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海外旅行とスマートフォン タブレット 高額請求の罠

旅のコラムびー旅ロード103 海外旅行とスマホ

スマートフォンとパソコンスカイプの違い


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海外旅行とスマートフォン タブレット 高額請求の罠smart phone

スマホ、タブレットとノートパソコンの海外ネット利用の違い

2013年4月5日(金)

海外旅行にスマートフォンは持っていくべきではない。日本で買った日本仕様のスマホを海外へ持ち出してパケット通信をすると高額の利用料金がかかるため。

海外では通話のみでも十分料金は高いのに、パケット通信でメールやインターネットを利用しようとすると恐ろしい高額請求の罠が多数待ち受ける。日本仕様のスマートフォンやパケット契約しているタブレットを海外で利用して帰国後数万円の請求例は数多い。利用者の意図に反してスマホやタブレットが勝手にパケット通信を始める仕組みがあるのも話をややこしくしている。そうならないためにはその罠を避ける必要があるがわかりづらく煩わしい。なので帰国後の高額請求を避けるもっとも簡単な解決方法は「持っていかないこと」となる。もちろん帰国後高額請求があることを承知の上での持参なら問題ない。

既に知れ渡っているように海外でのスマホや携帯電話利用で、日本で契約しているパケット定額制は適用されない。海外定額は出国前に別に契約せねばならず、ドコモの海外パケ放題で1日1,980円。1週間で13,860円、1ヶ月(31日)で61,380円。しかもこの値段はネットやメールのパケット通信代だけで帰国後の請求にはこのほかに通話料が別途加算される。注意が必要なのはこの提示されている金額は高額請求を避けるための安全策として提示されている金額だということ。もし海外定額の契約を忘れて何の設定もせずにスマホや、日本でパケット契約しているタブレットを海外へ持ち出すと、数日滞在の海外旅行でも帰国後数十万円の請求がされる場合がある。


海外旅行と携帯電話   スカイプで海外無料通話をする方法   スマホのない生活



ピピ島からはネット接続が無料でできるのでノートPC使えば日本へのスカイプ通話無料

海外での定額制が適用される現地ローミング会社は限られていてそれ以外のローミング会社につながってしまうと定額は適用されず、帰国後数万~数十万円の請求になってしまう。

スマホはインターネットをワイファイ利用で使っていても切れると自動的にパケット通信になるようにできていて、その制御が容易にできないので厄介。利用者の意思に反して勝手に高額パケット通信をしてしまうような頭の痛い被害例もあるようだ。

そうはいってもスマホが手放せない方は多いと思う。こんなはずではなかったとならないために海外に出る前に以下知っておくべきこと。

具体的な海外スマホ利用での高額請求から逃れる対処法としては、海外定額契約している場合は出国前に現地の定額適用ローミング会社にしかつながらないように設定しておく。ただドコモは12年7月からローミング契約のある全ての現地事業者で海外パケホーダイが使えるようになったので、海外定額契約している限りこの面倒な設定は不要になった。定額契約していない場合はパケット通信ができないようにデータ通信機能をオフにしておく必要がある。しかし高額請求被害例の中には設定したつもりなのにとんでもない高額請求があったというものもあり、現状は利用者の設定ミスに漬け込む揚げ足取り状態。




イグアスの滝 ブラジルから日本にかけるとスマホ通話料1分280円 海外パケ放題1日1,980円はそれとは別枠。宿にWifiあってノートPC利用ならメールもネットもネット回線スカイプ同士の通話も無料。

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海外スマホ利用の落とし穴

ネット上にある設定の解説もわかりにくく不親切。要するに「余計なことせずに黙って海外定額に入れよ」というスタンス。なので確実に高額請求の罠から逃れるには「海外にスマホを持ち出さないこと」となるのだ。

ちなみに海外パケット定額は世界中で適用されるわけでなくアフリカ諸国ではほとんど使えず、ネパールでもミャンマーでもベネズエラでもボリビアでも使えない。これは使えないというより定額契約している現地ローミング会社がないということなので、そこにスマホが勝手につながったりすれば1日5万円請求の罠にはまる可能性もあるということだ。

