺跡今日も大盛況 小回りコースのタプローム

今回のカンボジア訪問でトゥクトゥクはそれが始めての利用だった。高い乗り物という印象あったのだが、2000Rならもっと前から使っていたのに。プノンペン滞在で、つうちゃん食堂のカツカレー3$はついに食えずじまいで、ここに来てようやくの日本食にありつく。昨日の晩もピザなんか食っているし、1ヶ月程度の放浪なのに我ながら根性なしだ。


いまだ3年前の第3回廊状態のタケオ遺跡
サンライズはあの興ざめな足場のある写真を朝早く起きて撮りに行く気力なく今回はパス。3日券買ったんだが1日残して明日バンコクへ発つ。チケットはこのハオソッタで手配してもらい9$。このバス代は2年前より安い。

小回りコースにはいつもながらツアーの観光客であふれていた。今個人でまわる場合の主流はトゥクトゥクで、バイタクで回っている偏屈は私ぐらいだった。

またタプロムも大規模工事中で以前自由に練り歩けた構内が立ち入り禁止だらけになっていた。アンコールワットは午前中は逆光になるので、サンライズ以外いまいち画像しか取れない。なので午後最後に立ち寄った。順路規制に関しては、午後の訪問のせいか、訪問客も少なく、普通に正面から入って正面から出てきた。監視員も特に注意はせず、見て見ぬふりだった。並ばず横入りすることがトレードマークとなっている多数の中国人相手に順路規制なんてどこまで通用するのかな…とも思っていたし。守っているのは日本人団体ツアーくらいという感じか。

ツアーエリアの売店の料金は言い値は観光客料金だが、交渉で安くなる。500mlのペットボトルの水も、何の抵抗もしない「よい子」には1$(4000R)で売るし、チキンチャーハンも3.5$になるが、「高えよ、そんなんならいらねえよ」と抵抗する客には同じ水が1000Rに、チキンチャーハンが2$になる。


 今回は私の負けだ。1日7$チャーターの地元バイタク   遺跡群も人が少ない場所もある、アンコール遺跡群は広い場所に点在しているので
   



朝のバイヨン 人は少なめ。


    朝のアンコールワットからバイヨンへ向かうゲート             象トレッキングも盛況。徒歩より遅い。料金は以前10$だったが今はいくらなんだろう?


オールドマーケットからタケオGHまで2000Rのトゥクトゥク             タケオ食堂のチキンカツ定食3.5$ 今日も贅沢してしまった。       .




午後の紅茶味の甘いお茶0.9$、マンゴー2000R
ただバイヨン出口のような客のたくさん入っている店では値切り交渉はしにくい。私は今日はタプロム出口でチキンチャーハン2$で食べた。それでも地元価格の4倍なんだけど。

今日も大人向けジャングルジムとトレッキングで午後2時を待たずにくたくた。やはり暑さが体力を思ったより奪う。最近遺跡のレンタル自転車でのチャリンコ周遊目立つが、通常の体力の方ならアンコールワットとバイヨンくらいまでにしたほうが無難。自転車は快適なのは午前中だけで、小回りでも後半は結構きつい。特にバンテアイクデイからアンコールワットのお堀までが、疲労した状態での、「夏の合宿で先輩にしごかれている」状態になる。大回りなど確かに行けないことはないのだが、行けば多分後悔する。ただ個人差はあって、自転車ツーリングがさかんな欧州組の中にはバンテアスレイまでツーリング用自転車持ち込んでツーリングしていたのを見たことはある。

今はシェムで外国人にバイクレンタル禁止になったが、バイクが借りられた頃には大回りコースやバンテアスレイへの道はかなりぐっとくるツーリングコースだった。カンボジアに出回っているバイクは、形は原付なのだが排気量100ccなので結構スピードが出る。夕方誰もいなくなったアンコール遺跡内、大回りコースサーキットで、ノーヘルで当たる風が気持ちよかった。ちなみににプノンペンでは今もバイクレンタルOK。1日5$。ただ独特の交通様式があるのでスピードは出しにくい。

