2009年 バンレム・パイリン国境2 プノンペン
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後ろのバイクは人がたくさん載れるように効率のいい積載方法。2月22日バッタンバン午前11時頃

 2009年2月22日(日) 11時15分    前のページへ   次のページへ
今バッタンバンのバスターミナルでプノンペン行きのバスの出発待ち。結局国境コムリエンからは乗り合いタクシー200Bでバッタンバンへ。所要2時間20分。いきなり国境からプノンペンまでとなってしまう。今日朝起きて朝飯がてら早速パイリン方面行きのピックアップトラック探しに出る。するとやはり思っていた通り朝はピックアップトラックが盛んに客を探している。そして乗り場らしい所でいろいろ尋ねてようやく謎が解けた。

国境直近の村「パイリン」を指定してそこに行きたいと言うので、バイタクが400Bだとか言ってくるのだ。「パイリン」というキーワードを「バッタンバン」に替えると問題はすんなり解決した。この国境の町コムリエンから「バッタンバン」は「パイリン」の4~5倍の距離がある。

ここからはバッタンバン行のピックアップトラックも乗り合いタクシーもたくさん出ていて、パイリンにバイタクで行くのよりずっと安い金額でいける。別にパイリンに行かねばならない用事はないので、行き先をバッタンバンに変えてあたってみると、パイリンへの5倍の距離があるバッタンバンに行こうというバイタクはさすがにおらず、自然とピックアップトラックか乗り合いタクシーという流れになる。ピックアップトラックの車内もタクシーも値段はそんなに変わらないようだったので、今朝バッタンバン行乗り合いタクシー200Bで決断。

パイリンまでバイタクで煙幕の中をトロトロ2時間400B。5倍の距離のバッタンバンまで乗り合いタクシーで2時間20分で200B。迷う選択ではない。利用したのはタクシーというより乗り合い自動車という感じ(写真下)で普通のコンパクトカーに前列運転手入れて3人。後列4人乗る。前半3分の2は猛烈な煙幕の中の移動となるので、よほどマゾヒスティックな旅行者以外はバイタクやピックアップトラックの荷台は避けた方がいいかも。とはいいつつ私自身、アランヤプラテート国境開通(1998年だっけ?)当初、同じような状況のポイペト~シェムリアップで荷台にしがみついていたのだが…

コムリエン国境も朝は頻繁にピックアップトラックが出る。


前半延々こんな感じ。大型車の後につく場合1m先も見えなくなる。

その頃はパソコンも持参していなかったので今よりは移動でやんちゃができた。今回は根性なしにも煙幕の影響のない快適な乗合自動車を選択してしまった。車内はエアコンも効いており土ぼこりは全く入ってこなかった。



今日のバッタンバン プノンペンへのバス会社は複数ある。
昨日はタイ語からカンボジア語へのスイッチが切り替わらずに苦労する。ピックアップトラックのドライバー捕まえては交渉しようとするもカンボジア語が思うように出てこない。「えーっと、なんだっけ」とモゴモゴしているうちに、ぼったくりマンがワラワラよってきて、親切な英語で高額ぼったくり料金でスムーズに問題解決してしまう。まとまりそうな所で言葉につまっているとぼったくりマン登場で料金を吊り上げられるというパターン。

昨日寝る前にこれではいかんとカンボジア語の会話本引っ張り出して思い出す。今朝は多少よみがえり、さほどつまることもなくなった。ただ国境では結構タイ語を話すカンボジア人が多い。英語の交渉ではほぼぼったくり料金になる。日本語のみ身振り手振り気合組は格安交渉は難しい。

コムリエンからバッタンバンへの乗合自動車は私はあまりねばらず200Bで了解したが、交渉に時間をかければ150Bくらいにはなりそうな感じだった。ピックアップトラックの荷台の場合はさらに安くなる。ただ時間をかけているとぼったくりマンがよってくるのが難しいところではあるが。ぼったくりマンのペラペラ英語の紹介が間に入れば値段は倍になり、タクシー料金で荷台に乗せられる。また乗りあいタクシーやピックアップトラックは朝頻繁に出るので、コムリエンに午後到着の場合は翌日朝発にしたほうが買い手市場で交渉はしやすい。


パイリン、バッタンバンとユルユル行こうかと思っていたが、成り行きでいきなりプノンペンになってしまった。今バスは快適にプノンペンへととばしている。バッタンバン~プノンペン間は快適なアスファルトロード。今日はここ2日ほどできなかった日記の公開できそうだ。数日前までピピ島バンガローにいたのが嘘のよう。バッタンバンからプノンペンまでは20,000R。ドルで払って5$。

