スラバヤ発のプルニフェリーはバリ島ブノア港にも寄港するがラブアンバジョまで行ってマカッサルに向かう。一月に3便しかないのも味がある。スラバヤからメラウケまでだと月に1便しかなく直線距離で約2,800km。実際の航路は途中寄港しまくりでくねくね回り込むので片道4,000km近くなる。往復だと8,000km。
前へ びー旅ロードトップ 次へ2013年5月5日(日)
先日インドネシアエアアジアで日本からフライト予約をする。デンパサールからスラウェシ島のマカッサル(ウジュンパンダン)まで往復8,835円。この金額はカード会社からの請求金額。片道だと4417.5円。デンパサール~マカッサルはライオンエアも1日2便飛んでいるが片道約6,000円とエアアジアより1,500円ほど高い。
スラウェシ島へはフェリー(PELNI)でも行ける。バリ島ブノア港からマカッサルへ2日(44時間)かけていく。ルートは直行するわけでなく、BENOA/DENPASAR
- AMPENAN/LEMBAR - BIMA - LABUAN BAJO - MAKASSARとスンバワ島ビマ、フローレス島ラブアンバジョ経由のマカッサル行。このフェリーはコモド島拠点のラブアンバジョにも寄る。
バリ島ブノア港からマカッサルへの値段は最安エコノミーでも片道271.000ルピア(約2,800円)。1等になると1.043.500ルピア(11,000円)とエアアジアの倍以上。2日間ホテル代は浮くんだけど。このフェリーは毎日出るわけでなく不定期に1~2週間に1度というようなペースで気まぐれ運行している。
PELNI は国営船舶会社で Pelayaran Nasional Indonesia の略。ちなみにペルニ の巨大フェリーは日本船中古でなくドイツ製新品納入。インドネシアGDP順位は16位で韓国15位の次(2012年統計)。タイ、マレーシア、台湾よりずっと上。人口が多いので1人当たりの所得(1人当たりの購買力平価)になると順位は下がるのだが。
エアアジアで1時間20分。プロモ料金だと4,500円。一方ペルニフェリーは途中寄港しまくり大回りで44時間、最安3等大部屋雑魚寝で2,800円。差額1,700円で所要は42時間の差。…ということで、無駄な修行はやめて素直にエアアジアでスラウェシ島往復を決める。
根性なしにも「味」よりも「効率」を優先させてしまう。こういう行き方をするとこのサイトを見ている方から「ぬるいぞ」と突っ込み入りそう。ただ今回の放浪の拠点をバリ島からマカッサルに移してからはいつもの放浪になる予定。まだ詳細は決まってないがフェリー使ってのバンダ海大航海も選択肢に入れている。時間に限りがあり、広いインドネシアなので適当にエア使わないと欲張りルートをこなせない。
マカッサルからバンダ諸島へプルニフェリーだと50時間、 EKONOMI Rp. 362.000。バリ島からメラウケ(ニューギニア島パプア州西海岸)まで所要は片道でも12日間かかり料金雑魚寝エコノミーで片道8,000円( EKONOMI Rp. 744.000)。ルートはBENOA/DENPASAR - BIMA - MAKASSAR - BAU-BAU - WANCI - AMBON - BANDA - SAUMLAKI - TUAL - DOBO - TIMIKA - AGATS - MERAUKE。この便はスラバヤ始発でメラウケまでは月に一度しか出ない。
ニューギニア島パプア州東海岸のジャヤプラまではライオンエアが飛んでいてマカッサルから往復約4万円。私は今回羽田からバリ島までエアアジアのプロモで2万5400円で往復しているのにこのフライトはちょっと微妙。ネット上に出てこないもっと安いスカイアビエーション、Nusantara
Buana Air(NBA)やメルパティ子会社 Sabang Merauke Raya Air Charter(SMAC)のような会社のプロペラ機がある可能性はあるが、そういうのはフライトスケジュールや運賃がネット公開されていないので実際現地へ行ってチェックするしかない。
インドネシア北部、赤道直下、ボルネオ島の東にスラウェシ島という「R」の端が切れたような形の島(画像右)がある。マナドの南約100kmが赤道。
スケールがぴんとこないが、島自体は縦820km。マナドからマカッサルまで道のりは1,716 km、車で不眠不休で直行して27時間。日本列島縦断と大差ない距離になる。エアアジアで飛べば1時間45分。
スラウェシ島は観光地としてあまり一般的ではないが、それでもマカッサルやマナド拠点のダイビングや、トンコナン家屋で知られるタナトラジャなどが有名。バリ島からのツアーも出ている。
ちなみに日本からのタナトラジャツアー8日間が燃油込みで18万円~、バリ島発2泊3日のタナトラジャツアーが880US$。日本からマナドへのダイビングツアー6日間が13万円~。