最近シェムリアップにカンボジアらしくないショッピングモールができていて、今日遺跡ツアーの後に行ってみる。


今日宿泊のハオソッタGH ダラGHから徒歩1分       ツインインサイドシャワーTV付で1泊5$ 冷蔵庫がない。   真っ黒で日本人にに見られない


名前はラッキーモール。食料品売り場は日本と変わらないか高いくらい。甘くなさそうなお茶500mlペットボトル0.5$(写真上)買ってみたがやっぱり甘かった。カンボジアではまだ甘くないお茶には遭遇していない。でも飲んでみたら「午後の紅茶」みたいでそれはそれでいけるかな…という感じ。充実野菜の缶入り見つけ0.75$なので買ってみる。日本より安くない?なんで?

今、外ででかいヤモリの鳴声「カッコー、カッコー」が聞こえる。10年前この鳴声きいた時には、「何でこんな夜中にカッコーが鳴いているんだ?」と思った。連日の土ぼこり吸引で鼻水が止まらん。カンボジア脱出で回復はするんだけど。明日バンコクへ。思ったより速い展開。

ラッキーモールの食品売り場      ラッキーモールの家電売り場 誰も客はいなかったけど…


 シェムリアップにショッピングモール出現 名前はラッキーモール まだテナントが埋まっていない。ラッキーバーガーはダラの前のピザ屋と同系列。


今日のアンコールワット


タプローム遺跡              タプローム遺跡           らい王のテラス

 2009年2月28日(日) 10時25分           前のページへ     次のページへ

カンボジア側のシェム発バンコク行9$バス シソポン郊外のボリレストランで
バンコク行きのバスに乗ってる。シェムリアップを出てから2時間たった。シソポンまであと少しといったところか。10分ほど前に停まった休憩所はクラランとのこと。今日の8時発とのことでスタンバイしていたが迎えが来たのは8時10分。シェム発は8時20分という感じだった。バスはスポーツクラブの送迎に使うようなミニバスで、せまい4人席10列という感じ。荷物を入れるスペースがないので通路は乗客のバックパックで埋まっている。乗客は私以外ほぼヨーロッパ組。多分タケオでチケット頼めば日本人だらけのバスになる。

シェム出発後、40分ほど日本と変わりないアスファルトが続き、その後しばしやや土煙のたつ道になるも、今はまた快適なアスファルトロード。こんないい道なのにバスの速度が遅い。さっきキャピトルバスに追い抜かれて、あっという間に地平線へと消えて行ったぞ。キャピトルバスはバンコクまで12$(このバスは9$)なんだけど。3$は急行料金か?休憩所ではトイレ500Rとのことで漏れそうな状態でなかったので利用せず。バナナチップが2000Rとのことで朝飯用に買う。朝は出てくるときにマンゴ1個食っただけ。

今工事中の重機の横を通過。シェム~ポイペト間がすべて快適なアスファルトロードになるのは時間の問題か。ポイペト~シェム間はバンコクエアウェイズの高額独占路線を確保するためにこの道を良くしないように圧力をかけていたという噂のあるルート。確かにストゥントゥレンのような田舎の道より、シェム路線が道が悪いというのは奇妙といえば奇妙だ。道理の通らない圧力は時代の流れに勝てなかったということか。

今シソポン郊外のバス会社と提携のボリレストラン。シソポンの山が見える。さっき休憩したばかりなのにもうボリレストラン休憩か?フランス人のおっさんが「早く国境へ行け」とドライバーと言い合いしていた。正直同じ気持ちだ。3時間で行ける所をこういうやり方で4時間かける。レストランではチキンチャーハンが8000R。手口は事前にわかっていても腹が立つ。道が良くなっただけそのいやらしさが強調される。この乗客の気持ちを逆なでする移動方法何とかならないのかな。

文句を言っても無駄なので、早々私はレストランの席確保して手持ちのみかんとバナナチップ食う。それに対して「注文しないのにテーブル使うな」といった意地悪はない。

タイ側のミニバンバス アランヤ~カオサンは4時間10分     ポイペトカジノ ロゴが渋いぜ

注文聞きに来たらなんか頼もうかとも思うも、特に聞きに来ないので手持ちの食料で済ます。到着時のボリレストランは大盛況で、複数のバスの乗客で小ぶりの体育館ほどのホールのテーブルはほとんど埋まっていた。ちなみにここのトイレは無料。ポイペトやアランヤでどうせまたバス待ちで無駄な時間すごす事のになるので飯はその時でいいか。8時20分にでて11時半にこのボリレストランにつく。私と同乗していた節約ヨーロッパ組は誰一人レストランで注文せず、バスの周りでとぐろを巻いていたので30分でバスはポイペトへ向かう。拍手。