スマートフォンを海外へ持ち出して通話だけするならそこまで異様な請求にはならない。日本仕様のスマホを使って現地の携帯回線(パケットデータ通信回線)を使ってインターネットやメールをすることで高額になる。ネットしなくても勝手にパケット通信する場合もあるようなので事前の設定が必須。

スマホはパソコンの便利さを取り入れた多機能携帯電話だ。通話だけならスマホである必要はない。ELUGA X P-02E docomo 85,470円(税込)と私の13.3型、core i5、64ビットで10時間以上バッテリーのもつSSDノートパソコンより高く、ネットをしているとバッテリーが2時間しか持たない。スマホのバッテリー切れ対策のためにために本体よりかさばる充電器持ち歩く状況は滑稽だ。ちなみに私は現在スマホどころか携帯電話も持っていない。国内ではもっぱら固定電話を利用し、海外での国際通話は手持ちのパソコンを使ってスカイプ通話をしている。

長期の滞在でどうしても携帯電話が必要な場合は現地でSIMカード入れ替えタイプの現地仕様の携帯電話を利用するほうが費用はかからずにすむ。現地で通話料込みで3,000円くらいから売っている。また現地で現地仕様のスマホを買うのも手。初期費用はかかるが海外ローミングがからまないのでそこまで強烈な高額通信料にはならない。写真右上はオーストラリア、ケアンズ沖グリーン島。


スマホがパソコンに近づくようにその反対でパソコンのほうも最近は電話機能がついている。後者のほうが技術的にはずっと容易。具体的にいえばノートパソコンを使ってのスカイプ通話だ。私の例で言えばノートパソコンにスカイプとマイクとスピーカがデフォルトで入っているのでノートパソコンを使って無料の国際通話ができる。

ネットも通話も安くする簡単な方法は現地のパケットデータ通信回線を使わないこと。どんな途上国にもインターネット回線があるのでそれを使ってネットも電話もする方法がもっとも料金がかからない。実例でいえばスマホの代わりにノートパソコンを利用すること。私は最近の渡航はすべてこのノートパソコンスタイル。

最近は途上国の1泊1,000円以下の安宿にも宿泊客に無料で提供しているワイファイがあるのでそれを使えばインターネットも国際通話も完全無料。私はスカイプの通話品質は携帯よりずっといいと思う。

スカイプやLINEを利用しても、スマホ使って現地の携帯回線使えば、スカイプやLINEの利用料自体は無料でも、その裏に1日1,980円の海外パケ放題の支払いがあるので本当の意味での無料通話になっていない。インターネット回線を使ってのスカイプなら1日1,980円のようなわけのわからない支払いもない。また海外でノートパソコン持ち歩いてもテザリングで現地の携帯回線(パケットデータ通信回線)を使えば当然高額になる。格安になるかどうかの分岐は現地の携帯回線を使うのか、現地のインターネット回線を使うのかによるのだ。



ガーナ、ブルキナファソ国境のバオバブ

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スマホとノートパソコンのスカイプの違い

私はかつて国際通話のできる携帯電話を海外に持ち歩いていた頃もあったが、ここ数年手持ちのノートパソコンのスカイプを使って無料の国際通話を経験して以来海外に携帯電話を持ち歩かなくなった。スカイプにも完全無料で通話にするには双方がスカイプ環境が必要だったり、通話相手がパソコン立ち上げてログインしていなければ呼び出せなかったりと携帯電話ほど確実につながらない欠点はある。

スカイプからでも一般電話にもかけるられるが無料でなく通話料金が必要。前払いでクレジットを122分通話分300円(国内固定の場合)購入せねばならない。それでも帰国後数万円請求されるスマホよりはずっとましだ。

ちなみに私はスカイプは無料じゃなければ意味がないと思うので今のところ無料通話以外したことはない。海外からの無料通話は米国(ハワイ)、インドネシア(ジョグジャカルタ)、タイ(ピピ島、トラン)から日本へかけた。いずれも15~30分ほど通話したが宿提供のワイファイを使ったのでその通話料は完全無料。写真右上はタイ南部、シミラン諸島ミアン島のビーチで持ち込んだコンビニ食材の朝食食べながら日記を書いているところ。私がスカイプで通話しているパソコンは写真のDELLのパソコン。画面モニタの上にウェブカメラがついているのでテレビ電話にもなる。スマホを使えばハワイの場合1分140円なので30分4,200円。これに別途海外定額1日1,980円って、一方は無料なのにこの構造何かおかしくないか?