しかし実際今日、悪路を通って思ったが、あの煙幕の中をパソコン入ったリュック背負って2時間バイクの後部座席にしがみつくのは罰ゲーム以外の何ものでもない。400Bも払って現地のバイタクの苦行兼、小遣い稼ぎにつき合わされなくてすんでよかった。

今日私が利用した流星号。国境からバッタンバンまで200B
   




奥左が国境。 右の空き地が乗り合いタクシー、ピックアップトラック乗り場。コムリエン国境 09年2月22日朝7時半頃


きれいになったプノンペン 路上のごみが減った。 09年2月22日午後4時頃


 2009年2月23日(月) 6時49分         前のページへ   次のページへ

2男前にはなかったATM。プノンペン到着時、財布の現金が5000円くらいしかなかったので感涙。
今プノンペン。いつもの宿が4$から5$に値上げしていた。インサイドバストイレのファン部屋。キャピトルにも今は2$の部屋はなくなっていて、最安のトイレシャワー共同で3$とのこと。

昨日バッタンバンからプノンペンは5時間半。国境の町コムリエンからバッタンバンまでの2時間10分と、バスの待ち時間入れると8時間以上の移動となってしまった。しかし乗りあいタクシーやバスでの移動だったのでさほど疲れもなく快適にプノンペン到着。2年ぶり。

町がきれいになっているのに驚く。以前のプノンペンっぽくないコンベンションセンターのようなものも複数できていて、言い方はへんだが「首都らしい」町に変貌している。土の道が減りきれいなアスファルトになっていて道端にあふれていたゴミがなくなっているのが最も印象的。

以前のエキセントリックな雰囲気が減って個人的には微妙… ただありがたかったのは2年前にはなかった24時間対応のATM(写真上)が町のいたるところに雨後のタケノコのようにできていること。これはクレジットカード持参派にはとても便利。今まではわざわざ銀行窓口にクレカとパスポート持って行って、100$のキャッシングに5$の手数料取られて申請100$なのに、受け取る金額95$という悲しい状況が解消された。もちろん出てくる紙幣はリエルではなく米ドル。そして100$申請できちんと100$が出てくる。当たり前なんだけど。ただ日本に帰ってカード請求見るまでは信用してない。

バスでプノンペン到着時、手持ちの現金が日本円にして5,000円くらいしかなく、「日曜なので銀行休みだなあ」と思っていたところ、ATM発見したのでほっとする。早速利用で100$キャッシング。私は日本でキャッシングの経験は1度もないが、持ち歩く現金が少ないので海外ではしまくり。こういう時のカードは本当にありがたい。そして10$を町の両替屋で現地通貨リエルに替える。10US$=41,100リエル。気を利かせてもらって1,000Rを多数混ぜてもらって途端に札束をもつ身に変身。夜、キャピトルのフロントに行ったらなんとこのATM、キャピトルのツアーカウンター前にもありおった。引き落としは日本の銀行カードで口座からお金を引き落とす感覚。日本語対応はしていないが英語表示はある。


給食味のチキントマト煮
ママレストランでチキントマト煮食べたらライス付で9000Rになっていた。6000Rとびー旅ドットコムに紹介したのついこないだだった気がするのに。ぜんざいカンボジア版500Rだったのに2000Rもとられた。そういやよく行くクイッティヤウ屋もなくなっていた。

バイクや車で混雑の中。危なくない?

昨日ようやくネット屋からウェブ公開。公開できなかったのは2日なんだけどずいぶん公開してなかった気がする。1時間1500R。2年前のネット屋はノート接続不可とのことなのでキャピトルの通りをはさんで向かいのネット屋を利用する。


キャピトル前 ATMの看板が光る。


トゥクトゥク よく見ると結局バイクなんだけど。
11時30分 今プサートメイ(セントラルマーケット)まで行ってプノンペンの最新物価確認してくる。プサートメイまで地元系のバイタクと交渉した感じでは現在キャピトル~セントラルマーケット片道1000~1500Rが適性価格かと感じる。2000Rなら地元バイタクなら喜んでいく。ボリタクなら物価の高騰を理由に倍の料金は取られる。ガソリン代は原油価格暴落しているのになぜか高いまま1リットル3000リエル。でも4~5年前で1リットル2000Rでセントラルマーケットまで1000Rだったので1500R位は払ってあげてもいいかも。