 2009年2月28日(日) 17時27分        前のページへ     次のページへ
ミニバンバスでバンコクへ向かっている。さっきバンコクまで後106kmの標識。タイ側の休憩でようやく今日初の食事にありつく。屋台のローストチキン定食うまかった。ボリレストランでは何も食わず、国境でクイッティヤウでもと思っていたのに、ロンクルア市場の方には行かず、駐車場に停めてあるミニバンでバンコクに向かう。ここまで詳細時間経過はシェム発8時20分、シソポン郊外ボリレストラン発12時5分。ポイペト到着13時5分。タイ側国境発14時半…といった所。

シソポン~ポイペト間の道がほとんどアスファルトロードになっていて驚く。2年前とは激変だ。地平線まで続く道を逃げ水を追いかけながらの快適走行。車内で飛び跳ね続けるロデオ大会には、今回ほとんどならず。逆にすこし味気なかった。コムリエン~バッタンバン間は今でも4年前のポイペトと状況は変わらなかったけど。

シェム~ポイペトは余計な所で時間つぶさなければ3時間半ほどでついてしまいそう。そんな短い行程で2回も無駄に休憩入れるのでイラッと来るのだ。実際はその休憩のおかげで4時間以上かかってしまう。

2~3年前のネット情報はガセ情報になってしまう。激変のポイペト。

国境での出入国手続きも自分は早く終えても、乗車メンバー全部そろうまで出発できないので1時間半ほどかかった。イミグレの混雑はかなりのものでここ数年で最も混雑していた。


カオサン到着はまだ明るいうち
今またガソリンスタンドで給油。さっきしたばかりじゃねえか。本当によく意味のない停車で時間がつぶされる。この方向では提携ゲストハウス連行する必要もないわけだし、時間稼ぎする意味ないと思うのだが。

19時51分 バスはカオサンへ午後18時10分ほどに着く。朝の8時20分発なので所要は9時間50分ということになる。到着時まだ空は明るく、夕方といった感じ。ボリレストラン休憩4回(トータルでは1時間半くらい)と、国境での出入国のもたつき1時間半、合計3時間入れての時間。カオサンバスが500Bに値上げした理由がなんとなく判明する。あれだけ道が良くなったらどんなに頑張ってボリレストランで時間つぶそうと、シェムに明るいうちについてしまう。今までバス利用者は「暗いぞ怖いぞ」「危険だぞカンボジアだぞ」で提携宿に無理やり泊めさせられていた。しかし明るいうちについてしまうので、みんなそれぞれお目当ての宿に散っていってしまうのではないか。


またびー旅ドットコムをはじめとするネット情報で、カンボジアがそんなに危険な国ではないということも知れ渡ってしまった。「明るい、怖くない」なら提携宿に泊まる意味はない。反対方向のシェムバンコク9$(300Bちょっと)よりバンコクシェム500Bが高いのがよほど現状が痛い状況であることを示しているような気がする。経営大丈夫かヒルトンGH?

放浪しまくってかなり疲れた。ネット公開も程ほどにしてとおもいつつ、結局ふた開けてみれば連日公開に追われている。

カンボジアのマンゴ1個2000RR

でも楽しいからやっているのでまあいいか。帰国日が近づいている。とりあえず残りの日は休息に当てる。しかしカオサンバスの強制連行宿で1泊数ドルのシェムの宿ヒルトンアンコールGH。バンコクからシェム到着の際、市内中心部を通過するバスから途中下車をさせずに通り過ぎて、わざわざ郊外まで強制連行する爽やかゲストハウスだ。サダルのシルトンGHやヒルソンGHよりもど真ん中直球なのが潔くて美しい。


今日のバイヨン 2009年2月27日

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