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バリ島ATM インドネシアクレジットカード利用

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海外旅行でクレカキャッシング

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バリ島ATM クレジットカードキャッシングと現金両替比較

2013年 7月16日(火)
今回の私の38日間のインドネシア放浪で私は日本円の現金両替を一度もしなかった。すべて現地ATMを利用してのクレジットカードキャッシングで済ます。日本円は出国時に3万円だけ持っていったが結局その3万円は使うことなくそのまま帰国した。

旅が終わって帰国してクレジットカード会社から請求が来たのでATM利用時の現金両替とどちらが得になるのか比較してみる。今回私の使ったカードのはセディナマスターカード。金利年18%。今回は日割り金利を安くするために〆日間近にATM利用するなどの配慮は全くせずに必要な時に必要なだけ下ろすというスタイルだった。

海外でのクレジットカードキャッシングは、「国、利用するカードの種類、現地銀行ATM」の3つの条件で実際のレートが激変する。現金両替よりカードキャッシングのほうが得になるかどうかは国や利用するカードによって変わるので一概にどちらが得になるかと言えない。

もともと基本的にはVISAかMasterと提携したクレジットカードを使って現地ATMを利用するほうがカード会社にとられる金利分含めても両替する側が得になるようになっている。電子決済レートで両替したほうが窓口両替より両替する側に有利なレートになるし、余計な手数料やレートの加算がないからだ。




バリ島 クタ レギャン通り

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ただその本来両替するものが享受すべき電子決済レートのおいしいところを間に入った現地銀行やカード会社が持っていってしまう傾向がここ数年で増えてきた。いい例がタイの現地銀行ATM(写真左)の150B(450円)手数料。タイ銀行連合会が09年4月決定。しかしその後しばらく11年頃までシーラス、プラスのポリシーで手数料顧客転嫁としてこの150Bははねられていた。

150B手数料加算承諾画面が出てきてそこで承諾してもカード会社への銀行からの請求段階で拒否され実際に150Bは取られなかった。ただ銀行系国際キャッシュカードなどでは2009年4月決定直後からこの150Bは取られていたようだ。

しかし去年2012年6月頃からタイ銀行連合会加盟銀行のすべてのATMで150B手数料が取られるようになってしまった。なので2013年7月現在、タイではATMで現地通貨を引き出すより、レートのいい両替屋で現金両替したほうが得になる状況。タイ銀行連合会加盟していない新興外資系イオンATMなど一部例外あり。このページの下に実例と詳細説明。


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自分にとって使いやすいクレジットカードを確保する

この現地銀行の電子マネーのおいしい部分かすめとり(カード手数料顧客転嫁ともいう)は、オーストラリアやベトナムなどでは国が法律で認めていたりする。

PLUS(プラス)がVISA系、Cirrus(シーラス)がMaster系の電子マネーシステム。シーラス、プラスのポリシーも個別店舗の顧客転嫁は跳ねられても、国や銀行協会など組織が大きくなればそれも難しい。

ちなみに国際キャッシュカード発行元の銀行はPLUS、Cirrusシステムを借りているだけなので現地銀行がATM手数料とっても文句の言える立場にない。写真右はインドネシアスラウェシ島マカッサルのMandiri銀行前ATM。

こういう理由から利用する国や利用するカードによって実質レート(実際に両替で手にする現金)はかなり変わる。提携カードで入会や商品購入のついでに持たされるようなカードや、年会費無料や審査の甘さを売りにするカードは、無意味にあちこちで手数料が取られやすい。さらに加えてデフォルトで海外キャッシング分がすべて2万円くらいの低額リボ設定がされていて、何も知らずに利用するととんでもない金利が取られるようになっていたりする。海外クレジットカードキャッシングで損をする実例、オリコカードの例とその罠を避ける方法はこちら。


また銀行系の国際キャッシュカードやデビットカードも現地銀行手数料や日本の窓口銀行などの余計で高めの手数料が取られやすい。一度海外で使ってみて現金両替とどちらが得になるのか比較すればすぐにわかることなので、事前に自分にとって使いやすい良心的なクレジットカードを確保しておくことが必要かもしれない。

セディナ(OMC)やニコス、三菱東京UFJ、三井住友など大手のプロパー(提携でない直営の)カードが良心的な傾向あり。VISAかマスターカードのマークが入っていて、さらにクレカの場合キャッシング枠の設定がないと現地のATMは使えないので注意。