今は観光客から強烈なぼったくりをしているのはバイタクではなくてトゥクトゥク(写真左)の様子。バンコクのように車ではなく、バイクに客を乗せるパーツをつけたもの。6人くらい乗れるリムジンスタイルのもある。セントラルマーケットから片道1500Rで帰ってきたところ、キャピトルの前でトゥクトゥクから声がかかったので値段確認。セントラルマーケットまで片道2$(8000R)だそうだ。値段聞いて立ち去ろうとすると「君はトモダチだから1$にしてあげよう」と優しい言葉で送ってくれた。レンタルバイク100cc1日5US$。

セントラルマーケット周辺は拡張工事中のようだった。そこでの物価はかなり高くなって一袋2000Rだった鈴カステラもどきが5000Rになっていたり。マンゴスチンが1kg7500R、マンゴー1個3500R。何でバンコクやパタヤより高いんだ?でも激安バックパックは10$前後と以前より微増といった感じだった。拡張工事のせいででかいクモのフライ屋さんはいなくなっていた。豆でひく2000R(45円)のアイスミルクコーヒーがうまかった。

バス料金もチェック。ストゥントゥレン37,000R、クラチェ24,000R。バンコク16US$。セントラルマーケット脇のプノンペンソーヤトランスポートで。今日は朝から快晴。プールにでも行ってこようかな。

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プサートメイ(セントラルマーケット)は拡張工事中。


 2009年2月24日(火) 7時16分         前のページへ    次のページへ

自転車タクシー健在だが、バイクの4人乗り、5人乗りは減った。
風邪をひいた。かなり強烈。昨日の晩はパソコンを開くこともできないほどフラフラだった。一晩寝て何とか回復するもまだいつもの元気はない。ここ数日疲れがたまってるなあとは感じていたが、こういう形でダウンするとは予想してなかった今日カンポトにでも行こうかとも考えていたがこの体調じゃ無理。回復するまでプノンペンに滞在することになりそう。

この症状には覚えがある。10年近く前、私がポイペトから始めてカンボジアに陸路入国した時にピックアップトラックの荷台に載って、舞い上がる土ぼこりをいやというほど吸い込んだ。その時シェムリアップについて翌日から3日間起き上がれないほどの強烈な風邪の症状に見舞われた。立ち上がることもできないほどフラフラで、旅の中断、帰国さえ考えた。症状は全くの風邪なのだが、多分大量の土ぼこりを吸い込んだことで、経験したことのない未知の土壌細菌やウィルスにこてんぱんにやられていた状態だった思う。

今回もその時と状態が似ている。1日寝て回復するくらいなのでそこまでひどくはないのだが、夕べの体のだるさと気持ちの悪さはその時と全く同じだった。3日寝込まずにすんだのは今回は乗り合い自動車でさほど土ぼこりを吸い込まなかったのと、以前の経験で免疫ができていたせいもあるかもしれない。

ただひっくり返るような症状に襲われたのは夕方以降なので昼間は普通にあちこち行く。

まだ元気があった昨日の午後はプノンペンウォーターパークへいく。平日3$、土日4$に値上げしていた。初めてここへ行った時(4年前くらい?)は平日1$、土日2$だった。2年前までは経営状況を心配してしまうほど、平日はいつ行ってもガラガラだった。なのに昨日は平日なのに結構人がいた。いつつぶれるんだろうと思っていたのに、入場者数は増えている感じだ。やはり子供が多く、車で送迎の「お金持ちのお坊ちゃま風」の少年もいたり、小学校低学年といった少年が現地通貨の札束を支払い窓口でまごまご数えながら支払ってもいたり。

3$は現地通貨で12,300リエル。入場料3$を普通に払える人々が増えてきているということなのだと思う。フリチンの小学生がいるのもここならでは。ピピ島行ったばかりなので余計に独特の味がしみた。

ウォーターパークまではバイタク片道3000リエルだった。あれ?2年前と一緒じゃん。キャピトルバスは現在最安ではなくなっているようでバンコクまで18$。午前中チェックのプノンペンソーヤが16$。