今回の私のスラウェシ島訪問でかかるフライト費用はエアアジアXフライスルー便でバリ島往復燃油空港税込み2万5,400円。インドネシアエアアジア利用でデンパサール~マカッサル往復燃油空港税込み8,835円。日本からスラウェシ島マカッサルまで燃油込総額で3万4千円で往復する。 びー旅で紹介しているほかの地域ほどではないが個人で行くのとツアーでいくのとではかかる費用はかなり違う。マナドからタナトラジャには地元バス代はかかるが多分片道1,000円程度。宿は800円位から。日本からのツアー総額としては4~5万円といったところか。値段詳細実録は近日公開。ネット上にはタナトラジャは「秘境」と紹介されているがそうなの? |
現地のインドネシアエアアジアフライトは日本から予約できる。エアアジアジャパンができたので予約は日本語でできるようになった。今回の私のようにすべて自分で航空券予約手配してスラウェシ島まで格安に行くことができる。こういった個人手配のいいところはバリ島もマナドもタナトラジャもマカッサルもバンダ諸島も1回1回日本から往復するのではなく、すべてまとめて1回の格安放浪ができるところか。ツアーだと高いのに弾丸でマナドだけ、タナトラジャだけ、となってしまう。それぞれに1回一人15万円かかるのでツアーで個別に回るとかなり金額はかかってしまう。個人で放浪するにはまとまった所要日数が必要なのが難点。 |
今回のインドネシアエアアジアフライト予約で感じたこと。やはり日本語予約になり、システムも日本人仕様に手取り足取り過保護状態に改善されているのでとても楽。金額表示も日本円で表示され、「東京~福岡」と「デンパサール~マカッサル」が同じ感覚でネット予約できてしまう。
エアアジアを頻繁に予約する場合にはクレジットカードを登録(1-Click機能)しておけば予約のたびに16桁の数字を打ち込む必要がなくなる。
クレカ情報登録方法
1,トップページでログインする
2,最上段に「マイプロフィール」へのリンクができるのでそこからマイプロフィールページへ行く
3,そのマイプロフィールのページ左の段からマイ1クリックカードというバナー(画像左端)からクレジットカード情報登録ページ(下)へ行く
4,そこでクレジットカード情報を登録。3枚まで登録可。反映まで若干時間かかるので登録後すぐにこの機能を使うことはできない。
インドネシアエアアジア(QZ)は預け荷物なしにして荷物代を0円にすることができない。必ず預け荷物を申請しないとならない。インドネシア国内線だと最安荷物代は15kgで422円。
バリ島クタのホテル、タマンアユⅡ(写真右)に国際通話で予約入れる。家電から0052料金通知で2分27秒、495円。高けえ。宿にメールもスカイプもないので仕方ない。予約金不要の当日払い。1泊1,000円。円安のおかげで実質値上げ。
14:46 2013/05/02
日本には「株主優待」という日本独自の変わった風習がある。企業の株を一定以上保有して株主になると配当金以外にその企業からプレゼントがもらえる制度だ。その内容はその企業の製品だったりサービスだったりする。チケットの場合期限があり、たいてい1年で失効するので、もらっても使わない株主はそれを金券ショップに売って換金する。なので株主優待券は株主にならずともそれを金券ショップで買えば手に入れることができる。
日系航空会社にもこの株主優待券がある。てっきり無料券かと思いきや、正規運賃の半額券らしい。なのでLCC競合路線だと株優使って乗ってもLCCプロモの倍の運賃になったりする。これじゃよほどその航空会社に思い入れがない限り金券ショップの株優使う意味がない。
LCCの活躍は大手航空会社の株主優待券の価値を激減させる。立場によってはLCCの台頭を快く思わないのは当然か。しかし一方でJALの国内線利用客数は増えているらしい。LCCに客を取られているということはないようだ。LCCに引っ張られて利用者が納得できる運賃になってきたからなのではないのかとも思う。
「自宅からインドネシアへ0052料金通知で2分27秒、495円。高けえ」…とかいたら知人から「500円近くとられるのなら、スカイプクレジットを買ったほうがいい。3分なら24円ですむ」と突っ込まれた。しかしスカイプアウト(スカイプから一般電話にかけること)は単価は安いが、前金でまとまった金額(1,500円以上)を前払いする必要がある。現時点で不要な通話分を前金で支払わなくてはならない。
今回もどうするか迷うも結局「クレジット購入案」は却下。で、単価あたり高くなるの承知で家電(いえでん)使う。495円<1500円 …なので。
私個人の持論だがスカイプは無料でなければ意味がない。クレジット払った時点でスカイプ戦略に乗せられてなんか負けた気がする。私は「スカイプを使っています。でも一円も払ってません」という状況を維持したいのだ。やはりスカイプネタは「完全無料の海外通話」のほうが味がある。写真右上はピピ島行ボートの屋上。私は早めに乗船し屋上で寝ていた。気がついたらお姉さんが足元に密集していた。
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約3000円で1時間45分で行けるのに3日かけて陸路で行くのはアホのすることじゃ。アホでごめんね。
QZは預け荷物なし0円にでけん。なんでやねん。15kg422円なんだけど。
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