インドネシアのATM利用の場合は、低額リボ設定された極悪カードを使わない限り、タイの150Bのような現地銀行ATM手数料もなく、かかるのはカード会社の金利だけ。現金両替との比較は空港両替よりはクレカが得。クタのレートのいい両替屋だと現金のほうが得という結果に。金利手数料含めたカード会社からの最終的な請求額で比べている。以下今回の私の例で現金両替との比較実例。


インドネシアでの両替とキャッシングの比較 2013年5~6月
ATM利用場所 引出額 請求額(内金利分) 1万円換算
5/21 ングラライ空港ATM BNI銀行Bank Negara Ind  100万Rp 10,738円(248円) 93万1272Rp
5/21 ングラライ空港出口
日本円現金両替
92万Rp 10,000円(0円) 92万0000Rp
5/21 クタポッピーロード2
日本円現金両替
94.3万Rp 10,000円(0円) 94万3000Rp
5/27 クタATM Danamon RCCV Denpasar 150万Rp 15,468円(320円) 96万9743Rp
6/1 トラジャBRI銀行ATM Bank Rakyat 200万Rp 20,855円(373円) 95万9002Rp
6/10 マカッサルBCA銀行ATM Bank Central AS 125万Rp 12,705円(173円) 98万3864Rp

1万円換算とは1万円が手数料・金利込みでいくらの現地通貨になるかの額。利用のカードはセディナマスターカード。金利年18%。〆日間近にATM利用するなどの金利対策は全くせず。下のほうが1万円換算で得になっているのは円高レートになったことと〆日に近く日割り金利が少ないせい。



ングラライ国際空港出口前の両替屋。おばちゃんが全力で身を乗り出しておいでおいでをする。私のカードの場合〆日から遠い日にキャッシングしたとしても、ここよりATMのほうが得という結果に。



海外旅行で現地のATMを利用する

タイのような現地ATM手数料がほぼ強制的に徴収される一部の特殊な国をのぞいて、まだまだ現金両替をするより現地のATMを使った方が得をするケースが多い。

何より多額の現金を持ち歩く必要がないので私の場合は現地で手持ちの現金が数百円になること頻繁。途上国なのに周りにいる現地の方のほうが私よりずっと現金を持っている。この状況じゃカモオーラ出したくても出ない。現地ぼったくりマンや窃盗犯の類もカモにする気もうせてしまう。

日本のクレジットカードで現地ATMが使えるのはクレジットカードのキャッシング機能を使っているから。日本の自分の口座から現地銀行のATMを使って直接現地通貨を手にすることができる。写真右はインドネシア、セラム島、マソヒのBRI銀行ATM。セラム島にはATMのない村が多いのでここで必要な現金を手にしておくべき。


使っている電子マネーネットワークはVISA、マスターカードのクレジットカード会社系のもの。PLUS(プラス)がVISA系、Cirrus(シーラス)がMaster系の電子マネーシステム。なのでクレジットカードではない銀行系の国際キャッシュカード等を使うと遠回りになり、間に入ったそれぞれが自分の取り分を取ろうとするので使う側に余計な手数料が取られやすい。大手銀行自身も儲からないので国際キャッシュカード部門からはほぼ撤退している。

海外ATMで現地通貨を引き出したいならクレカでも銀行系カードでもデビットでもVISA、マスターカードのマークが入っていることが必須。

クレジットカードの場合、途中に入ってマージン取る隙間がないのでほとんどの場合現金両替より得になる。具体的に会えば同じ1万円がより多くの現地通貨になる。ただ最近タイの例のようにその隙間がない所に入り込んで手数料を取る傾向が出てきたので若干の配慮がいるようになった。


私のこれまでの経験で言うとクレカキャッシングより、現金両替のほうが得になるのは去年12年6月以降のタイくらい。

そのタイもそれ以前は150Bの手数料を取られなかったので、クレジットカードキャッシングのほうが現金両替よりも得だった。一部銀行系キャッシュカード除く。

話がややこしくなるので「私のカードの場合」と前置きしてのここ数年私が行った国でのクレカキャッシングのほうが得になる国は、ハワイ、韓国、ガーナ、トーゴ、ネパール、インド、ベトナム、ラオス。