プノンペンウォーターパーク 市内から空港への中間地点にある。

夕方散髪屋さんチェックに行ったがやっていなかった。だるくなって部屋に戻るとそのままダウン。昨日はネットの公開ができなかった。


    ウォータースライダー 入場者数が増えた。     波のあるプール 以前は土日しか波はたってなかったのに。

プノンペン上空衛星写真 青い丸点クリックで日本語情報表示。キャピトル周辺を見る場合は拡大を。

大きな地図で見る

15時36分 いつもの散髪屋さんに行って散髪をする。4000リエル。2年前は2500リエルだったぞ。でも上のグーグルマップに「チップ込みで1$位払ってあげてね」と書いた手前、あまり文句も言えず素直に払う。今日切ってくれたベトナム人のおっさん(写真奥)は簡単なカンボジア語すら話さなかった。こっちの片言のベトナム語にだけ返事が返ってくる。この辺の地元食堂はベトナム人経営のがあったりと、プノンペンにはベトナム人が多い。出稼ぎなのかな?でもおっさん、プノンペンで暮らしてるんだから片言くらいクメール語話そうよ。

30分ほどでいい感じの刈上げになった。やっぱり最後はぴっちり七三分けにされてしまった。散髪屋さん出てからすぐ、ぐちゃぐちゃ~ってしたけど。今髪染め中。アラモアナのロングズドラッグで買ったレブロンのカラーシルクという初めての髪染め剤利用中。4$99とかで安かったので試しに一度買ってみたがここまで使う機会がなかった。アメリカ製なのでいつぞやのタイ製のような失敗カラーにはならないとは思うのだが。パルティーと違ってオイルのようなブリーチ剤(パルティーは粉)を混ぜて使う。

路上散髪屋さん。2年前写真を撮った時と同じおっさん2人組だった。


ママレストランのビーフシチュー9000R
つうちゃん食堂のカツカレー、とんかつ定食ともに3$に。既にバンコク並みの値段。なのに店内は昼時には日本人でそこそこ混雑していた。旅行者物価の上昇が特に顕著。でも今日のママレストランのビーフシチューライス付(写真左)は9000Rだったがうまかった。地元屋台でクイッティヤウは2000R、パパイヤは屋台のフルーツ屋で買うと1000R。以前とそんなに変わりはない。

この宿部屋のテレビで衛星放送のNHKが見れる。7時のニュースは日本時間と同じ時間(こちらの5時)に見ることができる。東京地方は連日雨。最低気温5度、最高気温9度。話は変わるが「ママレストラン」のオーナー、フットボールアワーのブサイク担当の方に似ている。今年もリオのカーニバル終わっちゃった。行き先候補にはあがっていたが、消滅する間際の高額の燃油税を払う気にならなかった。


王宮 2009年2月24日の夕暮れ

今日一日ゴロゴロしていて体調は大分回復してきた。夕方バイタクや自転車タクシー使って市内を散策してきた。キャピトルからセントラルマーケットまでバイタクで1500R。セントラルマーケットから王宮まで自転車タクシー(写真右)で3000R。王宮からキャピトルまで自転車タクシー(写真とは別)で2000Rだった。値切ればもっと安くなるだろうが病み上がりでそういう気分にもならなかった。

自転車タクシーはこいでいる本人より客の方が前になるので。夕方の混雑した無法状態のバイクと車の流れの中に強気で突進していく自転車タクシーに、ドキドキ感味合わせてもらった。特に2回目に乗った若者自転車タクシーは「どけどけ、おらおら」スタイルで、「うわ、ぶつかる」と何度もひやついた。

また逆におじいちゃんがこぎ手だと老人虐待しているみたいで、申し訳ない気がしてくる。電車の中にいたら席を譲らなければならないようなおじいちゃんにこいでもらうと、なんとなく申し訳ない気分になる。最初にセントラルマーケットから乗ったおじいちゃんタクシーには3000Rで乗ったのだがチップ込みで1$あげた。もちろん自転車タクシーにも観光客専門のぼったくりマンはいて1日観光とか行って市内をトロトロ適当に走って10$請求というような輩もいる。ただ見分けるのは簡単で英語がペラペラで異様に愛想がいい。地元民相手の自転車タクシーこぎは基本カンボジア語しかしゃべらない。

さっき髪を染めたレブロンのブリーチはいい感じに染まってぼさぼさ金髪が、きりっと金髪になる。

自転車タクシー セントラルマーケット→王宮3000R

キャピトルバス価格表 2009年2月24日現在

張り紙が示すようにコロコロ変わる料金、最新のキャピトルのパンフでもバンコクまで15$となっている。実際は現在18$。

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