オーストラリア ゴールドコースト

実際の国際電話無料通話実録
ハワイでスカイプ    ジョグジャカルタでスカイプ    ピピ島でスカイプ
トランでスカイプ    スカイプで海外無料通話をする方法


やはりこれだけ差があれば先にあげたスカイプの難点は十分埋め合わせできていると思う。スカイプアウト使えば小銭はいるが世界中の固定にも携帯にもかけられるし。

ネットやメールに関してはスマホよりパソコンのほうが本業。その利用に当たっての使い勝手は国際通話ほどの差はない。画面も大きいし電池も持つのでパソコンのほうがメリットは多い。パソコンならネット環境がある限り海外定額のないアフリカからでも無料のテレビ電話が可能だ。なによりパソコンは利用者を無視して勝手に高額なパケット通信を始めない。

また最近海外用WiFiルーターのレンタル1日680円というものが出現しているが、現地の宿提供のワイファイが0円で使えるのにそれを持つ意味が私にはよくわからない。

航空機の機内でのインターネットサービスが少しづつ進んでいる。JALが米国やジャカルタ線で既に導入。4月以降には欧州便にもできる。ANAも夏までには機内WiFiがお目見えする。いまさら?との思い。

個人的にびっくりなのが機内ワイファイは有料でJALで1時間11.95$、24時間21.95$。デルタで24時間14$ということ。空港でも現地の宿でも24時間つなぎっぱなしで無料なのに?成田や羽田で2時間500円のワイファイサービスが廃れたばかりなのにそこから学ぶものはないのか?トルコ航空は機内ワイファイ無料らしい。途上国の1泊500円の安宿で無料で使えるインターネットに1時間11.95$はきっついぞ。使う人いるのか?あ、いるか。多分海外パケ放題1日1980円払う人たちだ。

そういや最近は途上国でも宿やレストランに無料ワイファイが普通にあるのでネット屋に金払ってインターネットをすることがなくなった。海外でスマホやタブレット利用してインターネットにお金を払う人はお金持ちというよりただ単に要領の悪い旅行者ということになりつつあるのではないかと勝手に思う。



ピピ島 定宿の衛星回線の Wifi は2年前までは1分3Bだったが今は宿泊客には無料

◇びー旅つぶやき

0:53 2013/03/31
先日エアアジアがバンコク発着の日本路線を模索中という投稿いただいた山田さんから追加情報いただく。

3月30日から、成田シャトル(1000円京成バス)が、ダイヤ改正で成田発23便から45便に増えました。そして午前10時から午後8時まで、20分間隔での運行です。また、東京都心発の深夜早朝便は予約ありですと900円みたいです。

セントレアにLCC専用ターミナルを建設をするようです。2014年度中完成予定だそうです。また先日のバンコク発エアアジアXの続報ですが、既に、A330型機を7機の導入を決定しています。この新機種が、バンコク拠点の飛行機になる模様です。かなりクアラルンプールのほうが飽和状態であり、逆にドンムアンのほうはスロットに余裕がある関係のようです。

…とのこと。エアアジアバンコク直行便は羽田でなくLCCターミナルのできる名古屋になるのか。既にLCCターミナルのある関空の可能性も。でもやはり羽田に来てほしい。3空港ともでもいいけど。山田さん度重なる情報ありがとうございました。



102. LCCと成田空港   びー旅Top   ロード2013   104. エアアジアプロモ2014







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ヌプツェと私 2003年


ガーナ、ブルキナファソ国境のパガでバイタクのお兄さんと。ブルキナ人なので会話はフランス語。写真撮るとカッコつけるので笑顔が消えて雰囲気が変わる。実際話している時のフレンドリーな感じと後で見る写真の印象はかなり違う。2011年11月メタボでやばかった頃。



かぼちゃプリン サンカヤーファットーン1個30円。カンボジア(ルパウソンクチャー)が有名だが、タイにもある。プーケットタウンで。




朝のチャイ パハールガンジ