同じくらいのレートなのがインドネシア。カードキャッシングの方が損をするのがタイ。ただ下に紹介のとおりタイであってもイオンATMを利用するなど抜け道はあるのだが。何度もいうようだがデフォルトリボの罠のある悪質クレカを何の対応もせずに使えばどこで使ってもクレカキャッシングのほうが損になる。また今後他国もタイのような現地銀行ATMが取られる方向に向かう可能性も考えられる。



アンボン ダウンタウンのMandiri銀行


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●びー旅つぶやき 21:35 2013/07/14

エアアジアのマイレージプログラム「BIG」で予約をする。7月14日までちょうどBIGのプロモキャンペーン中で5ポイントからフライト予約ができる。4リンギで1ポイントたまるのだから、5ポイントなら600円航空券購入分のポイント。激安で乗ってさらにそのポイントでフライトタダ券手に入れられるとはエアアジアはやはりすごい。

ただそういう激安ポイントフライトは日本国内線にはなく、マレーシアやタイのフライトに多い。激安フライト日は決まっているのでその日に自分のスケジュールを合わせる必要もある。右の例だと2月10日は5ポイントなのに2月9日は13,100ポイントと必要ポイントは全く違う。

私は来年のクアラルンプール~スラタニ片道を5ポイントで、バンコク~クアラルンプール片道を50ポイントで特典航空券確保する。2フライトタダ券確保したのに私のポイントはまだ1400ポイント以上余っている。特典航空券は完全無料ではなく大手と同じで空港税のほかに燃油税とカード手数料がかかるが、バンコク~クアラルンプールで3,000円ほど。キャプチャ取りながら確保したので詳細は近々びー旅ロードで公開する。


●びー旅つぶやき 4:38 2013/05/24

いつも投稿いただいているチョロさんから情報いただく。タイの銀行ATM(写真右はハジャイのATM)手数料150Bを取られない方法。
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2013年現在、タイのATMで現地手数料150BをとられないATMがあります。そのATMは「Aeon」です。「ジャスコのイオン」ですが、タイでは Tesco Lotusとか BigC に入っていることが多いです。B150はタイ銀行連合会が決めたもので、新興外銀のイオンは加盟していないのだそうです。自分の使用したカードは Jiyuda! (OMC) のマスターでした。

1万バーツを5/17に引き出し、5/20に繰上げ返済。円金額は、元本が \34731 (@2879)、利息\51 で合計は \34782 (@2875) となりました。5/17の円現金銀行レートで一番良いのが @2862、両替商(super rich)では@2910 だったので、十分使用に堪えるレートです。
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このチョロさんの言われている「タイの銀行ATM手数料150B」は導入(2009年4月から)当初はカードによってはシーラス・プラスの手数料顧客転化禁止ポリシーではねられていたが、去年2012年6月頃からすべてのタイ銀行連合会加盟の銀行で150B取られるようになってしまった。2013年5月現在150Bを取られないATMは「Aeon」のみ。ただ使うカードによって日本側で別途手数料取られたり、デフォルトで低額のリボ設定になっていたりするので注意は必要。チョロさん貴重な情報ありがとうございました。



透明度の高いアンボン島サンタイビーチ アンボンダウンタウンからアンコットで30分。



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ングラライ国際空港出口のBNI銀行ATM。ATM手数料はなくカード会社の金利のみ。空港出口の現金両替よりはその金利分含めてもATM利用のほうが得という結果に。


上の赤いRp. 50,000 は出てくるお札が5万Rp札ということ。このATMの場合1回引き落とし上限額は5万Rp25枚で125万Rp。


このATMは上にRp. 100,000とあるので10万Rp札で出てくる。このATMの1回引き落とし上限額は10万25枚で250万Rp。なぜかお札の枚数25枚が上限になっている。


Mandiri銀行ATM


インドネシアではコンビニにATMが入っている。バリ島クタ。



13年5月21日クタの両替屋レート。クタにはこの同じ日に100Rp以上のレート提示する両替屋もあるが手品まがいのやり方で札束が抜かれる両替詐欺の場合が多い。最近の手口は大量の小額紙幣使わずに5万Rp札を4枚づつ並べる方法が主流。

この時期はもっとも円安が進んでいた頃。1ヵ月後の帰国時は100Rp超えるレートになっていた。1円 = 101.20Rp (2013/07/16)



スラウェシ島 タナトラジャのBRI銀行ATM 手持ちの現金なくなりここで200万Rpおろす。



タナトラジャでATM利用


インドネシア セーラム島マソヒのBRI銀行ATM。




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